一次期iso14001nawata02.cafe.coocan.jp/.../iso14001_fdis2015_0804.pdf凶iso 14001...

23
Greenfutures 2 01 1 ; 的♂ゑ:事アラ1" ISO/FDIS14001 :2015 の解説 一次期 ISO14001 に必要となる組織の対応一 M TC207/SC1 国内委員会 吉田敬史 委員長 (合同会社グリーンフューチヤーズ) CoDvriaht @ Takashi Yoshida 自次 Grecnfut ¥l res 2015 年改訂(注)の経緯と概要 ISO/FDIS14001 :2015 の解説 ; (注) 日本規格協会では、 2015 3 18 日から 改正の用語の表記をJISZ80021 こ基づき 次のよう に統一し、使い分ける 。 JIS の場合「改正」 ISO IEC の場合「改訂」 coDvriaht @ Takashi Yo 抽出 2 (抹)テクノファ I SE44[2015.07.29 版]

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凶Greenfutures

201 fï今~/咋

1;,的♂ゑ:事アラ1"

ISO/FDIS 14001 :2015の解説一次期ISO14001に必要となる組織の対応一

M

TC207/SC1国内委員会

吉田敬史

委員長

(合同会社グリーンフューチヤーズ)

CoDvriaht @ Takashi Yoshida

自次Grecnfut¥lres

• 口

2015年改訂(注)の経緯と概要

ISO/FDIS 14001 :2015の解説

; (注) 日本規格協会では、 2015年3月18日から改正の用語の表記をJISZ 80021こ基づき次のように統一し、使い分ける。

JISの場合「改正」

ISO、IECの場合「改訂」

coDvriaht @ Takashi Yo抽出 2

(抹)テクノファ I SE44 [2015.07.29版]

凶 ISO 14001 2015年改訂までの歩みG問 enFlltllres

年・月 180 14001の経緯 備考

1993年6月 ISO TC207設立"規格開発開始 1992年~経団連で検討・支援体制確立

1996年9月 ISO 14001初版発行 1996年7月16日経団連環漬アピール

1999年 経 団 連 支 援 体 制 終 結

2000年6月 第一次改訂決議 初版の要求事項の明確化とISO9001:20∞と

の整合性向上に限定

2004年11月 2004年改訂版発行

2011年6月 第二次改訂決議 '2011/8-11加盟国投票

(共通要求事項を適用した全面改訂) →賛成45,亙盆Q,棄権4,で承認

2014年6月 8回の改訂WGを経て国際規格案回付 8/28 -11/28 ISO加盟国投票→承認

2015年2月 第9回WG会合(東京開催) 2/2-7東京大学山上会館で開催

2/9国際シンポジウム(経団連ホール)

2015年4月 第10回WG会合(ロンドン)最終会合 7/2-9/2最終国際規格寮加盟国投票

2015年7月 2015年9月16日改訂規格発行予定 (2015年11月初日 JIS公示予定)

IAF ID 10:2015 ISO 14001 :2015認証の移行計画の指針 移行期間は改訂規絡発行後 3年間

(2015年2月27臼公表、 JAB邦訳版 3月3日公表)

Copyright @ Takashi Yoshida

官7長'':';"t: /計LぐみDjトれ詰全,

I ISO/FDIS 14001の構成凶(下線なし黒字 .附属書SL規定の共通要素、 下線付き宜主・環境固有の細分箇条)

GrecnFlltllres

度玄

L益且箪盟主』頃湿盆

4.1組織及びその状況の理解4.2利害関係者のニーズ及び期待の理解(3環援司、ヲメ:;~シスヂ1. 05;適用範囲況説定4.4環境マネジメントシステム

5 'J~':Iーシップ5L'l了竺rシップ亙y.コミットメント5.2重量方針5.3組織の役割、責任及び権限

6計画6.1リスク及び機会ベの取組み

鎧益l亘6.1.3鵬守轟務

局14殴細みの計画策定

6.2環境目標及びそれを達成するための計画策定

旦率上J重盗且盤62.2 HI埼目標巷造成するための取組みの計画第定

7 支援7.1資瀬

7.2力量

7.3認識

7.4コミュニケ ション

立よニ盤74.2肉部コミュニケーション74.3外部コミュニケーション

7.5文書化した情報7.5.1一般

7.5.2作成及び更新

7.5.3文書化した情報の管理

8運用8.1 運用の計画及び管理

B 2 緊魚事餓への準備及び対応

9 パフォーマンス評価9.1監視、測定、分析及び評価

包よニ盤組ム風笠避鑑9.2内部監査

些よ二盤92.2肉部鞍杏プロゲラム

9.3マネジメントレビュー

10改善

盟よ二盤10.2不適合及び是正処置

1且31継続的改善

3

(株)テクノファ 9 M SI>44 [2015.07.29版]

凶 改訂による主な変更GreenFuture.s

ISO 14001の改正スコープ、スケジュール及び変更点に関する情報文書

[TC207/SC1の公開文書 JSAサイト(14001ファミリー規格開発情報)で邦訳版公開]

己主正によってどのような変璽が出てきているのかつ (Whatare the ememing char田esつ)

戦略的な環境管理

リーダシップ

環境保護

環境パフォーマンス

ライフサイクル思考

コミュニケーション

文書類

ISO 14001 :2015のための移行計画のガイダンスCIAFID 10:2015)

[lAF :2015年2月27日公表. JAB:邦訳版を3月3日公表]

改訂版では重要な(significant)変更が行われている→上記7項目を転載(1 序文)

ISO 14001:2015では、 プロセスアプロ チ存通して、システムの有効性の宴誼の必要性とリスク

ベ ス思考の適用存促進している(4.3 認定機関に対する手引き)

Copyright @ Takashi Yoshida

凶GreenFutures

口 2015年改訂の経緯と概要

圃 ISO/FDIS14001 :2015の解説

Copvriaht @ Takashi Yoshida

5

6

骨量)テクノファ 3 SE44 [20日 07.29版]

凶G reen F lItll res

1. 適用範囲

1 適用範囲

2 引用規格

EMSの意図した成果 免政..,t!ii7/..会成果、組織の環境方針に整会するとともに、次の事項を含む

環境パフォーマンスの向上

順守義務を満たすこと

環境目標の達成

• A3 (概念の明確化)

これらは,最低限の中核となる成果であり,組織は,各々の環境マネジメントシステム|

について,追加の意図した成果を設定することができる。 I

2 引用規格

なし

Copvriahl @ Takashi Yoshida

凶 3. 用語及び定義GreenFlItllres

3. 用語及ぴ定議(概念区分による用語配事IJ~採用)

3.1 組織とリーダシップ 3.2計画に関する 3.3支援と運用に 3.4パフォーマンス評に関する用語 用語 関する用語 価と改善に関する用語

3.1.1マネジメントシステム 3.2.1塁塁 3.3.1 力量 3.4.1 監査

3.1.2環境マネジメント 3.2.2環境側面 3.3.2 文書化した情報 3.42適合

シスTム 3.2.3環境状態 3.3.3ライフサイクル 3.4.3 不適合

3.1.3環境方針3.2.4環境影響 3.3.4外部委託する 3.4.4是正処置

3.1.4組織3.2.5 目的(目標) 3.3.5プロセス 3.45継続的改善

3.1.5 トップマネジメント3.2.6環境目標 3.46有効性

3.1.6利害関係者3.2.7 汚染の予防 3.47盗塁

3.2.8要求事項 3.4.8監視

3.2.9順守義務 3.49 j~IJ定

* 3.2.10 リスク 3.4.10パフオマンス

If 3.2.11 リスク及び機会 3.411 翠塗パフォーマンス

. (青字)下線付き用語が環境問有 *“手l慎"の定義を削除

Copyrighl @ Takashi Yoshida

7

8

(株)テクノフア 4 SE44 [2015.07.29版]

凶 規格を理解するうえでの基本事項

附属書A.1(一般)

この規格の要求事項は,システム的,又は全体的な視点から覧る必要がある.

利用者は,この規格の特定の文叉は筒条多4IIIの箇条左切り離して読まないほうがよい

箇条によっては, その箇条の要求事項と他の筒条の要求事項との簡に相互関係が

あるものがあるー

4・ι環境方針で、のコミットメントを確実に実行するための,要求事項聞のつながり。

萎求事項のフローを理解する。

規格を通じて、多数の箇所に織り込まれているテーマがある(下記は例)。

ー組織とその状況の理解

ー順守義務を満たすこと

ーコミュニケーション

一変更のマネジメント

CoDvriaht @ Takashi Yoshida

凶 規格を組織で、適用する場合の基本事項

附屋書A.2(構造と用語の明確化)

この規格には,その筒条構成や用語存組織の環境マネジメントシステムに適用

きれるという要求事項はない

組織によって使用きれる用語芥この規格で侍用詐れる用語に置き換えることは

要求きれていない

組織は,例えば, “文書化した情報"ではなく,“記録'¥“文書類'¥“プロトコル"など,

それぞれの運用に適した用語を用いることを選択できる

(ほlま同織の内容がISO!FDIS9001の附属書Aでも述べられている)

...... 事業プロセスへの統合や、経営戦略レベルでの取組み存進めるには‘縄格用語から

離れて、組織の役員室や事業プロセスで通常使われている言葉でEMS存確立し、運用

することがEMSの形骸化防止のために不可欠である

CoDvriaht @ Ta岡山iYoshida

9

10

(株)テクノファ 5 8E44 [2015.07.29版]

っか油、"J

wa/?Jrf 宝TすとL1.1: rl.色

凶 計画段階の要求事項のフロー

f-EMSが意図した成果を達成できるという、1

1 確信を与える 1

1・外部の環境状態による影響を含め、 1

1 望ましくない影響を防止又は低減する :

い継続的改善を達成する

-ーーー喧晶ーーーーー・官

組織及びその状況の理解

・外部の課題 干 +翠撞並鐙・内部の課題 」

利害関係者のニーズ及び期待

の理解

'EMSI二関連する利害関係者

.その期待とニーズ

+順守義務 となるもの

環境目標

{経営戦略~ 環

Ii頂守義務境 !組織の活動

保IJ製品 商|吋… IJ面サービス

運用管理

その他

Copyright @ Takashi Yoshida 11

匂 20('同 ぺ" víι.?~常( , i町村

tmdt併

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFlltllres

ISO/FDlS 14001 要求事項、

4 組織の状況 'EMSの意図した成果を達成する組織の能力に影響する内部・外部4.1 組織及びその状況の理解 の課題を決定する

王、主命ゑM.., -課題にはs組織の髭響牽受け金主又は組織に髭響査与え主益還壇

状態査含む

4.2 利害関係者のニーズ及び 'EM笠.=関連する利害関係者と、そのニーズ及び期待を決定する期待の理解

-一一ズ及び組待の虫から当A!!鐙の崎守義務とt.f.2辛のまi丞定す盃

4.3 EMSの適用範囲の決定 -適用範囲の決定に際して以下を考慮する

-4.1/4.2、組織の単位当 機能注地理的埴界ョ及び組織の活動・製品及びサ ピス、管理・影響力

-適用範囲査定めたら主その虫の全ての這動ヨ製品及びサービス査

EMSIこ含める

-適用範囲は当型l害関係者が入手可能

4.4環境マネジメントシステム -必要なプロセスとその相互作用を含む、 EMSを確立し、実施し、

維持し、継続的に改善する

' EMS査確立・実姉・維持す~際,...1Jと4 .2 で得られた知識査考慮

,主]阻宣差益l左差まれてい{,) = 2004空陸の「i圭白星話組織が国主主玄hl::のi出の要丞事!!.J主困じ

Copyright @ Takashi Yoshida 12

(t朱)テクノファ 6 SE44 [2015.07.29版]

凶 4.1及び4.2の要求事項の意図G I"ee n F 11 t nl"es

A.4.1組織とその状況の理解

4.1は,組織が自らの環壕責任牽マ杢ジメン卜す蚤方法に対して好ましい又は好ましくをい影響査与え

る可能性のある重要な課題についての信己τtldZ目概念的な理解を提供することを意図してい

る。課題とは,組織にとって重要なトピック,討議及び議論のための問題.又は環犠マネジメントシス

テムに関して設定した意図した成果を達成する組織の能力に影響を与える,変化している周囲の状

1&である。

A.4.2 利害関係者の一一ズ及び期待の理解

組織は,1関連すると決定しだ両部及ぴ外部の利害関係者から表明ぎれた一一ズ及び期待についての

見込げをわb叢細でみよ高LLペJm豆暴得ることが期待されている。組織は 得たそ

の知識を,これらのこーズ及ぴ期待の中から順守しなければならない又は順守することを選ぶもの,

すなわち組織の順守護務となるものを決定するときに, 考慮することとなる(6.1.1参照)。

Copyright @ Takashi Yoshida 13

凶 EMsrこ必要なプロセスGreenFlltllres

4.4 環境マネジメントシステム

組織は,この規格の要求事項に従って,必要なプロセス及びそれらの相互作用を含む,環境マネジメント

システムを確立し,実施し 維持し,かつ1 継続的に改善しなければならない。

附属書SLコンセプト文書 4.4

要求事項のコンセプト 手引、例又はj主釈

マネジメントシステムに関するこの箇条の意図は、 MSSIこ適合した有効な MSSにおいて確立すべき最低限のプロセマネジメントシステムを構築する要素となる、“必要だが足りる穂摩"の スの例には、次の事項が含まれるロ一連のプロ主スの作成に薗還すゑ包括的主要求事項査規室主~主であ マネジメントシステムプロセス(4.4.)る。 一 運用の計画及び管理のプロセス、こ

れには外部委託したプロセスも含まれ組織は、マ才、ジメントシステムの要求事項を事業の中にどこまで詳細に、 る(8.1)かつどの範囲まで統合するのかも含め、マネジメントシステム要求事項をどのように満たすかについて決定する権限、説明責任及び自主性を持つ。

規格作成者は、各々の分野固有のMSSにおいてマネジメントシステム又はそのプロセスに関する追加の要求事項を規定しても良い。

MSSの原案作成時には、 」の 主照することで複数の箇条において相l.il.!i..プロ主スs 手阻ョマ会ジメン~スzムド閏」工当“・ ・ ・査確立」泊緋持しs継続的f:::改善する"といった文言査繰日返す必要査固滋で童益』とに留意するとよい。 点、 4

(中宋)テクノファ 7 8844 [2015.07.29版]

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項Grrenfutllrrs

ISO/FDlS 14001 要求事項

5 リーダーシップ トップは、 EMSI二関するリ ダ シップとコミットメントを実証する5.1 リーダーシッブ及び (わ EMSの有効性に説明責任を負う

コミットメント②環境方針及び環境目標を確立し。組織の状況・戦略との整合

を確実にする

③ EMS要求事項の、組織の事業プロセスへの統合を確実にする

④ EMSIこ必要な資源が利用可能であることを確実にする

⑤有効なEMSへの適合の重要性を伝達する

⑥ EMSが意図した成果を達成することを確実にする

⑦ EMSの有効性に寄与するよう人々を指揮し、支援する

⑧継続的改善を促進する

⑨管理居・がその責任領織でリーダーシップを実証するよう支媛

-注記事業とは,組織の存在の目的の中核となる活動

CODvriaht @ Takashi Yoshida 15

凶 経営者の責任(補足)GreenFl1tl1res

附属書A.5.1Cリーダシップ及びコミットメント)

リーダーシップ及びコミットメントを実証するために,トップマネジメント自身が関与又は指揮することが

望ましい,環境マネジメントシステムに関連する特定の責任がある。

トップマネジメントは他の人にこれらの行動の責任容委謹しでもよいが。それらが実施されたことを

確実にすることに対する説明責任はトップマネジメントが保持する。

附属書A.3(続念の明確化)

“確実にする"“確保する"(ensure)という言葉は責任存季謹することができるが,盈盟重丘l三

ついては歪議室主主ど三とを意味する。

【参考】 JISZ 26000:2012 2.1説明責任(accountability)

決定及び活動に関して。組織の統治機関規制当局及びより広義にはそのステ ウホルダ に対して責任のある

対応のとれる状態。

state 01 beina answerable lor decisions and activitieli. to the organization's goveming bodies, legal authorities

and, more broadly, its s凶陥holders

Copvriaht @ Takashi Yoshida 16

(株)テクノファ 8 SE~4 [2015.07.29版]

凶 事業プロセスへの統合Greenfutures

IS017021に基づく新認定システムの適用にあたっての見解(JAB 2007年4月13日発表)

1.組織のマネジメントシステム

-規格要求事項の視点から組織のMSを捉えるあまり、ともすると組織の本来業務とは別の異なる

仕組みとして、規格ごとに個別に構築、運用するケースが見られ、また第三者による認証審査も、

これを見過すばかりか、むしろ助長しているとの利害関係者からの意見も見られる。

-本来、組織のMSI立、組織のビジネス及び組織が社会の一員として行う付帯業務をマネージする

主丘二三のシステム

MS規格の萎求事項!立、各々 の段階で第三者認証を受けるか否かではなく、組織のビジネスの

流れに某づいた一つのMSの中に組み込まれ、統合一体化されて、初めて有効に機辞する

2 ビジネス全体の視点からの審杏

ビジネス全体のニーズとMS規格の要求事項のつながりをプロセスアブローチ的に審杏する

3 マネジメントシステムの有効性の審査

-システムのパフォーマンスが向よしているかどうかで判断

・規格の規定要求事項に対する一致のみを確認するような審査では有効なMS審査とはいえない。

Copyrigh! @ Takashi Yoshida

凶 事業プロセスへの統合Grcenfutures

事業プロセスの構造化・可視化が出発点

プロセスの表現技法は多篠(フローチャート → UML,BPMNへ)

事業プロセスは組織毎に固有(事業プロセスの有効件止効率怜が章者争力の源泉)

【事業プロセスのマクロモデル】ー' 一一一一一一一一一一「 会社法

17

経営企画・管理プロセス片J J(ガパナンス・内部統制)| :業務の適正を確保す仰の体制

E吟|

(株)テクノフア

t ~ -哩基幹業務プロセス(製品サービス実現) I吟|号Eビス

Copyrigh! @ Takashi Yoshida

(価値の提供)

設備の維持管理ユーティリティ運用管理公害防止・廃棄物管理経理(管理会計)、など

18

9 SE44 [2015.07.29版]

凶 事業プロセスへの統合(経営レベル)GreenFlItllrcs

組織(企業)の通常の経営管理体制l

' 最高意思決定プロセス(体制・規則)

コーポレートガパナンス

株主総会、取締役会、執行役会議、理事会など

ISO MSS

組織の状況

リーダシッブ環境方針・環境目標

マネジメン卜レどユ

コンブライアンス体制・規則 順守義務・順守評価

業務監査体制・規則

ー 0・l・監査役、監査役室

部l 仁主主主統'

制全社リスク管理体制・規則

-事業継続計画、など

内部監査

リスク及び機会

文書化した情報コミュニケーション組織情報管理体制・規則

州 人事・人事評価規則Copynght巳)Takashi、向shida ~士主竺 n

ud

31111Mq

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFlItllres

ISO/FDIS 14001 要求事項

5.2 環境方針 トップは還撞方針を確立する

.)組織の目的丞ぴ1組鎗の活動E製品丞ぴサービスの性質E 規模E環境影響査含主L.組織の状況に対して適切

b)環境目標段定のための枠組みを示す

c)汚染の圭防.&ぴ組織の状涯に固有益環境保護に対するコミットメント査含室。

注鼠これにl主持続亙能主重源の霊|圏~候変動の緩和及び気候変動への滴応生物愛様性及び生態系の保謹事含み得る

d)順守義務事満たすことへのコミットメントを含む

e)環撹パフォーマンス杏向上させるための, EMSの継続的改善へのコミットメントを含む

環境方針は次の事項を満たす

ー文書化した情報として維持する

ー組織内に伝達する

ー 利害関係者が入手可能

5.3 組織の役割、 トップは関連する役割に対して、責任、権限を割り当て、組織内に伝達

責任及び権限 次の事項に対して,責任及び梅限を割り当てる

一規格の要求事項に適合することを確実にする

-f置土産パフ主ーマンス圭含主L.EMSのパフォーマンスをトップに報告する

」 ー Copvriqht @ Takashi Yoshida 20

(*おテクノファ 。U1

SE44 [20日 07.29版]

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項G,'eenFlltllres

ISO/FDlS 14001 要求事項

6 計画 . 6.1.1-6.1.4の要求事I車交満たすために必要をプロセス査確立しz

6.1 リスク及び機会への取組 実施し維持する

6.1.1般 EMSを計画するとき,4.1に規定する課題及び4.21こ規定する要求

事項及びEMSの適用範閤を考慮する

-還壇!lE1咽守義務...i1及び4.2で;ts定されたその他の課顕及び

要求事項に関連してl 以下のために取組む必要があるリスク及び

機会を決定する

ー EMSが意図した成果を達成できるという確信を与える

ー外部のI塁壇扶35が組鐙に髭平等牽与えゑ可能性査含め,

望ましくない影響を防止文は低減する

継続的改善を達成する

EMSの適用範囲の虫で..J量埴に量三響査与え~るのま含めs 澄在的

な緊急事態を決定する

. 3¥且鎗は...Aの事!Hに関する文書化した情報査維持す盃

ー 取り組む必要があ盃~ス芝及び機会

註函どおりに実施主れゑといヨ確信査長つために必要主張庄の

6.1.1 -6.1.4で必要をプロセス

CODvriaht @ Takashi Yoshida

凶 リスク及び機会:用語の定義GreenFlltllres

3.2.10 リスク(risk)

不確かさの影響

L

注記1影響とは,期待されていることからt 好ましい方向文は好ましくない方向にかい離することをいうj主記2-j主記4 略

/ ・ DIS14001での表現。「脅威及び機会に関連するリスク」 ¥

3.2.11 リスク及び機会

ー リスクと機会は対の関係ではない(附属書SLの表記は誤り

DISに対する多様なコメント i ー リスクの定義の削除(一般用語として組織の理解に任せるー機会の削除、機会の定義 i

脅威の定義 l 附属害SLの定義と要求事項に回帰 /

、-ー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・圃副同開・・・司・・..ーー・・・・・・・・・・・回・・・・・・・・・・・・圃岨.................................................,.''

潜在的で有害な影響(寄威)及び潜在的で有益な影響(機会)(potential adverse effects(threats) and potent凶 Ibeneficial e仔ects(opportunttles))

この規格では、 彫響(e仔ects)f立、組織に対する変化の結果を表す(附属SA.3)

「置き換えの原則(SubstitutionPrinciple) Jを適用すると、 要求事項の「リスク及び機会Jという

言葉はf脅威及び機会』に置き換えることが可能

Copyri~ht @ T,akashi Y,oshida 22

(株)テクノフア 11 SE44 [2015.07.29版]

凶 リスク及び機会の決定(要求事項の意図)Greellflltllres

A.6.1リスク及び機会への取組み A.6.1.1 一般(抜粋)

リスウ及び機会は!廼士費量1面目踊ヰF量量務.歪!!2他の課顕.....&.!韮霊l害園係者の一一ズ亙ぴ期待に圏遣し得るロ

環境側面白 1.2参照)はI 有害な環境影響有益な環境彫響 及び組織に対するその他の影響に関連する

リス空孟ぴ権会圭生金也」得~

環主費量1菌!こ国軍支~ス2ll!J.E機会 l韮目箸」査の笹価の一部主」玄決主主~こ主士4・叉i韮個別に決左す~こ主長

主主j色。

服守義務(6.1.3参照)は.至盟主にれは組織の評判喪害し得る,文は法的行動につながり得るロト順守義務

事飽えた実施(これは。組織の評判の強化につながり得る。)のような.リスク及び機会事生み出し得る。

組織は!また,環境マネジメントシス子ムの意図した成果を達成する組織の能力に影響を与え得る環境状態

文は利害関係者のニーズ及び期待を含むその他の課題に関連する!リスク及び機会をもち得る。

こうしたリスヴ及び機会の例には。次に示すものがある。

a)労働者間の識字又は言葉の壁によって現地の業務手順を理解できないことによる,環境への流出。b) 組鐘の檎自に影響~与孟得~気候変動lこ辛盈洪水!!2旭却c)経済的制約による,有効な環境マネジメントシスTムを維持するための利用可能な資源の欠如d)大気の質を改善し得る政府の助成を利用した新しい技術の導入e)排出管理設備を運用する組織の能力に影響を与え得る干ばつ期における水不足

(中略)

-リスウ及び機会は?決定し 取り組む必要があるが1 正玄主リス空マ杢ジメン仕茎I孟文書化kt;;.'.lス2マ妥ジメンtプロ主スl主要ilS.l..玄い往いa

リスヴ及び機会を決定するために用いる方法の選定は組織に委ねられている。

-この方法には 単純益産性的プロ主ス:&..!主皇金主宰量的註価を含めてもよい。

ODvn aKa~Hl I_YQsnlaa 3

内.-b

ω向山一…凶

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項Greellflltllres

ISO/FDIS 14001 要求事項

6.1.2理場側面 M鐙は泊三iフサごi.2.lレの視点査考慮し 活動三製品及びサービスのt

主E鎗が管理で童委I塁I童illIJEi及び髭響査及ぼせ~環壇側面と2それい伴う環境影響手決定する

還壇illIJ面~去定す~と主,去の事~査考慮に入れ盃

a)計画/誼認の開発当...i互理/変更主れた;孟動a製品・サービス牽含む変璽

b) 率iili笛の状湿及び合理的に予思でま~密急ZE~

-確立した基準牽使用しz 還壇に著しい量~査与え金文は与え盈可能性のあ盃側面〔者しい理士宮illIJ面}乏決定する

必要に応じて,組鐙肉に者」いI塁埴側面~伝主主する

次に関する文書化した情報を維持する

ー環境側面及びそれに伴う環境影響

ー者しい1量密側面ZEi去定す蚤ための基準

ー著しい環境側面

注記者」い還壇側面l主l 有害益還士宮髭饗(environmentalImpact)宣威j又は有益益還塩量'~fY,! (environmental impact) 機会lJ..;関連す~ス2及び機会査るたらしj塁盃

CODvriqht @ Ta岡山iYoshida 24

(車京)テクノファ 12 SE44 [2015.07.29版]

凶 「著しい環境側面jの基準GreenFntures

ISO 14001 :2004 4.3.1 「一一一ー〉者しい側面O O O e---"

還塩に重しい髭響~与え~又は与え金可能性のある側面(すなわち著しい環境側面)を決定する 環境影響小 環境影響大

ISO 14001 :2004 A4.3.1 利害関係者 。(者しいとみなす側面を決定するための基準は)環鏡上 関心大

O 、、の事事、;主的課題及I1.内外の主~害関係者の関心事に関 著しい側面係するような評価基準の確立及び適用を含むものである ¥、羽とよい。 O ¥、、、、 ハ、、、、

環境影響大

j巴ISO 14001 :2015 A.6.1.2 (環境創面}環境側面を評価するために、「理痘の基準 |は主た~及び最小限の基準である。「基準J1立、環境影響、 ~IJえば、大きさ、過酷さ、継続時間、 暴露、 などがある。

その他の基準も又使用することができる(例えば、ある側面は、 環境基準だけに照らすと著しくな

いが、不適合の脅威や利害関係者の関心事などの、組織のその他の課題を考慮すると、「著しさ」

の判定基準L達する、又は超えるかもしれない)。

」うした「その他の基準」は 11こ基づく著しい側面存 格下げするために俺用しないi

vU~yllyl ll 甲 ι、

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDlS 14001 要求事項

6.1.3順守義務 組織の環境側面に関する順守義務を決定し 参照する

順守義務を組織にどのように適用するか決定する

EMS手確立し 実施し維持するとき 順守義務を考慮に入れる

順守義務に関する文書化した情報手維持する

j主記順守義務は。組織に対するリスク及び機会をもたらし得る

6.1.4取組みの計図策定 次の事項を計画する

a)者しい環境側面 l順守義務, 6.1.1で決定されたリスク及び機会への

取組み

b)次の事項を行う方法

ー取組のEMSのプロセス(627!8及び9.1参照)又は他の事業プロセスへの統合及び実施

ーその取り組みの有効性の評価(9.1参照)

これらの取組み存計画するとき組織は技術上の選択肢財務上!

運用上及び事業上の要求事項手考燥する

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(椋)テクノ フア 13 SE44 [2015.07.29版]

リスク及び機会/著しい環境側面/順守義務

Greel品川es に対する取組みのための計画策定凶

4

1

η

,ιη

d

A値

y

a“Td

品守

リスク及び機会(6.1.1l

.EMSが意図した成果を達成 ・望ましくない影響を防止、低減 ・継続的改善

注記著しい環境側面は環境に対する有害な影響又は有益な影響に関連したリスヲ及び機会になりうる

順守義務(6.1.3)

この場合、当該プロセスも認箆審査対象となる

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他のMSや

事業プロセス(A.6.1.4)

伊'j:OH&SMSBCMS リスヴ、財務、

運用管理

(8.1) 緊急事態への

準備及び対応

(8.2)

l" LFLbもt・ごγ やゐ b'J 1:主主二そ

以〒いと t-,.

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

6.2 環鏡目標及びそれを達成する 組織は.者しい還壇側面及び崎守義務査考E重lこ入れてt

ための計画策定 かつ、リスク及び機会を考慮して,関連する機能及び階層で

6.2.1 環鏡目標 環境目標を確立する

環境目標は次の事項を満たす

ー環境方針と整合

(実行可能な場合)測定可能

一監視する

ー伝達する

ー必要に応じて更新する

環境目標に関する文書化した情報を維持する

116.2.2 目標達成のためのli&組みの 環境目標の達成のため。次の事項を決定する| 計画策定

ー実施事項.必要な資源l 責任者,達成期限I結果の評価方法。これにはiAI定可能主環塩目標の達成の進捗牽監翠す益ための指標手含む(9.1.1参照)

一どのよ2.!二事業プロセスに統合す盃か考慮.す益

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(中末)テクノファ 14 SE44 [2015.07.29版]

凶 「測定可能Jとは?Gn'enFutures

【要求事項】

環境目標は,次の事項を満たさなければならない。b) (実行可能な場合);則定百T俳である内

【設問】

① 「測定可能Jとは?

組織は, 環境目標をどのように達成するかにつ

次の事項を決定しなけ血」孟与ら与いτー結果の評価方法Jこれこ志測定可能な潰筋目標の達成に

向けた進捗存堅苦視するt::.めの指標芥含む(9.1.1参照)。

② 「測定可能Jの理解にによるが、『測定不能Jなものがあるとすると、それをどう「評価」するつ

【参考情報]

3.4.10パフォーマンス(performance) 測定可能な結果。注記1 パフォーマンスは、 官憲的又は~件的な所胃のいずれにも関連し得る。

34.7指標(indic坑or) 運用、マネジメント又は条件の状態文は状況の、翠埋亙盆主表現

....... ISO/FDIS 14001 A.6.2 (ロンドン会合で追記)

「測定可能(measurable)Jとは、定量的又は定性的な方法を使用して、特定の尺度に対して決定

可能であることを意味する。

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凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreellFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

7 支援

7.1 資源EMSに必要な資源を決定し 提供する.

7.2 力量 環境パフォーマンス及び順守義務手満たす能力に影響を与える業務を行う

人々の力量を決定する

それらの人々が力量を備えていることを確実にする

還塩mIJ面とEMSI二関連す丞教育訓鐙のニーズ査特定す盃

必要な力量獲得の処置をとり!その有効性を評価する

j主記力量獲得の処置には,教育訓練,配置転換1 力量を備えた人の雇用,

そうした人々との契約などもある

力量の証拠としてI 文書化した情報を保持する

7.3 認識 組織は組織の管理下で働く人々が,次の事項に関して認識を持つこと乏確実にする

環境方針

一業務に関係す金者しい還答mIJ箇とその塁手平

EMSの有効性に対する自らの貢献

ー 順守義務~含む EMSの要求事項に適合しない事の意味

Copyright @ Takashi Yoshida .:sl

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(株)テクノフア 15 SE44 [2015.07.29版]

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凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

7.4コミュニケーション 次の事項を含む,EMSIこ関する肉部・外部コミュニケーションのために

7.4.1 一般必要をプロセス査確立し実施し 維持す盈

一 内容,実施時期,対象者,方法

コミューケーションプロセス歪確立す盈と童E 次の事項査f主主

ー順守義務手考慮に入れる

ー コミュニケートすゑ還壇情報が,EMSで作成主れる錨銀と整合し1

信頼性がある」とを確実いする

EMSI二関連す蚤コミュ ケ ションに対応すゑ

必要に応じてz組織のコミューヶ ションの証拠としてt文書化した質

報!保持す盈

742白部コミュ ケーション 組織は次の事項安行う

a)必要に応じて,EMSの変曹査含め昆EMSIこ関連す盃情認玄錦織の

種々の階層及び機能閏で肉部コミューケートすゑ

b)組縫の管理下でi動く人々が継続的改善に寄与で童益よヨを コミュー

ケーションプロセスま確実にすゑ

743外部コミュ ケーション -コミュニケ シヨンプロセスで確立まれたと怠!:Lかつ11国守義務によ盃

要求に従って, EMSI二関連するi吉報牽外部にコミューケートす丞.,-

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

7.5文書化した情報 EMSは,~の規格が要求する文書化した情報, EMSの有効性のため

7.5.1一般に組織が必要と決定した文書化した情報を含む

;主記文書化した情報の程度i広次のような理由で組織毎に異なり得る

組織の規模!活動,製品及びサービス

順守義務を満たすこと存実証する必要性

ープロセスとその相互作用の複雑さ

ー組織の管理下で働く人々の力量

7.5.2作成及び更新 適切な識別及び記述,形式,適切性及ひ.蛍当性に関するレビュー及び

承認

7.5.3文書化した情報 文書の入手可能性と十分な保護

の管理 配布。アクセス。変更管理t 保持・廃棄などの管理

外部からの情報に必要な管理

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凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項Greenflltllres

ISO/FDIS 14001 要求事項

8 運用 次の事項によって.EMS要求事項及び6.1及び6.2で決定した取組みのためのプロセスを確立し.実織し管理及ぴ維持する

8.1 運用の計画 ープロセスのための還恩基準を確立する及び管理 ーその還盟基準に従ってプロセスの管理を適用する

注記:管理l孟z 工学的主筆理z 手順益ど査含み得~これs1韮z 傍注順位{例孟!L隆去.

代替z 萱理21こ従って実績宣れ~こ主士~茎た,単一で又は組み合わせて毘いられる」ともあるa

-計画した変更を管理し,意図しない変更で生じた結果をレビューし.必要に応じて.有害な

影響を緩和する処置をとる

外部委託したプロセスが,管理又は影響普及lまされることを確実にする

-これ主の管理文は影響の方式及び程度l韮EMSで決定すゑ

ライフサイヲルの視点に従って.次巷行う

a) 必要に座巳E 製品:..:'.tーピスf!22量íì閤鐙ブロ主スの虫玄a まの:H.フ~レの各々の段階査考慮してE 環境上の要求事項が考慮圭れ金」と査確実に玄蚤ための管理査確

主主~b) 必要に応じE製品及びサービスの飼遣に対す~環績よの要求事項査決立す~c) 劉遣す金環境上金要求事項査a 繍急者牽含主J外部供給者に伝遣す~

d) 製品及びサービスの鎗送亙JJ.提供E 使盟か主畳終廃棄1::歪~潜在的主著」い環境影響に関する情報提供の必要性脊検討する

プロセスの計画通りの実施を確信するために必要な程度の文書化した情報を維持する

Copyri日ht@ Takashi Yoshida

凶 ぉO/FDIS14馴こおけるプロセス

ISO/FDIS 14001 A.8.1 (運用管理)での「プロセス lの 説 明

望む結果を達成するよう、プロセスの有効性を保証するために、組織は運用管理方法の告イプを

選択する柔軟性を有する。 このような方法には次の事項を含み得る,

a)エラーを防止し一貫性のある結果を確実にするようにプロセスを設計する

b) 不都合な結果を防止しプロセスを管理する技術を使用する

c) 望まれる結果を確実にするために、力量のある人々を使用する

ωプロセスを、特定した方法で遂行する

e) 結果をチェックするために、プロセスを舷視し、測定する

η 必要な文書化した情報の使用と量を決定する

「手順 lから「プロセスlへ(手JI債を求める要求事項の全廃と、用語の定畿の削除)

→「手11国lペースの審杏から、「プロセス lペースの審脊への紅梅が必要

r ISO 14001 : 2015では、プロセスアプローチを通して、システムの有効性の実証の必要性』

(審査 IAFID 10: 2015)

Copyright @ Takashi Yoshida

33

34

(者約テクノファ 17 SE44 [2015.07.29版]

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凶 プロセスとはGreellFutures

プロセス(ISO14001 :2015)

「インプットをアウトプットに変換する相互に関連する又は相互に作用する一連の活動」

手11頂(ISO14001:2004)

「活動又はプロセスを実行するために規定された方法」

【参考1】プロセスの概念

MSのためのプロセスアプローチの概念及び利用に関す益手引

(JSAサイト肉 ISO9000ファミリー規格開発情報)

【参考2] $1ートル図

物的資源(設備・システム・情報) 人的資源(要員・力量)

¥¥

今|インプット プロセス名称 アウトプットプロセスオーナー

/〆 ¥、

運用方法(手I1頂・妓j去) 評価指標(監視測定項目・目標値)

CODvriaht @ Takashi Yoshida 35

凶 アウトソースしたプロセスGreellFutures

3.3.4外部委託する(outsource)(動調)

ある組織Qム盆の機能又はプロセス(3.3.5)の一部を外部の組織が実施するとし、う取決め

を行う

注記外部委託した機能又はプロセスはマネジメントシステム(3.1.1)の適用範囲内にあるが,

外部の錦織はマネジメントシステムの適用範囲の牲にある.. 8.1運用の計画及び管理

組織は,外部委託したプロセスが管理されている又は影響を及ぼされていることを

確実にしなければならない

これらのプロセスに適用主れる官理の方式及び程度2 文は量5響3普及ぼす方式及び程度lまE

珪壇マ~ジメントシステムの中で定めをぜれば主主己主主い

方式及び程度

環境側面の著しさ、順守義務、リスク及び機会の大きさ、に見合ったもの

優先順位(ホットスポット)

CoDVnqht @ Takashi Yoshida 36

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凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFlltllrcs

ISO/FDIS 14001 要求事項

8.2緊急事態への準備 組織は....QJ.Jで丞定した潜在的主緊急事懲に準備し対応す金ための及び対応 プロセス存確立し.実施し維持する

組織は次の事項を実施する

a ) 緊急事縫によ~有害益還塩髭響査防止又は緩îUす~ためのuみ査計画す~とで』対応査準備す盈

b)顕在化した緊急事態に対応する

c)緊急事態及びそれbの潜在的益還境髭響の大主主1二応じて 緊急

4J確[;Ml結果u減す金ための処置査と~

d) 宴fi可能44場合には,註画した対応処置査定期的にテストす~

e)プロセス及び註画した対応査定期的lこzまた特に緊急事態の発生

後文lまTス卜の後にはレビューし改訂すゑ

f)必要に応じてB 教育訓練牽含む緊急事態への準備及び対応に関係

する適切を情報室組織の管理下で働く人々査含主JE適盟主主l害関係者に提供する

-プロセスの量画通Uの実施査確信す金ために必要を程度の文書化し

たt音盤査維持す~

Copvriahl @ Takashi Yoshida 37

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFlltllres

ISO/FDIS 14001 要求事項

9パフォーマンス評価 組経lま2その1童壇パフ;tーマンス査監1lI.し]!j定し2公析しa註i直しをl士れ9.1監視測定、分析 ばならない

及び評価 組織は,次の事項を決定しなければならない9.1.1一般 ー必要とされる監視及び測定の対象

一必要な場合には,必ず,妥当な結果を確実にするための,監視,測定,

分析及び評価の方法

一組織が還塩パフ;tーマンス査註価す盈ための基準及び適盟主題標

ー監視及び測定の実施時期

ー監視及び測定の結果の,分析及び評価の時期

組織は1校正又は検証まれた監翠及び測定機器の使用査確実にす盃

組織は環境パフォーマンス及びEMSの有効性を評価する

-組織lまコミュニケーションプロセスで法定査れたとおりaかつ11:守義務に

よi主要求に主って』 関連す~理撞パフ;tーマンス1吉報牽a 内部及び外部長厚〉叫"

ドコミユ ケー卜する

監視測定。分析及び評価の結果の証拠として適切な文書化した情報を

保持する

Copyrighl @ Takashi Yoshida 38

(事的テクノファ 19 SE44 [2015.07.29版]

凶 監視, 測定, 分析及び評価(補足)G,.een F utu res

A.9.1監視,潔IJ定 分 析 及 び 評 価

A.9.1.1一般

環境目標の進捗のほかに, 監視し測定す蚤ことが望ましい圭の事決定す益と童,組織は.著しい環境側面.J哩守護務及び運用管理査考慮に入れ益」とが望ましい。

監視,測定,分析及び評価のために組織が用いる方法は,次の事項を確実にするために,

環境マネジメントシステムの中で定めることが望ましい。

a)監視及び測定のタイミングが,分析及び評価の結果の必要性との関係で調整されている。

b)監視及び測定の結果が信頼でき,再現性があり,かつ,追跡可能である。

c) 分析及ぴ評価が信頼で童,再現性があり E かつE 組織が傾向査報告で童蚤よヨにす~長のである。

環境パフォーマンスの分析及び評価の結果は,適切な処置を開始する責任及び権限をもっ

人々に報告することが望ましい。

環境パフォーマンス譲価に関する更なる情報は, ISO 14031に示されている。

Coovriaht @ Takashi Yoshida 39

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GrecnFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

9.1.2 Ii国守註iu!! . Ii国守義務ま満たすこと玄註iu!!す金ために必要をプロセス牽確立し実施し

維持する

組織は次の事項存行う

ー順守評価の頻度手決定する

順守a註iu!!し必要を場合にはa処置査と盈

組織のIi国守義務の達成拡涯に関す盃知謎と理解査維持す~

1!IH守註i箇の結果の証拠として2文書化した1吉墾査保持すゑ

Coovriaht @ Takashi Yoshida 40

(株)テクノファ 20 SE~4 [2015.07.29版]

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreellFlltures

ISO/FDIS 14001 要求事項

9.2 内部監査 次の状況を確認するため定期的に内部監査を実施するa)次の事項への適合

9.2.1 一般 EMSI二関して組織が規定した要求事項この規格の要求事項

b) 有効に実施、維持されている

9.2.2内部監査プログラム -組織は,頻度, 方法,責任,要求事項と報告の計画を含む,OJ,並監査プログラムを確立し!実施し!維持する

内部監査プログラムを計画するとき,組織は,プロセスの環境よの重

要性, 組織に影響を与える変更, 及び前回までの監査結果を考慮に

入れる

組織は次の事項を行う

a)各監査のl 監査基準・範囲を明確化する

b)監査プロセスの客観性及び公平性を確実にするように,監査員

を選定し監査を実施する

c)監査結果が管理層へ報告されることを確実にする

-組織は 監査プログラムの実施及び監査結果の証拠として文書化した情報を保持する

Copvriqht @ Takashi Yoshida 41

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreclIFlltures

ISO/FDIS 14001 要求事項

9.3マネジメントレビュー トップマネジメントは,そのEMSの継続的な適切性f 妥当性及び有効性

を確実にするために 定期的にEMSをレビューする

マネジメントレビューではI 次の事項を考慮する

a)前回まで、のレビュー結果に対する処置の状況

b) 次の事項の変化

-EMSIこ関連する内部・外部の課題。順守義務手含む利害関係者のニーズ及び諜題

一著しい環場側面リスク及び機会

c)環境目標の達成度

d)次に示す傾向を含む,組織の環境パフォーマンスの情報

1)不適合及び是正処置

2)監視・測定結果3)順守義務手満たすこと

4)監査結果、

e)資源の妥当性f) 苦情手含む利害関係者からのコミューケーション

g) 継続的改善の機会

Copyriqht @ Takashi Yoshida 42

(株)テクノファ 21 SE44 [2015.07.29版]

予草ゆとiP/Fω.喜!7~tJ l;4u杏

ti)もt~1訴I,t.1 f,~い~1

/半毛

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDIS 14001 要求事項

9.3マネジメン卜レビュー -アウトプットには,次の事項を含む

(続き) - EMSの適切1生E 妥当性及び有租1生に関す~結論

一継続的改善の機会に関する決定

ー資源手含め EMSの変更の必要性

ー必要~場合理塩目標が満た主れていをい場合の処F

ー必要を場合, EMSの 1 他の事業プロセスへの絃含牽改善す~機会

一組織の戦略的方向性に関する事項

マネジメントレビューの結果の証拠として,文書化した情報を保持する

CODvriaht @ Takashi Yoshida 43

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項GreenFutures

ISO/FDlS 14001 要求事項

10改善 組織は環燈パフォーマンス脊向上するために.改善の機会事決定し.必要な

10.1 一般 取組みを実施する

10.2不適合及び是正処置 不適合が発生したとき,組織は次の事項を行うa) 不適合に対応し,該当する場合には必ず,次を行う

1)不適合を管理し.修正するための処置をとる2)有害な環境髭響の緩和害含め.結果に対処する

b) 次の事項によって.不適合が再発,または他のところで発生しないように,不適合の原因を除去する処置の必要性を評価する1)不適合をレビューする2)不適合の原因を明確化する3)類似の不適合の有無, その発生の可能性を明確化する

c) 必要な処置を実施するd) 是正処置の有効性をレビューするe) 必要な場合,EMSの変更を行う

-是正処置は1 環境膨響脊含め.検出された不適合の影響の蓋」室lこ応じたものであること

次に示す事項の結果の鉦拠として,文書化した情報を保持するー不適合の性質及び取った処置ー是正処置の結果

10.3継続的改善 環境パフォーマンス杏向上させるために。 EMSの適切性.妥当性及び有効性を継続的に改善する

COll盟国りt@士ilkashiYoshida 44

(株)テクノファ ワ2 SE44 [2015.07.29版]

凶 ISO/FDIS 14001 :2015の要求事項Greenfutures

A. 10改善 A.10.1 一般

組織lま,改善のための処置をとるときに,環境パフォーマンスの分析及び評価からの結果 1 並びに順守評価,内部監査及びマネジメントレビューからの結果を考慮することが望ましい。

改善の創にはz是正処罰z継続的改善z現状n被によ盃変革l EEîIi及び組織再編が含まれ~。

(参考)

ISO/FDIS 9001 要求事項

10改善 組織は,顧客要求事項を満たし 顧客満足を向上させるために。改善のた

10.1 般 めの機会を明確にし,選択しなければならず,また,必要な処置を実施する。

これには次の事項を含める。

a) 要求事項を満たすため,並びに将来のニーズ及び期待に取り組むための,

製品及びサービスの改善

b) 望ましくない影響の修正句防止又は低減

c) 品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び有効性の改善

j主記 改善にlま 修正 是正処罰 継続的改善、現状手打破する変更革新及び組織再編手含める」とができる。

Coovriaht @ Takashi Yoshida 45

凶 改訂を「機会」としてEMSの再点検をGreenfutures

畑村洋太郎氏の詣摘

「失敗学のすすめ 1(講談社 2000年11月)

• TQC,QC,そして ISOも危ないぞ(形骸化の問題)-TQCなどを取り入れている多くの組織の社員は管理のための書類作りに精を出しているだけで、

新しいことに挑戦する意欲存すっかりなくしている姿を多々見かけますロ

. ISOの採用についても、形だけ整えればよいという風潮がひそかに広がっています。このような実態か主の訴訟!.L安敗掌の観点か主す~と最長章大tf常a険の謹と主Uます。

「失敗学実銭講座JJ講談社文庫 2010年5月}より

-時代の要請に応えられゑ形に変わ~ことがで主主い組織は=必ず実態とのズレか主大主主失敗乏しますa

東京造形大学学長 諏訪敦彦氏による2013年度入学式式辞:r経験といヨ名の牢屋」

「経験という牢屋Jとは何でしょう?私が仕事の現場の経験によって身につけた能力は、仕事の作法のようなものでしかありません。その作;去が有効に機能しているシステムにおいては、能力を発揮しますが、誰も経験したことがない事態に出会った時には、それは何の役にも立たないものです。(中略)

東日本大震災と原発事故によって、あるいはそれ以前から、私たちの社会のこれまでのシステムや作法がもはや機能しないことが露呈しました。私たちはこれまでの社会において当然とされてきた作法を根本か主見直査をくては主主己主主い時牽迎孟てい盃と言えます。

Coovriaht @ Takashi Yoshida 46

(株)テクノファ 23 SE4~ [2015.07.29版]