pgg-cloud seminar 2012-01-20
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NAGATA Laboratory, NAGATA Laboratory, Waseda University Graduate School of Environment and Energy EngiWaseda University Graduate School of Environment and Energy Engineeringneering
Printing Goes GreenPrinting Goes Green((PGGPGG--CLOUDCLOUD))--印刷サービスにおける印刷サービスにおけるLCCOLCCO22を活用した環境配慮手法の運用を活用した環境配慮手法の運用--
清水印刷紙工株式会社清水印刷紙工株式会社
代表取締役社長代表取締役社長 清水宏和清水宏和
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NAGATA Laboratory, NAGATA Laboratory, Waseda University Graduate School of Environment and Energy EngiWaseda University Graduate School of Environment and Energy Engineeringneering
今日のトピック
1.1. LCALCAの脆弱性の脆弱性
2.2. PGGPGG--CLOUDCLOUDの利活用目的の利活用目的
3.3. PGGPGG--CLOUDCLOUDの算定方法の特徴の算定方法の特徴
4.4. PGGPGG--CLOUDCLOUDの日本及び東南アジアでの実績の日本及び東南アジアでの実績
5.5. PGGPGG--CLOUDCLOUDのシステムバウンダリのシステムバウンダリ
6.6. PGGPGG--CLOUDCLOUDのオペレーション(演習)のオペレーション(演習)
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NAGATA Laboratory, NAGATA Laboratory, Waseda University Graduate School of Environment and Energy EngiWaseda University Graduate School of Environment and Energy Engineeringneering
1. LCAの脆弱性について
LCALCAにおける精緻化≠高度化における精緻化≠高度化
雑誌印刷のケーススタディ雑誌印刷のケーススタディ ((11,50011,500部):部):
–– 230mm230mm××285mm, 4P+80P285mm, 4P+80P–– 表紙表紙 コートカード,コートカード,190gsm190gsm,,4C4C++UVUVクリアークリアー
–– 本文本文 コート紙,コート紙, 80gsm80gsm ,,4C/4C4C/4C(オフ輪)(オフ輪)
–– タイ王国の雑誌を日本で印刷した(電力・輸送など)と仮定タイ王国の雑誌を日本で印刷した(電力・輸送など)と仮定
–– コート紙のコート紙のEFEF**11は,は,66社社88工場のデータ,全国生産量の工場のデータ,全国生産量の54.7%54.7%をカバーをカバー
–– コート紙のコート紙のEFEFは,は,Max.Max.==0.990kg0.990kg--CO2eCO2e,,Min.Min.==0.278kg0.278kg--CO2eCO2e–– コート紙のコート紙のEFEFは,上記工場データから加重平均されては,上記工場データから加重平均されて0.880kg0.880kg--CO2eCO2e–– 今,自分が使用しているコート紙は今,自分が使用しているコート紙は66工場のうちのどれなのか?工場のうちのどれなのか?
–– コート紙コート紙EFEF::JLCAJLCA--LCALCAデータベースデータベース 20112011年度年度11版版
**11::EFEF==Emission FactorEmission Factor::CO2CO2排出原単位排出原単位
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NAGATA Laboratory, NAGATA Laboratory, Waseda University Graduate School of Environment and Energy EngiWaseda University Graduate School of Environment and Energy Engineeringneering
1. LCAの脆弱性について (cont’d)
コート紙コート紙EFEFののMaxMax..,,Min., Avg.Min., Avg.によるケーススタディ比較によるケーススタディ比較
3765.954
1562.408
3425.518
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
Avg. E.F. Max. E.F. Min. E.F.
Recycle
Waste
Delivery
Water
Postpress
Press
CtP
Design/Edit ing
Addit ives
Plate
Ink
Paper
5846kg-CO2e6186kg-CO2e
3982kg-CO2e
+5.8%
-31.9%
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2. PGG-CLOUD 利活用の目的
企業姿勢の訴求に活用企業姿勢の訴求に活用
– 環境配慮印刷を中核に据えていることを広く対外的にアピールすることに
より,環境問題に取り組む真摯な姿勢を訴求
営業展開における利用営業展開における利用
– マーケティングツールとしてのカーボンフットプリントやカーボン・オフセット
により,プリントバイヤーの環境配慮戦略を側面からアシスト
資材購入管理における活用資材購入管理における活用
– 環境配慮(環境特性)とコストパフォーマンス(経済特性)という視点から,
環境負荷の高い資材を改善又は購入取り止め
生産管理における活用生産管理における活用
– 環境配慮(環境特性)とコストパフォーマンス(経済特性)という視点から,
環境負荷の高い生産工程を改善又は工程そのものを廃止・置換
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3. PGG-CLOUD 算定手法の特徴
33つの算定方法からの選択つの算定方法からの選択
– 積上方式
各資材及び各生産段階におけるCO2排出量を,資材投入やユーティリティな
どのインプット及び廃棄/リサイクルなどのアウトプットから算定し, その全てを
積上げて算定する方法
– 按分方式
組織の年間CO2排出量を(非生産部門までを含めて)資材投入などのインプ
ット及び廃棄/リサイクルなどのアウトプットから算定し, 算定対象のジョブの紙
投入量を基準として全ての負荷を按分して算定する方法
– ハイブリット方式
基本的には積上方式にて算定し,資材投入やユーティリティ等のインプットの
なかでも個別計算の困難な項目については按分方式を採用して算定する方
法
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4. PGG-CLOUD 日本及び東南アジアでの実績
日本日本
– 日本水なし印刷協会の企業様とのコラボレーション
– PGG旧バージョンは50社以上,PGG-CLOUDは25社以上により利活用
タイ王国タイ王国
– チュラルンコン大学 理学部 画像・印刷学科による一次データ収集
– カーボンフットプリントの運営主体との将来における連携
– 大学及び大学院における教育目的での活用・外資系企業を顧客に持つ
先鋭的な印刷会社での運用開始
マレーシアマレーシア
– マレーシアで初めてのカーボンフットプリント実施企業である
The Nets Print of Companies にて利活用がスタート
– 他の印刷会社への普及については未定
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PGG-CLOUD システムバウンダリ (e.g. 枚葉印刷によるパッケージ印刷)
UVインキ・ニス
印刷版
FSC認証用紙
UV7C+コーター (延長デリバリ) 打抜き,抜き型,ブランキング型 ケース貼り
CtP
紙リサイクル(予備用紙, 準備・輸送のみ対象)
紙リサイクル(抜き屑, 準備・輸送のみ対象)
アルミリサイクル (準備・輸送のみ対象)
納品焼却 (+)
焼却(-)カーボンニュートラル 4-使用 (対象外)
湿し水
1-資材購入 2-生産
5-廃棄及びリサイクル 3-配送
*システムバウンダリは5段階に分類(使用段階は対象外)
*リサイクルについては,ベール化などの作業(準備)とリサイクル会社までの輸送のみ対象
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CO2表示の今後の在り方について
1.1. CO2CO2の単独表示に,どのくらいの抑制力があるのか?の単独表示に,どのくらいの抑制力があるのか?
2.2. サプライチェーンを構成する立場から防衛的な取り組み?サプライチェーンを構成する立場から防衛的な取り組み?
3.3. 自社数値の改善前・後の比較を見せることで理解を得られる?自社数値の改善前・後の比較を見せることで理解を得られる?
4.4. BtoBBtoBでの要求は,での要求は,BtoCBtoCにおけるニーズがあって初めて成立?におけるニーズがあって初めて成立?
5.5. CFPCFPロゴを国の庇護下で(ルール内で)やるべきか?ロゴを国の庇護下で(ルール内で)やるべきか?
6.6. CFPCFPロゴの申請費用がわかれば方向性が定まる?ロゴの申請費用がわかれば方向性が定まる?
7.7. CFPCFPロゴを自己宣言型にすることでコストゼロを目指すべき?ロゴを自己宣言型にすることでコストゼロを目指すべき?
8.8. CFPCFPロゴの効用についての市場調査結果の解析が必要では?ロゴの効用についての市場調査結果の解析が必要では?
9.9. 欧州と肩を並べるために,アジアで結束できないか?欧州と肩を並べるために,アジアで結束できないか?
10.10. 製品の改善から組織の改善に繋げることが第一義?製品の改善から組織の改善に繋げることが第一義?
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PGG-CLOUDのオペレーション
ケーススタディによる演習ケーススタディによる演習
ケーススタディ:
•サイズ: 152mm×229mm×15mm
•部数: 5000部
•表紙: コートカード,260.0gsm,4C/0C
•本文: 上質,104.7gsm,1C/1C
•後加工: 表紙PP貼り,無線綴じ
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PGGPGG関連資料:関連資料:
http://http://www.slideshare.net/ShimizuHirowww.slideshare.net/ShimizuHiro