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Sakhalin II Phase 2 Project

Presentationto

Japan Bank for International Cooperationby

David J. Greer OBE

SEIC Deputy CEO & Phase 2 Project Director

May 12th 2005 Tokyo

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Sakhalin II Phase 2 Project

Presentationto

Japan Bank for International Cooperationby

David J. Greer OBE

SEIC Deputy CEO & Phase 2 Project Director

May 13th 2005 Sapporo

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サハリン-2 フェーズ2プロジェクト挑戦と栄誉

私どもの使命は;

サハリン-2 フェーズ2プロジェクトを関係者の期待にこたえるべく、想定予算内にて安全かつスケジュールとおりに立ち上げること。ロシアならびに国際基準に則り諸施設を設計施工し運用すること。ロシアンコンテンツを極大化すること。

環境への影響を最小限に止めること。

関係者すべての社会的経済的効果を極大化すること。

これらの使命はすべて同様の重要性を以って遂行される。

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• ピルトン-B プラットフォーム建設

• アストフ鉱区での通年生産開始• ルンスコエ-A プラットフォーム建設

• 陸上処理施設建設• 原油/ガスパイプライン敷設

• LNG プラントおよび原油輸出設備建設

フェーズ2 開発

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サハリン2 フェーズ 2 –各国企業の参加

全世界的な統合プロジェクト

AMEC (UK)Topsides Design

Parsons (UK)OPF Design

Starstroi (Russia)Onshore Pipeline Design

AKQuattrogemini (Russia))CGBS Construction

MTI Design

Offshore Pipeline Design

SHI (South Korea)Topsides Construction

Saipem (Italy)

ABB(Holland)

Aker Kvaerner (Norway)CGBS design

TLU design NSC (Holland)

CTSD (Japan)LNG design

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日本企業の参画/貢献

日本企業の本プロジェクトへの参画/貢献 –総額約18億ドル

主な契約:•LNG プラント建設•パイプライン供給•通信諸設備•函館における諸サービス•陸上処理施設用コンプレッサー•FSO Okha 代理店業務•日本への長期かつ安定的なクリーンエネルギーの供給

49%

8%4%

19%

5%15% Russia

UKNLJapanKoreaOther

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海上プラットフォーム

ルンスコエ

4 本足のコンクリート製重量構造物.上部構造重量 22,000 トンガス生産能力 1800 MMscf/d.掘削井数: 30鉱区周縁部での原油生産

Piltun

4 本足のコンクリート製重量構造物.上部構造重量 28,000 トン原油生産能力 70,000 b/d.ガス生産能力 92 MMscf/d.掘削井数: 45

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ルンスコエ – A およびピルトン – B 重量構造物作成過程

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ルンスコエ – A およびピルトン – B 重量構造物現状

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重量構造物の海上牽引作業

LUN-A• 牽引距離 ≈ 960 nm.• 所要日数 ≈ 16 days.• 牽引船 3隻 (牽引能力150トン)

–予備としてもう1隻を常時配備

PA-B• 牽引距離 ≈ 1020nm.• 所要日数 ≈ 17 days.• 牽引船 3隻 (牽引能力150トン)

–予備としてもう1隻を常時配備

現地据付予定日LUN-A, 2005年7月15日PA-B, 2005年9月15日

TOWING ROUTE TO FIELDPA-B

LUN-A

Vostochny,Casting Basin

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ルンスコエ上部構造物建造状況

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上部構造物積み出しおよび出航予想図

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上部構造の下部構造への据付工程

VIDEO

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陸上パイプラインルート (南側への俯瞰)

陸上部分 1592 Km

•PA から OPF 原油用20”x1 およびガス用 20”x1

•LUNからOPF ガス/コンデンセート共用30”x2

•OPF からLNGプラント ガス用 48”x1

•OPF からOET 原油用 24”x1

•OET から海上原油用 30”x 1

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陸上パイプライン敷設状況

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陸上処理施設建設状況

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LNG プラントおよび原油輸出設備建設状況

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LNG 供給契約現状

東京ガス 1.1 mtpa 2007

東京電力 1.5 mtpa 2007

九州電力 0.5 mtpa 2009

東邦ガス 0.3 mtpa 2009

SETL (米州西海岸) 1.6 mtpa 2007

韓国ガス公社 1.5 mtpa 2007

(数量: 平年時数量; / 年:供給開始年)

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環境対応

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主要環境関連生類

健康, 安全, 環境ならびに社会影響へのアクションプラン (HSESAP)

環境影響評価社会影響評価健康影響評価

環境/社会影響評価への補遺

(総称:ESHIA –環境･社会・健康影響評価)

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ESHIA 概観

国際標準による環境・社会・健康影響評価の作成 (2003). –日本語版概要も作成.

環境/社会影響評価への補遺版 –本年第2･3四半期に公開予定, 下記を含む、国境を跨る種々諸問題に関する詳説:

• 油流出対応計画; • オオワシ; • 漁業関連;• アニワ湾での浚渫作業; および• レッドデータブック記載種および渡り鳥.

これらのセクションは日本語でも公開の予定

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健康, 安全, 環境ならびに社会影響へのアクションプラン概要

ESHIA記載の諸施策の概要, その補遺ならびに弊社行動規範概要。

第1部 –安全対策並び社会対策に関する枠組み。

第2部 –影響緩和策ならびにその手法に関する考察。

別冊 A –世界銀行ならびに欧州委員会基準による本プロジェクト諸対策の比較。

別冊 B –国際条約上の義務。

別冊 C –建設期間中の環境モニタリング概要。

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情報公開ならびに対話

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日本における情報公開

日本語版として下記文書が公開済:ESHIA 概要(2003)フェーズ1油流出対応計画 (2000)よくあるご質問

年次報告書 2002 年次報告書 2003

下記文書が本年第2-3四半期に日本語にて公開の予定

ESHIA およびHSESAPの中で国境を跨る諸問題に関連するセクション

年次報告書 2004フェーズ2油流出対応計画の概要本邦利害関係者との対話計画 (PCDP)ピルトン海底パイプラインルート変更に関する環境影響比較の概要ならびに第三者科学者パネル結果の概略

上記文書は弊社Web Site にて公開の予定。

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本邦利害関係者との対話

2005年行動計画:JBIC環境フォーラムへの出席。東京/札幌での公開Meeting (第3四半期)。油流出対応等、必要に応じ、主要な国境を跨る諸問題に関する専門家会合の実施。

様々な地域社会/組織との継続的な会合の実施。

本邦に於ける上記会合等を実施後、本年第4四半期に2006年の行動計画を策定の予定。

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油流出対応

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油流出対応ワークプログラムの目的 (2004-6)

流出事故の際の最善の環境保護を図るために世界水準の油流出対応システムを確立すること。

本油流出対応プログラムが、弊社の諸施設設計/建設/保守ならびに漏油検出システムの運用等を通じ十分に適用されること。

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2004-6年油流出対応ワークプログラムにおける最終成果物 (1)

ロシア連邦法制ならびに世界標準に準拠した油流出対応計画

効果的かつサハリン州全般のより広範なシステムの一部をなす油流出対応マネジメントシステム

サハリンの状況および油質、ならびに予見可能なリスクから算定されうる油流出量に対応した機器の整備

SE社内およびサハリン内の石油企業および政府機関との共同での油流出対応訓練

サハリン州ならびに連邦の関係対応政府機関との良好かつ効果的な協働体制の確立

効果的な各地域油流出対応システムの構築(日本, ロシア, 中国および韓国)

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2004-6年油流出対応ワークプログラムにおける最終成果物 (2)

国際的な油流出防除機材の迅速なる展開のための体制/手順の構築上記諸方策を維持継続するための体制構築

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油流出対応計画 – 7 : 油分散剤の使用と正味環境利益の評価

段階 1: 分散剤の効果、分散された油および洋上の残留油に関する検討の完了。段階 2: 石油業界 -政府機関でのワークショップを開催。ロシア側の専門家を招き、プレゼンテーションを実施 。

段階 3: いくつかの想定シナリオを検証:

分散剤使用の可能性。分散剤の全面使用/部分使用/非使用の場合の夫々の環境負荷への考察。分散剤使用の可否の判断の前提となる場所および時期を確定。

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油集出対応計画 9 - 油流出対応訓練

数回にわたる訓練プログラムを実施/実施の予定。サハリン州内の関係政府機関ならびに石油関連企業からの参加も予定。

初歩訓練沿岸対応訓練陸上での油流出対応訓練野生生物への対応訓練機器使用訓練演習関係者幹部職員への教育非常対応訓練

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油流出対応計画 12 –油流出対応ハンドブック/マニュアルの整備

下記のとおり、数種の対応ハンドブック類を現在準備中:

沿岸対応(北海道沿岸についても対応。日本語版作成の予定). 氷海での油流出対応サハリン島環境ハンドブック健康・安全対策分散剤航空調査およびその評価コンピューターモデリング

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油流出対応計画 16, 18, 19 及び 38 –国境を跨る諸問題

国境を跨るリスク -油流出モデルの研究対象の一環として位置付け

アニワ湾の諸施設に関する油流出対応計画の策定

SE社は油流出対応に関する地域間協力体制の構築への一助として、数回にわたり各種関連会合等に出席。2006年5月実施予定の海上保安庁 –ロシア連邦運輸省によるアニワ湾油流出対応訓練にも参加の予定。

SE社は日本での油流出対応に関して海上災害防止センターと覚書を締結済。更なる具体的な内容の充実に向け種々検討中。

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油流出対応計画 31 - 油流出対応資機材及び対応能力についての検証

現有フェーズ1対応計画用資機材及びフェーズ2用所要資機材についての検討を実施中。

検討すべきポイントは, 資機材の配置場所; 資機材の種類; 所要数量; ロジスティックス (輸送, 貯蔵); 資機材の能力 (流出油の性状及び事故現場の環境への適応).

本検討結果は他の研究等によってもたらされた知見に基づき、定期的に見直される。

この検討はSE社、ENL社、ロシア政府ならびに地域の資機材ならびに対応能力を対象とする。

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油流出対応計画 33 –氷海上での油流出対応

氷海上に於ける原油の性状と現時点での対応策についての検討がおこなわれている。

エクソン社との共同研究が予定されており、その中では氷上での回収機器の使用ならびに分散剤の使用が検討される。

今後の研究においては下記のPointが含まれる:-海氷下での流出油の性状ならびに残存期間について実験室レベル

での研究-流出軌道の研究-下記を目的とした諸技術の検証ならびに開発

-氷中の流出油回収並びに処理-回収資機材

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油流出対応計画 35 - 流出油の性状/特質の研究

研究室レベルでの四季を通じたヴィチャーズ原油の性状･特質が調査される。

特に海上での残存期間及び分散速度や粘度に焦点が当てられる。

また、コンデンセートとの混合や、原油の性状自体の変化に応じ更なる継続的な研究が行われる。

これらの研究結果は油流出軌道モデルに反映される。

同様の研究は淡水中においても行われ、水中への融解率ならびに大気への発散率も併せ調査される。

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油流出対応計画 36 流出油軌道研究

更なる流出油軌道に関する研究が行われる。これには-輸送タンカー航路上からの流出 (原油, 重油). - アニワ湾プロジェクト関連施設からの流出

(原油、重油、ディーゼル油).- ピルトン-アストフスコエ鉱区での流出

が含まれる。

更に: -湾内資材運搬船からの流出 (ディーゼル油)-ルンスコエ鉱区での流出 (ガス, コンデンセート, 原油, ディーゼル).

流出軌道モデリングは氷海も含む四季すべてを対象とする。

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アニワ湾: 想定タンカールート及び流出想定ポイント

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油膜拡散の可能性 (夏季/40日間)

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油流出対応計画 39 –沿岸地域調査及び環境脆弱性地図

北東サハリンでの沿岸脆弱性調査に着手。

陸上パイプラインルート沿い、近隣湿地帯、交差河川下流地域並びにアニワ湾沿岸地域の現地調査は2004年に開始され、本年も継続して実施中。

航空調査も本年着手の予定。

SE社の活動によって何らかのRiskにさらされる可能性のある北海道沿岸地域については、沿岸地域における流出対応の種別に考慮しつつ、本邦関係機関により近々公開予定の沿岸脆弱性地図を参照の上対応策を策定する。

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油流出対応計画 A40-A46 - 油流出対応計画の策定

本計画は下記弊社施設に対応して作成される

ピルトン-アストフスコエ 洋上対応計画

ルンスコエ洋上対応計画

アニワ湾 (原油タンカー積込施設及びLNGターミナル)洋上対応計画

原油輸出施設及びLNG生産施設陸上対応計画

第二ブースターステーション陸上対応計画

陸上処理施設陸上対応計画

陸上パイプライン陸上対応計画

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油流出対応計画 54 - 油流出対応資機材の調達

必要資機材の検討 (継続的に行われる)-洋上-陸上-河川-湖沼、干潟及びその他湿地帯

氷海対応用特殊資機材

即応体制の為の資機材 (車両、ヘリコプター等の配備 –移動可能防除資機材Pack の準備)

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ピルトンパイプライン

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海底パイプラインのルート変更

3つのルートが検討された。:•ベースケース – ピルトンのコククジラ採餌地帯南部を交差する当初計画ルート。海底パイプラインの距離は最短。

•代替案 2 -二番目のルート。上記ベースケースより約11Km 南にてコククジラ採餌地帯より約6Km 外側。•代替案 1 –ベースケースより約20Km南。海底パイプライン距離は最長なるも、コククジラ採餌地帯からは最も離れている。

代替案1/2 とも適用可能な案であったが、最も安全な最遠の代替案1を適用したもの。.

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アニワ湾

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アニワ湾での浚渫作業

荷揚げ用桟橋浚渫作業完了 – 195,000m3を海洋投棄LNG 桟橋関連浚渫作業は4月30日に一時中断、本年9月に再開の予定。全体の投棄予想数量は1.7百万m3。すべての浚渫土砂は認可を受けた場所に投棄。

「LNG桟橋の浚渫土砂が無認可の場所に投棄されている」という一部NGO等による主張はロシア当局により否定された• 一部浚渫土砂は2005年の原油海底パイプライン埋め戻しのために仮置きされている。

• サハリン州当局による特別査察の結果、上記仮置き土砂も認可を受けた場所にあることが確認された。

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オオワシ

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オオワシプログラム

目標

オオワシ並びにオジロワシの生息調査並びの保護プログラムの策定並びに実施。

本プログラムは下記3段階からなる。• 現地生息調査

• 渡り行動及び関連地域の他の鳥類の調査/研究• 影響緩和策の策定

主要事項

• オオワシの巣の所在地並びに営巣地域はサハリン島北東部に存在する;• 湿地帯における主要指標生息種としてオオワシの生息数を調査するための科学的基盤の策定;GIS-データベースの作成 (オオワシ生息数の調査に関するデータ収集/蓄積及び分析。)

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現地調査

目的

サハリン北東部における営巣個体数の評価

営巣状況の分類:• 活性

• 巣自体は使用せるも産卵/孵化行動は見られない

• 当該地域に存在する番なるも営巣行動/産卵・孵化行動の有無不明

• 使用されていない

調査地域

• チャイボ, ヌイスキー, ナブリスキー, ルンスキー湾

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影響緩和策

従来のベースライン調査結果と2004年のモニタリングプログラムによって得られた結果が結合された

営巣状況評価と周辺生息種の環境脆弱性に基づき, 営巣地域でのパイプライン敷設活動に関するガイドラインがさまざまなケースを踏まえて策定された。

例:• 保護区域の策定

• 営巣地域での建設活動の極小化

• 営巣時期での建設活動の極小化

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2004年現地調査結果

316の巣が調査され分類された。主要な個体調査に関する諸条件の設定により個体数への影響についての要因は限定的であることが判明。 (人の介在による影響、営巣場所の不足、熊などによる攻撃)GIS-データベースの作成 (オオワシ生息数の調査に関するデータ収集/蓄積及び分析。) –営巣状況評価との相互参照。

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主たる影響緩和策

工事期間中に潜在的な影響を受ける可能性のある巣についてのデータベースが策定された。

o パイプラインからの距離 0-500 m - 12 (内 5 活性)o 500-1000 m - 9 (内 3 活性)o 1000 – 1500 m - 8 (内 1 活性)o 1500-2000 m - 7 (内 1 活性)

個々の巣に就き潜在的な影響についての評価が行われ、適切な影響緩和策が講じられている。

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2005年の活動

潜在的な影響地域にあるすべての巣の現状調査 (番の状況、卵等)ロシア自然保護監督局の代表者が本調査に参加し、巣の位置並びに保護地域に対し認証を与えた。

本年の活性巣の調査結果に基づき影響緩和策を策定。

ルンスコエのパイプライン上陸地にオオワシ観察者を配置。

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生物多様性

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生物の多様性に関するアクションプラン

本年に専門家による生物多様性に関するアクションプランを策定の予定。

国際的なガイドラインに準拠。

本アクションプランはサハリン島に主要生息種保護のための統合的なアプローチ

となる。

また本アクションプランは海洋哺乳類保護及びオオワシ調査プログラムといった主

要種に関連するプログラムに連動する。

ロシア国内及び国際的な専門家が適切に本アクションプランの策定に参画する。

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Transforming the Vision into Reality

Discussion & Questions