1

20072007年度決算説明会年度決算説明会

2008年4月23日

富士通フロンテック株式会社

2

1. 2007年度の状況

2. 2008年度通期予想

3. キャッシュ・フロー推移表

4. ビジネス方針

5. 2010年度目標

Ⅰ．決算概要、事業戦略 等

代表取締役社長 海老原光博

Ｐ. 8～Ｐ.12

Ｐ. 3～Ｐ. 7

Ｐ.13

Ｐ.18

Ｐ.14～Ｐ.17

3

1,067 1,067

4356

連結売上高

連結営業利益

【±0】

【＋13】

[連結売上高]流通、韓国新券の減少を営業店端末やｻｰﾋﾞｽﾋﾞｼﾞﾈｽ等でカバー＜国内＞1.営業店端末およびﾄｰﾀﾘｾﾞｰﾀ端末の更新需要増

2.ｻｰﾋﾞｽﾋﾞｼﾞﾈｽの拡大3.流通ビジネスの大口商談の減少＜海外＞1.中国向けメカユニットの増加2.韓国向け新券ビジネスの前年比減

＜連結営業利益＞プロダクトミックスに加え設計・製造のコストダウン等により増益

＜要因＞前年度比

[億円]

06年度 07年度

06年度 07年度

1. 2007年度の状況 ①概要

4

1. 2007年度の状況 ②損益計算書

（0.3％）

3

（0.8％）

9

（1.2％）

13

（0.6％）

6

（0.5％）

5

（0.8％）

9

△13

年初予想比

0

前年比実績新予想年初予想実績

（2.1％）

22

（3.3％）

35

（5.2％）

56

1,067

（2.1％）

23

（3.6％）

38

（5.2％）

56

1,070

（1.5％）（1.8％）

1619当期純利益

（2.8％）（2.5％）

3026経常利益

（4.4％）（4.0％）

4743営業利益

1,0801,067売上高

2007年度2006年度

摘 要

[億円]

※（ ）内は売上高比率

5

1. 2007年度の状況 ③部門別情報

主な増減理由

135643計

92112ソ フ ト ・ サ ー ビ ス

△1△2△1産業・公共システム

△6△12△6流 通 シ ス テ ム

114938金 融 シ ス テ ム

前年度比07年度06年度営業利益

01,0671,067計

ｻｰﾋﾞｽﾋﾞｼﾞﾈｽの拡大4166162ソ フ ト ・ サ ー ビ ス

ﾄｰﾀﾘｾﾞｰﾀ端末の更改需要増1010999産業・公共システム

POSの前期大口需要の今期減△40156196流 通 シ ス テ ム

金融機関統合による営業店端末増26636610金 融 シ ス テ ム

前年度比07年度06年度連結売上高

[億円]

6

1. 2007年度の状況 ④貸借対照表

173226買掛債務8764現金及び預金

316304資本合計

8484資本金1620投資他資産

232220剰余金146153固定資産計

262357負債合計3938無形固定資産

11その他

2025固定負債計9195有形固定資産

242332流動負債計2121その他

1417退職引当金432508流動資産計

57

確定拠出年金移行

時未払金

578661負債・資本合計578661資産合計

6981その他100153棚卸資産

－25借入金224270売掛債権

08/3月末07/3月末摘要08/3月末07/3月末摘要

[億円]

7

0.7回7.7回7.0回棚卸回転率

減価償却費

(内 無形固定資産)

投資額

(内 無形固定資産)

△53112165棚卸残高

△2

(0)

22

（6）

24

（6）

△1

（3）

24

（9）

25

（6）設備投資

前年度比07年度06年度摘 要

0.9％

9

売上高比率

11.1％

118

売上高比率

10.2％

109研究開発費

前年度比07年度06年度摘 要

1. 2007年度の状況 ⑤研究開発費他

注）販売用ソフトパッケージの投資額は上記無形固定資産の投資額に含まず（棚卸資産扱いとする）。

[億円]

注）上記棚卸残高には販売用ソフトパッケージ残高を加算（BS上は無形固定資産に計上）

8

2. 2008年度通期予想（金融/流通市場の動向/見通し）

2. 2008年度通期予想（金融/流通市場の動向/見通し）

1. 金融市場

(1) 国内ATM市場

・ATM日本稼働台数: 179,000台(2006年末現在） (富士通調べ）

・ATM年間出荷台数: 25,314台(2006年度） (JEITA＝電子情報技術産業協会 調べ）

日本は成熟市場であり大きな伸びはないが、2008年度以降も、ハイセキュリティ対応及び

一定のリプレース需要により、堅調な需要推移になると予想される。

（2) 世界ATM市場

・ATM世界稼働台数: 約 165万台 (2006年）（Retail Banking Research調べ）

・ATM年間出荷台数: 約24.5万台(Retail Banking Research調べ）

世界のATM稼働台数は2011年には200万台に達すると予測されており、2008年度以降

中国、東欧、ロシア等の市場で大きな伸びが期待できる。

2. 流通市場

(1) 国内POS市場

・国内POS年間出荷台数：171,194台(2006年度） (JEITA調べ）

2006年度は大手案件の出荷が集中し、2005年度比で42,000台の大幅増となったが、

市場は飽和状態にあり、13万台半ば～14万台半ばが標準的な市場規模と予想される。

(2) 世界POS市場

・世界POS年間出荷台数：約650,000台

欧米POS市場は成熟市場であり、市場規模は一定だが、SCO導入が急拡大している。

成長しているアジア市場では低価格要求が強い。

9

2. 2008年度通期予想 ①概要

1,067

連結売上高

連結営業利益

【＋3】

07年度 08年度

前年度比

[億円]

07年度 08年度

56(実績)

[連結売上高]金融システムの落ち込みを流通他でカバー

＜国内＞1.ﾊﾝﾃﾞｨﾀｰﾐﾅﾙの大口受注やﾄｰﾀﾘｾﾞｰﾀ端末の更新需要増

2.ｻｰﾋﾞｽﾋﾞｼﾞﾈｽの拡大3.金融機関統合終息で営業店端末の減

＜海外＞1.中国、欧州向けメカユニットの増加2.韓国向け新券ビジネスの前年比減

＜連結営業利益＞売上高の増加、設計・製造のコストダウンおよび効率化による費用削減等で増益（棚卸資産廃却費用を除き、前年度と比較可能とした場合）

＜要因＞1,070

収益性の低下による簿価切り下げの方法の適用に関連して２００８年度より棚卸資産廃却費用を営業外費用から売上原価に含めます。

(60)

52(予想)

8

07年度の棚卸資産廃却費用11億円は営業外費用で表示

棚卸資産廃却費用

11

45

10

2. 2008年度通期予想 ②損益計算書

（0.2％）

3（1.0％）

11

4 △4（0.4％） （△0.3％）

棚卸資産

廃却除く

3

前年度比

（2.3％）（2.1％）

2522当 期 純 利 益

（4.3％）（3.3％）

4635経 常 利 益

60 52（5.6％） （4.9％）棚卸資産

廃却除く

56（5.2％）営 業 利 益

1,0701,067売 上 高

2008年度計画

2007年度実績摘 要

[億円]※（ ）内は売上高比率

＜2008年度の配当金予想＞2007年度以上の好調な業績見込みおよび、開発・設備投資計画など今後の事業展開を総合的に

勘案した上、年間で２円増配の１６円を予想。

１６８８１４７７１２６６１株あたり

配当金

年間下期上期年間下期上期年間下期上期

2008年度予想2007年度実績予想2006年度実績摘要

（ご参考）３年間の配当金の推移

11

2. 2008年度通期予想 ③部門別情報

△44

1213

△33

5225101

16

5621

△2△12

49

主な増減理由

(△8)計

( －)ソ フ ト ・ サ ー ビ ス

(△1)産業・公共システム

(△2)流 通 シ ス テ ム

(△5)金 融 シ ス テ ム

前年度比08年度計画07年度実績営業利益

31,0701,067計

ｻｰﾋﾞｽﾋﾞｼﾞﾈｽの更なる拡大22188166ソ フ ト ・ サ ー ビ ス

ﾄｰﾀﾘｾﾞｰﾀ端末の更改需要23132109産業・公共システム

ﾊﾝﾃﾞｨﾀｰﾐﾅﾙ等の需要増加55211156流 通 シ ス テ ム

韓国新券、営業店で大幅減

国内自動機、海外で増

△97539636金 融 シ ス テ ム

前年度比08年度計画07年度実績連結売上高

[億円]

( )内は棚卸資産廃却費用で内数

12

2. ２００８年度通期予想 ④貸借対照表

208173買掛債務10787現金及び預金

338316純資産合計

8484資本金1516投資他資産

254232剰余金183146固定資産計

320262負債合計5239無形固定資産

101その他

2620固定負債計11691有形固定資産

294242流動負債計102100棚卸資産

1314退職給付引当金

2521その他

475432流動資産計

35

確定拠出年金移行

時未払金

658578負債・純資産合計658578資産合計

8669その他241224売掛債権

－－借入金

09/3月末08/3月末摘要09/3月末08/3月末摘要

[億円]

13

3. 連結キャッシュ・フローの推移連結フリーキャッシュ・フローは2006年下期以降、黒字継続

9

44

7

19

△43

57

△60

△40

△20

0

20

40

60

80

2006/上 2006/下 2007/上 2007/下 2008/上 2008/下

［億円］

財務活動によるCF △7△4△3△28△2△2614△1428

1079288466320現金及び同等物の期末残高

191542542△172843△15キャッシュ・フロー

△56△27△29△37△26△11△35△19△168246369070204976△27

投資活動によるCF営業活動によるCF

純利益

減価償却費

その他

26（26）

3943―

年間

19（19）

3125

△10

下期

53（38）

353322

年間

44（16）

171637

下期

14(29)

2736

△14

年間

57(55)

351922

下期 上期上期上期

7（7）

9(22)

△43(△26)

フリーキャッシュ・フロー

（末日休日影響 除く）

81810

1817

△15

△817

△36

2008年度2007年度2006年度

14

4. ビジネス方針 ①国内ビジネス（売上高）

372414366

○国内自動機は旧型機のﾘﾌﾟﾚｰｽ

需要増

（営業店端末は前年比大幅減）

金融システム

190139180○POS端末、HHTは量販店攻略

○ｾﾙﾌﾁｪｯｸｱｳﾄｼｽﾃﾑの拡販流通システム

12710596○ﾄｰﾀﾘｾﾞｰﾀは次世代端末獲得

○公共ｼｽﾃﾑ商談活発化

産業・公共

システム

188166162

○店舗向ATMｻｰﾋﾞｽおよび

ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽの拡大

○ソリューションビジネスの拡大

ｿﾌﾄ･ｻｰﾋﾞｽ

877824804合計

連結売上高（国内）

06年度 07年度区分 事業戦略

08年度

[億円]

15

富士通フロンテック

ＦＫＭ Ｃｏ.,Ｌｔｄ.(韓国)

ATM/CD開発・製造・販売

富士通先端科技(上海)

金融・流通製品の開発・製造・販売

FUJITSU DIE-TECH Co（比）

.自動機用ﾒｶﾕﾆｯﾄの製造拠点

（日本、韓国、中国へ直出荷）

●

●

●

販売ﾁｬﾈﾙ 富士通海外拠点

FTXS

FS

FKL

◆当社に関連する主な関連富士通海外拠点◆

FS : Fujitsu Services Ltd.

FKL: Fujitsu Korea Ltd.

FTXS: Fujitsu Transaction Solutions Inc.

4. ビジネス方針 ②ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ/販売ﾁｬﾈﾙ/製品

・G-BRU（ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙﾍﾞﾝﾀﾞｰ向けﾘｻｲｸﾙﾕﾆｯﾄ）欧州、アジア地区向け

・BDU（中国地場ﾒｰｶｰ向け出金機/直接販売）

・POSｼｽﾃﾑ（韓国ｺﾝﾋﾞﾆ向け）

・ﾊﾝﾃﾞｨﾀｰﾐﾅﾙ（IC決済B-PAD）ｾﾙﾌﾁｪｯｸｱｳﾄｼｽﾃﾑ

(小型出金機BDUの供給)[アジア地区（中国・韓国）]

[北米地区][欧州地区]

当社海外拠点

16

4. ビジネス方針 ③グローバルビジネス（売上高）

区分 事 業 戦 略連結売上高（海外）億円

06年度 07年度 08年度

韓国FKM 韓国新券需要の反動最小化

2005年度売上高 40億円 176 142 65

金融ほか ＜中国ビジネスの更なる強化＞

①GBRU（還流ﾕﾆｯﾄ）ﾋﾞｼﾞﾈｽ全開

②GBRUの自主販売開始

③BDU（出金ﾕﾆｯﾄ）の更なるシェアUP

70 81 102

流通 POS・HHTの拡販

・韓国POSコンビニシェア拡大

・IC決済BPADのグローバル展開16 17 19

新ﾋﾞｼﾞﾈｽ 中国市場中心にグローバル拡販

・手のひら静脈認証装置 等 1 3 7

小計 87 101 128

総合計 263 243 193

17

4.ビジネス方針 ④グローバルビジネス（中国市場）

●

●

ﾒｶｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾄ製造拠点(FDTP/ﾌｨﾘﾋﾟﾝ)

市場 人口13億人

開催 08年/北京五輪 10年/上海万博

などによる金融インフラ整備進捗

ATM 現在約10万台稼動/日本は18万台

設置密度（人/ATM） 13,000/日本710シェア NCR社32％、Ｄiebold社21％、中国ﾍﾞﾝﾀﾞ35％、その他12％

中国

－中国市場の販売目標－

2008年度 23 億円

2010年度 約60億円（２倍以上）

ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙBRU

＜当社の強み＞○高い製品評価（高品質） BDU(出金ﾕﾆｯﾄ)：52％

（中国現地ベンダへ納入、TOPシェア）

○ＡＴＭコンポーネント販売に特化ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙﾍﾞﾝﾀﾞｰおよび中国ローカルベンダーにコンポーネント(GBRU)供給開始

○BDU/BRUの実装互換：リサイクル化容易、スロットタイプ：TTW(Through The Wall)対応容易

（当社調べ）

18

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

2007年度 2010年度目標2008年度予想

グローバルビジネス

中国向け金融ビジネス、海外POS、新規ビジネス等

サービスビジネス・ＡＴＭアウトソーシングサービス・店舗向けＡＴＭサービス

上記以外の国内ビジネス

ATM、営業店、ﾄｰﾀ、POS、HHT等

2010年度、連結売上高1,500億円、連結営業利益率７．０％①各事業のビジネス充実によるバランス経営②グローバルビジネスの強化（売上高の25～30％目標）③サービスビジネスの拡大

5. 2010年度目標

[億円]

1067

1500

375

145

980

243 193

66

758

1070

81

796 国内

19

Ⅱ．新商品の事例紹介

経営執行役常務 利根廣貞

1.手のひら静脈認証（ＰＣログインシステム）

2.ＵＨＦ帯ＲＦＩＤ関連製品

3.カラー電子ペーパー搭載の携帯情報端末「ＦＬＥＰｉａ」

4.新規ビジネスの展望

20

１-1.生体認証市場の動向

■企業におけるセキュリティ対策意識の高まりと共に生体認証市場は拡大

■指紋のリプレース商談が増加傾向、誰でも安心して使える 静脈認証は優位

■情報漏洩防止、パート勤怠管理、間違い防止などに、民間、公共、医療に浸透

指紋

静脈静脈

21

スケーラビリティ

【 Palm Secure 新シリーズをリリース】○SOHOから大規模企業までスケーラブルな

ログインシステムを完成（セキュアログインボックス 大４台で６千人に対応）

○手かざし 0.8秒高速認証ｴﾝｼﾞﾝ開発 (従来1.5秒)

新SDKに搭載⇒応用装置への適用性アップ新ログインキットに搭載⇒快適な認証実現

SG2000入退室システム

新SDK

新 セキュアログインボックス

SIer様 組込み向け

１-２．PalmSecureのラインナップ

容積1/2に小型化24H運用対応

0.8秒高速認証

0.8秒高速認証

新 ログインキット

用途

バリ

エー

ショ

ン

(2008年4月10日発表)

(2007年9月発表)

(2008年4月14日発表)

22

２００４年１０月“世界初”ＩＣカードとＡＴＭによる「手のひら静脈認証」取引開始

様

国内 金融機関の例

１-３【金融 適用事例】１１--３３【【金融金融 適用事例適用事例】】

海外 金融機関の例

高精度で安心

抵抗感なし

安全で衛生的

三菱東京三菱東京UFJUFJ銀行様ほか銀行様ほか「手のひら静脈カード」「手のひら静脈カード」

１６０万枚１６０万枚

手のひら静脈は、金融機関で最も利用されています。

ブラジル ブラデスコ銀行 様

23

１-３【ログインと出退勤 適用事例】１１--３３【【ログインと出退勤ログインと出退勤 適用事例適用事例】】

洋菓子の製造販売のお客様

不正打刻防止の

勤怠管理向け

・パート/アルバイトでも

容易に認証

・非接触で衛生的

マウス型静脈センサ導入マウス型静脈センサ導入

ログインの例 出退勤の例

タイムレコーダ不要のPC 勤怠管理システム (各業種へ導入中)

アデランス 様

お客様の個人情報を保護するため本人確認を実施

愛知県信用保証協会 様

企業財務情報等

機密情報漏洩防止

を目的に導入

静鉄情報センター 様 「きんむ＠君」

アンリ・シャルパンティエ 様

24

海外 医療機関の例

１-３【医療 適用事例】１１--３３【【医療医療 適用事例適用事例】】

・正確で効率的な患者の登録と・正確で効率的な患者の登録と本人確認本人確認

・小さなお子様の手にも適用できる・小さなお子様の手にも適用できるハンドガイドを米国ハンドガイドを米国SierSierが独自開発が独自開発

・抵抗感なくプライバシーを保護・抵抗感なくプライバシーを保護

国内 医療機関の例

電子カルテシステムでのログイン認証(個人情報の保護)

・便利で衛生的な認証技術

入院患者の取違えを防ぐため

手術開始の前に患者を確認

放射線医療研究所 様

医療法人恵佑会札幌病院 様

米国 Carolinas Health Care System 様

全米で3番目の医療機関保険証の不正利用を防ぐため外来患者の本人確認を実施

25

■ 2007年度は市場の関心は高いが、市場立ち上がりは鈍く、実証実験等による効果見極めが進んだ。

■ 2008年は、リネンタグ等のリユースタグを適用した、投資効果が見込める市場の立ち上がりが見込める。

■ 使い捨てタグを適用した本格的なタグ市場の立ち上がりは2010年を見込んでいる。

２２--11．ＲＦＩＤの市場動向．ＲＦＩＤの市場動向

本格的な市場立上り

リユース市場の立上り

実証実験等見極め

（千枚）

26

２-２．当社の強み２２--２２．当社の強み．当社の強み

紙ラベル

リライタブルシート

リネン

樹脂

金属対応

キーリング

大容量金属対応

新製品

リライタブルプリンタ ラベルプリンタ

CFタイプRW外付けアンテナ ゲートアンテナ

ロングレンジRW（一体型）

ロングレンジRW（分離型）

●ＲＦＩＤ Connectミドル

●基礎実験サービス

●実証実験サービス

●検討支援サービス

●構築支援サービス

●機器設置・調整サービス

●タグ発行・取付けサービス

●ヘルプデスク

■豊富なラインナップと適用実績

タグ 機器ミドルウェア&サービス商品

■耐環境性タグ（リネンタグ、金属タグ、他）

■一貫した製品ラインナップ（タグ、機器、ミドル）とサービスの提供

■据置き～モバイルの広範囲のラインナップ

27

２２--３３. . リネンタグでのリネンタグでのユニフォーム管理ユニフォーム管理

～ユニフォームの紛失防止管理によるセキュリティ強化と業務の効率化を実現～～ユニフォームの紛失防止管理によるセキュリティ強化と業務の効率化を実現～

ＵＨＦ帯リネンタグ

洗濯寿命200回以上遠心脱水耐熱（ｱｲﾛﾝ200度）耐アルカリサイズ：60×15×1.6mm

通信距離：約150ｃｍ

バーコードで管理。読み取りに時間と手間。

入出庫時に目視確認。サイズ違いなどの誤出荷が発生。

ユニフォームを梱包したまま一括読み取りが可能。作業が大幅に効率化。

入庫・出庫の際の確認を自動化。確認ミスを防止。

ユニフォームの個体管理が効率的かつ正確に行える。ライフサイクル管理を実現。

RFIDタグ導入(2007.10～)

28

２２--４．ＲＦＩＤの４．ＲＦＩＤの社内実践状況社内実践状況

富士通ｱｲｿﾃｯｸ富士通ｱｲｿﾃｯｸ

富士通[沼津工場]

富士通[沼津工場] 富士通

[小山工場]富士通

[小山工場]

富士通[那須工場]

富士通[那須工場]

富士通ITﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ富士通ITﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ

富士通フロンテック 新潟工場富士通フロンテック 新潟工場

ＲＦＩＤかんばんによる工場～取引業者の部品供給管理 (国内初）

ＵＨＦ帯ＲＦＩＤかんばん２００８年３月５日より稼働開始。

導入効果

①従来比約２倍の大幅な業務効率化②管理業務の高速化と在庫の６割減③紙かんばん/伝票類の廃止（ＣＯ２ 約３１２Ｋｇ削減）

29

Sony Reader・２００６年１０月発売

・出荷台数：１０万台以上

・モノクロ６インチ

・通信機能なし

・＄299

競合他社状況競合他社状況

●凸版印刷／E-Ink連合：米E Ink社は表示切り替え速度と輝度を高めた電子ﾍﾟｰﾊﾟｰ「Vizplex」の開発を発表した。

●ﾄｯﾊﾟﾝﾌｫｰﾑｽﾞ/Sipix（米）連合： NTTﾄﾞｺﾓは、「CEATEC JAPAN 2007」において操作ｷｰの表示にSiPix製電子ﾍﾟｰﾊﾟｰを利用した携帯電話機を参考出展。また、表示部に電子ﾍﾟｰﾊﾟｰを利用したﾜﾝﾀｲﾑﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ生成･ｶｰﾄﾞも発表した。

●日立/ﾌﾞﾘﾁﾞｽﾄﾝ連合: 2007年10月RGBWの4色ｶﾗｰ･ﾌｨﾙﾀを通して4096色ｶﾗｰ表示を実現する A3ｻｲｽﾞのｶﾗｰ電子ﾍﾟｰﾊﾟｰの開発を発表した。

E Ink社が開発した「Vizplex」

ﾜﾝﾀｲﾑﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ生成･ｶｰﾄﾞ

A3ｻｲｽﾞのｶﾗｰ電子ﾍﾟｰﾊﾟｰ

国内市場の見通し国内市場の見通し

国内市場予測（富士通調べ）では電子書籍市場の立ちあがりの成否が市場規模を大きく左右すると予測している。短期的には「棚札・POP」「ICカード」「広告」が有望分野。

３３--11．電子ペーパーの．電子ペーパーの市場予測市場予測

電子書籍リーダ

Amazon Kindle・２００７年１1月発売

・出荷台数：初ロット６万台

・モノクロ６インチ

・通信機能あり

・＄399

20152010

広告50億円

教科書100億円

生産管理80億円

メンテナンス80億円

20122007

電子書籍200億円

約70～300億円

約500億円

数億円

約30～100億円

短期的に立ち上がる可能性がある（B2C）

不確実性が高くかつ立ち上がりに時間のかかる分野(B2B）

需要は高いが市場規模は小さい(B2B）

市場発展シナリオ（アップサイド）

電子書籍200億円

電子書籍数億円

生産管理

生産管理広告

50億円広告・電子棚札・ICカード

電子棚札20億円

電子棚札20億円

ICカード16億円

ICカード16億円

30

３３--２．当社の強み２．当社の強み

■ カラー表示で他社方式に比べ明るい表示

（偏光板、反射板、ｶﾗｰﾌｨﾙﾀが不要）

■フィルム基材により薄く(厚み0.8mm)・軽く・壊れにくい

■ロール・ツー・ロール製造技術を適用することで低価格に生産

■ 超低消費電力FLEPia搭載実績

バッテリ寿命50時間を達成

■環境負荷の低減に貢献

●FLEPiaはスーパーグリーン製品

●新聞４年分を電子新聞にて講読すると１戸当たりＣＯ２削減効果は４８５（kg-CO2）が期待できます。

・新聞紙 ５２１（kg-CO2）・ＦＬＥＰｉａ電子新聞 ３６ (kg-CO2)工程イメージ図

電極形成

パネル化

選択反射型ＬＣＤを積層

Blueパネル

BG

R白(RGB)

Greenパネル

Redパネル光吸収体

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■電子書籍リーダのFLEPiaへの搭載

国内のPC/PDA用電子書籍リーダのトップ2社製品の搭載完了○シャープ社のブンコビューア○ボイジャー社のT-Time

FLEPiaのサンプル出荷開始(2008年１月～）

[主な用途]

■コンテンツ配信・携帯電話キャリア・携帯機器メーカ

■広告・電気機器製造メーカー・ＩＴメーカー

■情報表示パネル・機器製造メーカー

■その他・研究機関

３３--３３．． FLEPiaFLEPiaのサンプル出荷開始のサンプル出荷開始

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３３--４．電子ペーパーの４．電子ペーパーの応用分野応用分野

ＩＣカードへの応用 携帯電話アクセサリー

■残金、残高、残ポイントが見える非接触ＩＣカードへの応用

表示機能搭載型IC-Card

無線

■携帯電話など小型画面の拡大表示■シーンによってデザインを替えられる『着せ替え携帯』への応用

無線による携帯画面の拡大表示

着せ替え携帯

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３３--５．電子ペーパー５．電子ペーパーによる実証実験による実証実験

FLEPiaを用いた情報発信の実験が

愛媛県松山市で 11月14日より開始されています。FLEPia2台一組の掲示板をスーパーなどに設置し情報提供が行なわれています。

JR恵比寿駅東口で実施された自動改札機広告の実証実験のために、ＪＲ東日本グループ様に カラー電子ペーパーを提供しました。 ２月２５日から３月２３日の約1ケ月の実験で効果検証を行なって頂きました。

情報表示(広告)、コンテンツ配信の実証実験

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手のひら静脈認証

ＲＦＩＤ関連商品

○今後の取組み・PCﾛｸﾞｲﾝｷｯﾄの拡販・グローバル展開・適用分野の拡大

○今後3年間の売上計画 ５８．９億円

○今後の取組み・リネン利用の拡大・タグの海外展開・Sierとの連携

○今後3年間の売上計画 ４０．７億円

電子ペーパー

○今後の取組み・ｺﾝﾃﾝﾂ配信の枠組み・新規ﾋﾞｼﾞﾈｽの創造・量産技術の早期確立

○今後3年間の売上計画６６．６億円

4. 新規ビジネスの展望

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＜見通しに関する注意事項＞

●本資料には、富士通フロンテックが現時点で把握可能な情報から判断した想定等にもとづく将来についての計画や戦略、業績に関する予想及び見通しの記述が含まれています。

●また、多様なリスクや不確実性（経済動向、関連業界における激しい競争、市場需要、為替レート、税制や諸制度等があります）を含んでおります。そのため、実際の業績は当社の見込みとは異なる可能性がありますので、ご承知置きください。

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