7 企業のすがた - stat...2.調査結果からわかること サービス産業の 2017年の1...

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第三次産業 第一次産業 第二次産業 売上高は「卸売業,小売業」が最多、 付加価値額は「製造業」が最多 産業大分類別企業等数(2016 年)、売上高及び付加価値額(2015 年) 農林漁業(個人経営を除く) 鉱業,採石業,砂利採取業 建設業 製造業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 医療,福祉 その他の産業  2016 年6月1日現在の企業等数は 385 万6千企業で、産業大分類別にみると 「卸売業,小売業」(全 産業の 21.8%)が最も多くなっています。 2015 年の売上(収入)金額(以下「売上高」といいます。)は 1624 兆7千億円、付加価値額は 289 兆5千億円で、産業大分類別にみると、売上高は 「卸売業,小売業」(同30.8%)が最も多く、付加価値 額は「製造業」(同23.8%)が最も多くなっています。また、全産業に占める第三次産業 の割合は、上高では 68.5%、付加価値額では 68.4% とそれぞれなっています。 資料:経済センサス - 活動調査結果 日本標準産業分類における大分類「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、「運輸業,郵便業」、「卸売業,小売業」、「金融業,保険 業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「教育, 学習支援業」、「医療,福祉」、「複合サービス事業」及び「サービス業(他に分類されないもの)」 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0(%) 0.0 0.2 1.8 2.7 0.8 0.7 0.4 1.1 3.3 3.3 6.7 24.4 3.7 4.0 30.8 7.7 6.9 8.2 7.2 23.8 18.7 5.8 5.5 6.6 7.1 1 5. 4 11.2 10.0 21.8 7.9 13.3 9.5 7.6 14.3 企業等数3856千企業 売上高16247千億円 付加価値額2895千億円 0.1 2.8 0.3 1.6 2.8 34 7 企業のすがた

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第三次産業第一次産業第二次産業

企業等数

売上高

付加価値額

売上高は「卸売業,小売業」が最多、付加価値額は「製造業」が最多産業大分類別企業等数(2016 年)、売上高及び付加価値額(2015 年)

農林漁業(個人経営を除く) 鉱業,採石業,砂利採取業 建設業 製造業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 医療,福祉 その他の産業 

 2016年6月1日現在の企業等数は385万6千企業で、産業大分類別にみると「卸売業,小売業」(全産業の21.8%)が最も多くなっています。 2015 年の売上(収入)金額(以下「売上高」といいます。)は 1624 兆7千億円、付加価値額は 289兆5千億円で、産業大分類別にみると、売上高は「卸売業,小売業」(同30.8%)が最も多く、付加価値額は「製造業」(同23.8%)が最も多くなっています。また、全産業に占める第三次産業※の割合は、売上高では68.5%、付加価値額では68.4%とそれぞれなっています。

資料:経済センサス -活動調査結果※� �日本標準産業分類における大分類「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、「運輸業,郵便業」、「卸売業,小売業」、「金融業,保険業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「教育,学習支援業」、「医療,福祉」、「複合サービス事業」及び「サービス業(他に分類されないもの)」

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0(%)

0.0

0.2

1.8

2.7

0.80.7

0.4

1.1

3.33.3

6.7 24.4 3.7 4.0 30.8 7.7 6.9 8.2

7.2 23.8 18.75.85.5 6.6 7.1 15.4

11.2 10.0 21.8 7.9 13.3 9.5 7.6 14.3

企業等数385万6千企業

売上高1624兆7千億円

付加価値額289兆5千億円

0.1 2.80.3 1.6

2.8

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7 企業のすがた

Page 2: 7 企業のすがた - Stat...2.調査結果からわかること サービス産業の 2017年の1 か月当たり平均売上高は 31兆 4599億円となり、前年と比べる

2. 調査結果からわかること

 産業大分類別に雇用者に占める「正社員・正職員」の割合をみると「電気・ガス・熱供給・水道業」(93.2%)が最も高く、「正社員・正職員以外の雇用者」は「宿泊業,飲食サービス業」(77.9%)が最も高くなっています。

 売上高について、産業大分類別に主業比率※をみると「教育,学習支援業」(78.0%)が最も低く、「金融業,保険業」(99.2%)が最も高くなっています。

「正社員・正職員以外の雇用者」の割合が最も高いのは「宿泊業,飲食サービス業」産業大分類別「正社員・正職員」及び「正社員・正職員以外の雇用者」の構成比(2016年)

売上高の主業比率が最も低いのは「教育,学習支援業」産業大分類、主業・主業以外別売上高の割合(2015年)

※  主業比率(売上高に占める主業の売上高の割合)=主業の売上高/売上高×100資料:経済センサス - 活動調査結果

資料:経済センサス - 活動調査結果

20.0 60.040.0 80.0 100.00.0 (%)

正社員・正職員 正社員・正職員以外

5.422.011.510.810.08.68.37.97.57.46.35.84.03.62.80.90.8

94.678.0

88.589.290.091.491.792.192.592.693.794.296.096.497.299.199.2

主業比率 主業以外の比率

8.8%

学術研究,専門・技術サービス事業

22.0%

主業以外の売上高

20.0 60.040.0 80.0 100.0(%)0.0

59.5

87.086.582.481.179.075.871.965.962.661.551.350.146.746.743.6

40.56.813.013.517.618.921.024.228.134.137.438.548.749.953.353.356.4

77.922.1

合 計

金 融 業, 保 険 業

卸 売 業, 小 売 業

鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業

不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業

教 育, 学 習 支 援 業

電気・ガス・熱供給・水道業

製 造 業

農林漁業(個人経営を除く)

建 設 業

複 合 サ ー ビ ス 事 業

生活関連サービス業,娯楽業

情 報 通 信 業

運 輸 業, 郵 便 業

サービス業(他に分類されないもの)

学術研究,専門・技術サービス業

医 療, 福 祉

宿 泊 業, 飲 食 サ ー ビ ス 業

合計(複合サービス事業を除く)

鉱業,採石業,砂利採取業

建 設 業

農林漁業(個人経営を除く)

製 造 業

情 報 通 信 業

卸 売 業, 小 売 業

医 療, 福 祉

教 育, 学 習 支 援 業

サービス業(他に分類されないもの)

運 輸 業, 郵 便 業

電気・ガス・熱供給・水道業

不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業

宿 泊 業, 飲 食 サ ー ビ ス 業

学術研究,専門・技術サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

金 融 業, 保 険 業

93.2

78.0%

主業の売上高

79.3%

医療,福祉事業

5.1%

サービス事業(他に分類されないもの)

その他 6.9%

第三次産業第一次産業第二次産業

企業等数

売上高

付加価値額

売上高は「卸売業,小売業」が最多、付加価値額は「製造業」が最多産業大分類別企業等数(2016 年)、売上高及び付加価値額(2015 年)

農林漁業(個人経営を除く) 鉱業,採石業,砂利採取業 建設業 製造業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売業,小売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 医療,福祉 その他の産業 

 2016年6月1日現在の企業等数は385万6千企業で、産業大分類別にみると「卸売業,小売業」(全産業の21.8%)が最も多くなっています。 2015 年の売上(収入)金額(以下「売上高」といいます。)は 1624 兆7千億円、付加価値額は 289兆5千億円で、産業大分類別にみると、売上高は「卸売業,小売業」(同30.8%)が最も多く、付加価値額は「製造業」(同23.8%)が最も多くなっています。また、全産業に占める第三次産業※の割合は、売上高では68.5%、付加価値額では68.4%とそれぞれなっています。

資料:経済センサス - 活動調査結果※   日本標準産業分類における大分類「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、「運輸業,郵便業」、「卸売業,小売業」、「金融業,保険

業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「教育,学習支援業」、「医療,福祉」、「複合サービス事業」及び「サービス業(他に分類されないもの)」

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0(%)

0.0

0.2

1.8

2.7

0.80.7

0.4

1.1

3.33.3

6.7 24.4 3.7 4.0 30.8 7.7 6.9 8.2

7.2 23.8 18.75.85.5 6.6 7.1 15.4

11.2 10.0 21.8 7.9 13.3 9.5 7.6 14.3

企業等数385万6千企業

売上高1624兆7千億円

付加価値額289兆5千億円

0.1 2.80.3 1.6

2.8

7 企業のすがた

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2. 調査結果からわかること

 サービス産業の 2017 年の1か月当たり平均売上高は 31 兆4599 億円となり、前年と比べると1.9%の増加 となっています。産業別にみると、「サービス業(他に分類されないもの)」(機械等修理業、廃棄物処理業など)(前年比 6.0%増)など8産業で増加となっています。一方、「生活関連サービス業,娯楽業」(同3.9%減)が減少となっています。

サービス産業の売上高は 1.9%の増加サービス産業の売上高対前年比(2017 年)

個人経営事業所の事業主の年齢は60歳代と 70歳代の割合が高い産業別にみた事業主の年齢階級別個人経営事業所の割合(2017 年)

資料:サービス産業動向調査(月次調査)結果

 個人経営事業所について、産業別に事業主の年齢階級別の事業所の割合をみると、「製造業」、「卸売業,小売業」及び「サービス業※」は 70歳代が最も高く(36.7%、33.2%、29.1%)、「宿泊業,飲食サービス業」は60歳代が最も高く(32.2%)なっています。

資料:個人企業経済調査(構造編)結果注  事業主の年齢は2017年末日現在のもの

(調査は2018年1~3月期に実施)※  「サービス業」に含まれる主な産業は、「普

通洗濯業」、「理容業」、「美容業」、「自動車整備業」 製造業  卸売業,小売業  宿泊業,飲食サービス業  サービス業

50 歳未満 50 歳代 60歳代 70歳代 80 歳以上

40.0(%)

35.0

30.0

25.0

20.0

15.0

10.0

5.06.5

29.2

14.7

25.3

33.2

6.1

32.2

19.8 18.7

8.9

23.4

29.1

0.0

-8.0

-6.0

-4.0

-2.0

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

1.91.3

4.83.8

0.1 0.3

3.1

1.2

6.0

-3.9

(%)

サービス産業計

情報通信業

運輸業,郵便業

不動産業,

物品賃貸業

学術研究,

専門・技術

サービス業

宿泊業,

飲食サービス業

生活関連

サービス業,

娯楽業

教育,

学習支援業

医療,福祉

サービス業

(他に分類

されないもの)

産業別人口1千人当たり事業所数都道府県ランキング産業細分類別人口1千人当たり事業所数(2016 年)

 2016年6月1日現在の人口※1千人当たり事業所数をみると、「すし店」は山梨県、「無床診療所」は和歌山県、「自動車部分品・附属品製造業」は静岡県、「受託開発ソフトウェア業」は東京都 が最も多くなっています。

すし店

自動車部分品・附属品製造業

無床診療所

受託開発ソフトウェア業

資料:経済センサス -活動調査結果  ※ 人口は人口推計(2016年 10月1日現在)結果を用いている。

て ます。

産業別の人口1千人当たり事業所数都道府県ランキング

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2. 調査結果からわかること

 サービス産業の 2017 年の1か月当たり平均売上高は 31 兆4599 億円となり、前年と比べると1.9%の増加 となっています。産業別にみると、「サービス業(他に分類されないもの)」(機械等修理業、廃棄物処理業など)(前年比 6.0%増)など8産業で増加となっています。一方、「生活関連サービス業,娯楽業」(同3.9%減)が減少となっています。

サービス産業の売上高は 1.9%の増加サービス産業の売上高対前年比(2017 年)

個人経営事業所の事業主の年齢は60歳代と 70歳代の割合が高い産業別にみた事業主の年齢階級別個人経営事業所の割合(2017 年)

資料:サービス産業動向調査(月次調査)結果

 個人経営事業所について、産業別に事業主の年齢階級別の事業所の割合をみると、「製造業」、「卸売業,小売業」及び「サービス業※」は 70歳代が最も高く(36.7%、33.2%、29.1%)、「宿泊業,飲食サービス業」は60歳代が最も高く(32.2%)なっています。

資料:個人企業経済調査(構造編)結果注  事業主の年齢は2017年末日現在のもの

(調査は2018年1~3月期に実施)※  「サービス業」に含まれる主な産業は、「普

通洗濯業」、「理容業」、「美容業」、「自動車整備業」 製造業  卸売業,小売業  宿泊業,飲食サービス業  サービス業

50 歳未満 50 歳代 60歳代 70歳代 80 歳以上

40.0(%)

35.0

30.0

25.0

20.0

15.0

10.0

5.06.5

29.2

14.7

25.3

33.2

6.1

32.2

19.8 18.7

8.9

23.4

29.1

0.0

-8.0

-6.0

-4.0

-2.0

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

1.91.3

4.83.8

0.1 0.3

3.1

1.2

6.0

-3.9

(%)

サービス産業計

情報通信業

運輸業,郵便業

不動産業,

物品賃貸業

学術研究,

専門・技術

サービス業

宿泊業,

飲食サービス業

生活関連

サービス業,

娯楽業

教育,

学習支援業

医療,福祉

サービス業

(他に分類

されないもの)

産業別人口1千人当たり事業所数都道府県ランキング産業細分類別人口1千人当たり事業所数(2016 年)

 2016年6月1日現在の人口※1千人当たり事業所数をみると、「すし店」は山梨県、「無床診療所」は和歌山県、「自動車部分品・附属品製造業」は静岡県、「受託開発ソフトウェア業」は東京都 が最も多くなっています。

すし店

自動車部分品・附属品製造業

無床診療所

受託開発ソフトウェア業

資料:経済センサス -活動調査結果  ※ 人口は人口推計(2016年 10月1日現在)結果を用いている。

て ます。

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T P I C S 7O

日本の研究費及び研究者数は主要国の中で3番目主要国における研究費の推移(OECD 購買力平価換算 2007年度~ 2017年度)

0 0.0

76,000

78,000

80,000

82,000

84,000

86,000

88,000

90,000

92,000

94,000

0.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

0

40,000

42,000

44,000

46,000

48,000

50,000

52,000

54,000

56,000

58,000

0 0.0

6,400

6,600

6,800

7,000

7,200

7,400

7,600

7,800

8,000

8,200

 日本の女性研究者数(実数)は、2018年3月 31日現在、15万 500人で、前年と比べ 4.5%の増加となり、過去最多を更新しています。 また、研究者全体に占める女性の割合は 16.2%で、前年と比べ0.5 ポイントの上昇となり、過去最高を更新しています。 さらに、女性研究者数(実数)を所属組織別にみると、企業では 53,557 人、非営利団体・公的機関では7,882人、大学等では 89,106 人とそれぞれ過去最多を更新しています。また、所属組織別の研究者全体に占める女性の割合は、企業では9.6%、非営利団体・公的機関では17.8%、大学等では 27.1%とそれぞれ過去最高を更新しています。

日本の女性研究者女性研究者数(実数)及び女性の割合の推移(2008 年~ 2018 年)

所属組織別女性研究者数(実数)及び割合の推移(2014 年~ 2018 年)

資料:科学技術研究調査結果2014年 2014年 2014年15 15 1516 16 1617 17 1718 18 18

043,032

46,282

49,568

853,557

6,8647,200

14.5

15.0

15.5

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

7,882

83,42884,622

86,847

89,106

( 人 ) (%) (人 ) (%)(人 ) (%)

2008年 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18

8.115.8

16.1

16.9

17.5117.8

8.1

8.6

9.1

19.6

( 万人 )

0.0

12.0

13.0

14.0

15.0

16.0

17.0

0

11

12

13

14

15

16(%)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

14.4 14.6

14万4100人 113

14

116.2

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

25.4

25.9

26.326.6

27.1

080,707

企業 非営利団体・公的機関 大学等

 2017年度の日本の研究費は1913億ドルとなっています。主要国(G7、中国、韓国及びロシア)と比較すると、2008年度まではアメリカに次ぐ2番目の規模となっていましたが、中国の伸びにより、2009年度以降、アメリカ、中国に次ぐ3番目の規模となっています。

 2017 年度の日本の研究者数(専従換算値)※1は 67.6 万人となっており、主要国と比較すると、中国、アメリカに次ぐ3番目の規模となっています。一方、人口1万人当たりの研究者数でみると、日本は53.5 人で韓国に次ぐ2番目の規模となっています。

主要国における研究者数(専従換算値)の推移(2009年度~ 2017年度)

注  研究費は、OECD購買力平価(OECD「Main Science and Technology Indicators」)により換算

資料: 日 本 は 科 学 技 術 研 究 調 査 結 果、 他 国 はOECD「Main Science and Technology Indicators」

※1  日本の研究者数(専従換算値)は、「企業」、「非営利団体・公的機関」及び「大学等」の研究者について、実際に研究関係業務に従事した割合(「大学等」の研究者については文部科学省「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」によるフルタイムタイム換算係数を使用)であん分して算出

※2 日本の研究者数は、年度末(3月31日)現在の値※3 日本の人口1万人当たり研究者数は、人口推計(各年4月1日現在)を用いて算出資料:日本は科学技術研究調査結果、他国はOECD「Main Science and Technology Indicators」

5000

4000

3000

2000

1000

0

(億ドル)

2007年度 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

180.0

160.0

140.0

120.0

100.0

80.0

60.0

40.0

20.0

0.0

80.0

70.0

60.0

50.0

40.0

30.0

20.0

10.0

0.02009年度 10 11 12 13 14 15 16 17

(万人) (人)

2009年度 10 11 12 13 14 15 16 17

2018年3月 31日現在、15万 500人で、前年と比べ 4.5%の増加となり、過去最多を更新

研究者数※2 人口1万人当たり研究者数※3

4512

1913

1182

794

399

アメリカ フランス中 国 イギリス

ド イ ツ イタリア日 本 ロ シ ア

韓 国 カ ナ ダ

5111

169.270.5

53.5

48.748.748.744.4

29.8

20.9

12.2

41.7

45.6

138.0

67.6

40.1.10.136.16.111.36.136.129.1

6 17

11.29.112.7

27.816.2

日本の研究費は1913億ドル

国、アメリカに次ぐ3番目の規模中

23.5

24.0

24.5

25.0

25.5

26.0

26.5

27.0

27.5

28.0

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T P I C S 7O

日本の研究費及び研究者数は主要国の中で3番目主要国における研究費の推移(OECD 購買力平価換算 2007年度~ 2017年度)

0 0.0

76,000

78,000

80,000

82,000

84,000

86,000

88,000

90,000

92,000

94,000

0.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

0

40,000

42,000

44,000

46,000

48,000

50,000

52,000

54,000

56,000

58,000

0 0.0

6,400

6,600

6,800

7,000

7,200

7,400

7,600

7,800

8,000

8,200

 日本の女性研究者数(実数)は、2018年3月 31日現在、15万 500人で、前年と比べ 4.5%の増加となり、過去最多を更新しています。 また、研究者全体に占める女性の割合は 16.2%で、前年と比べ0.5 ポイントの上昇となり、過去最高を更新しています。 さらに、女性研究者数(実数)を所属組織別にみると、企業では 53,557 人、非営利団体・公的機関では7,882人、大学等では 89,106 人とそれぞれ過去最多を更新しています。また、所属組織別の研究者全体に占める女性の割合は、企業では9.6%、非営利団体・公的機関では17.8%、大学等では 27.1%とそれぞれ過去最高を更新しています。

日本の女性研究者女性研究者数(実数)及び女性の割合の推移(2008 年~ 2018 年)

所属組織別女性研究者数(実数)及び割合の推移(2014 年~ 2018 年)

資料:科学技術研究調査結果2014年 2014年 2014年15 15 1516 16 1617 17 1718 18 18

043,032

46,282

49,568

853,557

6,8647,200

14.5

15.0

15.5

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

7,882

83,42884,622

86,847

89,106

( 人 ) (%) (人 ) (%)(人 ) (%)

2008年 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18

8.115.8

16.1

16.9

17.5117.8

8.1

8.6

9.1

19.6

( 万人 )

0.0

12.0

13.0

14.0

15.0

16.0

17.0

0

11

12

13

14

15

16(%)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

14.4 14.6

14万4100人 113

14

116.2

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

女性研究者数(左目盛)研究者全体に占める女性の割合(右目盛)

25.4

25.9

26.326.6

27.1

080,707

企業 非営利団体・公的機関 大学等

 2017年度の日本の研究費は1913億ドルとなっています。主要国(G7、中国、韓国及びロシア)と比較すると、2008年度まではアメリカに次ぐ2番目の規模となっていましたが、中国の伸びにより、2009年度以降、アメリカ、中国に次ぐ3番目の規模となっています。

 2017 年度の日本の研究者数(専従換算値)※1は 67.6 万人となっており、主要国と比較すると、中国、アメリカに次ぐ3番目の規模となっています。一方、人口1万人当たりの研究者数でみると、日本は53.5 人で韓国に次ぐ2番目の規模となっています。

主要国における研究者数(専従換算値)の推移(2009年度~ 2017年度)

注  研究費は、OECD購買力平価(OECD「Main Science and Technology Indicators」)により換算

資料: 日 本 は 科 学 技 術 研 究 調 査 結 果、 他 国 はOECD「Main Science and Technology Indicators」

※1  日本の研究者数(専従換算値)は、「企業」、「非営利団体・公的機関」及び「大学等」の研究者について、実際に研究関係業務に従事した割合(「大学等」の研究者については文部科学省「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」によるフルタイムタイム換算係数を使用)であん分して算出

※2 日本の研究者数は、年度末(3月31日)現在の値※3 日本の人口1万人当たり研究者数は、人口推計(各年4月1日現在)を用いて算出資料:日本は科学技術研究調査結果、他国はOECD「Main Science and Technology Indicators」

5000

4000

3000

2000

1000

0

(億ドル)

2007年度 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

180.0

160.0

140.0

120.0

100.0

80.0

60.0

40.0

20.0

0.0

80.0

70.0

60.0

50.0

40.0

30.0

20.0

10.0

0.02009年度 10 11 12 13 14 15 16 17

(万人) (人)

2009年度 10 11 12 13 14 15 16 17

2018年3月 31日現在、15万 500人で、前年と比べ 4.5%の増加となり、過去最多を更新

研究者数※2 人口1万人当たり研究者数※3

4512

1913

1182

794

399

アメリカ フランス中 国 イギリス

ド イ ツ イタリア日 本 ロ シ ア

韓 国 カ ナ ダ

5111

169.270.5

53.5

48.748.748.744.4

29.8

20.9

12.2

41.7

45.6

138.0

67.6

40.1.10.136.16.111.36.136.129.1

6 17

11.29.112.7

27.816.2

日本の研究費は1913億ドル

国、アメリカに次ぐ3番目の規模中

23.5

24.0

24.5

25.0

25.5

26.0

26.5

27.0

27.5

28.0