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雪印メグミルクグループ紹介

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2 0 1 9 年 8 月

Copyright ©MEGMILK SNOW BRAND Co.,Ltd. All Rights Reserved. 2

目次

03 - グループ企業理念05 - 創⽴者たち・沿⾰08 - 事業内容27 - CSR経営31 - ガバナンス32 - 財務データ

Copyright ©MEGMILK SNOW BRAND Co.,Ltd. All Rights Reserved.

雪印メグミルクグループは、3つの使命を果たし、ミルクの新しい価値を創造することにより、社会に貢献する企業であり続けます。

グループ企業理念

「コーポレートスローガン」

3

消費者重視経営の実践

酪農⽣産への貢献

乳（ミルク）にこだわる


グループ企業理念

コーポレートシンボルマーク

商号雪印メグミルク株式会社MEGMILK SNOW BRAND Co.,Ltd.

設⽴年月⽇ 2009年10月1⽇

所在地（本社）東京都新宿区四谷本塩町5番1号（登記上本店）北海道札幌市東区苗穂町6丁目1番1号

資本⾦ 200億円

従業員数 5,105名（連結、2019年3月31⽇）

上場取引所東京証券取引所、札幌証券取引所

代表取締役社⻑⻄尾啓治

4

会社概要


創⽴者たち

5

⿊澤⾣蔵佐藤善七

健⼟健⺠健全な⼟地が健全な⾷料をもたらし、健全な⾷料が健全な⼈間を形成する。

宇都宮仙太郎


沿革

6

雪印メグミルクの歴史は北海道バターから始まりました創業と同時にバター製造を開始。集乳体制を整え、分離機の使い方から指導した。1926年（昭和元年）に近代的工場ができてからは、最⾼級品だけを「雪印北海道バター」として販売し、信頼を築いた。

⽇本で初めてチーズの大規模製造を始めました1928年（昭和3年）ごろからチーズの研究・試作、試験販売を始め、1932年（昭和7年）には工場を建設し製造をスタート。1934年（昭和9年）の発売直後から売り切れ続出の盛況で、またたく間に⽇本初の大規模チーズ専門工場となった。

研究を通して、ミルクの未来を拓いてきました研究部門が設置されたのは1933年（昭和8年）のこと。加工技術や成分、乳酸菌の研究を⾏ってきた。その後、札幌研究所、技術研究所（現ミルクサイエンス研究所／埼玉県）、チーズ研究所（⼭梨県）を開設し、本格的な研究体制を整えた。


沿革

全酪連

雪印メグミルク設⽴経緯

2011年（平成23年）4月

合併

2009年（平成21年）10月

経営統合

2003年（平成15年）1月

事業分割乳製品事業飲料・デザート（市乳）事業

1925年（大正14年）設⽴

2000年（平成12年）雪印乳業・⾷中毒事件

2002年（平成14年）雪印⾷品・牛肉偽装事件

1972年（昭和47年）「全農」設⽴「全農直販」設⽴

1954年（昭和29年）「全酪連」設⽴

1996年（平成8年）「ジャパンミルクネット」設⽴

1948年（昭和23年）「全購連」「全販連」設⽴

雪印メグミルク

雪印メグミルク

⽇本ミルクコミュニティ雪印乳業

北海道製酪販売組合

ジャパンミルクネット

全農

全農直販

7

雪印乳業

雪印乳業⽇本ミルクコミュニティ


事業内容

バター、油脂、チーズ（国内・国外）、その他乳製品など

⽜乳・乳飲料、ヨーグルト、果汁・野菜・清涼飲料、デザートなど

粉乳（国内・海外）機能性食品、栄養剤、機能性素材など

飼料、種⼦（牧草・飼料・作物・野菜）・造園肥育⽜など

グループ企業

雪印メグミルク甲南油脂八ヶ岳乳業エスアイシステムチェスコ雪印オーストラリアアダーデライツオーストラリア雪印メグミルクインドネシアニチラク機械クレスコなど

雪印メグミルクみちのくミルク八ヶ岳乳業いばらく乳業エスアイシステム三和流通産業直販配送グリーンサービスクレスコなど

雪印ビーンスターク雪印メグミルク台湾雪印・雪印香港雪印上海雪印オーストラリアイーエヌ大塚製薬アミノアップベルネージュダイレクトなど

雪印種苗雪印種苗アメリカ道東飼料ロイヤルファームRFペンケル牧場RF⻘森牧場など

事業内容事業分野と概要

YBS、雪印パーラー、雪印こどもの国牧場

8


乳製品事業分野

9

乳製品づくりの技術を活かした豊かな⾵味や⼝どけの良い商品を、東南アジアを含め販売。

マーガリン類

代表的な商品は北海道産の⽣乳を100%使⽤した「雪印北海道100」シリーズのカマンベールチーズやさけるチーズ。

ナチュラルチーズ

1925年（大正14年）から製造販売を手がけ、変わらぬおいしさと新しい価値を提供。

バター

1934年（昭和9年）から製造販売を手がけ、2013年（平成25年）からにはインドネシアにおいてもチーズを製造販売。

プロセスチーズ


チーズ

市場シェア（2019年3月期︓家庭⽤、全国⾦額ベース SCI）

バター

33%1位

マーガリン類

37%

17%スキムミルク

47%

1位

1位 1位




11

チーズ（家庭⽤）の売上⾼（単体）および伸⻑率推移

100%

102% 103%

107%

113%

117%

123% 122%（2011年度⽐）

100%101%

103%

109%

112%

118% 122%

100%

105%

110%

115%

120%

125%

0

100

200

300

400

500

600

700

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

（億円）家庭⽤チーズ

当社

チーズ市場

100%

伸⻑率

売上⾼

※市場︓インテージSCI



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事業所・グループ会社

雪印オーストラリア

雪印メグミルクインドネシア（MSBI）

雪印メグミルク本社・工場

雪印メグミルク研究所雪印メグミルク関係会社

幌延工場

札幌研究所

甲南油脂

八ヶ岳乳業

チーズ研究所阿⾒工場

チェスコ

ミルクサイエンス研究所

興部工場

なかしべつ工場別海工場

磯分内工場

大樹工場

雪印メグミルク（本社）

アダーデライツオーストラリア



研究開発

雪印メグミルクミルクサイエンス研究所札幌研究所チーズ研究所

総合乳業メーカーにおける研究開発の中心的な担い手として、乳製品の味や⾷感、チーズ・バターに関する研究やナチュラルチーズの製造技術の伝承など乳製品に関する多岐にわたる分野を研究し、その成果を魅⼒ある商品につなげている。



TV CM

さけるチーズ

６Ｐチーズ


市乳事業分野

15

⾷感やミルクの味わいなどにこだわった、プリン、ゼリーなど。

デザートDole®の果汁飲料、農協ブランドの野菜飲料、コーヒーなど。

果汁・その他の飲料

ヒトの腸に⽣きたまま届き⻑くとどまる「ガセリ菌SP株」を使った「恵 megumi」シリーズなど。

ヨーグルトおいしさキープ製法で作った雪印メグミルク牛乳、カルシウムを強化した機能性乳飲料など。

牛乳・乳飲料


牛乳乳飲料

ヨーグルトデザート

市乳事業分野

16

市場シェア（2019年3月期︓家庭⽤、⾦額ベース SCI）

7% 21%

12% 12%

3位 1位

2位 1位


市乳事業分野

17

ヨーグルト（家庭⽤）の売上⾼（単体）および伸⻑率推移

100%

112%

121%124%

145%

149%149%

157%…

100%

110%

117% 118%

130%

138%136% 135%

100%

110%

120%

130%

140%

150%

160%

0

100

200

300

400

500

600

700

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

（億円）家庭⽤ヨーグルト

当社

ヨーグルト市場伸⻑率

売上⾼

※市場︓インテージSCI


市乳事業分野


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雪印メグミルク本社・工場雪印メグミルク研究所雪印メグミルク関係会社

みちのくミルク

京都工場野田工場

海⽼名工場雪印メグミルク（本社）

札幌工場

京都工場池上製造所

いばらく乳業

札幌研究所

川越工場ミルクサイエンス研究所

福岡工場神⼾工場

名古屋工場

豊橋工場

八ヶ岳乳業

ルナ物産


市乳事業分野

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研究開発

雪印メグミルクミルクサイエンス研究所札幌研究所

総合乳業メーカーにおける研究開発の中心的な担い手として、乳酸菌・ミルクの成分と健康機能、加工技術、容器包装など、飲料・デザートに関する多岐にわたる分野を研究し、その成果を魅⼒ある商品につなげている。


市乳事業分野

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TV CM

ガセリ菌SP株ヨーグルト

ガセリ菌SP株ヨーグルトドリンクタイプ


ニュートリション事業分野

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ミルクから⽣まれた「MBP」などの機能性素材を使ったサプリメント、健康⾷品を取揃えている。

機能性⾷品事業

機能性素材事業「AHCC」、「オリゴノール」等、天然由来素材を活⽤した機能性健康⾷品、化粧品素材を提供。

「栄養」を科学的に探究・検証し、病気の方や⾼齢の方の病態・状態を考慮した各種栄養剤、摂⾷回復⽀援⾷および⼝腔ケア製品を製造・販売している。

臨床栄養・⼝腔ケア事業

半世紀以上の⺟乳研究成果を⽣かし、安心して育児ができる粉ミルクを中心に提供。

粉乳事業




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雪印ビーンスターク本社・工場

雪印メグミルク研究所

雪印メグミルクグループ関係会社

札幌研究所

雪印ビーンスターク（本社）

ミルクサイエンス研究所

雪印オーストラリア

アミノアップ雪印ビーンスターク（群馬工場）

ベルネージュ

ダイレクト

イーエヌ大塚製薬（本社・花巻工場・開発研究所）

雪印貿易上海台湾雪印

スノー・マーケティング

雪印香港

イーエヌ大塚製薬

（東京本部）

イーエヌ大塚製薬（北上工場）

イーエヌ大塚製薬本社・工場



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研究開発

雪印メグミルクミルクサイエンス研究所札幌研究所

総合乳業メーカーにおける研究開発の中心的な担い手として、乳酸菌・ミルクの成分と健康機能、粉乳に関する研究など多岐にわたる分野を研究し、その成果を魅⼒ある商品につなげている。

雪印ビーンスターク・商品開発部⺟乳に含まれる成分や働きの研究、より⺟乳に近い育児⽤粉乳の開発を中心に進めている。

イーエヌ大塚製薬・開発研究所大塚グループと共同出資で設⽴されたイーエヌ大塚製薬の開発研究所では、医療および介護に貢献するために、栄養を科学的に探究・検証し、安心でより優れた製品の開発を進めている。

アミノアップ・研究部工場新しい⽣理活性物質の探索、有効成分の構造決定、作⽤機序の解明などの研究を⾏っている。

雪印メグミルク・札幌研究所

雪印ビーンスターク・商品開発部、雪印メグミルク・ミルクサイエンス研究所


飼料・種苗事業分野

肉⽤牛の素牛を導入し、肥育、肥育牛の出荷・枝肉販売までを⼀貫して⾏う。

肥育事業

牧草・飼料作物、野菜、緑肥作物の種子、花き種苗など。

種苗事業

公園・街路樹・庭園造成と維持管理、屋上緑化やスポーツ施設の芝⽣造成。

緑化造園事業

「養牛⽤飼料専⽤製造ライン」から、地域に合わせた乳牛⽤、肉牛⽤配合飼料を供給。

飼料事業



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雪印種苗本社・工場雪印種苗研究所・農場雪印種苗関係会社

雪印種苗アメリカ

TACSしべちゃ

みちのく飼料

⽯巻飼料

道東飼料

ロイヤルファーム

雪印種苗（本社）技術研究所

北海道研究農場

苫小牧工場

雪印種苗（東京本部）

宮崎研究農場

⿅島工場

千葉研究農場



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研究開発

雪印種苗・研究農場（北海道、千葉、宮崎）牧草・飼料作物、野菜、緑肥作物、花き、芝⽣・植⽣など多岐にわたる分野の原種⽣産や品種改良を進めている。

雪印種苗北海道研究農場研究棟


ＣＳＲ経営

SDGsは、Sustainable Development Goals（持続可能な開発目

標）の頭文字で表した、貧困・飢餓や男女不平等などの課題を解決するために2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための国際目標です。“世界中で2030年までに

貧困に終止符を打ち、持続可能な未来を追求しよう”とのスローガンの下、17のゴールと169のターゲットを定めています。


持続的成⻑に向けた取組み

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雪印メグミルクガバナンス体制図

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ガバナンスの取組み


財務データ（連結）2019年3月期

売上⾼営業利益/営業利益率

32

2016年

3月期

2017年

3月期

2018年

3月期

2019年

3月期

2020 年 3

月期

（予想）

売上⾼ 578,328 587,935 596,158 603,378 615,000

500,000

550,000

600,000

（百万円）（百万円）

2016年

3月期

2017年

3月期

2018年

3月期

2019年

3月期

2020年

3月期

業績予想

営業利益 14,004 18,753 19,363 17,230 18,000

売上⾼

営業利益率2.4% 3.2% 3.2% 2.9% 2.9%

0.0%

2.0%

4.0%

0

10,000

20,000

30,000

営業利益売上⾼

営業利益率


財務データ（連結）2019年3月期

経常利益親会社株主に帰属する当期純利益/

売上⾼当期純利益率

33

2016年

3月期

2017年

3月期

2018年

3月期

2019年

3月期

2020年

3月期

業績予想

経常利益 14,223 20,269 20,996 19,014 19,500

0

10,000

20,000

2016年

3月期

2017年

3月期

2018年

3月期

2019年

3月期

2020年

3月期

業績予想

親会社株主に

帰属する

当期純利益

15,047 12,988 13,386 10,754 12,000

売上⾼当期

純利益率2.6% 2.2% 2.2% 1.8% 2.0%

0.0%

1.5%

3.0%

0

10,000

20,000親会社株主に

帰属する

当期純利益

売上⾼当期

純利益率

（百万円）（百万円）


財務データ（連結）

セグメント別売上⾼（百万円）

34

セグメント別営業利益（百万円）

乳製品, 241,018,

40%

飲料・デザート類, 279,704,

46%

飼料・種苗, 46,039,

8%

その他, 36,616,

6%

乳製品, 11,759,

69%

飲料・デザート類, 3,169, 18%

飼料・種苗, 1,163,

7%

その他, 1,058,

6%

2019年3月期セグメント別内訳


財務データ（連結）

35

2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期業績予想

総資産（百万円） 344,194 341,507 351,240 359,445 -

自己資本（百万円） 130,066 143,179 155,021 166,295 -

自己資本⽐率 37.8% 41.9% 44.1％ 46.3% -

自己資本当期純利益率（ROE） 12.0% 9.5% 9.0% 6.7% -

総資産当期純利益率（ROA） 4.4% 3.8% 3.8% 3.0% -

1株当たり当期純利益（EPS）（円） 221.81 191.48 197.36 158.64 177.25

1株当たり純資産（円） 1,917.33 2,110.80 2,286.11 2,456.35 -

営業活動によるキャッシュ・フロー（百万円） 26,433 29,934 22,817 21,938 -

投資活動によるキャッシュ・フロー（百万円） 4,567 ▲14,408 ▲11,799 ▲14,248 -

財務活動によるキャッシュ・フロー（百万円） ▲25,332 ▲ 14,376 ▲12,904 ▲7,396 -

※「税効果会計に係る会計基準の⼀部改正」の適⽤により2018年3月期については訴求適⽤後の数値を記載しています。


財務データ（連結、単体）

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2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期業績予想

設備投資額（百万円） 15,090 14,680 15,915 14,448 21,500

減価償却費（百万円） 14,081 15,140 15,157 15,901 16,300

研究開発費（百万円） 3,846 3,942 4,330 4,382 －

1株当たり配当⾦(円) 30 40 40 40 40

配当性向 13.5% 20.9% 20.3% 25.2% 22.6%

単体カテゴリー別シェア（家庭⽤）

2018年3月期 2019年3月期

バター 32.8% 32.7%

マーガリン 37.2% 37.0%

チーズ 18.7% 16.5%

2018年3月期 2019年3月期

牛乳 7.2% 7.2%

乳飲料 20.9% 20.7%

ヨーグルト 11.0% 11.7%

※ インテージSCI 全国⾦額ベース ※ インテージSCI 全国⾦額ベース

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