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ロシアCIS月報(20201月号) 2020110MUFG Bank (Eurasia) 国際業務部

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Page 1: ロシアCIS月報(2020年1月号Cover 2 ※ 最終ページにテーブルサンプル等ご用意いたしました。提案書作成にご活用ください。 ロシアCIS月報(2020年1月号)

Cover 2

※ 最終ページにテーブルサンプル等ご用意いたしました。提案書作成にご活用ください。

ロシアCIS月報(2020年1月号)

2020年1月10日

MUFG Bank (Eurasia)

国際業務部

Page 2: ロシアCIS月報(2020年1月号Cover 2 ※ 最終ページにテーブルサンプル等ご用意いたしました。提案書作成にご活用ください。 ロシアCIS月報(2020年1月号)

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経済

(出所)国家統計局・各種報道からMUFG Bank(Eurasia)作成

経済(1/3)

ロシア中銀: 2019~2022年のマクロ経済見通しを微修正(12月23日、Monetary Policy

Guideline、表の赤字は前回予測から変更された部分)

年末のインフレ率は、3.2%~3.7%を 2.9%~3.2%に下方修正。GDP成長率は不変。

貿易収支は 1,620億米ドルから 1,640億米ドルに、経常収支は 750億米ドルから 790

億米ドルに、民間純資本流失は 370億米ドルから 400億米ドルに上方修正。

2020年は、年末インフレ率を 3.1%~3.5%から 3.0~3.4%に下方修正。

GDP成長率: 7-9月対前年同期比+1.7%の28兆ルーブルで確定。1-9月+1.1%

(1-3月+0.5%、4-6月+0.9%)の78兆6,760億ルーブル(12月12日、国家統計局)。

製造業は前四半期+0.6%から+2.5%、農業は同+0.1%から同+2.6%、卸・ 小売業は

同▲0.6%から同+2.2%に拡大する一方、採掘業は同+3.0%から同+2.0%に縮小。建設

業は0.0%で不変。

7-9月のGDP構成比は、消費67.7%(対前年同期66.1%、うち家計50.2%(同49.0%)、

国家17.1%(同16.7%))、総資本形成26.2%(同24.3%)、うち固定資本21.0%(同20.2%)、

在庫5.2%(同4.1%)、純輸出6.1%(同9.6%)。

経済発展省: 11月のGDP成長率推定値は、前年同月比 +1.6% (10月は+2.2%から

+2.3%に上方修正)、1-11月成長率は対前年同期比 +1.3%。

ロシア中銀: 季節調整済GDP成長率見通しを第4四半期+0.2%から+0.3%に引き

上げ。消費、財政支出拡大。固定資本も+0.6-1.0%見込み。

世界銀行: GDP成長率見通しを2019年は+1.0%から+1.2%に、2020年は+1.6%から+1.7%に上方修正、2021年は1.8%で据え置き。国家プロジェクトの寄与は+0.2-0.3%(12月3日)。

ビジネス信頼感指数: 12月は採掘業は▲4%(11月▲4%、10月0%)、製造業は▲6%(11月▲5%、10月▲ 3%)と3ヶ月連続低下。

PMI: 製造業は11月は45.6と10月の47.2比低下し、2009年5月以来の低水準で、7ヶ月連続の50割れ。サービス業は11月は55.6と10月の55.8比若干低下。11月の総合指数52.9は、10月の53.3比若干低下。12月は、製造業は47.5と若干上昇、サービ

ス業は53.1と若干低下し、総合指数は51.8と低下。

コアセクター生産高: 11月は+1.5%、1-11月+1.9%。うち鉱工業11月+0.3%(1-11月+

2.4%)、小売同+2.3%(同+1.6%)、卸売同+9.4%(同+1.0%)、農業同5.8%(同+4.1%)、運輸

同▲1.5%(同+0.7%)、建設同0.2%(同+0.4%)。

貧困率: 1-9月13.1%の1,920万人(前年同期13.0%の1,910万人)、うち7-9月は12.0%

の1,760万人。

鉱工業生産: 11月は対前年同月比+0.3%と10月の+2.6%に比べ伸び率大幅に縮小、

2017年12月以来の低伸び率、1-11月は対前年同期比+2.4%(国家統計局)。

採掘業は、11月前年同月比+1.4%(1-11月+3.2%)、 製造業は、同+0.1%(同+2.1%)

、電気・ガス・蒸気は同+2.5%(同+0.9%)、水道・ 排水・ 廃棄物は、同▲8.9%(同▲0.2%)。

鉱工業生産・固定資本投資推移

実績

 項目 単位 ベース 10月 予測

ベース10月 予測

ベース10月 予測

ベース10月 予測

ウラル原油価格 米ドル 69.8 64 63 55 55 50 50 50 50

年末インフレ率 % 4.3 2.9-3.2 3.2-3.7 3.5-4.0 3.5-4.0 4 4 4 4

平均インフレ率 % 2.9 4.5 4.5-4.6 3.0-3.4 3.1-3.5 4 4 4 4

実質GDP成長率 % 2.3 0.8-1.3 0.8-1.3 1.5-2.0 1.5-2.0 1.5-2.5 1.5-2.5 2.0-3.0 2.0-3.0

最終消費支出 % 1.8 1.3-1.8 1.3-1.8 1.5-2.0 1.5-2.0 1.5-2.0 1.5-2.0 1.8-2.3 1.8-2.3

 家計支出 % 2.3 1.5-2.0 1.5-2.0 2.0-2.5 2.0-2.5 2.0-2.5 2.0-2.5 2.0-2.5 2.0-2.5総資本形成 % 0.8 0.5-1.5 0.5-1.5 3.5-4.5 3.5-4.5 3.5-4.5 3.5-4.5 2.5-3.5 2.5-3.5

総固定資本形成 % 2.9 0.0-1.0 0.0-1.0 3.5-4.5 3.5-4.5 3.5-4.5 3.5-4.5 2.5-3.5 2.5-3.5

貿易収支 億米ドル 1,940 1,640 1,620 1,380 1,380 1,220 1,220 1160 1160

経常収支 億米ドル 1,130 790 750 520 520 340 340 230 230

純資本流出 億米ドル -770 -170 -140 -140 -140 -90 -90 -90 -90

 政府・中銀 億米ドル -90 240 230 60 60 60 60 60 60

 民間資本 億米ドル -680 -400 -370 -200 -200 -150 -150 -150 -150

銀行貸出伸び率 % 11.5 8-11 8-11 7-12 7-12 7-12 7-12 7-12 7-12

外貨準備増減 億米ドル 380 640 630 380 380 250 250 140 140

2021 2022

見通しロシア中銀経済予測

2019 2020

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経済(続き)

(出所)国家統計局・各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

経済(2/3)

製造業では、11月は24業種中17業種で対前年同月比生産増加(1-11月では15業種で増加)。食料品11月+4.3%(1-11月+4.4%)、飲料同+7.1%(同+1.9%)、タバコ同▲6.9%(同▲10.8%)、繊維同+2.4%(同▲1.4%)、衣類同+5.0%(同▲0.3%)、皮革同+10.7%(同▲0.8%)、木材加工同▲1.2%(同+5.7%)、紙パルプ同+4.8%(同+3.3%)、印刷同+7.5%(同▲2.6%)、コークス・ 石油製品同+4.1%(同+1.2%)、化学同+0.0%(同+3.6%)、医薬品同+23.0%(同+18.4%)、ゴム・ プラスチック同2.7%(同+1.8%)、非金属製品同+0.1%(同+4.7%)、冶金同▲7.3%(同+0.1%)、金属製品同+4.2%(同+8.8%)、コンピュータ・ 電子・ 光学同▲14.0%(同+7.8%)、電気機器同+2.3%(同+0.8%)、その他機械同+6.0%(同▲2.9%)、自動車・ トレーラー同▲14.6%(同▲1.3%)、その他輸送機器同▲2.4%(同▲13.2%)、家具同+11.1%(同+7.1%)、その他製品同▲18.8%(同▲1.3%)、機械装置修理同+3.7%(同+8.2%)。

主要品目では、石油ガスコンデンセート 11月▲0.8%(1-11月+1.3%)、天然ガス同+1.3%(同+0.8%)、石炭同+2.0%(同+0.0%)、電力同+1.1%(同+1.2%)、自動車同▲19.5%(同▲2.1%)、農業同+5.8%(同+4.1%)。

小売売上高: 11月は対前年同月比+2.3%の2兆9,250億ルーブルで、10月の+1.6%比伸び率拡大、1-11月は同+1.6%の30兆580億ルーブル(国家統計局)

食料品は、11月+1.6%の1兆3,500億ルーブル(1-11月は+1.4%の14兆3,920

億ルーブル)、非食料品は、同+3.0%の1兆5,400億ルーブル(同+1.8%の145

兆6,660億ルーブル)。

実質可処分所得は、1-3月▲2.5%から▲2.2%に、4-6月同+0.1%から+0.9

%、7-9月同+3.0%から+3.3%、1-9月+0.2%から+0.8%に上方修正。

名目平均賃金は、10月対前年同月比+7.7%の46,549ルーブル(1-10月

+7.3%の46,112ルーブル)で、実質では同+3.8%(同+2.5%)。

失業率は、11月は前月比不変の4.6%で350.7万人。

輸送量: 11月は対前年同月比▲1.5%の4,679億トンキロ、1-11月は対前年同期比+0.7%の5兆1,849億トンキロ(国家統計局)

うち鉄道は、11月▲3.3%の2,132億トンキロ(1-11月+0.4%の2兆3,831億トンキロ)、自動車同+6.7%の238億トンキロ(同+6.1%の2,505億トンキロ)、海上同▲6.4%

の24億トンキロ(同▲18.3%の339億トンキロ)、国内河川同▲20.3%の29億トンキロ(同▲5.5%の604億トンキロ)、航空同+4.7%の7億トンキロ(同▲6.0%の67億トンキロ)、パイプライン同▲0.1%の2,250億トンキロ(同+0.8%の2兆4,502億トンキロ)。

建設: 11月は対前年同月比+0.2%の8,859億ルーブル、1-11月は対前年同期比+0.4%の7兆8,974億ルーブル、住宅建設は、11月は同+14.2%の780万㎡(11.3万戸)、1-11月は同+8.2%の6,290万㎡(82.9万戸)(国家統計局)

消費者物価指数: 11月は対前月比+0.3%と10 月+0.1%比上昇するも、対前年同月比では+3.5%と10月の+3.8%比低下。1-11月対前年同期比+4.6%(国家統計局)

食料品は、11月対前月比+0.5%(前年同月比+3.7%、1-11月前年同期比+5.3

%)、非食料品は、同+0.2%(同+3.1%、同+3.8%)、サービスは、同+0.1%(同

+3.9%、同+4.6%)。11月のコアインフレ率は、同+0.2%(同+3.5%、同+4.3%)。

ガソリン小売価格は、11月同+0.0%(同+1.7%、同+4.5%)。

12月速報値は、対前月比+0.4%(対前年同月比+3.0%)、うち食料品同+0.7%

(同+2.6%)、非食料品同+0.1%(同+3.0%)、サービス同+0.2%(同+3.8%)。

11月の生産者物価指数は、対前月比▲0.8%、前年同月比では▲6.3%、1-11

月対前年同期比+3.6%。ガソリン卸売価格は11月対前月比▲1.8%(対前年同月

比▲24.1%)。

消費者物価指数・生産者物価指数・通貨供給増加率推移

小売売上高・実質可処分所得・失業率推移

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経済(続き)

(出所)ロシア中銀資料・関税局・国家統計局・各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

経済(3/3)

貿易黒字: 1-10月は対前年同期比▲13.9%の1,468億米ドル、うち輸出は同▲5.6%の3,482億米ドル、輸入は同+1.5%の2,014億米ドル(連邦関税局)

輸出構成比は、燃料エネルギー63.1%(前年同期64.5%、CIS外向けで67.9%(同68.5%)、CIS向けで29.4%(同36.3%)を占める)、金属9.1%(同9.9%)、化学品6.4%(同6.0%)、設備機械6.0%(同5.9%)、食料品5.7%(同5.5%)、木材 ・ 紙パルプ3.1%(同3.1%)。

燃料エネルギー輸出は、数量ベース+3.9%、金額ベース▲7.6%の2,197億米ドル、原油は数量ベース+4.4%の2億2,294万トン(金額ベース▲4.8%の1,016億米ドル)、石油製品同▲8.0%の1億1,659万トン(同▲15.2%の553億米ドル)、天然ガス同▲2.4%の1,392億㎥(同▲14.4%の342億米ドル)、LNG同+68.2%の6,810万㎥(同+51.9%の70億米ドル)、石炭同+5.1%の1億6,344万トン(同▲1.5%の134億米ドル)。金属輸出は、数量ベース▲10.2%、金額ベース▲12.5%の317億米ドル(鉄鋼▲11.2%の3,418万トン、▲20.6%の155億米ドル、アルミ+4.1%の243万トン、+2.9%の41億米ドル、銅+5.2%の57.3万トン、▲2.6%の34億米ドル、ニッケル+7.6%の11.8万トン、+11.0%の16億米ドル)。化学品輸出は、数量ベース+4.4%、金額ベース+0.2%の222億米ドル。設備機械輸出は金額ベース▲3.7%の209億米ドル。食料品輸出は数量ベース▲18.6%、金額ベース▲2.3%の198億米ドル。木材・ 紙パルプ輸出は、数量ベース▲0.8%、金額ベース▲7.2%の108億米ドル。

輸入構成比は、設備機械45.9%(同47.2%)、化学品19.5%(同18.3%)、食料品12.1%(同12.2%)、金属7.5%(同7.3%)、繊維靴6.4%(同6.4%)。

設備機械輸入は、金額ベース▲1.9%の924億米ドル。化学品輸入は、数量ベース+9.1%、金額ベース+7.5%の393億米ドル。食料品輸入は、数量ベース▲1.7%、金額ベース▲0.3%の244億米ドル。金属輸入は、数量ベース+6.7%、金額ベース+3.7%の151億米ドル。繊維靴輸入は、数量ベース+4.4%、金額ベース+0.6%の129億米ドル。

貿易相手国は、EU41.9%(前年同期43.1%)、APEC32.0%(同30.9%)、CIS12.0%(同11.9%)、EEU8.5%(同8.3%)。国別貿易高は、CIS除き、中国対前年同期比+0.9%の892億米ドル、独同▲12.1%の438億米ドル、蘭同+8.7%の414億米ドル、トルコ同+2.5%の217億米ドル、米同+5.2%の216億米ドル、韓国同+5.1%の212

億米ドル、伊同▲6.8%の205億米ドル、日本同▲2.3%の172億米ドル、ポーランド同▲20.9%の142億米ドル、英同+12.5%の131億米ドルの順。

1-11月のCIS外からの輸入: 対前年同期比+1.5%の1,960億米ドル、うち11月対前年同月比+8.5%の197億米ドル、うち設備機械同+3.0%の97.6億米ドル、化学品同+3.9%の44.7億米ドル、食料品同▲1.2%の20.8億米ドル、繊維靴同+3.9%の8.9億米ドル。

経常収支黒字速報値: 1-11月は対前年同期比▲29.9%の716億米ドル(12月10日、ロシア中銀)

1-10月は651億米ドルの黒字であったので、11月単月では65億米ドルの黒字と推定。

民間純資本流出は、1-11月は対前年同期比▲37.6%の337億米ドル、1-10月は▲23.3%の316

億米ドルであったので、11月単月では21億米ドルの流出と推定。

国際収支ベースの貿易黒字は、1-11月は対前年同期比▲16.0%の1,479億ドル、うち1-10月は

対前年同期比▲13.5%の1,358億米ドル(輸出▲5.5%の3,422億米ドル、輸入+0.7%の2,064億

米ドル)、うち10月貿易黒字▲37.3%の124億米ドル(輸出▲12.6%の361億米ドル、輸入+20.2%

の237億米ドル)であったので、11単月では121億米ドルの黒字と推定。

企業収益: 2019年1-10月対前年同期比+9.5%の13兆19億ルーブル、35,200社が黒字で14兆

5,656億ルーブル、14,200社が赤字で1兆5,637億ルーブル(国家統計局)

採掘▲18.8%の3兆3,357億ルーブル、製造+16.8%の3兆7,710億ルーブル、ユーティリティ

+22.5%の5,986億ルーブル、卸小売+22.7%の2兆4,476億ルーブル、建設+84.3%の883億ルーブル、運輸+29.0%の1兆715億ルーブル、通信+39.3%の3,749億ルーブル、農林水産▲12.7%の2,535億ルーブル、不動産2.3倍の1,685億ルーブル、その他専門サービス+65.3%の4,233億ルーブル。

貿易収支・経常収支・原油価格推移

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金融・ 財政 金融・ 財政(1/3)

民間銀行貸出・ 預金の状況(ロシア中央銀行):

法人向け貸出は、11月対前月比▲0.0%(対前年同月比+3.0%)の34兆560億ルーブル、個人向けは同+1.3%(同+18.6%)の17兆4,750億ルーブル、合計同+0.4%(同+7.8%)の51兆5,310億ルーブル。預金は、法人は同+2.3%(同+3.3%)の27兆5,830億ルーブル、個人は同+0.7%(同+9.0%)の29兆5,970億ルーブル。

銀行収益は、1-11月対前年同期比+46.4%の1兆8,710億ルーブルの黒字(約79%の350行が黒字)。

スベルバンク: 個人向け貸出は、2019年+18-19%に対し2020年+12-14%を予測。預金は2019年+11%に対し+5-7%、法人向け貸出は2019年+4-5%に対し+6-8%、

預金+8-9%に対し+8-10%見込む。2020年利益は1兆ルーブルを計画。

VTB: 個人向け貸出は2019年+20%に対し2020年+10%を予測。預金は2019年+11%に対し+6-8%。

VTBリーシング: 非政府年金基金Blagosostoyanieの株式25%を取得。

ロシア中央銀行: 銀行の健全性強化のための措置

2銀行のライセンス剥奪: Kranbank(資産規模204位)、Nevsky Bank(317位)。

STLC、EBD: National Reserve Bank(182位)の株式を各々78.2%、18.7%購入(70-80億ルーブル)。

政府はプロムスビャージバンクに400億ルーブル増資し、1,150億ルーブルとし、VEBからSviaz Bankの99%を401億ルーブルで買収。

再建支援中のAsia Pacific Bankは2020年に売却、アトクリーチエは2021年に20-25%の売却を計画。

ロシア中銀は政策金利を0.25%引き下げ6.25%とすることを決定(12月13日)(以下は声明文骨子)

インフレ率の減速は予測を超えている。家計のインフレ期待の低下は継続している。企業の価格予測は全体的にほぼ不変。

第3四半期のロシア経済成長率は加速したが、その安定性はまだ評価されていない。相応の世界経済減速のリスクは持続している。

短期的にはディスインフレリスクがプロインフレリスクを依然として上回る。

2019年のインフレ率予測を従来の3.2~3.7%から2.9~3.2%に下方修正。2020年のインフレ率は3.5%~4.0%となり、その後も4%近辺に留まろう。

状況がベースライン予測通りに進行するのであれば、中銀は来年上期に追加利下げが必要となる可能性を検討する。

(ナビウリナ中銀総裁会見)

過去5回の累積された利下げの効果は段階的に現れるものであり、その評価には時間を要する。

今日、2020年上期に追加利下げの必然性を検討すると声明を出した。この言い回しは、依然小幅利下げの余地があることを示している。2月及びそれ以降の会合において我々はそれまでに得られる新しいデータを全て考慮し、妥当性を評価する。シグナルは2月または2020年上期中に政策金利を必ず下げる事を意味してはいない。我々の分析において、インフレを目標である4%に戻すためにこれが必要であると確認できた場合のみ利下げが可能となる。

OPEC+は削減合意を3月末まで延長することを決定したが、我々は保守的な原油価格予測を変更していない。2020年に55ドル/バレル、21年に50ドル/バレルに低下すると見ている。特にOPEC+合意の将来における変更、世界のエネルギーコモディティー市場の需要といった他の要因によって予測を今後修正する。

均衡レートの推定についてはこれを変更していない。6%~7%を使用している。

我々は最新の米連邦準備理事会(FRB)の決定を考慮に入れている。また、来年FRBの政策金利変更は予想されず、これは我々の予測でも考慮している。

国民福祉基金からの1兆ルーブル弱の3年間での拠出は、これが均等に(毎年平均的に)拠出されるのであれば、マクロ経済に重要な影響は与えない。

(出所)ロシア中銀資料・各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

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金融・ 財政(続き) 金融・ 財政(2/3)

12月の金利の動き

翌日物(ON)は、前月末比不変の6.64%で取引開始され、政策金利引き下げ後か

ら徐々に低下し、月末は前月末比▲0.27%の6.37%で引けた。

1ヶ月物は前月末比不変の6.73%で取引が始まり、同様に政策金利引き下げ後から

徐々に低下し、月末は対前月末比▲0.32%の6.41%で引けた。

外貨準備高: 11月末対前月比+0.2%、+11.1億米ドルの5,420億米ドル、前年

末比では+15.7%、+735億米ドル(ロシア中央銀行)

うち金は、11月末対前月比▲1.9%、▲20億米ドルの1,059億米ドル、対前年

末比では+21.9%、+190億米ドル。

12月27日現在外貨準備高は5,498億米ドル。

11-12月の為替相場の動き

11月のルーブル平均レートは、対ドルで対前月比+0.8%、対前年12月比+5.4%の63.87、対ユーロで同+0.6%、同+8.5%の70.66、1-11月平均では、対ドルで対前年同期比▲4.3%の64.89、対ユーロで同+1.2%の72.73。

11月のウラル原油価格平均は対前年同月比▲2.3%の63.34米ドル。1-11月では対前年同期比▲11.6%の63.52米ドル。

財務省は12月6日~1月14日まで1日当り 93億ルーブル(合計1,955億ルーブル)の外貨の購入を予定。11月の2,282億ルーブル比若干減少(この他ロシア中銀は中断していた期間の外貨購入を 2019年2月1日から 3年間かけて購入中(1日当り 28億ルーブル相当))。

ロシアの米国債投資は、10月+6.2億米ドルの107億米ドル(2018年4月961億米ドル)。

非居住者のルーブル国債保有は、11月+130億ルーブルの2兆8,500億

ルーブルと若干増加し、シェアは▲0.1%の31.9%。

12月のルーブル相場は対米ドル64.37、対ユーロ70.92、対円

1.70台前半で取引を開始。前月末の動きを受けて、ルーブルは

安値圏で始まり、対ドルでは 2日に月間安値となる64.49、対ユーロ

では 3日に同安値71.24、対円も 4日に同安値 1.68台後半を付けた。

その後は、6日のOPEC+の減産幅拡大、9日のウクライナ東部紛争

の停戦合意、11日にFOMCでのハト派姿勢が鮮明となり、12日に

米中通商交渉合意が近いとのニュースなどで、ルーブルは徐々に

買われ、13日に対ドルで62.15、対ユーロ69.48、対円も1.76台半ば

の年初来高値を付けた。

以降は新規材料難から高値圏でのもみ合いとなっていたが、20日以

降は米イランの緊張の高まりから原油相場の上昇もあり、25日に対

ドル61.51、対ユーロ68.28、対円1.78台前半の2018年7月以来の

高値を付けた。

その後は調整売りもあり、ルーブルは対ドル61.98、対ユーロ69.46、

対円1.75台半ばに若干弱含んで12月の取引を終えた。

(出所)ロシア中銀資料・各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

ルーブル為替レート・ウラル原油価格推移

ルーブル安

ルーブル高

KEY Rate/翌日物・1ヶ月物、モスプライムレート推移

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金融・ 財政(続き) 金融・ 財政(3/3)

国民福祉基金(NWF)残高: 12月1日現在残高は、前月比▲46億ルーブルの7兆9,460億ルーブル(約1,240億米ドル)。うち、流動資産は6兆2,870億ルーブル(約981

億米ドル、対GDP比5.8%)。

AIIB(アジアインフラ投資銀行)から5億米ドルを借り入れ。コラ高速道路の改修に9,670万米ドルなど。

連邦予算: 1-11月は、3兆250億ルーブルの黒字(対GDP比3.1%)(財務省速報)

歳入18兆250億ルーブル(予算比89.3%)、うち、石油ガス歳入7兆2,650億ルーブル(同88.2%)、非石油ガス歳入10兆7,600億ルーブル(同90.2%)。うち、税金11兆2,240億ルーブル(同88.4%)、関税▲4.3%の5兆1,750億ルーブル(同88.8%)、その他1兆6,260億ルーブル(同98.8%)。

歳出13兆ルーブル、うち、社会政策4兆4,220億ルーブル、国防2兆4,710億ルーブル、国家安全保障1兆6,850億ルーブル、経済1兆9,110億ルーブル、教育7,220

億ルーブル、健康5,962億ルーブル、住宅2,018億ルーブル、一般1兆1,000億ルーブル、債務支払6,573億ルーブル、地方予算へ振り替え8,351億ルーブル。

連結予算: 1-10月は、4兆4,560億ルーブルの黒字、歳入32兆1,600億ルーブル、歳出27兆7,040億ルーブル(国庫)

うち、連邦予算黒字3兆1,560億ルーブル、歳入16兆6,710億ルーブル、歳出13兆5,150億ルーブル。地方予算1兆2,505億ルーブルの黒字、歳入10兆9,870億ルーブル、歳出9兆9,620億ルーブル。予算外基金1,747億ルーブルの黒字、歳入9兆1,690億ルーブル、歳出8兆9,940億ルーブル。

1-11月の連結税収は、+6.0%の20.4兆ルーブル、連邦税収は+4.0%の11.2兆ルーブル。非石油ガス歳入は連結ベース+11.2%、連邦予算ベース+16.8%。VAT+15.4%の3.6兆ルーブル、利潤税+11.3%の4.2兆ルーブル、MET+8.4%の3.1兆ルーブル。

2020年以降の予算を巡る議論

2020-2022年の民営化プログラムを承認: 30億ルーブル。VTB、ノボロシイスク商業港、マハチカラ商業港、ソフコムフロート、ロススピリットプロム、アルマズヴェリールエクスポルト、キズルヤールブランデー工場等、一部株式保有企業207社、株式単独保有企業86社、その他国家資産1,168が対象。

オンラインによる個人輸入の免税限度引き下げ: 現状の月500ユーロを、2020年1月

から月200ユーロ、7月から100ユーロ、2021年から50ユーロ、2022年から20ユーロに減

額を決定。この結果、2022年の税収は2,228億ルーブルを見込む。

政府交通委員会: 2024年までに橋、インターチェンジの改修に5,070億ルーブルを

投資。交通インフラ投資1兆1,250億ルーブルのうち事故防止に3,700億ルーブルを投資

(12月11日)。

ムトコ副首相: 北コーカサス管区にナショナルプロジェクトで2024年までに2,000億

ルーブル投資(12月4日)。

メドベージェフ首相: 2019-2020年輸入代替プロジェクトに1.3兆ルーブルを歳出

(2015-2018年1.6兆ルーブル)。(12月10日)

(出所)財務省・各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

単位: 10億ルーブル 2019 修正 2020 2021 2022

歳入 20,175 19,970 20,379 21,247 22,058

(GDP比) 18.5% 18.4% 18.1% 17.7% 17.2%

うち石油ガス歳入 7,841 7,472 7,679 7,731

(歳入に占める割合 ) 39.3% 36.7% 36.1% 35.0%

歳出 18,294 18,489 19,503 20,634 21,763

(GDP比) 16.8% 17.1% 17.3% 17.1% 16.9%

財政黒字・赤字 1,881 1,481 876 613 295

(GDP比 ) 1.7% 1.4% 0.8% 0.5% 0.2%

国内借入上限 11,329 11,142 12,981 14,644 16,619

国外借入上限 (10億米ドル ) 64.3 65.3 64.4 67.6 68.9

国民福祉基金へ振替額 2,333 2,234 2,036

年初国民福祉金残高 8,172 11,060 13,658

(GDP比 ) 7.2% 9.2% 10.6%

開発基金 5,850 5,850 5,850

名目GDP 109,086 108,414 112,863 120,364 128,508

インフレ率 4.3% 3.0% 4.0% 4.0%

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企業・ 産業 自動車(1/2)

新車販売台数(含む軽商用車): 11月は、対前年同月比▲6.4% の156,848台で8ヶ月連続対前年比減、1-11月対前年同期比▲2.8%の1,580,297台。 (欧州ビジネス協会)

グループ別売上は、AvtoVAZ(11月シェア19.9%): 11月販売▲7.3%の31,217台、1-11月+0.6%の326,654台、VWグループ(同13.1%): 同▲0.4%の20,585台、同+3.1%の195,409台、KIA(同12.5%): 同▲6.7%の19,612台、同▲0.8%の207,894台、ヒュンダイグループ(同10.5%): 同+2.8%の16,506台、同+0.8%の166,062台、ルノー(同8.2%): 同▲5.1%の12,833台、同+0.0%の128,982台、トヨ タグループ(同6.9%): 同▲10.4%の10,827台、同▲6.3%の110,645台、日産グループ(インフィニティ、ダットサン含む(同4.7%)): 同▲27.4%の7,349台、同▲15.6%の80,134台(日産のみではシェア3.3%、同▲32.3%の5,113台、同▲22.0%

の56,619台)、GAZ LCV(同4.0%): 同+24.6%の6,309台、同+5.8%の55,261台、三菱(同2.6%): 同▲6.7%の4,124台、同▲8.4%の36,492台、BMWグループ(同2.6%): 同+18.3%の4,086台、同+15.8%の40,120台、ベンツ(同2.5%): 同+8.1%の3,907台、同▲4.0%の39,218台、UAZ(同2.4%):同▲17.5%の3,732台、同▲4.6%の33,987台、マツダ(同1.7%):▲11.6%の2,703台、同▲3.5%の27,051台、GMグループ(同1.4%): 同▲16.3%の2,119台、同▲22.9%の21,137台、ハバル(同0.9%): 同+220.9%の1,476台、同+277.0%の10,014台、フォードLCV(同0.8%): 同▲1.9%の1,237台、同+8.1%の10,962台、その他日本勢は、スズキ(同0.6%): 同+47.5%の931台、同+23.2%の6,534台、スバル(同0.5%): 同+0.4%の797台、同▲3.9%の6,749台、ホンダ(同0.1%): 同▲68.7%の157台、同▲64.0%の1,629台、いすゞ(同0.0%): 同▲59.0%の31台、同+6.0%の716台。

自動車ディーラー協会は、2020年の乗用車・ LCVの新車販売を▲8%と予測。リサイクル税の引き上げで、輸入車価格は2-3%、現地組立車も1-1.5%上昇を見込む。

AvtoVAZは、2020年の乗用車・ LCVの新車販売を▲3%の170万台と予測。ヒュンダイは、市場は▲4-5万台を予測。

オペル: ロシア市場に再参入。

中古車販売: 11月は、対前年同月比▲2.3%の463,449台、1-11月対前年同期比▲0.3%の4,944,179台(AUTOSTAT)

11月は、LADAがシェア25.0%で対前年同月比▲4.4%の116,008台(1-11月対前年同期比▲3.4%の1,233,555台)、トヨタ同▲2.0%の50,653台(同▲1.0%の546,556台)、日産同▲3.5%の25,865台(同+0.8%の278,411台)、ヒュンダイ同+5.1%の25,313台(同+5.2%の259,716台)、KIA同+7.3%の23,287台(同+9.8%の241,456台)。

LCV新車販売: 11月は、対前年同月比+0.7%の9,448台、1-11月対前年同期比▲1.0%の98,738台(AUTOSTAT)

11月は、GAZがシェア46.0%で対前年同月比+11.3%の4,342台(1-11月対前年同期比+1.0%の44,392台)、UAZ同▲9.9%の1,449台(同▲2.5%の15,237台)、フォード同+1.6%の1,073台(同+17.1%の11,391台)、LADA同▲12.7%の822台(同+3.3%の10,016台)、VW同+4.3%の529台(同+3.6%の5,063台)。

トラック新車販売: 11月は、対前年同月比▲11.3%の7,200台、1-11月対前年同期比▲3.3%の70,400台(AUTOSTAT)

11月は、KAMAZがシェア33.3%で対前年同月比+3.3%の2,400台、GAZ同+8.3%の780台、スカニア同▲32.4%の559台、ボルボ同▲23.6%の493台、MAN同▲33.3%の424台。

バス新車販売: 11月は、対前年同月比▲1.8%の1,175台、パブロフバスがシェア49%で▲15%の573台、NEFAZ+70%の163台、LIAZ▲34%の124台。1-11月は対前年同期比+7.4%の12,100台(AUTOSTAT)

自動車輸入は、10月対前月比▲2.2%の26,400台(▲2.4%の6.7億米ドル)、1-10月は対前年同期比+3.6%の250,600台(+11.9%の66.0億米ドル)。

輸出は、10月対前月比▲4.5%の10,200台(▲9.4%の1.5億米ドル)、1-10月は対前年同期比+25.0%の94,300台(+31.1%の13.6億米ドル)。

トラック輸入は、10月対前月比+9.6%の2,600台(+4.6%の1.5億米ドル)、1-10月は対前年同期比+13.6%の23,500台(▲1.4%の16.0億米ドル)。トラック輸出は、10

月対前月比▲12.6%の1,200台(▲23.6%の3,060万米ドル)、1-10月は対前年同期比+2.2%の11,300台(+10.1%の2.9億米ドル)。

パーツ輸入は、10月対前月比+9.8%の125,000トン(+14.3%の8.2億米ドル)、1-10月は対前年同期比▲0.3%の1,140,000トン (▲2.5%の74.0億米ドル)。

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

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企業・ 産業(続き) 自動車(2/2)

自動車生産: 11月は、対前年同月比▲19.5%の124,000台と2016年7月以来の大幅下落、トラック▲0.0%の15,600台、バス5トン超▲60.9%の1,600台(国家統計局)

1-11月では、自動車▲2.1%の1,400,000台、トラック+0.1%の141,000台、バス(5トン超)▲47.8%の14,100台、5トン以下+66.2%の20,300台。車体生産▲12.4%

の204,000台(11月▲59.7%の9,600台)、エンジン生産▲6.7%の311,000基(11月▲7.3%の32,100基)。

産業貿易省: 完成車メーカーに対し、リサイクル税の補助金還付を徐々に削減し、現地生産ポイントとリンクさせる方法に変更。

2020年は補助金のうち50%を現地調達ポイントに応じ配分し、その比率を2021年は75%、2020年は100%に引き上げる。補助金を受領するための最低現地調達ポイントは、2020-2021年1,500ポイント、2022年2,000ポイント、2023年2,600ポイント、2025-2026年3,700ポイント、2028年5,400ポイント。

現状の現地調達ポイントは、例えばLada Vistaで3,300ポイント、ヒュンダイソラリスで1,700ポイント。

GMアフトワズ: GMがアフトワズに持分50%を売却。サマラ州トリヤッチの工場でシボレー・ニワを生産中。

Cognitive Technologies: スベルバンクと無人自動車開発JV Cognitive Pilotを設立(Cognitive70%、ズベルバンク30%)。

いすゞ: ソラルスとのJVの投資方針を特定する株主間協定書に署名。

ソラルス: エンジニアリングセンターをウリヤノフスク、ニジニノブゴロド、サマラ、タタールスタン共和国に開設し、500人を雇用。

エストニア Universal Industries: プスコフ州モグリノ経済特区で自動車用排気システムの生産に8.4億ルーブルを投資。

カマズ: 2019年の生産は当初見込み3.3万台から2.9万台、輸出5千台に下方修正し、売上+3.1%の1,920億ルーブルを見込むが、赤字の見込み。2020年は市場は▲5%を見込むが、K5シリーズの投入でシェア46%、売上+6.3%の2,040億ルーブル、純益3億ルーブル、投資141億ルーブル、国内販売2.9万台、輸出6.7千台を計画。

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

ITC

ロシア政府: ロシア製ソフトウエアが使用されていないガジェット(スマフォ、コンピュータ、スマートTV機能付テレビなど )の販売を2020年7月1日から禁止。

ヴィンペルコム、MTS、メガフォン、ロステレコム: 5G共同開発でJV設立に合意。

ズベルバンク: MF Technology(Mail.ruグループの株式58.3%保有)の株式36%(他にメガフォンが45%、ロステクが10%、USMホールディングスが9%保有)を113億ルーブルで取得し、結果Mail.ruの株式21%を間接保有。Mail.ruは他に南アNaspersが12.3%、中国アリババが4.4%、中国Tencentが3.3%を保有。

Mail.ru: オンライン教育会社Skillboxの株式60.33%を取得。他に同業のGeekBrainsno株式51%、Algoritmikaの株式11.7%も保有。

素材

フィンランドUPM Raflatac: チェリャビンスク市にラベルの配送出荷ターミナルを開設(ロールのカッティングと配送を行なう)。当社は、ノブゴロド州に合板工場を有し、モスクワ、サンクトペテルブルグでラベルの配送センターを保有。

独Knauf: レニングラード州の工場の拡張・近代化で35億ルーブルを投資。カードボードを1.5倍の年25万トン、8.6億㎡生産。

伊Ilpea: リペツク州の白物家電(洗濯機、冷蔵庫ドア、ドア、ウインドシール)用ガスケット(パッキング)生産工場稼働。3億ルーブルを投資し、170人を雇用。

機械

仏シュナイダーエレクトロニクス: 産業貿易省とSPIC2.0締結を協議。

日本GITAL(人型ロボット開発会社): チェリャビンスク州の同業会社アンドロイドナヤ・ テフニカと協力協議。2020年第1四半期に遠隔操作実験を行うことで合意。

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企業・ 産業(続き)

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

石油・ ガス・ エネルギー(1/2)

石油: 石油ガスコンデンセート生産は、11月▲0.8%の4,620万トン(1-11月+1.3%の5億1,300万トン)、精製同+2.5%の2,480万トン(同▲0.3%の2億6,400万トン)(国家統計局)。2019年の生産は5億5,600-6,000万トン見込み(2018年5億5,800万トン)、ガソリン+2%の4,020万トン、リザーブ300億トン(2018年289億トン)(エネルギー省)

OPEC+: 2020年1月から原油の減産量を更に日産50.3万バレル(OPEC分は37.2万バレル)拡大することで合意。2018年10月比170万バレルの減産。削減量からガスコンデンセートを除外することで合意し、ロシアは日産7万バレル増加され29.8万バレルの減産。2018年10月のロシアの生産量は日量1,142.1万バレルで、79.5

万バレルのガスコンデンセート生産を除外すると1,062.6万バレル。よって2019年は1,062.6万バレルから22.8万バレルを除した量が目標。(11月の削減量はガスコンデンセートを除外すれば23.2万バレルで達成済み)。新たな減産合意におけるロシアの減産割り当てはガスコンデンセートを除外して日量1,032.8万バレル。

ロスネフチ: タイミール半島で3ブロックの開発権を61億ルーブルで落札。イルクーツク州セベロ・ダニルフスキー油田は、2020年生産開始で、年200万トン生産。

- ボストーク油田開発で、JOGMEC、三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、IMPEXに参加を打診。中国、インドにも参加を打診。

- サハリン石油ガス開発(エクソン、ロスネフチ、伊藤忠商事、SODECO、丸紅): サハリン1からパイプラインでガスを輸送しLNG年620万トン生産を計画。

- セフコムネフチガス(EquinorとのJV): ヤマロネネツ自治管区の北コムソモールスキーの開発第1段階開始を決定。石油2億トン、ガス1,680億㎥のリザーブ。

ルクオイル: 2020年の地質調査投資は、1.5倍の660億ルーブルを計画。

ガスプロムネフチ: 2020年予算で原油価格は57米ドルを想定、投資は+5%の4,210億ルーブル。2019年の生産は、+3.3%の9,600万トン、精製4,150万トン見込み。

- シェルとのJV: 資本金を706億ルーブル増資。総投資額は1,300億ルーブル。

- スペイン・レプソールとのJV: ハンチマンシスク自治共和国カラバジユスカヤをベースに6ブロックの地質調査を開始。

- 東シベリア最大のヤクート共和国チャヤンダ油田の生産開始。リザーブ2億6,300万トン。2020年は年300万トン生産し、2022年フルスケールで500万トン生産。

- ヤマロネネツ自治管区のカンバテイスキーブロックの開発ライセンス取得。リザーブ340億㎥、コンデンセート260万トン。2026年生産開始。

- 北極海航路での石油輸出のための新港建設を検討。年2,000万トンの取り扱いを想定。

タトネフチ: 1-11月生産+1.5%の2,727万トン、精製910万トン。ハンガリーMOLから界面活性剤の技術を導入。

トランスネフチ: メンテナンス投資は、年2,500億ルーブル。2020年は、ESPOを通じコムソモ-ルスキー製油所に年600万トン石油供給。

ガス: 天然ガス生産は、11月+1.3%の560億㎥(1-11月+0.8%の5,840億㎥)、随伴ガス同+8.7%の82億㎥(同+7.1%の864億㎥)、LNG同+21.3%の250万トン(同+51.6%の2,670万トン)(国家統計局)。2019年のガス生産+2%の7,380億㎥、輸出は2,470億㎥、液化ガス+2%の390億㎥、LNG輸出1.5倍見込み(エネルギー省)。

ガスプロム: 2020年の投資は1兆1,047億ルーブル(2019年1兆3,230億ルーブル)、うち設備投資9,334億ルーブル、うち借り入れ5,578億ルーブル。2019年売上1,200億米ドル、EBITDA300億米ドル、生産5,000億㎥、輸出1,988億㎥見込み。ヤマル半島のリザーブは、クルゼンシュテルンスコエが3,600億㎥増加したことから、全体で+22%の2兆㎥に増加。

- ヤマル半島のボバネンコボ鉱群をベースに年間300万トンのポリマー生産を検討。RDIF、サウジSABICと参加を協議。投資額は130-150億米ドル。

- Kamazとハイウエイ沿いに天然ガス燃料ステーション建設で合意。

- アムールガス加工プロジェクトで、プロジェクトファイナンス114億ユーロ契約。欧州・日本の銀行14行が参加し、MUFGバンクも参加。

ノバテク: 2020年の投資は2倍以上の4,000億ルーブルを計画。政府は、ムルマンスクのプロジェクトでPDA設置を決定。

- ヤマロネネツ自治管区の南ヤンブルグスキーの2ライセンス取得。ナジム地区のリザーブはガス5,060億㎥、液体1億2,600万トン(11億ルーブル)、ギダン半島東ラデルタイスキーのリザーブはガス1,840億㎥、液体3,200万トン(8,100万ルーブル)。

- プーチン大統領にArc7級のLNGタンカー10隻を外国で建造する許可を申請。オブスキーLNG年500万トンが2023年稼動し、2023-2024年にデリバリーが必要であるが、ズベズダ造船所の建造能力が足りず。

- ヤマルLNG: ベルギーZeebruggeにLNGトランスシップターミナルの使用、年800万トン、20年で契約。

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企業・ 産業(続き) 石油・ ガス・ エネルギー(2/2)

石炭: 生産は11月+2.0%の3,960万トン(1-11月+0.0%の4億100万トン)(国家統計局)。 2019年の生産は4億4,000万トン、輸出2億1,000万トン、投資1,400億ルーブル見込み(エネルギー省)。

サフマールグループ: KTK(年1,600万トン生産、1,200万トン輸出)とRussian Coal(年1,400万トン生産、350万トン輸出)の合併を検討。3社で3,000万トン生産、2,000万トン輸出、シェア8%で、SUEK、クズバスラズレズウーゴリに次ぐ第3位となる。

電力: 生産は、11月対前年同月比+1.1%の1,010億kWh、うち火力▲4.2%の637億kWh、原子力+0.0%の184億kWh、水力+26.5%の186億kWh(1-11月+1.2%の1

兆120億 kWh、うち火力+0.5%の6,400億kWh、原子力+3.5%の1,910億kWh、水力+0.9%の1,790億kWh)。消費は11月+0.4%の966億kWh、1-11月+0.2%の9,726

億kWh。輸出は、1-10月数量ベース同+13.3%の144億kWh、金額ベース+17.8%の7.5億米ドル。

議会は、再生エネルギーの優遇措置を10年継続することを決定。

ハベル: オレンブルグ州で太陽光発電所25MW稼動(他7ヶ所合計115MW)、アストラハン州で同30MW稼動(他3ヶ所合計で135MW稼働中、合計200億ルーブルを投資)、ブリヤート共和国で15MW稼動(13億ルーブル投資)。アムール州のロスギドロのニジニブレイスカヤ水力発電所でも稼動。

仏Dalkia(EDFグループ)、Brifrance(仏ソブリンファンド): ロシアベンチャーファンド、中東ソブリンファンドとロシア企業でのエネルギー効率化プロジェクトに1.7億ユーロを投資。

Tプラス: 2020年は1.5GWの電力近代化に580億ルーブルを投資。

ガスプロムエネルゴホールディング: REPホールディング買収は完了。イルクーツクエネルゴと火力発電所の買収を交渉。ガスタービンの国内製造で外国企業と協議中。クラスノヤルスクGRESをSUEKに100億ルーブルで売却。

ロスギドロ: 1-9月IFRS売上▲0.4%の2,876億ルーブル、EBITDA▲13.1%の704億ルーブル、純益▲23.5%の352億ルーブル、流入量減少で発電も減少。2019

年の投資は1,000億ルーブル。2020-2024年の投資は3,477億ルーブルで、640MWを新設。地方の再生エネルギーは、三井物産、駒井ハルテック、東光高岳と協働。

ロシア送電会社(ロスセッティ): 子会社NICUESがサンクトの経済特区にデジタル送電ラボを建設で22億ルーブルを投資。2020年にIPOで25%-1株の売却を計画。

連邦送電会社: 2020-2024年の投資は、5,552億ルーブルで、うちBAMシベリア鉄道に858億ルーブル、リノベーションに2,615億ルーブル、接続に981億ルーブル。うち、2020年の投資は+39%の1,255億ルーブル。

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

化学・ 石油化学

クイビシェフアザト: クールスク州で鉱物肥料工場建設に500億ルーブルを投資。アンモニア年19.4万トン、ウレア年80.3万トン、UAN年36.5万トンを生産。2021年建設開始で、2023-2024年完成。

UMMC(Ural Mining Metallurgical Co)、Ultramer(フレイトフォワーダー) JV: Sredneuralsk 銅精錬所でアンモニア・肥料年50万トン生産に48億ルーブルを投資。2020年末建設開始。

ウラルカリ: Ultramerとバルト海ウスチルガ港のターミナルの能力を50%増強し、年1,180万トンにする計画。

医薬品・医療

朝日インテック: モスクワに現地法人 Asahi Intecc CISを設立し、カテーテル治療用機器を販売。現地代理店を通じた販売を強化。

Verteks: サンクトペテルブルグの経済特区で医薬品製造工場稼動。73億ルーブルを投資。

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企業・ 産業(続き)

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

鉄鋼・ 非鉄金属

鉄鋼:

スペイン Windar Renovables/セベルスターリ/ロスナノJV WRE Towers: シーメンスガメサ向け風力発電用タワー製造開始。7.7億ルーブルを投資し、年100

基生産。Enel Russiaのプロジェクトに使用される。

セペルスターリ: 鉄鋼建材市場参入で独自の建設会社設立を検討。伊Valvitaliaからエネルギープロジェクト向けTPA製品供給で協力協定締結。ナノラミネートアロイ製造のModumetal Technologyに出資。

メタロインベスト: 輸出前貸し2億ユーロ、6.5年を締結。

チェリャビンスク鋼管圧延工場: 中国 Baotou Steelと提携合意書を締結。イルクーツク州のザシヒンスコエ・ レアメタル鉱床の開発における選鉱工場の建設で協力。2023年稼動で、選鉱工場、冶金工場、物流施設建設で240億ルーブルを投資。

金: 金生産は、11月対前年同月比+12.2%(1-11月対前年同期比+18.0%)(国家統計局)。

ペトロパブロフスク: Roman Tretsenko22%に次いでProsperity Fundsが14.52%で2番目の大株主に浮上。

ロステク: イルクーツク州の金鉱山Tekhservisの株式を9.9%から35%に買い増し。

アルロサ(ダイヤモンド): 11月売上対前月比+9%の2.6億米ドル、1-11月対前年同期比▲29%の29.7億米ドル。

ノリリスクニッケル: 2020年の予算承認。投資は25-28億米ドル(2019年13-15億米ドル)、ニッケル生産+3%の22.5-23.5万トン、プラチナ生産▲2%の103-106トンを計画。2030年までにニッケルは+15-30%、銅+20-40%、プラチナ+40-95%の増産を計画。

Sintez Technology: プスコフ州モグリノ経済特区で合成ダイヤモンド、単結晶ウエファー製造で6億ルーブルを投資。2020年第3四半期に生産開始。

UMMC(Ural Mining Metallurgical Co): チェリャビンスク錫工場2024年までに+6%の22万トンに増産。

ロステク: ムルマンスク州のFedorovo Tundraプラチナグループ開発で、FedorovaHoldingsの株式25.1%取得。

社会インフラ

RDIF・ 中東ファンド: モスクワの中央環状道路 Central Ring Road-4 建設に40億ルーブル投資。総額400億ルーブルのプロジェクト。

トルコ TTAF: タタールスタン共和国のインノポリス経済特区でケーブル、照明システムの製造に5千万米ドル投資。

スペイン Urbaser: シブインベストストロイ、RDIFとカリーニングラード州でゴミ処理場建設に関する合意書を締結。州政府と25年間のコンセッション契約を締結。年間処理能力35万トンの選別施設、有機性廃棄物処理施設、埋立場を建設。Urabaserはゴミ処理施設のオペレーター。投資額は29億ルーブル。

不動産

日建設計: モスクワのリガ駅貨物ヤード周辺の再開発の設計を落札。

サザビーズインターナショナルリアルティ: 2020年にロシアの高級不動産会社エリートニィエ・ クバルチールィ (ブランド名Vipflat)とサンクトペテルブルグにJV設立。

中国鉄道子会社CRCC Real Estate: モスクワ市の住宅開発事業計画等を策定しているモスプロエクトの株式49.38%の買収を提案。

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企業・ 産業(続き)

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia) 作成

運輸・ 物流

ロシア鉄道 : 2019年の投資は6,887億ルーブル。国民福祉基金からロシア鉄道へのBAMシベリア鉄道近代化投資は2019年は195億ルーブルのみで、200億ルーブ

ルは2020年に延期。中国欧州間のコンテナ輸送を強化し、2019年+11%の61.5万TEU。 2025年までのデジタル化投資1,000億ルーブル。傘下のトランステレコムは、

線路にセルタワー建設優遇を検討。

シーメンス・シナラJV(ウラルロコモーティヴ): 2019-2021年に22両の電気機関車納入を契約。

貨物: 積載量は11月対前年同月比▲1.7%の1億550万トンと5ヶ月振りマイナス(1-11月▲0.8%の11億7,150万トン)、取扱高は同▲3.3%の2,132億トンキロ(同+0.4%の2兆3,826億トンキロ)。1-11月の積載量は、石炭▲0.4%の3億4,140万トン、コークス▲3.7%の984万トン、石油・ 石油製品▲2.1%の2億1,100万トン、鉄鉱石・ マンガン石+3.6%の1億1,020万トン、鉄鋼▲5.5%の6,730万トン、鉄スクラップ▲7.5%の1,370万トン、化学・ 鉱物肥料+3.1%の5,550万トン、セメント+4.5%の2,480万トン、木材▲8.3%の3,840万トン、穀物▲21.4%の1,940万トン、建設資材▲0.1%の1億1.500万トン、非鉄鉱石・ 原料▲2.5%の1,790万トン、化学品・ソーダ▲1.0%の2,380万トン、工業原材料中間品▲0.1%の3,240万トン。

旅客: 利用者数は11月+2.5%の9,770万人(1-11月+3.7%の11億人)、うち近距離同+2.3%の8,920万人(同+3.5%の9億9,240万人)、長距離同+5.1%の860万人(同+5.6%の1億780万人)。取扱高は同+2.6%の92億人キロ(同+3.1%の1,240億人キロ)、うち近距離同+1.5%の28億人キロ(同+3.7%の316億人キロ)、長距離同+3.1%の65億人キロ(同+2.9%の924億人キロ)。

ロスアトム: トランスコンテナの過半数を取得したジェログループの株式30%を取得し、北極海航路系由のコンテナ輸送サービスを立ち上げ。2024年に開始し、2028年には年間3,000万トン輸送体制を構築。

FESCO: 2020年の投資1.1億米ドル。タイ・ ベトナムからコンテナサービス検討。アジアからウラジオ経由コンテナ増強。東南アジアからモスクワ・ サンクトの航空便の取り扱い開始。ロシア鉄道子会社の鉄道コンテナ輸送会社ルースカヤトロイカの25%+1株取得。

港湾取扱高: 1-11月対前年同期比+2.7%の7億6,683万トン、うちドライ▲4.0%の3億4,277万トン、タンカー+8.8%の4億2,405万トン。うち、バルト海+5.1%の2億3,583万トン、アゾフ海・黒海▲6.2%の2億3,413万トン、極東+5.2%の1億9,414万トン、北極海+14.5%の9,609万トン、カスピ海+50.5%の665万トン。

ノボロシイスク商業港(NCSP): 1-9月IFRS売上▲6.6%の6.7億米ドル、純益3.8倍の8.2億米ドル。1-10月取扱高+9.2%の1億2,124万トン、うち液体+16.1%の9,743万トン、バルク▲11.3%の787万トン(穀物ターミナル会社売却によるもの)、一般▲13.3%の1,078万トン、コンテナ+3.4%の53.3万TEU。

チェコ鉄道車両大手シュコダトランスポーテーション: Sinara-Transport Machine とサンクトペテルブルグに折半JV設立し、都市電気輸送車両(地下鉄、トラム、電気バス、トロリーバス)製造で15-20億ルーブル投資。2022年から製造開始で、年間300台を生産。

独Liebherr: ノボロシイスク港の木材ターミナルからクレーンなど2,190万ユーロを受注。

Baring Vostok/Vostok New Venture: 最大のトラック物流会社モノポリヤの株式9.1%を6億ルーブルで取得。セミトレーラートラック1,400台保有し、2019年売上180億ルーブル。

航空: 利用者数11月+4.8%の897万人、1-11月+10.7%の1億1,930万人。うちアエロフロート+4.8%の3,440万人、S7+18.2%の1,270万人、ロシア航空+4.5%の1,090万人、ポベダ航空+44.4%の940万人、ウラル航空+6.5%の890万人。

仏 Safram Aircraft Engine: ODK-SaturnとSSJ-100向けエンジンの国産化率を2021年までに55%に高めることで合意。

アエロフロート: 2020年投資100-110億ルーブル(2019年は98億ルーブル)。旅客+6-7%(2019年+9.1%6,100万人)見込み。2020年6月1日から大阪・モスクワ線を週4便運行。

空港利用状況: シェレメチェボ空港: 11月利用者数▲5.0%の355万人。ブヌコボ空港:11月+13.2%の167万人。 プルコボ空港:11月+6.8%の138万人。

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企業・ 産業(続き)・ 極東・ 投資ファンド

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia) 作成

食品・ 小売

農業・ 食品: 農業生産は、11月対前年同月比+5.8%の4,888億ルーブル、1-11月対前年同期比+4.1%の5兆4,610億ルーブル(国家統計局)。 2019年の穀物生産は+7%の1億2,100万トン見込み。農業生産は+2%。輸出240-250億米ドル、投資+10-15%の5,200-5,400億ルーブル、売上+3%の3兆ルーブル見込み(農業省)。

丸紅・ JFEエンジニアリング: ロシアの農業企業Victoria Estateグループと日本製イチゴ栽培温室プロジェクト実施で契約締結。モスクワ郊外のエレクトロスタル市の工業団地で、10ヘクタールから開始。2020年秋から資材を供給し、2021年4月完成で、年2,400トン生産。30ヘクタールまで拡張を計画。

JTI: サンクトペテルブルグにグローバルビジネスサポートセンターを設置。

独 EcoNiva: リャザン州の畜産場稼動。6,000頭の乳牛を飼育し、44億ルーブルを投資。

小売

12月1日から、タイヤ、香水、化粧水、カメラとフラッシュ、ベット・ キッチンリネン、衣類のマーキング制度が義務化。

スイス・ 腕時計チューダー(ロレックス傘下): モスクワの高級百貨店ツム、サンクトの高級百貨店DLTに出店。運営は高級宝飾品小売大手のマーキュリー。

米Plaza グループ: ロシアLotus グループとサンクトで2件目のアパートメントホテル建設に45億ルーブルを投資。95,500㎡で2,073室。2020年12月完成。2024

年までに6棟、300億ルーブルの投資を計画。

米ノースフェイス: サンクトペテルブルグに専門店を開設。ロシアのInventive Retail Group(当社はアップル、サムスン、ファーウエイ、ソニー、レゴ、ナイキ、UNOde50の専門店等を運営)が運営。

レストラン市場: 10月は対前年同月比+4.4%の1,493億ルーブル、1-10月は対前年同期比+4.7%の1兆3,410億ルーブル。 11月は対前年同月比+5.1%の1,451

億ルーブル、1-11月は対前年同期比+4.9%の1兆4,890億ルーブル。

極東

議会は。極東の電力料金優遇を1年延長(2019年の補助金は320億ルーブル)。

エア・ ドゥ: 2020年5月に大阪・ ユジノサハリンスク間のチャーター便を運行する予定。

韓国・ サムスン重工業: ズベズダ造船所におけるノバテック向けガスエンジンLNGタンカー建造で、5隻分の部品供給協力で15億米ドルを受注。

REPグループ(ロ中投資基金42%、アブラモビッチ氏傘下のミルハウス31%、Invest AG等27%): ハバロフスク地方アムールスク市でのペレット工場建設は2020年第1

四半期に完成の見込み。年間13.5万トンのペレットを生産し、日本に輸出を予定。日本のプロスペクトとJVを設立済み。

Coalstar seaport: 沿海州ベズムヤンナヤ湾に石炭ターミナル建設に578億ルーブルを投資。年3,500万トン(石炭2,500万トン、石油1,000万トン)取り扱いを計画。石炭ターミナルに176億ルーブル、石油ターミナルに252億ルーブル、鉄道に112億ルーブルを投資。

ズベズダ造船所: LNGタンカー建造で、予算から220億ルーブル取得(2020年49億ルーブル、2021年72億ルーブル、2022年99億ルーブル)。

極東北極圏発展省: 北極圏投資の特別投資法案は、2020年7月導入を目標。民間資金15兆ルーブルを見込む。北極海航路取り扱いは2030年1.2億トン、2035年1.5

億トンを目指す。

投資ファンド

RDIF: ナショナルプロジェクトへの投資で2つのクローズドエンド投資基金設立を検討。自動投資型と個別投資判断型で、参加のためには、各々30億ルーブル以上、60億ルーブル以上の投資が必要。

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政治・外交 政治・外交

ウクライナ情勢・対ロ制裁

2015年2月12日、ウクライナ、ロシア、仏独首脳が会談し、ウクライナ、親ロシア派、ロシア、OSCE(コンタクトグループ)は以下の13項目に合意。

①15日0時停戦、②安全地帯の設置のため停戦から2日後14日以内(3月1日)の重火器50-140Km撤退(ウクライナは現時点の前線から、新ロシア派は9月のミンスク合意の線から)、③OSCEによる停戦・重火器撤退モニタリング、④ウクライナの法律「ドネツク・ルガンスク州の地方自治臨時手続」を議会は30日以内に採択。停戦後即日地方選挙実施に関する対話開始。⑤恩赦、赦免の実施、⑥5日以内の捕虜交換、⑦人道援助アクセス確保、⑧年金など社会的機能復帰、⑨ウクライナによる国境管理回復(地方選挙後2015年末までに完了)、⑩外国武力勢力撤退、⑪地方分権化の憲法改正及びドネツク・ルハンスク州の特別な地位法を2015年末までに採択、⑫地方選挙実施要綱はコンタクトグループの枠内で合意。⑬コンタクトグループの作業部会創設、活動強化。

「ドネツク・ルガンスク州の地方自治臨時手続」に含まれるべき内容①処罰・追訴免除、②言語の選択の自由、③検察庁、裁判所長の任命権、④中央と当該地域の経済・社会・文化的発展に合意、⑤これに対する国家支援、⑥ロシア連邦各地域との協力主権、⑦人民警察創設、⑧地方選挙で選出された者を中央が任期前に解任できないこと。

10月2日、ロシア、ウクライナ、独仏首脳会談で、2月のミンスク合意を履行することを確認。ドネツク・ルガンスク自治共和国は独自選挙を延期。(ミンスク合意2)

2019年12月4日、米OFACは、ロシアのハッカー集団を制裁リストに追加。

12月9日、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領がマクロン仏大統領、メルケル独首相の仲介のもと会談し、ウクライナ東部で継続する戦闘を2019年末までに完全且つ包括的に停戦することで合意。また、年末までに紛争に関わる全ての捕虜を交換すること、2020年3月末までに新たに3箇所の撤退地域を設けることに合意。4カ国首脳は4ヶ月以内に再度首脳会談を開催することで合意。ゼレンスキー大統領は、東部とロシアの国境管理はウクライナが行う、(強い自治権を持つ)連邦制は受け入れられないと発言。プーチン大統領は、ドンバス地域を特別な地位にするため、ウクライナに改憲を求め、ロシア・ウクライナ間には(ミンスク)合意の解釈を巡る違いがあると発言。

12月10日、 米ロ外相会談。ラブロフ外相は、2021年2月に期限が到来する新START(新戦略兵器削減条約)の単純延長を求めるも、ポンペオ米国務長官は、中国の参加が望ましいとして合意に至らず。

12月11日、米国議会は、国防権限法案の一部でノルドストリーム2に対する制裁を可決。

12月13日、米OFACは3社に対する制裁解除。オーナー名が同一であったが、制裁対象者と別人と判明。

12月16日、ゼレンスキー大統領は、最高会議に憲法改正案を提出するも、東部の「 特別な自治権」には触れず。

12月18日、コンタクトグループは、捕虜の交換、新たな撤退地域について協議するも合意に至らず。

12月18日、米国下院はウクライナ疑惑に関係してトランプ大統領の弾劾訴追案を議決。

12月19日、ECは対ロシア分野別経済制裁を2020年7月31日まで6ヶ月延長を決定。

12月20日、ウクライナ系由欧州向けガストランジット問題について、ロシア、ウクライナ、EUは基本合意。期間5年間で延長、2020年は650億㎥、2021-24年は各400億㎥をトランジットする。国際裁判所の決定に従い、ロシアはウクライナに賠償金29億米ドルを支払い、他の訴訟は取り下げ。

12月20日、トランプ大統領は、国防権限法に署名し、ノルドストリーム2、トルコストリームが制裁対象となる。水深30.5m以上の沖合にパイプラインを設置する船舶や取引に関わった外国人に対し、資産凍結やビザ発給を禁止する。ノルドストリーム2のパイプラインを敷設しているスイス企業Allseasは作業を中止。

12月29日、独ロ首脳は、電話会談でノルドストリーム2への支援継続を確認。

12月29日、米ロ首脳は、電話会談でテロ対策で連携継続を合意。米情報でサンクトで計画されていたテロを事前に防止。

12月29日、ロシア、ウクライナは200人の捕虜を交換。

日ロ関係

12月18日、日本政府はモスクワで予防医療セミナーを開催。人間ドックなど紹介。茂木外相はオレシュキン経済発展相と会談。

12月19日、日ロ外相会談をモスクワで開催。プーチン大統領は、年末恒例の記者会見で、北方四島、日本への米国兵器配備を懸念。

(出所)各種報道からMUFG Bank (Eurasia) 作成

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CIS諸国関連情報

ウクライナ 経済指標: 鉱工業11月▲7.5%(1-11月▲1.2%、うち採掘11月▲7.9%(1-11月+0.8%)、製造同▲6.4%(同▲1.7%)、電気ガス熱同▲12.0%(同▲2.7%)、農業同▲18.5%(同+2.4%)、小売同+12.8%(同+10.4%)、建設同+18.1%(同+21.3%)、貨物取扱量1-11月+2.4%、消費者物価指数同5.1% (同+8.3%)。

外貨準備: 11月末対前月比+2.5%の219.3億米ドル。1-10月貿易赤字84.6億米ドル(輸出+7.4%の416.5億米ドル、輸入+7.1%の501.1

億米ドル)。IMFと3年間で55億米ドルの融資に合意。12月18日から個人の外国投資・預金限度を年5万ユーロから10万ユーロに拡大。2020年3月10日からフリブナ預金の準備率をゼロに、外貨預金は10%に変更。

自動車新車販売: 11月は+26%の8,900台、うちルノー+99%の1,840台、トヨタ+79%の1,260台、KIA+22%の750台、VW+63%の600台、シュコダ▲10%の510台。1-11月では+16%の81,600台。

ポーランド PGNIG: ERU Groupと西部リビウ州で天然ガス採掘・資源調査。

中銀: リファイナンスレートを15.5%から13.5%に引き下げ(12月13日)

ベラルーシ 経済指標 : 1-11月のGDP成長率+1.1%、鉱工業+0.6%(採掘+0.4%、製造+0.9%、電気ガス熱▲0.5%、水+2.0%)、農業+2.7%、小売+4.4%、貨物取扱高▲5.8%、消費者物価指数+5.7%。

外貨準備: 11月末対前月比▲0.4%の91.6億米ドル。貿易赤字は1-10月45.2億米ドル(輸出▲3.6%の273.4億米ドル、輸入+0.1%の

318.6億米ドル)。 1-9月経常赤字▲17%の60億米ドル。対外債務は年初比+1.0%の397億米ドル。中国開発銀行からアンタイドローン35

億元(5億米ドル)を借り入れ。EBRDは2.6億ユーロ融資(橋の改修に1.3億ユーロ、ミンスク・ヴィテブスク南北道路の改修に1.3億ユーロ)。

カザフスタン 経済指標: 1-9月GDP成長率+4.3%、鉱工業11月+4.8%(1-11月+3.6%、うち採掘同+3.6%(1-11月+3.7%)、製造同+8.5%(同+3.8%)、電気ガス熱同▲4.1%(同+1.9%))、固定資本投資同+9.2%(同+8.3%)、小売同+6.1%(同+5.6%)、消費者物価指数同+5.4%(同+5.2%)。ADBは2019年GDP成長率見通しを3.7%から4.1%に引き上げ。2020年は3.4%から3.8%に引き上げ。

外貨準備: 11月末対前月比▲2.9%(年初来▲7.3%)の286億米ドル、石油基金同+0.9%(同+4.3%)の605億米ドル。 1-9月経常収支47

億米ドルの赤字、貿易収支は145億米ドルの黒字(輸出▲2.2%の427億米ドル、輸入+12.2%の282億米ドル)。

自動車生産: 1-11月の生産は+54.7%の45,208台、うち乗用車+45.2%の39,589台、トラック3.8倍の3,731台、バス3倍の966台。

米 Tyson Foods: Kusto Groupと食肉工場3工場建設に50億米ドルを投資。2牛肉、1鶏肉工場。第1段は2020年4-5月に開始し、12.5

億米ドルを投資。2,000頭を飼育し、年10-12万トンを製造。

伊Eni: アクトベ州での風力発電所48MW稼動。投資額は1億米ドル。

KAMAZ: トラック部品生産の投資協定を締結。

ユーロケム: ジャンブール州にカリ生産工場建設で10億米ドルを投資。2021年稼動。

アゼルバイジャン 経済指標 : 1-11月のGDP成長率+2.1%(うち非石油ガス+3.5%)、鉱工業+1.4%(うち非石油ガス+13.9%)、固定資本投資▲2.8%(非石油ガス+3.5%)、農業+7.1%、貨物+1.6%、小売+3.5%、消費者物価指数+2.6%、貿易黒字1-10月45.3億米ドル(輸出▲7.5%の159.8億米ドル、輸入+23.8%の114.6億米ドル)。

ロシアR-Pham: Vita-Aとの医薬品生産JVが稼動。8,000万米ドルの投資で300人雇用。

ロシアPenoplex: ポリエチレンボード生産工場の起工式。650万米ドル投資。

アルメニア 自動車新車販売: 1-10月+10%の1,900台。トヨタシェア35%の650台、ベンツ140台、KIA130台。

モルドバ 中銀: ベースレートを7.5%から5.5%に引き下げ。オーバーナイトデポ4.5%から2.5%に、オーバーナイトローン10.5%から8.5%に引き下

げ。インフレ率5%に低下。預金準備率も42.5%から41%に引き下げ、外貨預金の準備率は17%から20%に引き上げ。

(出所)各国中央銀行・統計委員会資料、各種報道からMUFG Bank (Eurasia)作成

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ロシア主要経済指標 ロシア主要経済指標

2015

2016

2017

2018 2019

実質GDP成長率 % -2.5 -0.3 +1.6 +1.9 +2.2

+2.1

+2.2 +2.7 +2.3 +0.5 +0.9 +0.7 +1.7 +1.1 +2.3 +1.6

鉱工業生産 % -0.8 +1.3 +2.1 +2.8 +3.2 +3.0 +2.9 +2.7 +2.9 +2.1 +4.6 +0.9 +3.3 +3.0 +2.6 +2.8 +2.9 +3.0 +2.9 +2.7 +2.6 +0.3

固定資本投資 % -10.1 -0.2 +4.8 +3.6 +2.8 +3.2 +5.2 +5.6 +4.3 +0.5 +0.7 +0.6 +.0.9 +0.7

小売売上高 % -10.0 -4.8 +1.3 +2.4 +3.1 +2.9 +2.7 +2.8 +2.8 +1.9 +1.6 +1.4 +1.4 +1.5 +1.7 +1.0 +0.8 +0..7 +0.8 +1.4 +1.6 +2.3

実質可処分所得 % -3.2 -5.8 -1.2 +1.4 +1.1 +1.3 +0.2 -1.9 +0.1 -2.2 +0.9 -0.6 +3.3 +0.8

実質賃金 % -9.0 0.8 +2.9 +10.2 +7.6 +8.7 +6.3 +4.1 +8.5 +1.3 +3.1 +1.6 +2.9 +2.6 +1.9 +3.0 +2.4 +3.1 +3.0 +2.3 +3.8

消費者物価 % +15.5 +7.1 +3.7 +2.2 +2.4 +2.3 +3.0 +3.9 +2.9 +5.2 +5.2 +5.1 +4.7 +5.0 +5.1 +4.6 +4.3 +4.0 +4.3 +4.8 +3.8 +3.5 +3.0

失業率(月末) % 5.7 5.3 5.2 5.1 4.7 4.7 4.5 4.8 4.8 4.7 4.7 4.5 4.4 4.4 4.4 4.5 4.3 4.5 4.5 4.5 4.6 4.6

貿易収支 億

米ドル 1,484 903 1,150 441 454 895 480 575 1,950 469 395 864 366 1,229 124 121

輸出 億

米ドル 3,414 2,819 3,530 1,015 1,087 2,102 1,106 1,231 4,440 1.025 1,017 2,037 1,015 3,057 361

輸入 億

米ドル 1,930 1,916 2,380 574 634 1,208 627 656 2,491 556 621 1,177 649 1,827 237

経常収支 億

米ドル 677 244 352 300 184 484 277 388 1,149 337 106 443 129 572 79 65

ウラル原油価格 ドル 平均51.23

平均41.9

平均53.03

平均65.22

平均72.44

平均68.83

平均 71.57

平均 67.22

平均 70.01

平均63.17

平均71.54

平均 70.93

平均 61.93

平均68.13

平均 65.63

平均63.34

平均59.38

平均61.06

平均61.26

平均 64.15

平均 58.45

平均 63.34

平均64.47

平均為替レート (対米ドル)

ルーブル 60.66 66.90 58.33 56.87 61.77 59.27 65.51 66.47 62.54 66.11 64.62 64.82 64.22 64.55 65.32 63.20 65.53 64.98 64.56 65.07 64.35 63.87

平均為替レート (対ユーロ)

ルーブル 67.43 67.43 65.78 69.88 73.73 71.78 76.17 75.91 73.88 75.14 72.61 72.51 72.43 72.52 73.82 70.99 72.88 71.61 71.82 73.15 71.06 70.66

外貨準備高 億

米ドル 3,648 3,777 4,327 4,580 4,567 4,567 4,592 4,685 4,685 4,878 4,911 4,952 5,184 5,184 5,184 5,198 5,291 5,309 5,309 5,309 5,409 5,420

貸付金利1ヶ月物 %月末 11.71 10.43 7.84 7.31 7.43 7.43 7.86 8.22 8.22 8.17 8.12 8.08 7.87 7.87 7.87 7.56 7.47 7.15 7.15 7.15 6.77 6.73 6.41

株価指数RTS ドル 月末

757 1,152 1,154 1,249 1,154 1,154 1,192 1,069 1,069 1,198 1,248 1,287 1,380 1,380 1,380 1,360 1,293 1,334 1,334 1,334 1,422 1,438 1,549

(出所)国家統計局、ロシア中銀資料等からMUFG Bank (Eurasia)作成

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当行が契約している指定紛争解決機関 一般社団法人 全国銀行協会

連絡先 全国銀行協会相談室

電話番号: 0570-017109 または 03-5252-3772

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