エンブレル 皮下注50mgペン1.0ml 自己注射ガイド...
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エンブレルの自己注射のしかたに関するお問い合わせは下記フリーダイヤルへ
医療機関
監修 : 東邦大学医学部 炎症・疼痛制御学講座 教授 川合 眞一 先生
エンブレル®皮下注50mgペン1.0mLエンブレル®皮下注25mgペン0.5mL
自己注射ガイドブックを正しく注射するために
【エンブレル®を使用される方へ】
エ ン
2018年6月作成ENB57G019C1-5-4371
はじめにエンブレルペンについて“簡単・優しい”ペン型製剤エンブレルペンの機能
注射の手順注射の準備注射する部位の決定注射のしかた大腿部投与の場合腹部投与の場合Eベース(補助具を使う場合)Eベース(補助具)について注射のしかた 大腿部投与の場合注射のしかた 腹部投与の場合 その他の注意事項
よくあるご質問
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もくじ
主な注意点
・自己注射を行うにあたっては、十分な自己管理が必要となります。風邪のような症状があったり、体調の変化に気づいたときは、自分で判断せずすぐに主治医に連絡してください。・自己注射がうまく行えない場合やわからないことがある場合は、主治医もしくは看護師、薬剤師にご相談ください。また、エンブレルの自己注射のしかたに関するお問い合わせ窓口として、フリーダイヤル(裏表紙を参照)も開設しております。・いったん自己注射を始めても、通院注射を希望する場合や、通院注射の方が望ましいと主治医が判断した場合には、自己注射を中止し、通院注射へ切り替えることがあります。
はじめにこのガイドブックは、患者さんご自身もしくは患者さんのご家族にエンブレル皮下注50mgペン1.0mL/エンブレル皮下注25mgペン0.5mL(以下エンブレルペンまたはペン)を安全に注射していただくためのポイントを解説したものです。
エンブレルペンは、関節リウマチの発症・進展に中心的な役割を果たすタンパク質の働きを抑える薬です。主治医の指示に従い、忘れないように皮下注射することで効果を発揮します。
このガイドブックをよくお読みいただき、少しでもわからないことがありましたら主治医もしくは看護師、薬剤師にご相談ください。
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はじめにエンブレルペンについて“簡単・優しい”ペン型製剤エンブレルペンの機能
注射の手順注射の準備注射する部位の決定注射のしかた大腿部投与の場合腹部投与の場合Eベース(補助具を使う場合)Eベース(補助具)について注射のしかた 大腿部投与の場合注射のしかた 腹部投与の場合 その他の注意事項
よくあるご質問
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もくじ
主な注意点
・自己注射を行うにあたっては、十分な自己管理が必要となります。風邪のような症状があったり、体調の変化に気づいたときは、自分で判断せずすぐに主治医に連絡してください。・自己注射がうまく行えない場合やわからないことがある場合は、主治医もしくは看護師、薬剤師にご相談ください。また、エンブレルの自己注射のしかたに関するお問い合わせ窓口として、フリーダイヤル(裏表紙を参照)も開設しております。・いったん自己注射を始めても、通院注射を希望する場合や、通院注射の方が望ましいと主治医が判断した場合には、自己注射を中止し、通院注射へ切り替えることがあります。
はじめにこのガイドブックは、患者さんご自身もしくは患者さんのご家族にエンブレル皮下注50mgペン1.0mL/エンブレル皮下注25mgペン0.5mL(以下エンブレルペンまたはペン)を安全に注射していただくためのポイントを解説したものです。
エンブレルペンは、関節リウマチの発症・進展に中心的な役割を果たすタンパク質の働きを抑える薬です。主治医の指示に従い、忘れないように皮下注射することで効果を発揮します。
このガイドブックをよくお読みいただき、少しでもわからないことがありましたら主治医もしくは看護師、薬剤師にご相談ください。
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エンブレルペンについて
エンブレルペンの機能“簡単・優しい”ペン型製剤
未使用のペンは、透明です。
<実物大>
エンブレルペンはどちらの用量も同じ機能を有しています。
転がらない工夫 握りやすい本体
注射が終了すると、自動的にカバーがロックされるので、注射針は保護され見えません。
注射が終わると紫色に変わります。
注射後
キャップをはずしても注射針は見えません。
先端部キャップ 薬液表示部 注射ボタン
ボタンを押すだけ簡単投与
注射針が見えない優しい設計
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エンブレルペンについて
エンブレルペンについて
エンブレルペンの機能“簡単・優しい”ペン型製剤
未使用のペンは、透明です。
<実物大>
エンブレルペンはどちらの用量も同じ機能を有しています。
転がらない工夫 握りやすい本体
注射が終了すると、自動的にカバーがロックされるので、注射針は保護され見えません。
注射が終わると紫色に変わります。
注射後
キャップをはずしても注射針は見えません。
先端部キャップ 薬液表示部 注射ボタン
ボタンを押すだけ簡単投与
注射針が見えない優しい設計
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エンブレルペンについて
注射する部位の決定注射の準備
薬液表示部が透明であることを確認します。注射の15~30分前にペンを冷蔵庫から出し、室温に戻しておきます。
皮膚と筋肉組織の間にある脂肪層に行う注射を皮下注射といいます。皮下注射に適している部位は、たるみがあってやわらかく、関節や神経、血管、骨などから離れているところです。皮下脂肪の多い部位は比較的痛みが少ないと言われています。
皮下注射とは
皮下注射に適した部位 注射する部位は、主治医の指示に従ってください。
皮膚
薬液表示部
ペン、アルコール綿を用意します。手を石鹸で十分に洗います。ペンを室温に戻しておきます。
上腕部 腹部(おなか)
大腿部(太もも)注意 ・ペンは1回の注射につき、1本ずつ使用してください。1回に全量を使用し、再使用しないでください。・以下の点にお気づきの場合、使用前に必ず主治医にご連絡ください。‒ペンがすでに使用期限を過ぎている場合‒ペンが破損している場合‒薬液に着色異物や変色がみられる場合(白色の蛋白微粒子がみられることがありますが、注射してもさしつかえありません)
注意・前回注射した部位とは違う部位に注射してください。もし同じ部位に注射する場合には、前回の部位より少なくとも3cmは離してください。
・皮膚が赤くなっていたり、傷があったり、硬くなっている部位へは注射しないでください。
包装箱(外箱)に記載している使用期限をチェックしてください。
室温に戻す際には、以下の点に気をつけてください。・先端部キャップをはずさない ・ペンを電子レンジや湯せんで温めない・ペンをふらない ・ペンを放置しない
痛みが気になるときは、30分以上かけて室温に戻してください。
清潔な場所の準備をしましょう。
明るく平らな場所を選び、十分な広さを確保して、あらかじめ清潔にしておきます。 脂肪層
筋肉
注射の手順
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注射する部位の決定注射の準備
薬液表示部が透明であることを確認します。注射の15~30分前にペンを冷蔵庫から出し、室温に戻しておきます。
皮膚と筋肉組織の間にある脂肪層に行う注射を皮下注射といいます。皮下注射に適している部位は、たるみがあってやわらかく、関節や神経、血管、骨などから離れているところです。皮下脂肪の多い部位は比較的痛みが少ないと言われています。
皮下注射とは
皮下注射に適した部位 注射する部位は、主治医の指示に従ってください。
皮膚
薬液表示部
ペン、アルコール綿を用意します。手を石鹸で十分に洗います。ペンを室温に戻しておきます。
上腕部 腹部(おなか)
大腿部(太もも)注意 ・ペンは1回の注射につき、1本ずつ使用してください。1回に全量を使用し、再使用しないでください。・以下の点にお気づきの場合、使用前に必ず主治医にご連絡ください。‒ペンがすでに使用期限を過ぎている場合‒ペンが破損している場合‒薬液に着色異物や変色がみられる場合(白色の蛋白微粒子がみられることがありますが、注射してもさしつかえありません)
注意・前回注射した部位とは違う部位に注射してください。もし同じ部位に注射する場合には、前回の部位より少なくとも3cmは離してください。
・皮膚が赤くなっていたり、傷があったり、硬くなっている部位へは注射しないでください。
包装箱(外箱)に記載している使用期限をチェックしてください。
室温に戻す際には、以下の点に気をつけてください。・先端部キャップをはずさない ・ペンを電子レンジや湯せんで温めない・ペンをふらない ・ペンを放置しない
痛みが気になるときは、30分以上かけて室温に戻してください。
清潔な場所の準備をしましょう。
明るく平らな場所を選び、十分な広さを確保して、あらかじめ清潔にしておきます。 脂肪層
筋肉
注射の手順
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注射の手順大腿部投与の場合
90°90°
これで注射は完了です。
注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
注射のしかた“投与は3ステップ”
もち上げる 取りはずし完了
上図の赤で示した矢印に合わせて先端部キャップを差し込む
スライドさせる
薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
約10秒後、注射が終わったらペンを直角に皮膚から離します。注射が終わったときにもう一度「カチッ」と鳴ります。ペンを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
ペンの先端部を皮膚に直角に押しあてます。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、ペンの先端部が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンからは手が離れても問題ありません。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
先端部の青い部分を押し込むように、ペンを皮膚に押しあててください。
注射ボタンに触れないでください。
注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。 秒
ペンを握るときは、注射ボタンに手を触れないでください。
注射ボタンを押し、そのままの状態で約10秒間待ちます。
補助ホルダー
ペンのプラスチックトレイの補助ホルダーを使うと、先端部キャップを簡単に取りはずすことができます。
注射完了
注射のポイント❶ステップ1
大腿部投与の場合
取り出す 消毒
注射開始
カチッ90°90°
90°90°
ステップ1 ステップ2 ステップ3
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
先端部キャップが取りはずしにくい場合
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良い例 悪い例
患者さんから見た場合
カチッ
どちらの用量も同じステップです。
注射ボタン
先端部
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取りはずした先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
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注射の手順大腿部投与の場合
90°90°
これで注射は完了です。
注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
注射のしかた“投与は3ステップ”
もち上げる 取りはずし完了
上図の赤で示した矢印に合わせて先端部キャップを差し込む
スライドさせる
薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
約10秒後、注射が終わったらペンを直角に皮膚から離します。注射が終わったときにもう一度「カチッ」と鳴ります。ペンを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
ペンの先端部を皮膚に直角に押しあてます。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、ペンの先端部が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンからは手が離れても問題ありません。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
先端部の青い部分を押し込むように、ペンを皮膚に押しあててください。
注射ボタンに触れないでください。
注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。 秒
ペンを握るときは、注射ボタンに手を触れないでください。
注射ボタンを押し、そのままの状態で約10秒間待ちます。
補助ホルダー
ペンのプラスチックトレイの補助ホルダーを使うと、先端部キャップを簡単に取りはずすことができます。
注射完了
注射のポイント❶ステップ1
大腿部投与の場合
取り出す 消毒
注射開始
カチッ90°90°
90°90°
ステップ1 ステップ2 ステップ3
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
先端部キャップが取りはずしにくい場合
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3 4
良い例 悪い例
患者さんから見た場合
カチッ
どちらの用量も同じステップです。
注射ボタン
先端部
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取りはずした先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
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注射の手順
腹部投与の場合
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、ペンの先端部が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンからは手が離れても問題ありません。
注射ボタンに触れないでください。
これで注射は完了です。
注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
注射のしかた“投与は3ステップ”
薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
約10秒後、注射が終わったらペンを直角に皮膚から離します。注射が終わったときにもう一度「カチッ」と鳴ります。ペンを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。
ペンの先端部を皮膚に直角に押しあてます。
注射ボタンを押し、そのままの状態で約10秒間待ちます。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
秒
注射完了
ペンの先端部を皮膚に押しあてる際に、ペンの先端部は、青い部分が十分に押し込まれるまでしっかりと皮膚に押しあてましょう。このときも注射ボタンは押さないでください。
先端部の青い部分が十分に押し込まれないと安全ロックは解除できず、注射ボタンを押せない仕組みになっています。
皮膚がやわらかい方は、先端部の青い部分を押しあてにくい場合があります。そんなときは、こちらを試してみましょう。
主に皮膚がやわらかいなど、先端部が十分に押し込まれていない例
皮膚がつまみにくい場合は、皮膚を指でピンと張らせてみましょう。
ペンと同じ太さぐらいの幅で皮膚をつまみ、つまんだ場所に注射してみましょう。
片手で注射がむずかしい場合
注射のポイント❷ステップ1腹部投与の場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取りはずした先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
消毒
注射開始
カチッ カチッ
90°90°90°90°
ステップ1 ステップ2 ステップ3
先端部
先端部の青い部分を押し込むように、つまんだ部分の皮膚に押しあててください。
ペンを握るときは、注射ボタンに手を触れないでください。
注射のポイント❶ステップ1
良い例 悪い例
取り出す
患者さんから見た場合
90°90°
押し込んだ後押し込む前
青い部分がすべて見える 青い部分が一部見える
注射ボタン
皮膚
皮膚皮膚
どちらの用量も同じステップです。
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注射の手順
腹部投与の場合
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、ペンの先端部が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンからは手が離れても問題ありません。
注射ボタンに触れないでください。
これで注射は完了です。
注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
注射のしかた“投与は3ステップ”
薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
約10秒後、注射が終わったらペンを直角に皮膚から離します。注射が終わったときにもう一度「カチッ」と鳴ります。ペンを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。
ペンの先端部を皮膚に直角に押しあてます。
注射ボタンを押し、そのままの状態で約10秒間待ちます。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
秒
注射完了
ペンの先端部を皮膚に押しあてる際に、ペンの先端部は、青い部分が十分に押し込まれるまでしっかりと皮膚に押しあてましょう。このときも注射ボタンは押さないでください。
先端部の青い部分が十分に押し込まれないと安全ロックは解除できず、注射ボタンを押せない仕組みになっています。
皮膚がやわらかい方は、先端部の青い部分を押しあてにくい場合があります。そんなときは、こちらを試してみましょう。
主に皮膚がやわらかいなど、先端部が十分に押し込まれていない例
皮膚がつまみにくい場合は、皮膚を指でピンと張らせてみましょう。
ペンと同じ太さぐらいの幅で皮膚をつまみ、つまんだ場所に注射してみましょう。
片手で注射がむずかしい場合
注射のポイント❷ステップ1腹部投与の場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取りはずした先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
消毒
注射開始
カチッ カチッ
90°90°90°90°
ステップ1 ステップ2 ステップ3
先端部
先端部の青い部分を押し込むように、つまんだ部分の皮膚に押しあててください。
ペンを握るときは、注射ボタンに手を触れないでください。
注射のポイント❶ステップ1
良い例 悪い例
取り出す
患者さんから見た場合
90°90°
押し込んだ後押し込む前
青い部分がすべて見える 青い部分が一部見える
注射ボタン
皮膚
皮膚皮膚
どちらの用量も同じステップです。
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Eベース(補助具)について
※Eベースは、エンブレルペンの注射操作をサポートするもので、繰り返しお使いいただけます。汚れた場合は、ぬるま湯で洗い、よく乾かすか、アルコール綿で拭いてお使いください。(使い捨てではありませんので、ご注意ください)※Eベースは、医療機関で使用方法の指導を受けた上でお使いください。※Eベースは、エンブレルペンを室温に戻した後でお使いください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
ペンの薬液表示部をEベースのストッパーに合わせて挿入します。ストッパーがペンの薬液表示部に引っかかるため、ペンからEベースが外れる心配はありません。
ストッパーを目印にペンを挿入します。
薬液の注入や、注射完了後に薬液表示部が紫色に変わることを確認することができます。
ペンの薬液表示部が見える構造となっています。
皮膚との密着性が高くなるため、ペンが投与部位に固定され、注射がしやすくなりました。
皮膚との密着性を高めることで、ペンが投与部位に固定されやすくなりました。
「ペンの薬液表示部のU字箇所」と「Eベースの切り込みのU字箇所」が合わさった状態で、注射ボタンを押してください。
ペンの先端部が確実にペン内部に押し込まれ、注射ボタンが押しやすくなりました。
薬液表示部
Eベース(補助具)を使う場合
皮膚密着面 切り込みのU字箇所
ストッパー 切り込み
Eベース(補助具)
どちらの用量のペンにもお使いいただけます。
※白色のEベースは、50mgペン専用です。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合
Eベース(補助具)について
※Eベースは、エンブレルペンの注射操作をサポートするもので、繰り返しお使いいただけます。汚れた場合は、ぬるま湯で洗い、よく乾かすか、アルコール綿で拭いてお使いください。(使い捨てではありませんので、ご注意ください)※Eベースは、医療機関で使用方法の指導を受けた上でお使いください。※Eベースは、エンブレルペンを室温に戻した後でお使いください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
ペンの薬液表示部をEベースのストッパーに合わせて挿入します。ストッパーがペンの薬液表示部に引っかかるため、ペンからEベースが外れる心配はありません。
ストッパーを目印にペンを挿入します。
薬液の注入や、注射完了後に薬液表示部が紫色に変わることを確認することができます。
ペンの薬液表示部が見える構造となっています。
皮膚との密着性が高くなるため、ペンが投与部位に固定され、注射がしやすくなりました。
皮膚との密着性を高めることで、ペンが投与部位に固定されやすくなりました。
「ペンの薬液表示部のU字箇所」と「Eベースの切り込みのU字箇所」が合わさった状態で、注射ボタンを押してください。
ペンの先端部が確実にペン内部に押し込まれ、注射ボタンが押しやすくなりました。
薬液表示部
Eベース(補助具)を使う場合
皮膚密着面 切り込みのU字箇所
ストッパー 切り込み
Eベース(補助具)
どちらの用量のペンにもお使いいただけます。
※白色のEベースは、50mgペン専用です。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合
注射のしかたEベース(補助具)を使う場合
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取り外した先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
「ステップ1」までは、注射ボタンに触れないでください。
良い例 悪い例
ペンからEベースをはずします。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。秒
誤操作を防ぐためペンを垂直方向に持ち、注射ボタンには触れないでください。
取り出す 消毒 注射開始 Eベース挿入
大腿部投与の場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
薬液表示部が見えるようにEベースにペンを挿入します。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
ペンとEベースを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。Eベースは使い捨てではありませんので、注射完了後はペンからEベースをはずし、繰り返しお使いいただけます。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
皮膚
押し込む前 押し込んだ後
片手で注射がむずかしい場合
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
90°90°
ステップ1 ステップ2カチッ カチッ
ステップ390°90°
注射完了
これで注射は完了です。注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
90°90°
患者さんから見た場合
ボタンを押し、約10秒間待ちます。
約10秒後、ペンとEベースをまっすぐに皮膚から離します。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、Eベースの皮膚密着面が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンが手から離れても問題ありません。
どちらの用量も同じステップです。
Eベースを皮膚に密着させ、ペンとEベースのU字箇所が合うようにペンを押し込みます。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合大腿部投与の場合
注射のしかたEベース(補助具)を使う場合
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取り外した先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
「ステップ1」までは、注射ボタンに触れないでください。
良い例 悪い例
ペンからEベースをはずします。
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。秒
誤操作を防ぐためペンを垂直方向に持ち、注射ボタンには触れないでください。
取り出す 消毒 注射開始 Eベース挿入
大腿部投与の場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
薬液表示部が見えるようにEベースにペンを挿入します。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
ペンとEベースを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。Eベースは使い捨てではありませんので、注射完了後はペンからEベースをはずし、繰り返しお使いいただけます。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
皮膚
押し込む前 押し込んだ後
片手で注射がむずかしい場合
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
90°90°
ステップ1 ステップ2カチッ カチッ
ステップ390°90°
注射完了
これで注射は完了です。注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
90°90°
患者さんから見た場合
ボタンを押し、約10秒間待ちます。
約10秒後、ペンとEベースをまっすぐに皮膚から離します。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、Eベースの皮膚密着面が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンが手から離れても問題ありません。
どちらの用量も同じステップです。
Eベースを皮膚に密着させ、ペンとEベースのU字箇所が合うようにペンを押し込みます。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合大腿部投与の場合
90°
注射のしかたEベース(補助具)を使う場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
良い例 悪い例
取り出す 消毒 注射開始 Eベース挿入
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取り外した先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
「ステップ1」までは、注射ボタンに触れないでください。
腹部投与の場合
薬液表示部が見えるようにEベースにペンを挿入します。
皮膚
ペンからEベースをはずします。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
ペンとEベースを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。Eベースは使い捨てではありませんので、注射完了後はペンからEベースをはずし、繰り返しお使いいただけます。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
誤操作を防ぐためペンを垂直方向に持ち、注射ボタンには触れないでください。
ステップ1 ステップ2カチッ カチッ
ステップ3 注射完了
これで注射は完了です。注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
Eベースを皮膚に密着させ、ペンとEベースのU字箇所が合うようにペンを押し込みます。
約10秒後、ペンとEベースをまっすぐに皮膚から離します。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、Eベースの皮膚密着面が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンが手から離れても問題ありません。
片手で注射がむずかしい場合
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
患者さんから見た場合
90°90°
どちらの用量も同じステップです。
90°
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。秒
押し込む前
押し込んだ後
ボタンを押し、約10秒間待ちます。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合
腹部投与の場合
90°
注射のしかたEベース(補助具)を使う場合
ペンをトレイから取り出し、清潔な場所に置きましょう。
アルコール綿で消毒します。先端部のキャップをまっすぐに引き抜きます。注射する部位とその周辺を広めにアルコール綿で消毒します。一度先端部のキャップを引き抜いたら、すぐに使用してください。
良い例 悪い例
取り出す 消毒 注射開始 Eベース挿入
注射するまで消毒した部位に手を触れないように気をつけてください。取り外した先端部キャップを再度ペンに取り付けないでください。
「ステップ1」までは、注射ボタンに触れないでください。
腹部投与の場合
薬液表示部が見えるようにEベースにペンを挿入します。
皮膚
ペンからEベースをはずします。
注射の後は、アルコール綿で押さえてください。注射後は、注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。薬液表示部の色が完全に変わらない場合は主治医に連絡してください。薬液の全量が注射できていない可能性があります。※上記の場合、同じペンで再度注射しないでください。また、主治医に相談する前に、他のペンで追加の注射をしないでください。
ペンとEベースを皮膚から離すと、ペン先端部が伸びて、注射針は見えません。Eベースは使い捨てではありませんので、注射完了後はペンからEベースをはずし、繰り返しお使いいただけます。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
注射ボタンに手や机などで触れないでください。
誤操作を防ぐためペンを垂直方向に持ち、注射ボタンには触れないでください。
ステップ1 ステップ2カチッ カチッ
ステップ3 注射完了
これで注射は完了です。注射が終わると薬液表示部が紫色に変わります。
Eベースを皮膚に密着させ、ペンとEベースのU字箇所が合うようにペンを押し込みます。
約10秒後、ペンとEベースをまっすぐに皮膚から離します。
2回目に「カチッ」と鳴るまで、Eベースの皮膚密着面が皮膚から離れないように気をつけましょう。注射ボタンが手から離れても問題ありません。
片手で注射がむずかしい場合
右図のように、ペンを握っている反対の手のひらで注射ボタンを押して注射することもできます。
片手で注射がむずかしい場合
患者さんから見た場合
90°90°
どちらの用量も同じステップです。
90°
注射ボタンを押して「カチッ」と鳴ると注射開始の合図です。秒
押し込む前
押し込んだ後
ボタンを押し、約10秒間待ちます。
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注射の手順
Eベース(補助具)を使う場合
腹部投与の場合
その他の注意事項
ペンを捨てるときは。
使用済みのペンは医療廃棄物となり、一般ゴミとして捨てることはできません。そのため、ペンの取扱いには十分注意し、医療機関から指示された方法(廃棄用容器の指示を含む)に従って処分してください。
体調の変化に気づいたら。
エンブレル投与中に、「おかしいな?」と思うことがありましたら、すぐに主治医もしくは看護師、薬剤師にお申し出ください。
とくに、右記のような症状があらわれた場合は、次の診察日を待たず、すぐに主治医もしくは看護師、薬剤師にお申し出ください。
ペンは冷蔵庫で保管してください。
使っていないペンは冷蔵庫で保管してください。保管時は包装箱(外箱)に入れ、光を避けてください。※冷凍庫には入れないでください。
注射の記録を付けましょう。
患者手帳に注射日と注射した部位を忘れないように記録しましょう。記録することで、次の注射予定日や注射する部位がわかり、注射を忘れたり、同じ部位に続けて注射してしまうなどのミスを防ぐことができます。体調の変化も忘れずに記録しましょう。また、診察時には必ず患者手帳を持参してください。
◆発熱◆咳◆のどが痛い◆息苦しい◆全身がだるい
◆全身に発赤が出る◆身体がむくむ◆顔色が青白くなる◆血圧下降
凍らせないでください。 直射日光に当てないでください。 お子様の手の届かないところに保管してください。
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注射の手順
その他の注意事項
ペンを捨てるときは。
使用済みのペンは医療廃棄物となり、一般ゴミとして捨てることはできません。そのため、ペンの取扱いには十分注意し、医療機関から指示された方法(廃棄用容器の指示を含む)に従って処分してください。
体調の変化に気づいたら。
エンブレル投与中に、「おかしいな?」と思うことがありましたら、すぐに主治医もしくは看護師、薬剤師にお申し出ください。
とくに、右記のような症状があらわれた場合は、次の診察日を待たず、すぐに主治医もしくは看護師、薬剤師にお申し出ください。
ペンは冷蔵庫で保管してください。
使っていないペンは冷蔵庫で保管してください。保管時は包装箱(外箱)に入れ、光を避けてください。※冷凍庫には入れないでください。
注射の記録を付けましょう。
患者手帳に注射日と注射した部位を忘れないように記録しましょう。記録することで、次の注射予定日や注射する部位がわかり、注射を忘れたり、同じ部位に続けて注射してしまうなどのミスを防ぐことができます。体調の変化も忘れずに記録しましょう。また、診察時には必ず患者手帳を持参してください。
◆発熱◆咳◆のどが痛い◆息苦しい◆全身がだるい
◆全身に発赤が出る◆身体がむくむ◆顔色が青白くなる◆血圧下降
凍らせないでください。 直射日光に当てないでください。 お子様の手の届かないところに保管してください。
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注射の手順
よくあるご質問
01
注射は一日のうちいつ行ってもかまいません。注射を忘れないために、身体が清潔な入浴後など、毎回一定の時間に決めておいたほうがよいでしょう。主治医に指示を受けてください。
注射する時間はいつがよいですか?Q
02
決められた曜日に注射できないことがあらかじめわかっている場合は、主治医に連絡し指示を受けてください。
決められた曜日に注射できない場合はどうしたらよいですか?Q
03
必ず主治医に連絡し、いつ注射したらよいか指示を受けてください。
予定日に注射を忘れてしまいました。どうしたらよいですか?Q
04
注射後に注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
注射した後は、注射部位をもんだほうがよいですか?Q
05
熱がある、風邪ぎみであるなど体調に変化があったときは、注射をやめて主治医の指示を受けてください。とくに、咳(からせき)、痰が出るなどの症状があらわれた場合は、すぐに主治医に連絡し指示を受けてください。
体調に変化があったときは? どのような症状に注意すべきですか?Q
06
薬液が冷たいと刺激となって痛みを感じることがあります。室温に置く時間は目安ですので、季節や室温の状況によって時間は調整してください。室温に戻しやすくするため、ペンを手であたためてもよいでしょう。
ペンを室温に15~30分ほど置いておきましたが、まだ冷たいようです。どうしたらよいですか?Q
07
液漏れの程度を主治医に連絡し指示を受けてください。
注射のとき、液が漏れてしまいました。どうしたらよいですか?Q
08
あらかじめ氷などで注射部位を冷やしておくと痛みが少なくなるといわれています。また、一般的に皮下脂肪の多い部位に注射した方が痛みが少ないと感じる方が多いようです。ペンを手であたためてもよいでしょう。
注射の痛みが気になります。どうしたらよいですか?Q
Answer
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よくあるご質問
よくあるご質問
01
注射は一日のうちいつ行ってもかまいません。注射を忘れないために、身体が清潔な入浴後など、毎回一定の時間に決めておいたほうがよいでしょう。主治医に指示を受けてください。
注射する時間はいつがよいですか?Q
02
決められた曜日に注射できないことがあらかじめわかっている場合は、主治医に連絡し指示を受けてください。
決められた曜日に注射できない場合はどうしたらよいですか?Q
03
必ず主治医に連絡し、いつ注射したらよいか指示を受けてください。
予定日に注射を忘れてしまいました。どうしたらよいですか?Q
04
注射後に注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。
注射した後は、注射部位をもんだほうがよいですか?Q
05
熱がある、風邪ぎみであるなど体調に変化があったときは、注射をやめて主治医の指示を受けてください。とくに、咳(からせき)、痰が出るなどの症状があらわれた場合は、すぐに主治医に連絡し指示を受けてください。
体調に変化があったときは? どのような症状に注意すべきですか?Q
06
薬液が冷たいと刺激となって痛みを感じることがあります。室温に置く時間は目安ですので、季節や室温の状況によって時間は調整してください。室温に戻しやすくするため、ペンを手であたためてもよいでしょう。
ペンを室温に15~30分ほど置いておきましたが、まだ冷たいようです。どうしたらよいですか?Q
07
液漏れの程度を主治医に連絡し指示を受けてください。
注射のとき、液が漏れてしまいました。どうしたらよいですか?Q
08
あらかじめ氷などで注射部位を冷やしておくと痛みが少なくなるといわれています。また、一般的に皮下脂肪の多い部位に注射した方が痛みが少ないと感じる方が多いようです。ペンを手であたためてもよいでしょう。
注射の痛みが気になります。どうしたらよいですか?Q
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Answer
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よくあるご質問
09
ご自分の判断で塗り薬等を使用せず、主治医に指示を受けてください。
注射したところがかゆくなったり、腫れてしまった場合は?Q
10
アルコール綿で押さえてください。
注射部位が出血した場合は?Q
よくあるご質問
Answer
Answer
12
入浴は可能ですが、注射直後の入浴は避けてください。また、体を洗うときなどに注射部位を強くこすらないでください。
注射した後、お風呂に入っていいですか?QAnswer
13
注射ボタンから指を離しても、皮膚に約10秒間きっちりと押しあてた状態であれば問題ありません。指を離した場合、注射ボタンが戻る「カチッ」という音がすることがありますが、この音も問題ありません。
注射ボタンを約10秒待たずに離してしまいました。どうしたらよいですか?QAnswer
14
もし、皮膚から離してしまったときに、液漏れがあった場合は主治医に連絡し指示を受けてください。1回使用したペンは再使用できません。所定の方法で廃棄してください。
注射の途中でペンを皮膚から離してしまいました。どうしたらよいですか?QAnswer
15
本ガイドブックの8、10、14、16ページにある「片手で注射がむずかしい場合」の方法で注射を行ってください。それでも患者さんご自身で注射が難しい場合は、医療機関で訓練を受けられたご家族に注射していただくことも可能です。ご不明な点があれば主治医に連絡し指示を受けてください。
ペンを握りながら注射ボタンを押すことができません。どうしたらよいですか?Q
Answer
11
水で洗い流して様子をみてください。目に症状があらわれた場合には、主治医に連絡し指示を受けてください。
薬液が目に入ってしまいました。QAnswer
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よくあるご質問
09
ご自分の判断で塗り薬等を使用せず、主治医に指示を受けてください。
注射したところがかゆくなったり、腫れてしまった場合は?Q
10
アルコール綿で押さえてください。
注射部位が出血した場合は?Q
よくあるご質問
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12
入浴は可能ですが、注射直後の入浴は避けてください。また、体を洗うときなどに注射部位を強くこすらないでください。
注射した後、お風呂に入っていいですか?QAnswer
13
注射ボタンから指を離しても、皮膚に約10秒間きっちりと押しあてた状態であれば問題ありません。指を離した場合、注射ボタンが戻る「カチッ」という音がすることがありますが、この音も問題ありません。
注射ボタンを約10秒待たずに離してしまいました。どうしたらよいですか?QAnswer
14
もし、皮膚から離してしまったときに、液漏れがあった場合は主治医に連絡し指示を受けてください。1回使用したペンは再使用できません。所定の方法で廃棄してください。
注射の途中でペンを皮膚から離してしまいました。どうしたらよいですか?QAnswer
15
本ガイドブックの8、10、14、16ページにある「片手で注射がむずかしい場合」の方法で注射を行ってください。それでも患者さんご自身で注射が難しい場合は、医療機関で訓練を受けられたご家族に注射していただくことも可能です。ご不明な点があれば主治医に連絡し指示を受けてください。
ペンを握りながら注射ボタンを押すことができません。どうしたらよいですか?Q
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11
水で洗い流して様子をみてください。目に症状があらわれた場合には、主治医に連絡し指示を受けてください。
薬液が目に入ってしまいました。QAnswer
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よくあるご質問
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医療機関
監修 : 東邦大学医学部 炎症・疼痛制御学講座 教授 川合 眞一 先生
エンブレル®皮下注50mgペン1.0mLエンブレル®皮下注25mgペン0.5mL
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エ ン
2018年6月作成ENB57G019C1-5-4371