wincephjarabak、others、 ricketts&mcnamara、 open...
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WinCeph Ver.7.5R
We are WinCeph. And you?側面セファロ分析編 Ver. 1.2
ライズ株式会社
もくじ
1 側面セファロ分析ツールバー
2 分析項目の設定
3 ステージ標準データの変更
4 キャリブレーション
5 側面セファロ分析
6 作図法の選択
7 プロフィログラム
8 トレースの重ね合わせ
9 CDS分析
10 VTO予測値の設定
11 側貌写真への重ね合わせ
12 VTOモーフィング
13 硬組織モーフィング
14 データ重ね合わせ
15 患者データの変化量の表示
16 Ricketts分析の結果表示
17 Ricketts 5
18 印刷
19 分析結果の保存、読み込み
側面セファロ分析ツールバー1
「重ね合わせ」メニューの「側貌への重ね合わせ」と同機能
分析画像Windowを閉じたりアイコン化した場合に表示を戻します
「セファロ(Lat.)分析」メニューの「作図法の選択」と同機能
側貌画像の選択、表示分析画像
Windowの表示
作図法の選択
分析結果の表示
「セファロ(Lat.)分析」メニューの「分析画面」と同機能
計測値と変化量の表示
「重ね合わせ」メニューの「計測値と変化量の表示」と同機能
側面セファロ分析ツールバー2
(表示・非表示)ツールバーは押すたびに表示、非表示を繰り返します。
Gn点設定ライン(表示・非表示)
Go点設定ライン(表示・非表示)
Ricketts結果(表示・非表示)
プロフィログラムX-Y軸(表示・非表示)
プロフィログラム標準(表示・非表示)
Ricketts図(表示・非表示)
VTO(表示・非表示)
画像(表示・非表示)
分析ポイント(表
示・非表示)
歯(表示・非表示)
トレースデータ(表示・非表示)
二値化トレースデータ(表示・非表示)
分析ポイントラベル(表示・非表示)
画像拡大縮小
分析ポイント説明(表示・非表示)
モードクリア
CDS(下顎)(表示・非表示)
2点指定によるデフォルトポイントの配置 CDS(表示・非表示)
プロフィログラム患者(表示・非表示)
成長予測プロフィログラム(表示・非表示)
プロフィログラム成長予測設定
CDS(上顎)(表示・非表示)
分析項目の設定1
WinCeph初期画面から「設定」ボタンを押してください。
「設定」ボタンを押すと右のダイアログが表示されます。 Lat.分析の「計測項目設定」ボタンを押してください。
ここを押してください。
分析項目の設定2
プログラムインストール時は9つの分析項目が選択されています。
分析選択リスト 未選択分析リスト 画面左側の分析ファイルリストから分析項目を選択し「>」ボタンを押すと選択した分析項目が未選択分析リストに移動します。
分析選択ボタン 分析解除ボタン
画面右側の未選択ファイル分析リストから分析項目を選択し「<」ボタンを押すと選択した分析項目が分析リストに移動します。
側面セファロ分析を行なう場合に表示される分析ポイントは、分析ファイルリストに選択された分析項目で使用するポイントのみとなります。
ステージの標準データの変更1
側面セファロ分析の平均値、SD値の変更を行なうには、WinCeph初期画面の「設定」ボタンを押してください。
「設定」ボタンを押すと右のダイアログが表示されます。 Lat.分析の「計測項目設定」ボタンを押してください。
ここを押してください。
ステージの標準データの変更2
平均値、SD値の変更を行いたい分析項目を選択し、「修正」ボタンを押してください。
ステージの標準データの変更3
変更を行なう性別、分析項目を選択して「修正」ボタンを押してください。
平均値性別選択
平均値ポイント選択
SD値性別選択
SD値ポイント選択
SD値修正平均値修正
ステージの標準データの変更4
各ステージ毎の平均値、SD値のデータを入力してください。「<」「>」ボタンが有効な時は「<」「>」ボタンでステージの切り替えが出来ます。
ステージデータ入力フィールド
ステージ切り替えボタン
キャリブレーション1
側面セファロ分析を行なう前にキャリブレーションの設定を行ないます。距離計測を行なう場合に正確な値を求めるために必ず実行してください!!
キャリブレーションは一度、実行すればPA分析、模型分析にも反映されます。スキャナの設定を変更しない限り何度も繰り返し行なう必要は有りません。
また、各分析項目毎にキャリブレーションを保存しておく事も可能です。
キャリブレーションを行なうために定規等をレントゲンと一緒にスキャナから取り込んだ画像を用意してください。
キャリブレーション2
「Lateral」ボタンを押したら「データ設定」メニューを選択し、上から2番目の「キャリブレーション設定」を選択してください。
側面セファロのスケール入り画像を選択して、新規分析の、「Lateral」ボタンを押してください。
*レントゲンの設定、スキャナからの取り込みDPIを変更しない限り何度もキャリブレーションを実行する必要は有りません。
キャリブレーション3
「キャリブレーション設定」を選択すると下の画面が表示されます。
一番初めはキャリブレーションが登録されていません。
「手動設定」ボタンを押してください。
登録済みのキャリブレーションが表示されます。任意のキャリブレーション設定を選択することが可能です。
キャリブレーション4
マウスカーソールが十字に変わります。
スケールの上でマウス左ボタンをクリックし2点を指定して下さい。
2点の指定
2点の指定を終了すると右のダイアログが表示されます。指定した2点の長さをミリで入力し、「登録」ボタンを押して下さい。
次回以降の分析にも同じキャリブレーションを使用する場合は「登録」ボタンを押してキャリブレーションを登録してください。
「OK」ボタンを押すとキャリブレーションは分析に記憶されシステムには記憶されません。
キャリブレーション5登録ボタンを押すと左のダイアログが表示されます。
10種類のキャリブレーションが登録できます。
最初は全部NO DATAと表示されています。
任意のNO DATAを選択して、登録見出しを入力して「OK」ボタンを押してください。
これでキャリブレーションの設定は終了です。スキャナの取り込みDPIを変更しない限り再設定する必要はありません。
キャリブレーションはシステムに記憶されます。
側面セファロ分析1分析画像リストから側面セファロ画像を選択して「Lateral」ボタンを押してください。
側面セファロ分析項目は、
線分析、角度分析、Steiner&Tweed、Northwestern、Kim、Jarabak、Others、Ricketts&McNamara、Open Biteの9項目です。
初期値では9項目の分析が選択されています。「分析項目の設定」で必要な分析項目を選択できます。
側面セファロ分析22点指定によるデフォルトポイントの配置1
画面の左から3番目の「データ設定」メニューを選択し、上から8番目の「2点指定によるデフォルトポイントの配置」を選択してください。
側面セファロ分析を選択すると左の画面が表示されます。
分析ポイントの中から2点を選ぶことによりポイントの平均的な位置へ自動配置を行ないます。初期値はS点とN点になっております。任意の2点を選択して「OK」ボタンを押してください。
側面セファロ分析3
2点指定によるデフォルトポイントの配置2
マウスのポインタが指定する計測ポイントの形に変わります。S点を指定するときは、マウスポインタがSに、N点を指定するときはマウスポインタがNに変わります。
マウスポインタの計測ポイントをマウス左ボタンのクリックで指定してください。
画像が見ずらい場合は、画面右の明度・コントラスト・各種フィルターを設定してください。
側面セファロ分析4
2点指定によるデフォルトポイントの配置3
基準の2ポイントの指定が終了すると、基準ポイントを元に側面セファロ画像上に計測ポイントを自動で配置します。
修正したい計測ポイントをマウスで選択して移動してください。
マウスポインタが、計測ポイントに近づくと、計測ポイントが赤に変わります。マウス左ボタンを押しながら移動すると計測ポイントが移動します。
表示される分析ポイントは「分析項目の設定」で選択された分析で使用するポイントのみになります。
側面セファロ分析5分析画像の画像の補正
分析画像のポイントが見つけられない場合は、画面の右側のコントロールで画像の補正を行ってください。
画像のコントラスト補正
画像を補正前の原画に戻します
画像を立体化します
画像をシャープ化します
画像の滑らかにします
画像を反転表示します
ガンマ補正を行います。ガンマ(ハイ)を実行すると軟組織が見えやすくなります。
ガンマ補正
画像の明るさの補正
側面セファロ分析6Xiポイントの配置1Xiポイントを配置する場合はXiポイントの位置にマウスポインターを合わせ、マウス右ボタンをクリックしてください。
Xi設定画面が黄色で表示されます。
側面セファロ分析7Xiポイントの配置2
(1)右上のチェックボタンを動かして、下顎枝前縁の接線・接点(右辺)と、下顎切 痕の接線・接点(上辺)を決める。
(2)FH平行補助線の左チェックボタンを動かして、右に伸びた半直線が下顎枝前 縁の接線・接点を通るように下顎枝後縁で高さを決める。これにより長方形の 左辺が定義される。
(3)FH垂直補助線の下チェックボタンを動かして、上に伸びた半直線が下顎切痕 接線・接点を通るように下顎下縁外形線上に求める。これにより長方形の下辺 が定義される。(2)、(3)から長方形の左下の点が自動で求められます。
(1)、(2)、(3)の設定が終了したら、チェックボックス以外の場所でマウス左もしくは右ボタンを押すと長方形の対角線の交点にXiポイントを配置します。
側面セファロ分析8Go点設定ライン、Gn点設定ラインの表示、非表示「表示」メニューの上から5,6番目の「Go点設定ライン」、「Gn点設定ライン」メニューもしくは「 Go点設定ライン」、「Gn点設定ライン」ツールバーを選択することにより、Go点設定ライン、Gn点設定ラインの表示、非表示を行なえます。
Go点設定ライン表示 Gn点設定ライン表示
側面セファロ分析9中点ポイントの配置
Orbitale等の中点を配置する必要が有るポイントを指定する場合中点配置を行うポイントをマウス右ボタンでクリックして中点のポイント配置を行えます。
2点指定コントロール
ポイントを右ボタンクリックすると左の画面が表示されます。□を任意の位置に設定してマウス右ボタンをクリックすると□で指定された2点の中点にポイントを配置します。
マウスのカーソルを□へ移動しマウス左ボタンを押しながら移動で□が移動します。
マウス右ボタンクリック
側面セファロ分析10指定した分析ポイントの配置
任意のポイントを直接指定する場合、ポイント指定していない状態(全てのポイントが赤くなっていない状態)でマウス右ボタンを押してください。左下の画面が表示されます。
左画面より指定を行うポイントを選択して「OK」ボタンを押してください。
マウスカーソルが指定したポイントの形に変わります。マウスカーソルを指定した分析ポイントの位置に移動して、マウス左ボタンクリックでポイントの配置が行えます。
側面セファロ分析11計測ポイントのヘルプ画面
計測ポイントがわからない場合は画面右上に表示されているWindowを参照してください。指定ポイントの位置が●(赤丸)で表示されます。
「モード」ボタンを押すと部分説明と、全体説明が切り替わります。
「size」ボタンを押すとWindowのサイズが0.5,1.0,1.5の順番で切り替わります。
ポイント説明Windowが画面に表示されていない時は、画面左から5番目の「表示」メニューの上から4番目の「ポイント説明ウインドウ」を選択してください。
側面セファロ分析12
ポイントの配置が終わったら「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から3番目の「分析画面」、もしくは「分析画面」ツールバーを選択してください。
側面セファロ分析の結果が表示されます。分析の種類、ステージの変更、ポリゴン表の種類はWindow左上のコンボボックスで切
り替えできます。年齢ステージは患者の年齢が入力されていれば自動で一番患者に近い年齢ステージを選択します。
ここで変更できます
分析結果の表示
「分析画面」を複数選択すると分析画面も複数表示できます。複数の分析方法を比較して見ることが出来ます。
作図法の選択
WinCephの作図法を選択します。 「セファロ(Lat.)分析」メニューの一番上の「作図法の選択」を選択してください。
任意の作図法を選択してください。
チェックのついている作図法が表示されます。右図の例ではプロフィログラムが作図されます。
WinCephインストール時の初期値では作図法は何も選択されていません。
プロフィログラム1
患者のプロフィログラムの表示
「表示」メニューの上から16番目の「プロフィログラム(患者)」メニューもしくは「プロフィログラム患者」ツールバーを選択してください。
患者のプロフィログラムが赤で表示されます。
「プロフィログラム(患者)」メニューもしくは「プロフィログラム患者」ツールバーを選択すると患者プロフィログラムの表示、非表示を交互に実行します。
プロフィログラム2
標準値のプロフィログラムの表示
「表示」メニューの上から17番目の「プロフィログラム(標準)」メニューもしくは「プロフィログラム標準」ツールバーを選択してください。
標準のプロフィログラムが青で表示されます。
「プロフィログラム(標準)」メニューもしくは「プロフィログラム標準」ツールバーを選択すると標準プロフィログラムの表示、非表示を交互に実行します。
プロフィログラム3
標準値のプロフィログラムのステージ選択
「データ設定」メニューの上から3番目の「プロフィログラム標準データ選択」を選択してください。
プロフィログラムの標準値のステージを選択してください。「自動選択」ボタンを押すと患者の年齢に最も近いステージを自動選択します。
プロフィログラム4プロフィログラム・CDSの原点設定
「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から9番目の「原点設定」を選択してください。 初期値の3種類の中から原点を選択するか任意のポイントを指定してください。
初期値3種類
Ricketts図を重ね合わせる時使用してください
X軸平面指定
Y軸指定X軸指定
ポイント表示、選択
「表示」メニューの上から8番目の「X-Y軸」もしくは「プロフィログラムX-Y軸」ツールバーで設定した原点、X、Y軸の表示が出来ます。
プロフィログラム5プロフィログラムの標準データの設定
プロフィログラムの標準値を変更する場合は「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から2番目の「標準データ修正」を選択してください。
ステージ選択性別選択
ポイントの距離入力
性別、ステージを選択してS点を原点としたミリ単位で各ポイントの距離を入力してください。
プロフィログラム6プロフィログラムの標準データの変更
WinCephではSakamotoと日本小児歯科学会標準値のプロフィログラムの標準値をサポートしております。
「インポート」を押して標準値データの変更を行えます。
ファイルを選択して「開く」ボタンを選択してください。「Std.prs」がSakamoto、「小児歯科.prs」が日本小児歯科学会の標準値です。
「エクスポート」ボタンで先生がカスタマイズした標準値を保存できます。
WinCephの初期値ではSakamotoの標準値が選択されています。
プロフィログラム7プロフィログラム作図法の変更
プロフィログラムの作図法を変更するには「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から6番目の「プロフィログラムのカスタマイズ」を選択してください。
左画面でチェックされているポイントを作図します。
プロフィログラム8成長予測プロフィログラムの設定
プロフィログラムの成長予測を行うには「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から7番目の「プロフィログラム予測値の設定」メニューもしくは「プロフィログラム予測値」ツールバーを選択してください。
現在の年齢を暦年齢、骨年齢、頚椎年齢から選択して設定してください。「骨年齢A」、「骨年齢B」はCASMASを使用して骨年齢を算出しないと選択できません。
全ての設定が終了したら「OK」ボタンを押してください。
プロフィログラムの予測年齢を、年齢指定か、経過年指定を選択しキーボードより予測年齢を入力してください。
プロフィログラムの予測範囲は男子9~18歳、女子8~17歳です。
プロフィログラム9成長予測プロフィログラムの表示・非表示
「表示」メニューの上から18番目の「プロフィログラム(予測値)」メニューもしくは「プロフィログラム(予測値)」ツールバーを選択してください。
「プロフィログラム(予測値)」メニューもしくは「プロフィログラム予測値」ツールバーを選択すると患者プロフィログラムの表示、非表示を交互に実行します。
患者のプロフィログラムが緑で表示されます。
トレースの重ね合わせ1トレース部位の選択
トレースの重ね合わせを行なう場合は「重ね合わせ」メニューの上から2番目の「トレース(スプライン)重ね合わせ」メニューの中の一番上の「作成」を選択してください。
トレースを作成する部位を選択してください。初期では全ての部位を選択しております。選択した部位のトレースを作成できます。
詳細モードでトレースを作成すると、ポイント数は多くなりますが、より綺麗なトレースを作成できます。
トレースの重ね合わせ2トレースの全体移動、拡大、縮小
Windowの左下に選択した部位のトレースが四角形の中に表示されます。四角形の中でマウス左ボタンを押しながら移動することでトレースの全体が移動します。マウスカーソルが
の形のときにマウス左ボタンを押しながら移動するとトレース全体が拡大、縮小します。四角形の外でマウスの左ボタンを押すとトレースの全体移動を終了します。
この画面が表示されるのは初めてトレースの重ね合わせを実行した分析データのみです。
トレースの重ね合わせ3トレースの個別移動、回転、拡大、縮小
移動
マウス左ボタンで●を押しながら移動するとトレースの移動が行なえます。
回転、拡大,縮小
マウス左ボタンで●を押しながら移動するとトレースの回転、拡大、縮小が行なえます。
トレースの重ね合わせ4トレースの修正
修正を行ないたいトレースの場所でマウス左ボタンを、ダブルクリックしてください。
指定されたトレースのみが表示されます。ポイントをマウス左ボタンで押しながら移動することによりトレースの修正が行なえます。
マウス右ボタンでトレース修正を終了します。
スプライン曲線でトレースを修正します。
トレースの重ね合わせ5トレースの重ね合わせの終了
全てのトレースが終了したらマウスの右ボタンを押してください。
CDS分析1CDSの表示「表示」メニューの上から11番目の「CDS」メニューもしくは「CDS」ツールバーを選択すると、CDS図が表示されます。
CDS分析2CDSの原点あわせ「重ね合わせ」メニューの一番下の「CDS」メニューの「原点合わせ」を選択すると、プロフィログラム4で設定されている原点で、CDSを重ね合わせます。
CDS分析3CDSの移動・回転「重ね合わせ」メニューの一番下の「CDS」メニューの「移動・回転」を選択すると、CDSの移動・回転モードになります。
・ マウス左ボタンを押しながらの移動でCDSの移動
・ マウス右ボタンを押しながらの移動でCDSの回転
「モードクリア」アイコンを押すと、CDSの移動・回転モードを終了します。
CDS分析4CDS上顎の重ね合わせ「表示」メニューの上から12番目の「CDS(上顎)」メニューもしくは「CDS(上顎」ツールバー)を選択してください。
ANS-PNSに対してAからの投影ポイントを原点に重ねます。
「CDS(上顎)」メニューもしくは「CDS(上顎)」ツールバーを選択するとCDS(上顎)の表示、非表示を交互に実行します。
CDS分析5CDS下顎の重ね合わせ「表示」メニューの上から13番目の「CDS(下顎)」メニューもしくは「CDS(下顎」ツールバー)を選択してください。
下顎下縁平面に対してMeを原点に重ねます。
「CDS(下顎)」メニューもしくは「CDS(下顎)」ツールバーを選択するとCDS(下顎)の表示、非表示を交互に実行します。
VTO予測値の設定1VTO予測値の設定を行なうには「セファロ(Lat.)分析」メニューの上から8番目の「VTO予測値の設定」を選択してください。
パラメータの値を初期値に戻す場合は「標準設定」ボタンを押してください。
各パラメータの値を設定して「OK]ボタンを押してください。
機能的咬合平面を使用する場合は「機能的咬合平面の使用」をチェックしてください。
抜歯の指定を行なう場合は抜歯部位を選択するか、抜歯による上下左右のスペースを入力します。
VTO予測値の設定2機能的咬合平面を使用する場合
マウスを咬合平面の両端に近づけると咬合平面の色が変わります。この状態でマウス左ボタンを押しながら移動することにより咬合平面が移動できます。
VTOの設定で機能的咬合平面の使用が選択されているとRicketts分析図の咬合平面が移動できるようになります。
Ricketts図が水色、VTO図が青で表示されています。
VTO予測値の設定3咬合平面の移動マウスを咬合平面の両端に近づけると咬合平面の色が変わります。この状態でマウス左ボタンを押しながら移動することにより機能的咬合平面の指定を行なってください。
Ricketts図が水色、VTO図が青で表示されています。
側貌写真への重ね合わせ1側貌写真の選択
デジタルカメラ等で撮影した側貌写真にプロフィログラム等を重ねて表示するには「重ね合わせ」メニューの「側貌への重ね合わせ」メニューの中の「側貌画像選択」を選択してください。
重ね合わせたい側貌写真を選択して「OK」ボタンを押してください。
ここでは側貌写真の選択だけです。表示は致しません。
側貌写真に重ね合わせることの出来るデータは、プロフィログラム(患者、標準)、Ricketts図、VTO図、歯牙、トレース図です。
側貌写真への重ね合わせ2側貌写真の表示
側貌写真を表示するには「重ね合わせ」メニューの「側貌への重ね合わせ」メニューの中の「側貌重ね合わせ」もしくは「側貌」ツールバーを選択してください。
選択された重ね合わせ画像と、重ね合わせの微調整Windowが表示されます。
ツールーバーから実行し、側貌画像の選択が行なわれていないときは、前ページを実行後側貌写真が表示されます。
側貌写真への重ね合わせ3微調整Windowの使い方
側貌写真に重ねる位置、サイズを設定してください。
拡大、縮小、左右回転を行なう移動量を設定します
重ね合わせデータの位置、サイズを初期値に戻します
データを上下左右に移動します
データを拡大、縮小します
チェックされているときは設定と同時にデータを描画します
設定された位置でデータを描画します
データを左右に回転させます
側貌写真に重ね合わせることの出来るデータは、プロフィログラム(患者、標準)、Ricketts図、VTO図、歯牙、トレース図です。表示メニューもしくは、ツールバーの選択で表示データを選択してください。
側貌写真への重ね合わせ4画像Windowからの重ね合わせ設定
側貌写真に重ねるデータの位置、サイズを設定してください。側貌写真上で設定します。
重ね合わせデータの位置を設定します。□の中にマウスポインタを合わせ左ボタンを押しながら移動することでデータの位置を設定します。
重ね合わせデータの倍率、角度を設定します。○の中にマウスポインタを合わせ左ボタンを押しながらマウスを左右に移動すると拡大、縮小、上下に移動すると角度を設定できます。
VTOモーフィング1このメニューは事前に側貌写真への重ねあわせを実行していないと正常に動作しません。
VTO画像変形ボタンを押してください。
VTOモーフィング2各パラメータをセットして「変形」ボタンを押すとモーフィングを行ないます。「OK」ボタンを押すと設定パラメータをVTO予測値として記憶します。
元画像 モーフィング画像
VTOモーフィング3動画再生
「ムービー再生」ボタンを押すと動画再生が実行できます。
動画を再生します
硬組織移動モーフィング1
このメニューは事前に側貌写真への重ねあわせを実行していないと正常に動作しません。
画像変形ボタンを押してください。
硬組織移動モーフィング25つの移動ポイント(A,U1,L1,B,Me)をマウス左ボタンを押しながら移動して、「変形」ボタンを押してください。
移動ポイント軟組織ガイドライン
緑で表示されている移動ポイント、軟組織ガイドラインが初期値、赤で表示されているポイント、ガイドラインが設定値です。
軟組織の移動量を設定できます。
原画との比較が行えます。
Aを移動すると、U1がAと同じく移動します。BをL1、MeがBと同じく移動します。U1,L1,Meは独自に移動できます。
硬組織移動モーフィング3動画再生
「ムービー再生」ボタンを押すと動画再生が実行できます。
動画を再生します
硬組織移動モーフィング4プロフィログラム成長予測モーフィング
このメニューは事前に、プロフィログラム予測値の設定を行っていないと動作いたしません。
「成長予測」ボタンを押してください、各ポイントを予測されたポイントへ移動します。
成長予測したポイントを任意に移動して、術後のイメージを作成できます。
「変形」ボタンを押すと画像のモーフィングを行います。
基本的にプロフィログラム成長予測は、前頁まで記した、硬組織モーフィングと同じです。
データの重ね合わせ1
過去に分析したデータや他の患者の分析結果を重ね合わせる場合は「重ね合わせ」メニューの一番上の「重ね合わせ設定」を選択してください。
分析を行なっている患者の過去の分析結果が表示されます。
重ね合わせたい分析結果を選択して「<」ボタンを押してください。
一度に重ねて見られる分析結果は最大20です。
データの重ね合わせ2
選択されたデータが左側の選択リストに表示されます。
選択リストからデータを外す場合はリストから」外したいデータを選択して「>」ボタンを押してください。
全てのデータを選択リストから外したい場合は「>>」ボタンを押してください。患者のデータを変更する場合
は「患者変更」ボタンを押してください。
データの重ね合わせ3
選択リストからデータを選択してください
全ての設定が終了したら「閉じる」ボタンを押してください。
表示設定が有効になりますのでセファロ画像に重ねて表示したい分析方法、線の種類、色を設定してください。
データの重ね合わせ4
設定された重ね合わせデータを表示します。重ね合わせデータは「表示」メニューの23番目の「重ね合わせデータ」で表示非表示を切り替えられます。
緑が11歳7ヶ月、黄色が15歳6ヶ月、赤が現在のプロフィログラムを表示しています。
患者データの変化量の表示
重ね合わせデータの計測値と変化量を表示するには「重ね合わせ」メニューの「計測値と変化量の表示」もしくは「計測値と変化量の表示」ツールバーを選択してください。
分析項目選択 表示切替
Normal表示 SD表示
Ricketts分析の結果表示
「表示」メニューの上から21番目の「Rickettsの結果」もしくは「Rickettsの結果」ツールバーを選択することにより、Ricketts分析の結果の表示、非表示を行なえます。
Ricketts 5
「セファロ(Lat.)分析」メニューの5番目「Ricketts 5」を選択するとRicketts図の印刷が行なえます。VTOの表示が選択されていればVTO図も同時に印刷できます。
印刷1
WinCphは豊富な印刷形式をサポートしております。「ファイル」メニューの上から2番目の「印刷(P)」から一番手前に表示されているWindowを印刷できます。また「ファイル」メニュー3番目の「印刷プレビュー(v)」から印刷イメージを確認することができます。
印刷プレビューイメージ
印刷2プロフィログラム、VTO、重ね合わせの印刷「ファイル」メニューの「プロフィログラムの印刷」、「VTOの印刷」、「重ね合わせ印刷」を行なうとプロフィログラム、重ね合わせデータが重ね合わせ原点を元にX軸を水平にして印刷できます。
VTO印刷プロフィログラム印刷
印刷3
印刷サイズの設定
「ファイル」メニューの「画像印刷設定」、「プロフィロ・VTO印刷設定」から印刷サイズの設定が行なえます。
標準を選択すると用紙サイズに合わせて、縮尺を計算して印刷します。実寸を選択するとキャリブレーションを元にデータの実寸印刷を行ないます。
標準印刷時のプロフィログラムの大きさを設定できます。初期値は100に設定されています。
キャリブレーションを正しく行なっていない場合は実寸印刷が正常に行なえません。
分析結果の保存、読み込み1
分析結果の保存
WinCephの分析結果を保存するには「ファイル」メニューの一番上の「保存(s)」もしくは を選択してください。
新規で分析された結果は新たに分析リストに保存されます。分析リストから読み込まれたデータを保存した場合は、分析結果の更新を行ないます。
分析結果は分析画像の撮影日を元にデータベースに保存されます。同じ画像で繰り返し新規分析を行い、データの保存を実行すると分析データの読み込みを行なう場合にデータの判断がつきにくくなりますのでご注意ください。
分析結果の保存、読み込み2
分析結果の読み込み
患者情報画面から「分析リスト」を選択してください。
指定されている分析に登録されている分析リストを表示します。
任意の分析結果を選択し「分析画面」ボタンを押してください。
ご注意
開発元 ライズ株式会社〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡3-9-15 TEL 022-295-7321 FAX 022-295-7328
URL http://www.risecorp.co.jp/
1. 当プログラム、及び本書の内容については、機能改善の為予告なしに変更する場合があります。
2. 本書に書かれている内容は側面セファロ分析のみとなっております。その他の分析に付きましては、WinCeph 基本操作編を参照してください。弊社ホームページよりダウンロードが行なえます。
3. 弊社ホームページよりWinCeph ver.7ユーザー様だけの無償バージョンアップサービスを行なっております。
WinCephに関するご質問等御座いましたらご連絡ください。