全文 xml 利用者向けマニュアル全文 xml 作成手順書 · 2 1.1 2017/9/25 修正...

科学技術情報発信・流通総合システム

J-STAGE

全文 XML 利用者向けマニュアル

全文 XML 作成手順書

第１．4 版

2019/10/29

国立研究開発法人科学技術振興機構

2

内容

1. はじめに ................................................................................................................... 5

1.1. この資料について .................................................................................................. 5

1.2. 全文 HTML 公開とは ............................................................................................... 5

1.3. 特徴 .................................................................................................................... 5

2. 全文 HTML 公開のご利用 .............................................................................................. 8

2.1. 本マニュアルで扱うデータ形式について ...................................................................... 8

2.2. 作業の流れ ........................................................................................................... 9

2.3. ご利用にあたっての注意 ......................................................................................... 10

2.4. 数式について ....................................................................................................... 10

3. 全文 XML のデータ作成 .............................................................................................. 11

3.1. ファイル構成 ....................................................................................................... 11

3.2. フォルダ構成 ....................................................................................................... 12

3.3. 全文 XML の書き方 ................................................................................................ 13

3.3.1. 本章の構成 .................................................................................................... 13

3.3.2. 「詳細説明」のページについて .......................................................................... 15

3.3.3. XML の基本構造 .............................................................................................. 19

3.3.4. 書誌事項の構造 .............................................................................................. 20

3.3.5. 文書本文の構造 .............................................................................................. 20

3.3.6. 後付けの構造 ................................................................................................. 20

3.3.7. XML の文字修飾について .................................................................................. 20

3.4. 書誌事項の書き方 ................................................................................................. 21

3.4.1. 公開画面での表示例 ........................................................................................ 21

3.4.2. 書誌事項の XML 例 .......................................................................................... 22

3.4.3. 書誌事項の項目一覧 ........................................................................................ 25

3.4.4. 書誌事項の項目一覧 ........................................................................................ 29

3.5. 文書本文の書き方 ................................................................................................. 62

3.5.1. 公開画面での表示例 ........................................................................................ 62

3.5.2. 文書本文の XML 例 .......................................................................................... 63

3.5.3. 文書本文の項目一覧 ........................................................................................ 64

3.5.4. 文書本文の項目一覧 ........................................................................................ 66

3.6. 後付けの書き方 .................................................................................................... 85

3.6.1. 公開画面例 .................................................................................................... 85

3

3.6.2. 後付けの XML 例 ............................................................................................. 86

3.6.3. 後付けの項目一覧 ........................................................................................... 87

3.6.4. 後付けの項目一覧 ........................................................................................... 88

4. 参考資料 ................................................................................................................. 97

4

変更履歴

＃版日付区分変更内容変更箇所

1 1.0 2016/3/31 新規初版作成

2 1.1 2017/9/25 修正動画のキャプション記

入方法を追加

画面イメージを最新版

に差し替え

3 1.2 2018/8/1 修正全文テキストファイル

の詳細に”※”以下の文

言を追加

p.11

3.1 ファイル構成

表 3-1 ファイル構成

４ 1.3 2018/12/20 修正誤記修正 P25、P26

3.4.3. 書誌事項の項

目一覧

1.4 2019/10/29 修正記載誤り修正 P11

表 3-1 ファイル構成の

画像・メディアファイ

ルの詳細に記載のファ

イル形式

P64、P65、P78

3.5.3.文章本文の項目

一覧の inline-graphic

の役割

5

1. はじめに

1.1. この資料について

この資料は、J-STAGE 公開機能で記事の全文を HTML で公開するための詳細説明書です。

この資料では、J-STAGE 全文 HTML 公開についての概要や、全文を HTML 公開するために必要

なデータ、その中でも、特に XML 形式のデータ（以降、全文 XML と呼びます）がどのような

ものかについて説明します。

1.2. 全文 HTML 公開とは

全文 HTML 公開とは、書誌の HTML 公開と全文 PDF（この資料内では書誌公開と呼びます）に

加えて、記事の全文を HTML で公開する機能です。

1.3. 特徴

全文 HTML 公開には、以下のような特徴があります。

(1) PDF に加えて HTML でも全文公開しますので、ブラウザ上で PDF を起動することなく、その

まま全文を表示することができます。

(2) PDF での全文公開に比べて、閲覧の利便性が向上します。

(3) 実際の論文の体裁に合わせて、図表の位置など自由にレイアウトすることができます。

(4) 論文中の図をクリックすると高精細な拡大図を表示できるなど、表現力が向上します。

(5) 本文と画像データ、本文と表を結び付けることができるため、関連する情報を確認しやすく

なります。

(6) 本文と引用文献が同一ページに表示され、本文と引用文献を結び付けることができるため、

両者の関係が確認しやすくなります。

(7) 書誌公開と同じように、Graphical Abstract(※１)や電子付録(※２)を公開することができま

す。

(8) MathML(※３)や TeX(※４)を利用することで、複雑な数式も正しく表示することができます。

※１：Graphical Abstract：書誌事項画面に画像を表示できる機能

※２：電子付録：登載記事に動画、音声、高精細写真などを付録として公開する機能

※３：MathML： W3C の勧告となっている、数式を記述するためのマークアップ言語

※４：TeX：複雑な数式に対応した、マークアップ言語スタイルの組版処理システム

6

書誌公開画面と全文 HTML 公開画面では、以下のような違いがあります。

表 1-1 書誌公開と全文 HTML 公開の相違

No エリア掲載項目書誌公開全文 HTML

公開説明

1 A:書誌情報タイトル ○ ○ 記事タイトル

2 著者名 ○ ○ 著者と所属の対応番号付

3 所属 ○ ○ 著者と所属の対応番号付

4 キーワード ○ ○ キーワード複数

5 抄録 ○ ○ 抄録

6 B：PDF 本文（PDF） ○ ○ 全文閲覧用 PDF

7 C：本文（目次）本文（目次） ― ○ 本文データから抽出した章・

節などの見出しで目次を構

成。クリックすると該当箇所

にジャンプ

8 D：本文本文（HTML） ― ○ 記事本体部分

9 サムネイル画像 ― ○ 写真・図の縮小画像（自動生

成）

10 図表の高解像度画像 ― ○ 写真・図の高解像度画像

11 本文との引用文献リンク ― ○ 本文中の参照番号から、引用

文献へのリンクを持つ

12 本文との画像リンク ― ○ 本文中の参照番号から、図へ

のリンクを持つ

13 本文との表リンク ― ○ 本文中の参照番号から、表へ

のリンクを持つ

14 E:引用文献引用文献 ○ ○ 引用文献

7

図 1-2 書誌公開画面と全文 HTML 公開画面の比較

A：書誌情報

C：本文（目次）

D：本文

E：引用文献

B：PDF

引用文献とリンク

図表の高解像度画像

全文 HTML 公開画面書誌公開画面

8

2. 全文 HTML 公開のご利用

この章では、全文 HTML 公開のご利用にあたって、具体的な作業の流れや注意事項について説

明します。

2.1. 本マニュアルで扱うデータ形式について

J-STAGE では、登載方法により扱うデータ形式が異なります。

XML 登載では、書誌公開用（書誌 XML 形式）と全文 HTML 公開用（全文 XML 形式）に分かれ

ます。本マニュアルで扱うのは、「全文 XML 形式」です。

表 2-1 登載別データ形式一覧

登載方法公開形式 PDF XML TXT 画像

Web 登載書誌公開 ○ ― ― ―

XML登載書誌公開 ○ 書誌 XML ○ ―

全文 HTML 公開 ○ 全文 XML △(※) △

○：必須 △：任意 ―：不要

※TXT データが未アップロードの場合、

全文 XML から TXT データを自動生成します。

さらに、全文 XML 形式の XML は、コンテンツ別に FULL-J と FULL-P の 2 種類が用意されて

います。

表 2-2 コンテンツ別データ形式一覧

データ形式

コンテンツ

書誌 XML形式全文 XML形式

BIB-J BIB-P FULL-J FULL-P

ジャーナル ○ ○

研究報告・技術報告 ○ ○

解説誌・一般情報誌 ○ ○

その他 ○ ○

会議論文・要旨集 ○ ○

9

2.2. 作業の流れ

全文 HTML 公開は、以下のような手順で行います。

表 2-3 作業フロー

手順作業項目作業詳細

1 全文 XML データ作成本資料「３．全文 XML でのデータ作成」にしたがい、全文

XML（FULL-J または FULL-P）を作成します。

書誌公開のデータ作成と異なり、以下の作業が必要です。

● 本文記述レイアウト情報(上付き、下付き文字など)

の設定

● 目次とその元データである本文中の「見出し」作成

● 本文中図表・式の画像データ作成とそのリンク作成

● 本文から引用文献・図・表にリンクするための

参照記述作成

2 登載ファイル準備

PDF ファイルや、必要に応じて、画像データや電子付録を用

意します。

3 巻・号・セクション作成アップロードの前に、編集登載システムに巻・号・セクショ

ンを作成します。

4 ファイルアップロード登載ファイルを指定のフォルダ構成にまとめて ZIP 圧縮し、

編集登載システムからアップロードします。

詳細は「３．全文 XML でのデータ作成」をご覧ください。

5 全文 HTML 生成

（システム処理）

システムはアップロードした登載ファイルから、全文 HTML

公開画面の HTML を自動生成します。

6 プレビュー確認プレビュー画面で、公開前のプレビュー確認を行います。

書誌公開画面のほかに、全文 HTML 公開画面、図表、式、

引用文献リンクが正しいことを確認します。

誤りを発見した場合は、ファイルを修正し、再度アップロー

ドします。

記事やセクションの並び順に誤りがある場合は、並び替えを

行います。

7 公開日の設定プレビュー確認を終えたら、書誌公開と同じように、公開日

を設定します。

8 公開指定した公開日に全文 HTML 画面が J-STAGE で公開されま

す。

詳細は J-STAEG マニュアル「J-STAGE 編集登載クイックガイド（XML登載サービス）」を

ご覧ください。

10

2.3. ご利用にあたっての注意

(1) 書誌公開から全文 HTML 公開に移行する場合、事前にデータ形式変更依頼書の提出が必要で

す。

(2) 書誌公開用の XML を作成するためのツール（書誌 XML 作成ツール）を提供していますが、

FULL-J・FULL-P を作成するためのツールは提供していません。XML の作成は、テキスト

エディタもしくは既成の XML エディタをご利用ください。

(3) 全文 HTML 画面の自動生成は、1 時間に 2 回（00 分、30 分）、定期的に行われます。その

ため、アップロード後、すぐにプレビュー画面に反映されない場合があります。

(4) 全文 HTML 公開利用後も PDF は必要です。FULL-J・FULL-P に加えて必ず PDF を用意し

てください。

(5) 全文 HTML 公開では、PDF ファイルに掲載できない高解像度画像ファイルの添付が可能で

すが、内容は PDF と HTML が同一でなければなりません

(6) 早期公開記事は、 J-STAGE 全文 HTML 画面での公開はできません。

(7) 記事の公開前であれば記事内容の修正が可能ですが、アップロードした FULL-J、FULL-P の

本文データは J-STAGE の編集登載システム上で修正はできません。FULL-J、FULL-P を修

正し、再度アップロードしてください。

(8) 記事の公開後は、誤りを見つけても、全文 HTML 公開の記事訂正はできません。記事訂正が

必要な場合は、J-STAGE センターにお問い合わせください。なお、J-STAGE での公開済記

事の訂正について、詳細は、J-STAGE マニュアル「記事訂正（公開記事訂正、エラータ記

事作成）方法」をご覧ください。

2.4. 数式について

全文 HTML 公開では、MathML や TeX を利用した数式表示に対応しています。

複雑な数式は HTML では表現することができませんが、MathML や TeX を利用することで、正

しく表示することができます。

MathML や TeX の詳細については、本マニュアルでの説明は省略します。

11

3. 全文 XML のデータ作成

この章では、全文 XML（FULL-J、FULL-P）の概要と、各項目の詳細について説明します。

3.1. ファイル構成

J-STAGE 全文 HTML 公開に必要なファイルは下記のとおりです。

表 3-1 ファイル構成

ファイル名必須／

任意

詳細

全文 XML ファイル

（FULL-J・FULL-P)

必須学術記事タグスイート（journal article tag suite: JATS）

0.4 に基づく J-STAGE 指定の DTD に従って作成された

XML データ

詳細は「3.3．全文 XML の書き方」参照

PDF ファイル必須全文 HTML 公開機能でも PDF は必須

画像・メディアファイ

ル

任意図を表示する場合

※サポートする画像ファイル形式は jpg、gif、png、mp4

Graphical Abstract 任意 Graphical Abstract を公開する場合

※サポートする画像ファイル形式は jpg、gif 、png

電子付録ファイル任意電子付録がある場合

全文テキストファイル任意全文 HTML 公開では XML より検索情報が取得できるため

任意

文字コードは Windows31J または UTF-8

※全文テキストファイルがアップロードされていない場

合は、システムが全文 XML ファイルから全文テキストフ

ァイルを作成する。

全文テキストファイルに出力する内容は、XML ファイル

の<body>タグ内から抽出した情報となる。<front>タグ

内に記述されている書誌事項（タイトル、著者名等）は抽

出対象外になることに注意。

12

3.2. フォルダ構成

FULL-J のアップロードファイルは、以下のフォルダ構成に従います。

は必須ファイル

は任意ファイル（電子付録等をアップロードする際に作成する）

図３-1 フォルダ構成図

詳細は「J-STAGE基本操作ガイド学協会向け ‐通常公開編‐別紙 1（記事アップロードフォル

ダ構成）」をご覧ください。

記事識別子：記事を一意に特定するための識別子

１つの記事に関連しているファイルは同一の記事識別子です。

巻・論文番号・開始ページ・連番の有無で構成パターンが用意されています。

巻号論文番号開始ページ連番記述例

例： 10 1 abc123 ５ 2

巻_論文番号 ○ ○ ○ - - 10_abc123

巻_開始ページ ○ ○ - ○ - 10_5

巻_開始ページ_連番 ○ ○ - ○ ○ 10_5_2

13

3.3. 全文 XML の書き方

本章は、全文 XML の書き方について説明します。

3.3.1. 本章の構成

まず、3.3.3.章で XML の基本構成を説明し、次に 3.3.4.～3.3.6.で書誌事項、文書本文、後付

けの各部の構造について説明します。

さらに、3.4.～3.6.章では、書誌事項、文書本文、後付けの各 XML 要素の詳細な書き方につい

て説明します。3.4.～3.6.章はそれぞれ「公開画面」「XML 例」「項目一覧」「詳細説明」の 4

構成に分かれています。

図３-2 構成図

次に、3.4.～3.6.章の各構成の関係について説明します。

3.6. 後付けの書き方

3.6.1 公開画面

3.6.2 XML 例

3.6.3 項目一覧

3.6.4 詳細説明

3.3.3. XML の基本構成 3.3.4. 書誌事項

3.3.5. 文書本文

3.3.6. 後付け

3.5. 文書本文の書き方

3.5.1 公開画面

3.5.2 XML 例

3.5.3 項目一覧

3.4.4 詳細説明

3.4. 書誌事項の書き方

3.4.1 公開画面

3.4.2 XML 例

3.4.3 項目一覧

3.4.4 詳細説明

14

公開画面、XML 例、項目一覧、詳細説明の関係は下図のようになります。「公開画面」と「XML

例」から対象項目の項目名・要素名を確認し、項目一覧から詳細説明の対象ページを追うことがで

きます。

例：3.4. 書誌事項

図３-3 詳細説明の見かた

3.4.4. 詳細説明

3.4.3. 項目一覧

3.4.2. XML 例

3.4.1. 公開画面

15

3.3.2. 「詳細説明」のページについて

(1) 詳細ページの見かた

図３-4 詳細ページ

(2) 階層図の見かた

図３-5 階層図

上記点線枠のように、<trans-title-group>は◆が無く、その子要素<trans-title>には◆がある、

というような箇所があります。この場合、<trans-title-group>以下（点線枠内）のタグは必須で

はないが、<trans-title-group>を記述する場合は、子要素の<trans-title>を必ず書かなければな

らない、ということを意味します。

階層図：

タグの親子関係、必須/任意、文字修飾

が使用可能か、FULL-J のみ、FULL-P の

みを表す階層図です。

詳細は、（2）階層図の見かたをご覧

ください。

タグの説明：

タグの概要と、属性、子要素構成、利用

可能な文字修飾についての説明です。

子要素構成については（３）子要素構成

の記号についてを、属性については

（４）属性の見かたをご覧ください。

記述例：

XML に記述する際の記述例です。

※例文はすべてサンプルです。

点線は属性を表します。

文字修飾が可能な要素や、FULL-J のみ、

FULL-P のみ利用するタグには、凡例の

アイコンが付きます。

◆は必須項目を表し

ます。

16

（３）子要素構成の記号について

子要素構成の記号は、要素の出現順や出現回数をあらわします。

それぞれ以下のような意味を持っています。

表 3-2 子要素構成での記号説明

記

号説明記述例

, 各要素を区切り、順番を指定 <front>,<body>?,<back>?

… <body>は<front>の次に、<back>は<body>の次に

記述する。

要素に記号が付かない場合は、要素を 1 回

記述

<front>,<body>?,<back>?

… <front>は 1 回だけ記述する。

? 要素を 0 回または 1 回記述可能


… <body>、<back>は 0 回または 1 回記述可能。

* 要素を 0 回以上記述可能

<journal-title-group>*,<issn>+,<isbn>*

… <journal-title-group>は 0 回以上記述可能

+ 要素を 1 回以上記述可能 <journal-id>+,<journal-title-group>*

… <journal-id>は必ず 1 回以上記述する

| |で区切られた要素のいずれかを記述

（）といっしょに使われる。

(<ext-link>|<uri>)

… <ext-link>または<uri>を記述する。

() ひとまとまりの要素をあらわす。入れ子に

することもある。

((<fpage>,<lpage>)|<elocation-id>)?

… <fpage>と<lpage>は、ひとまとまりの要素。

（４）属性の見かた

例：

属性名内容必須設定例属性値

dtd-version バージョン

（DTD） ◎ dtd-version="0.4" 設定例参照

xml:lang 記事記述言語 ◎ xml:lang =”Ja”

“ja”:日

“en”：英

“unk”：他

図 3-6 属性

必須項目：

◎：必須

無印：任意

記入例属性の名称

属性の概要

属性値：

属性値の記入パターン

17

（５）子要素に関する注意点１

<p>タグの子要素構成に「※タグによっては表示が崩れる恐れがあります」の注釈箇所がありま

す。

<p>タグは記事本文や、画像・テーブルのキャプションで使用します。<p>タグは、多くの子

要素を持っていますが、子要素の中には画像やテーブルのタグもあります。そのため、下記の例のよ

うに、「画像キャプションの<p>タグの中で、画像タグを使用」することも可能となっています。

しかし、これを行うと画面表示が崩れる可能性があるため、公開前に表示に問題がないか注意が必要

です。

例：画像キャプションに画像タグを使用した場合の画面崩れの例

通常の画像タグの書き方

<fig id="F1">

<label>図 1</label>

<caption><p>○○○○○○○</p></caption>

<graphic xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" xlink:href="51_184_1.jpg"></graphic>

</fig>

画像キャプションの中に、入れ子のように画像タグを書いた場合

<fig id="F1">


<caption><p>

<fig id="F2">

<label>図２</label>

<caption><p>○○○○○○○</p></caption>


</fig>

</p></caption>


</fig>

以下のように、画像キャプションの中に、さらに枠付きの画像が表示されてしまいます。

（下記の例では、そのキャプション箇所に画像、さらに・・・という具合に入れ子にしています）

18

（６）子要素に関する注意点２

抄録の子要素構成に「※書誌公開画面では非表示」の注釈箇所があります。

全文 HTML 公開画面と書誌公開画面では、抄録中に表示可能なタグが異なります。

（例：<graphic>…全文 HTML 公開画面：表示する／書誌公開画面：表示しない）

よって、たとえば、FULL-J の抄録中に<graphic>タグを記述してアップロードすると、書誌公

開画面では<graphic>タグの内容は表示されず、画面によって表示が異なるという事象が発生し

ます。

19

3.3.3. XML の基本構造

FULL-J・FULL-P の全体構成は以下の通りです。

XML 宣言、DOCTYPE 宣言、ルート要素の固定値の次に、書誌事項、文書本文、後付を記述し

ます。各項目の詳細については別途説明します。

表 3-2 XML 基本構造

項目説明

XML宣言

【必須】

固定値

version="1.0" encoding="UTF-8"

DOCTYPE宣言

【必須】

固定値

<!DOCTYPE article PUBLIC "-//NLM//DTD JATS (Z39.96) Journal

Publishing DTD v0.4 20110131//EN"

"http://www.jstage.jst.go.jp/dtds/JATS-journalpublishing0.dtd">

ルート要素

【必須】

論文種別や本文記述言語（下記下線部分）以外は固定値（※）

<article xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

xmlns:mml="http://www.w3.org/1998/Math/MathML"

xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"

article-type="research-article" dtd-version="0.4" xml:lang="ja">

書誌事項

【必須】

書誌情報

ジャーナルや、書誌を一意に特定するための情報

文書本文

【省略可能】

主要な記事の内容

記事の本文

後付け

【省略可能】

本文に付随的な内容

引用文献など

※詳細は p.29「3.4.4. 書誌事項の項目一覧」の “<article>” 参照

次に、書誌事項、文書本文、後付の内容を説明します。

20

3.3.4. 書誌事項の構造

書誌事項の構造です。書誌事項はジャーナルメタデータと記事メタデータの２つからなります。

ジャーナルメタデータは、ジャーナル名称や ISSN 等、ジャーナルを特定するためのデータ、書誌

メタデータは、記事タイトルや巻号ページ、著者、所属、抄録など、記事の書誌情報です。

表 3-3 書誌事項構成

項目説明

書誌事項書誌情報

ジャーナルメタデータジャーナルを特定または説明する要素

・含まれる項目：誌名、ISSN コード等

記事メタデータ記事を特定または説明する要素

・含まれる項目：表題、著者名、巻号開始ページ、抄

録、キーワード等

3.3.5. 文書本文の構造

文書本文の構造です。文書本文はセクションという章項目の繰り返しでできています。セクショ

ンごとに段落があり、必要に応じてテーブルやリスト、画像が含まれます。

表 3-4 文書本文構成

項目説明

文書本文主要な記事の内容

セクション見出しを付けたグループで、文書本体の基本構造ユニ

ット。セクション単位で繰り返します。

・含まれる項目：セクションタイトル、段落、画像、

表等

3.3.6. 後付けの構造

後付けの構造です。後付けは、J-STAGE では引用文献のみ記述することができます。一つの引

用文献リストの下に、複数の引用文献が含まれます。

表 3-5 後付け構成

項目説明

後付け本文に付随的な内容

謝辞謝辞

引用文献リスト・成果物文書の参考文献情報のリスト

・含まれる項目：引用文献

3.3.7. XML の文字修飾について

太字<bold>や斜体時<italic>などの文字修飾タグは、要素により使えるタグが異なります。

詳しくは J-STAGE3XML フォーマットガイドライン (別紙)修飾タグ処理仕様をご覧くだ

さい。

21

3.4. 書誌事項の書き方

この章では、書誌事項の書き方について説明します。

3.4.1. 公開画面での表示例

書誌事項の公開画面です。

2) ISSN コード

3) 表題群

4) 著者・所属機関

6) 巻・号・開始ページ・終了ページ

（発行年は巻の発行年）

7) 諸日付

8)コピーライト

9) 抄録

10) キーワード

22

3.4.2. 書誌事項の XML 例

書誌事項の書き方例です。3.4.1 の公開画面の各項目は以下のように記述します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<!DOCTYPE article PUBLIC "-//NLM//DTD JATS (Z39.96) Journal Publishing DTD v0.4 20110131//EN"



xmlns:mml="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"


<front>

<journal-meta>

<journal-id journal-id-type="j-stage">johokanri</journal-id>

<issn pub-type="ppub">0021-7298</issn>

<issn pub-type="epub">1347-1597</issn>

</journal-meta>

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<article-title>国産電子ジャーナルの著作権とライセンス：</article-title>

<subtitle>J-STAGE ジャーナルの現状に見る課題と可能性</subtitle>

<trans-title-group xml:lang="en">

<trans-title>Copyright and licensing of E-journals:</trans-title>

<trans-subtitle>Perspective from E-journals in J-STAGE</trans-subtitle>

</trans-title-group>

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<contrib contrib-type="author">

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<name name-style="eastern">

<surname>林</surname>

<given-names>和弘</given-names>

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<name name-style="western" xml:lang="en">

<surname>HAYASHI</surname>

<given-names>Kazuhiro</given-names>

</name>

</name-alternatives>

<xref ref-type="aff" rid="aff1">1</xref>

<xref ref-type="aff" rid="aff2">2</xref>

</contrib>

XML 宣言

DOCTYPE 宣言

ルート要素

書誌事項

ジャーナルメタ

記事メタデータ

3) 表題群

4) 著者・所属機関

2) ISSN コード

1) ジャーナル識別子

23

<aff-alternatives id="aff1">

<aff>

<institution>社団法人日本化学会</institution>

<addr-line>〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台 1-5</addr-line>

<phone>03-3292-6165</phone>

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<email>[email protected]</email>

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<day>1</day><month>6</month><year>2008</year>

</pub-date>

<volume>51</volume>

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<lpage>193</lpage>

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<day>14</day> <month>4</month><year>2008</year>

</date>

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<copyright-statement>Copyright © 2008, Japan Science and Technology

Agency</copyright-statement>

<copyright-statement xml:lang="en">Copyright © 2008, Japan Science and

Technology Agency</copyright-statement>

<copyright-year>2008</copyright-year>

<copyright-holder>独立行政法人科学技術振興機構</copyright-holder>

<copyright-holder xml:lang="en">Japan Science and Technology Agency

</copyright-holder>

</permissions>

<abstract>

<title>著者抄録</title><p>電子ジャーナルの利用が浸透してから久しく，欧米ではサイトライ

センスによるライセンスビジネスが定常化し，利用規約と著作権規定の改訂が行われているが，日

本の電子ジャーナルではいまだ無料公開しているところが多く，アクセスに対する規約や著作権規

定の対応が追いついていない。あるいは，オープンアクセスに対する対応についても明確でない点

が多い。今回 J-STAGE に登載されている英文電子ジャーナルを中心に，著作権とライセンスビジ

ネスの点から調査を行った。その結果を元に日本の電子ジャーナル事業の持つ問題点と，打開策に

ついて考察し，特に日本の非営利出版事業が持つ潜在的なアドバンテージについて指摘する。</p>

</abstract>

5) 発行年月日

6) 巻・号・開始ページ・

終了ページ

7) 諸日付

8)コピーライト

9) 抄録

24

<trans-abstract xml:lang="en">

<title>Author Abstract</title><p>While E-journals become popular among researchers,

publishing businesses have been converting from print to online, resulting in the regulation

of usage and copyrights being revised to fit such changes for license businesses. However,

E-journals in Japan still provide free services and have not caught up with the change of

regulations that relate to license and copyright matters. It is also not clear how societies in

Japan will adopt to open access movements. This paper describes some results of a survey

of E-journals on the J-STAGE platform showing some problems and potential solutions for

copyright and license matters of scholarly publishing in Japan. It also describes a potential

advantage in Japan which may lead to a new model for scholarly publishing.</p>

</trans-abstract>

<kwd-group kwd-group-type="author">

<kwd>電子ジャーナル</kwd>

<kwd>ライセンスビジネス</kwd>

<kwd>著作権</kwd>

<kwd>スケールメリット</kwd>

<kwd>オープンアクセス</kwd>

<kwd>日本型非営利出版</kwd>

</kwd-group>

<kwd-group kwd-group-type="author" xml:lang="en">

<kwd>E-journals</kwd>

<kwd>license businesses</kwd>

<kwd>copyright</kwd>

<kwd>scale-merit</kwd>

<kwd>open access</kwd>

<kwd>not-for-profit publishing in Japan</kwd>

</kwd-group>

</article-meta>

</front>

10) キーワード群

25

3.4.3. 書誌事項の項目一覧

XML 例の項目を一覧にし、要素名と紐付けたものです。各項目の詳細は「詳細ページ」からご

覧ください。

要素名役割詳細

ページ

Front 書誌情報 p.30

journal-meta ジャーナルメタデータ p.31

journal-id 1）ジャーナル識別子 p.32

journal-title-group 資料名群 p.32

journal-title 資料名 p.32

journal-subtitle 副資料名 p.32

trans-title-group 資料名群(多言語) p.32

trans-title 資料名(多言語) p.33

ISSN 2）ISSNコード p.34

publisher 発行機関 p.35

publisher-name 発行機関名 p.35

publisher-loc 発行機関場所 p.35

article-meta 記事メタデータ p.31

article-id 記事識別子 p.36

article-categories 記事のカテゴリ群 p.37

subj-group カテゴリ群 p.37

subject カテゴリ（原稿種別、分野別） p.37

title-group 3）記事表題群 p.38

article-title 記事表題 p.38

subtitle 記事副標題 p.38

trans-title-group 記事表題群(多言語) p.38

trans-title 記事表題(多言語) p.39

trans-subtitle 記事副標題(多言語) p.39

26


ページ

contrib-group 4）著者・所属機関 p.40

contrib 著者 p.40

contrib-id 著者識別子 p.41

name-alternatives 別表記氏名 p.41

name 著者誌名 p.41

surname 姓 p.41

given-names 名 p.41

prefix 前敬称 p.41

suffix 後敬称 p.41

degrees 学位称号 p.41

address 住所 p.41

role 役割【FULL-P のみ】 p.41

xref 所属機関対応番号 p.42

collab グループ著者 p.42

aff-alternatives 所属先併記 p.42

aff 著者所属 p.42

institution 所属機関名 p.42

addr-line 所在地 p.42

phone 電話番号 p.42

fax FAX 番号 p.42

email e-mail アドレス p.42

pub-date 5）発行年月日 p.44

day 発行日 p.44

ｍonth 発行月 p.44

Year 発行年 p.44

volume 6）巻 p.45

issue 6）号 p.45

fpage 6）開始ページ p.45

lpage 6）終了ページ p.45

27


ページ

elocation-id 論文番号 p.36

supplementary-material 電子付録 p.46

media メディアオブジェクト p.46

caption 電子付録キャプション p.46

p 段落 p.46

title 写図タイトル

graphic 写図ファイル p.47

caption 写図キャプション p.47

p 段落 p.47

caption 写図キャプション P.48

title 写図タイトル P.48

history 7）諸日付 p.48

date 日付 p.48

day 日 p.48

ｍonth 月 p.48

year 年 p.48

permissions 8）コピーライト・ライセンス p.50

copyright-statement 著作権表記 p.50

copyright-year 著作権の作成年 p.50

copyright-holder 著作権保有者 p.50

license ライセンス p.50

self-uri リンク p.52

abstract 9）抄録 p.53

label 抄録ラベル p.53

title 抄録タイトル p.53

p 段落 p.53

trans-abstract 別言語の抄録 p.54

label 抄録ラベル p.54

title 抄録タイトル p.54

p 段落 p.54

kwd-group 10）キーワード群 p.55

kwd キーワード p.55

funding-group ファンド情報 p.56

award-group 研究助成群 p.56

funding-source 研究助成機関名 p.56

named-content FundRef ID p.57

award-id 研究助成金番号 p.57

28


ページ

conference 会議 p.58

conf-date 会議開催日 p.58

conf-name 会議名 p.58

conf-acronym 会議略語 p.58

conf-num 会議回次 p.58

conf-loc 会議開催場所 p.58

conf-sponser スポンサー p.59

conf-thema テーマ p.59

29

3.4.4. 書誌事項の項目一覧

(1) 文書要素・ルート要素

XML 宣言、DOCTYPE 宣言、記事コンテンツのルート要素を定義します。

・階層図

・タグの説明

<?xml?>

XML 宣言

・属性

属性名項目内容必須設定例属性値

version バージョン（XML） ◎ version=”1.0” 設定例参照

encoding 文字コード ◎ encoding=”UTF-8” 設定例参照

<!DOCTYPE>

文書型宣言

・属性

属性名項目内容必

須

設定例属性値

- 識別子（固定） ◎ article PUBLIC

- DTD 情報（固

定） ◎

-//NLM//DTD JATS (Z39.96) Journal Publishing DTD

v0.4 20110131//EN

- DTD パス（固

定） ◎

http://www.jstage.jst.go.jp/dtds/JATS-journalpublishi

ng0.dtd

<?xml?>

<!DOCTYPE>

xmlns:xsi <article>

dtd-version

version

encoding

dtd

xmlns:mml

xmlns:xlink

article-type

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須

：文字修飾使用可

：FULL-J のみ利用

：FULL-P のみ利用

P

飾

J

<body>

<back>

<front>

30

<article>

記事データ

・子要素構成


・属性

属性名設定内容必

須

設定例属性値

xmlns:xsi 名前空間宣言

（XML） ◎

xmlns:xsi

＝”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance” 設定例参照

xmlns:mml 名前空間宣言

（MathML） ◎ xmlns:mml="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" 設定例参照

xmlns:xlink 名前空間宣言

（XLink） ◎ xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" 設定例参照

article-type 論文種別 article-type="○○" ※1 参照

dtd-version バージョン

（DTD）[固定] ◎ dtd-version="0.4" 設定例参照

xml:lang 記事記述言語 ◎ xml:lang =”Ja”

“ja”:日

“en”：英

“unk”：他

※1 論文種別の属性値

No. 種別用途

1 research-article 研究論文

2 book-review 書評論文

3 case-report 症例報告

4 correction 訂正

5 dissertation 学位論文

6 editorial 論説

7 Letter レター

8 meeting-report 会議報告

9 obituary 追悼文

10 rapid-communication 速報

11 Reply 返信

12 retraction 取り下げ

13 review-article 総説

14 translation 翻訳

・記述例

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<!DOCTYPE article PUBLIC "-//NLM//DTD JATS (Z39.96) Journal Publishing DTD v0.4 20110131//EN"



xmlns:mml="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"


<front>

…

</front>

…

</article>

31

(2) 書誌事項メタデータ

書誌事項に関連する情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<front>

書誌情報

・子要素構成

<journal-meta>,<article-meta>

<article>

<front>

<journal-meta>

<article-meta>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J <journal-id>

<journal-title-group>

<issn>

<publisher>

<contrib-group>

<article-id>

<elocation-id>

<article-categories>

<title-group>

<pub-date>

<volume>

<issue>

<fpage>

<lpage>

<supplementary-material>

<history>

<permissions>

<self-uri>

<abstract>

<trans-abstract>

<kwd-group>

<funding-group>

<conference>

32

<journal-meta>

ジャーナルメタデータ

・子要素構成

<journal-id>+,<journal-title-group>*,<issn>+,<isbn>*,<publisher>?

<article-meta>

記事メタデータ

・子要素構成

<article-id>*,<article-categories>?,<title-group>,<contrib-group>*,<pub-date>+,<volume>,<is

sue>,<supplement>?,((<fpage>,<lpage>?)|<elocation-id>)?,(<ext-link>|<uri>|<supplementary

-material>)*,<history>?,<permissions>?,<self-uri>*,<abstract>*,<trans-abstract>*,<kwd-grou

p>*,<funding-group>*,<conference>*

・記述例

<article…>

<front>

<journal-meta>


…

</journal-meta>

<article-meta>

<title-group>…</title-group>

…

</article-meta>

</front>

…

</article>

33

(3) ジャーナル

J-STAGE に登録したジャーナルの情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<journal-id>

ジャーナル識別子

・属性

属性名設定内容必須設定例属性値

journal-id-type ジャーナル識別子 ◎ journal-id-type="j-stage"


資料名群

・子要素構成

<journal-title>,<journal-subtitle>?,<trans-title-group>?

<journal-title>

資料名

<journal-subtitle>

副資料名

<trans-title-group>

資料名群（多言語）

・子要素構成

<trans-title>

・属性


journal-id-type ジャーナル識別子 ◎ journal-id-type="j-stage"

xml:lang 言語 ◎ xml:lang =”○○” "ja":日 / "en"：英

<journal-id>

<front>


<journal-title>

<trans-title-group>

<trans-title>

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

<journal-meta>

journal-id-type

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<journal-subtitle>

34

<trans-title>

資料名（多言語）

・記述例

<journal-meta>



<journal-title xml:lang="ja">情報管理</journal-title>


<trans-title>Journal of Information Processing and Management</trans-title>


</journal-title-group>


…

</journal-meta>

35

(4) ISSN

Print ISSN、Online ISSN を定義します。

・階層図

・タグの説明

<issn>

ISSN コード

・属性

属性名設定内容必須設定例

pub-type ISSN ◎ pub-type=”ppub” ※1 参照

※1 ISSN の属性値

No. ISSN 用途

1 ppub print ISSN

2 epub online ISSN

3 epub-ppub ISSN-L

・記述例

<journal-meta>




</journal-meta>

<front>

<journal-meta>

pub-type <issn>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

36

(5) 発行機関

発行機関情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<publisher>

発行機関

・子要素構成

(<publisher-name>,<publisher-loc>?)+

<publisher-name>

発行機関名

・属性


xml:lang 言語 xml:lang =”○○” "ja":日 / "en"：英

<publisher-loc>

発行機関場所

・記述例

<journal-meta>



<publisher>

<publisher-name xml:lang=”ja”>国立研究開発法人科学技術振興機構</publisher-name>

<publisher-name xml:lang=”en”>Japan Science and Technology Agency</publisher-name>

<publisher-loc>〒102-8666 東京都千代田区…</publisher-loc>

</publisher>

</journal-meta>

<front>

<publisher-name>

<journal-meta>

<publisher>

<publisher-loc>

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

37

(6) 論文番号

論文番号やセッション ID、DOI を定義します。

・階層図

・タグの説明

<article-id>

記事識別子

・属性


pub-id-type 刊行物識別子の種別 ◎ pub-id-type=” manuscript” ※1 参照

※1 識別子種別の属性値

No. 識別子種別用途

1 doi DOI

2 manuscript 論文番号（※FULL-J のみ）

3 other セッション ID（※FULL-P のみ）

<elocation-id>【非推奨】

論文番号 ※開始ページと併記できません。

・記述例 1

<article-meta>

<article-id pub-id-type=”manuscript”>00001</article-id>

<title-group>

<article-title xml:lang="ja">国産電子ジャーナルの著作権とライセンス：</article-title>

…</title-group>

…

</article-meta>

・記述例 2

<article-meta>

…

<volume>51</volume>

<issue>3</issue>

<elocation-id>00001</elocation-id>

<history>…<history>

…

</article-meta>

<front>

<article-meta>

pub-id-type <article-id>

<elocation-id>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

P J

38

(7) 原稿分類・原稿分野

原稿分類や原稿分野を定義します。

・階層図

・タグの説明


記事のカテゴリ群

・子要素構成

<subj-group>*

<subj-group>

カテゴリ群（原稿種別、原稿分類）

・子要素構成

<subject>+

・属性


subj-group-type 原稿種別/分野 ◎ subj-group-type=”article” "article":現行種別

”subject-area”:現行分野


<subject>

カテゴリ（原稿種別、分野別）

・記述例

<article-meta>

<subj-group subj-group-type="article" xml:lang="ja">

<subject>Articles</subject></subject-group>

<subj-group subj-group-type="subject-area" xml:lang="ja">

<subject>Chemistry</subject></subject-group>


<contrib-group>…</contrib-group>

…

</article-meta>

<front>

<article-meta>


<subj-group> xlink:lang

<subject>

subj-group-type

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

39

(8) 記事タイトル

記事のタイトル・サブタイトルを定義します。

・階層図

・タグの説明

<title-group>

記事標題群

・子要素構成

<article-title>,<subtitle>*,<trans-title-group>*

<article-title>

記事標題

・文字修飾

<bold>,<italic>,<sub>,<sup>

<subtitle>

記事副標題

・文字修飾


<trans-title-group>

記事標題群（多言語）

・子要素構成

<trans-title>,<trans-subtitle>*

・属性



<trans-title>

記事標題（多言語）

・文字修飾


<front>

<article-meta>

<title-group>

<article-title>

<subtitle>

<trans-title-group>

<trans-title>

<trans-subtitle>

xml:lang

xml:lang

xml:lang

=”ja”

”

xml:lang

xml:lang

=”ja”

”

xml:lang

xml:lang

xml:lang

xml:lang

=”ja”

”

xml:lang

xml:lang

=”ja”

”

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J 飾

飾

飾

飾

40

<trans-subtitle>

記事副標題（多言語）

・文字修飾


・記述例

<article-meta>

<title-group>

<article-title>国産電子ジャーナルの著作権とライセンス：</article-title>

<subtitle>J-STAGE ジャーナルの現状に見る課題と可能性</subtitle>


<trans-title>Copyright and licensing of E-journals:</trans-title>

<trans-subtitle>Perspective from E-journals in J-STAGE</trans-subtitle>


</title-group>

…

</article-meta>

41

(9) 著者・所属機関

著者や所属機関の情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<contrib-group>

著者・所属機関

・子要素構成

<contrib>+,<aff-alternatives>*

<contrib>

著者

・子要素構成

<contrib-id>*,(<collab>|<name>)*,<degrees>*,(<address>|<role>|<xref>)*

・属性


contrib-type 著者種別 ◎ contrib-type=”author” "author"

corresp 連絡著者 corresp=”yes” "yes"連絡著者の場合のみ

<front>

<article-meta>

contrib-type

contrib-type contrib-type

contrib-type

<contrib-group>

<contrib>

<name-alternatives>

<name>

<given-names>

<surname>

<collab>

xml:lang

xml:lang

<xref> ref-type

rid

<contrib-id> contrib-id-type

corresp

name-style

<suffix>

<prefix> <degrees>

<address>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<aff-alternatives>

<aff

> <institution>

xml:lang

<addr-line>

<phone>

<fax>

<email>

id

<role>

42

<contrib-id>

著者識別子

・属性


contrib-id-type 著者識別子区分 ◎ contrib-id-type="ORCID" "ORCID"：ORCID

"ERAD"： e-Rad 研究者番号

<name-alternatives>

別表記氏名

・子要素構成

<name>

<name>

著者氏名

・子要素構成

((<surname>,<given-names>?)|<given-names>),<prefix>?,<suffix>?

・属性


name-style 氏名表記 ◎ name-style="eastern" "eastern":英 / ”western”:日

xml:lang 言語 xml:lang =”Ja”

"ja"：日

"en"：英

"ja-Kana"：カタカナ

"ja-Hira"：ひらがな

<surname>

姓

<given-names>

名

<prefix>

前敬称

<suffix>

後敬称

<degrees>

学位称号

<address>

住所

<role>

役割【FULL-P のみ】

43

<xref>

所属機関対応番号

・属性


ref-type 所属機関対応番号 ◎ ref-type=”aff” "aff"：著者と所属機関の対応付け

rid 対応先識別子 ◎ rid=”aff1”

<collab>

グループ著者

・属性



<aff-alternatives>

別表記所属機関

・子要素構成

<aff>+

・属性


id 識別子 ◎ id=”aff1”

<aff>

著者所属

・子要素構成

(<addr-line>|<fax>|<institution>|<phone>|<email>)*

・属性



<institution>

所属機関名

<addr-line>

所在地

<phone>

電話番号

<fax >

FAX 番号

<email>

e-mail アドレス

44

・記述例 1

<article-meta>


<contrib-group>

<contrib contrib-type="author" xlink:type="simple">

<name-alternatives>

<name name-style="eastern" xml:lang="ja">

<surname>科学</surname>

<given-names>太郎</given-names>

</name>

<name name-style="western" xml:lang="en">

<surname>KAGAKU</surname>

<given-names>Tarou</given-names>

</name>

</name-alternatives>

<xref rid="aff1" ref-type="aff"/>

</contrib>

…

<aff-alternatives id="aff1">

<aff xml:lang="ja">

<institution xlink:type="simple">利用学協会</institution>

</aff>

<aff xml:lang="en">

<institution xlink:type="simple">J-STAGE Users</institution>

</aff>

</aff-alternatives>

</contrib-group>

…

</article-meta>

記述例 2

<article-meta>


<contrib-group>

<contrib contrib-type="author">

<collab>J-STAGE 利用学協会グループ</collab>

<collab xml:lang=”en”>J-STAGE Users Group</collab>

</contrib>

</contrib-group>

…

</article-meta>

45

(10) 発行年・発行日・オンライン公開日

ジャーナルの発行日・オンライン公開日を定義します。

・階層図

・タグの説明

<pub-date>

発行年月日

・子要素構成

(<day>,<month>)?,<year>

・属性


pub-type 発行年月日 ◎ pub-type=”ppub” ”ppub”：発行年・発行日

”epub”：オンライン発行日

<day>

発行日

<month>

発行月

<year>

発行年

・記述例

<article-meta>

…

<contrib-group>…</contrib-group>

<pub-date pub-type="ppub">

<day>1</day>

<month>6</month>

<year>2008</year>

</pub-date>

<volume>51</volume>

<issue>3</issue>

…

</article-meta>

<front>

<article-meta>

<pub-date> pub-type

<month>

<day>

<year>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

46

(11) 巻・号・開始ページ・終了ページ

巻・号・開始ページ・終了ページの情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<volume>

巻

<issue>

号

<fpage>

開始ページ

・属性


seq 通し番号 seq=”1” 1～9999

<lpage>

終了ページ

・記述例

<article-meta>

…

<pub-date pub-type="ppub">…</pub-date>

<volume>51</volume>

<issue>3</issue>

<fpage>184</fpage>

<lpage>193</lpage>

<history>…</history>

<permissions>…</permissions>

…

</article-meta>

<front>

<volume>

<issue>

<fpage>

<lpage>

<article-meta>

<seq>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

47

(12) 電子付録

電子付録の情報を定義します。

・階層図

<front>

<article-meta>


<media> xlink:href

<graphic>

xlink:href

mimetype

<caption>

<p>

xml:lang

<caption> xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

xmlns:xlink

<p>

<caption>

<title>

xml:lang

xlink:href

xlink:type

<title>


<media> xlink:href

mimetype


48

・タグの説明


電子付録

・子要素構成

(<media>|<graphic>|<caption>)*

<media>

メディアオブジェクト

・子要素構成

<caption>*

・属性


xlink:href ファイル ◎ xlink:href=”51_184.png” ファイル名

mimetype Mime-type ◎ mimetype="image/png" ファイルの規格を指定

<caption> (<media><caption>)

写図キャプション

・子要素構成

<title>?,<p>*

・属性



<p> (<media><caption><p>)

段落

・文字修飾


<title>(<media><caption><title>)

写図タイトル

<caption>


・属性



<title>(<caption><title>)

写図タイトル

・属性



xlink:type 属性 ◎ xlink:type=”simple” 属性

49

<graphic>

写図ファイル

・子要素構成

<caption>*

・属性



（XLink）

xmlns:xlink="http://www.w

3.org/1999/xlink" 設定例参照


<caption> (<graphic ><caption>)


・子要素構成

<title>?,<p>*

・属性



<p> (<graphic ><caption><p>)

段落

・文字修飾


・記述例

<article-meta>

…

<issue>3</issue>

<fpage>184</fpage>

<lpage>193</lpage>


<media xlink:href="XXXX.XXX" mimetype="image/png">

<caption><p>図表</p></caption>

<caption xml:lang="en"><p>Diagram</p></caption>

</media>

</supplementary-material>


<abstract>…</abstract>

…

</article-meta>

50

(13) 掲載決定日・受付日・改定日、最終査読日・査読なし受付日

諸日付の情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<history>

諸日付

・子要素構成

<date>+

<date>

日付

・子要素構成

<day>,<month>,<year>

・属性


date-type 日付区分 ◎ date-type="accepted" ※1 参照

※1 日付区分の属性値

No. 区分用途

1 accepted 掲載決定日

2 received 受付日

3 rev-recd 改訂日

4 approved 最終査読日

5 accepted as received 査読なし受付

<day>

日

<month>

月

<year >

年

<front>

<article-meta>

<history>

<date> date-type

<month>

<day>

<year>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

51

・記述例

<article-meta>

…

<issue>3</issue>

<fpage>184</fpage>

<lpage>193</lpage>

<history>

<date date-type="accepted">

<day>14</day>

<month>4</month>

<year>2008</year>

</date>

</history>



…

</article-meta>

52

(14) コピーライト・ライセンス

コピーライトやライセンスに関する情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<permissions>

コピーライト・ライセンス

・子要素構成

<copyright-statement>*,<copyright-holder>*,<license>*

<copyright-statement>

著作権表記

・属性



<copyright-year>

著作権の作成年

<copyright-holder>

著作権保持者

・属性



<license>

ライセンス

・属性


license-type ライセンス区分 ◎ license-type =”open-access” ※1 参照

※1 ライセンス区分の属性値

No. 区分用途

1 open-access オープンアクセス

2 free 認証なし

3 authentication 認証あり

<front>

<article-meta>

<permissions>

<copyright-statement> xml:lang

<copyright-holder>

<license> license-type

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<copyright-year>

53

・記述例

<article-meta>

…

<issue>3</issue>

<fpage>184</fpage>

<lpage>193</lpage>


<permissions>

<copyright-statement>Copyright © 2008, Japan Science and Technology


<copyright-statement xml:lang="en">Copyright © 2008, Japan Science and Technology


<copyright-year>2008</copyright-year>

<copyright-holder>独立行政法人科学技術振興機構</copyright-holder>

<copyright-holder xml:lang="en">Japan Science and Technology Agency</copyright-holder>

<license license-type="free"></license>

</permissions>


<trans-abstract xml:lang="en">…<trans-abstract>

…

<article-meta>

54

(15) リンク

他プラットフォームで公開されている URL を定義します。

・階層図

・タグの説明

<self-uri >

リンク

・属性


xlink:href URL ◎ xlink:href=”https://…”

・記述例

<article-meta>

…

<issue>3</issue>

<fpage>184</fpage>

<lpage>193</lpage>



<self-uri xlink:href=”https://…”>xxx</self-uri>


<trans-abstract xml:lang="en">…<trans-abstract>

…

<article-meta>

<front>

<article-meta>

<self-uri> xlink:href

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

56

<trans-abstract>

抄録（多言語）

・子要素構成

label?, title?, p*

・属性



<label> (<trans-abstract><label>)

抄録ラベル

<title> (<trans-abstract><title>)

抄録タイトル

<p> (<trans-abstract><p>)

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*

網掛け：※書誌公開画面では非表示

文字修飾


記述例：

<article-meta>

…

<lpage>193</lpage>



<abstract>

<title>著者抄録</title>

<p>…</p>

</abstract>

<trans-abstract xml:lang="en">

<title>Author Abstract</title>

<p>…</p>

</trans-abstract>

<kwd-group kwd-group-type="author">…</kwd-group>

<kwd-group kwd-group-type="author" xml:lang="en">…</kwd-group>

<article-meta>

57

(17) キーワード

キーワードを定義します。

・階層図

タグの説明：

<kwd-group>

キーワード群

子要素構成：

<kwd>+

・属性


kwd-group-type キーワード種別 ◎ kwd-group-type=”author”


<kwd>

キーワード

記述例：

<article-meta>

…


<trans-abstract xml:lang="en">…</trans-abstract>

<kwd-group kwd-group-type="author">

<kwd>電子ジャーナル</kwd>

<kwd>ライセンスビジネス</kwd>

<kwd>著作権</kwd>

<kwd>スケールメリット</kwd>

<kwd>オープンアクセス</kwd>

<kwd>日本型非営利出版</kwd>

</kwd-group>

<kwd-group kwd-group-type="author" xml:lang="en">

<kwd>E-journals</kwd>

<kwd>license businesses</kwd>

<kwd>copyright</kwd>

<kwd>scale-merit</kwd>

<kwd>open access</kwd>

<kwd>not-for-profit publishing in Japan</kwd>

</kwd-group>

<article-meta>

<front>

<article-meta>

<kwd-group>

<kwd>

xml:lang

kwd-group-type

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

58

(18) ファンド情報

ファンド情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<funding-group>

ファンド情報

子要素構成：

<award-group>

<award-group>

研究助成群

・子要素構成

<funding-source>*,<award-id>*

・属性


award-type 種別 ◎ award-type=”○○”

id 識別子 id=”○○”

<funding-source>

研究助成機関名

・子要素構成

<trans-title>

・属性


id 提供機関・団体 ID id=”○○”

source-type 種別 source-type=”○○”

xml:lang 言語 xml:lang=”○○” "ja":日 / "en"：英

<front>

<article-meta>

<funding-group>

<funding-source>

id

award-type <award-group>

id

award-type

xml:lang

<named-content>

<award-id>

content-type

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

59

<named-content>

FundRef ID

・属性


content-type 種別 ◎ content-type="funder-id" 設定例参照

<award-id>

研究助成金番号

・記述例

<article-meta>

…





<funding-group>

<award-group id="gs1" >

<funding-source xml:lang="en">Japan Science and Technology Agency<named-content

content-type=”funder-id”>http://dx.doi.org/10.13039/501100002241</named-content></funding-sour

ce>

<award-id>GM18458</award-id>

</award-group>

</funding-group>

</article-meta>

60

(19) 会議情報

会議情報を定義します。

・階層図

・タグの説明

<conference>

会議

・子要素構成

<conf-date>,(<conf-name>|<conf-acronym>)+,<conf-num>?,<conf-loc>?,<conf-sponsor>*,<c

onf-theme>?

<conf-date>

会議開催日

<conf-name>

会議名

・属性



<conf-acronym>

会議略語

<conf-num>

会議回次

<conf-loc>

会議開催場所

<front>

<article-meta>

<conference>

<conf-name>

<conf-date>

<conf-loc>

<conf-acronym

>

<conf-sponser>

<conf-thema>

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<conf-num>

61

<conf-sponser>

スポンサー

<conf-thema>

テーマ

・記述例

<article-meta>

…





<conference>

<conf-date>会議開始日 - 会議終了日</conf-date>

<conf-name xml:lang="en">会議名</conf-name>

<conf-num>会議回次</conf-num>

<conf-loc>会議開催地</conf-loc>

</conference>

</article-meta>

62

3.5. 文書本文の書き方

この章では、文書本文の書き方について説明します。

3.5.1. 公開画面での表示例

文書本文の公開画面です。

11) セクションタイトル

12) 段落

12) 段落

セクション

クリックすると画像にジャンプ

クリックすると表にジャンプ

13) 画像

14) 表関連情報

63

3.5.2. 文書本文の XML 例

文書本文の書き方例です。3.5.1 の公開画面の各項目は以下のように記述します。

<body>

<sec>

<label>1.</label>

<title>はじめに</title>

<label>1.</label>

<title>J-GLOBAL の概要</title>

<p>J-GLOBAL は JST が体系的に整備してきた 10 種類の科学技術情報（研究者，文献，特許，研究

課題，機関，科学技術用語，化学物質，遺伝子，資料，研究資源）を統合的に検索できる Web サ

ービスである（<bold>図<xref rid="fig01" ref-type="fig">1</xref></bold>）。</p>

～略～

<p>2009 年 3 月に試行版が，2012 年 9 月に正式版が公開され，すべての機能を無料で利用すること

ができる（一部機能には無料の会員登録が必要）。J-GLOBAL の 10 種類のデータ構成を<bold>

表<xref rid="tbl01" ref-type="table">1</xref></bold>に示す。</p>

<fig id="fig01" position="float" fig-type="figure">


<caption xml:lang="ja">

<title>リニューアル後の J-GLOBAL のトップ画面</title>

</caption>

<graphic xlink:href="5902_s8_f1.jpg" position="float" xlink:type="simple"/>

</fig>

<table-wrap id="tbl01" position="float">

<label>表 1</label>

<caption xml:lang="ja">

<title>J-GLOBAL の 10 種類のデータ構成（2016 年 3 月 28 日時点）</title>

</caption>

<table border="1">

<thead>

<tr>

<th align="center" valign="middle"></th>

<th align="left" valign="middle">収録内容</th>

<th align="left" valign="middle">収録件数</th>

</tr>

</thead>

<tbody>

<tr>

<td align="left" valign="middle">研究者</td>

<td align="left" valign="middle">国内の大学・公的研究機関・研究所に所属する研究者情報

</td>

<td align="left" valign="middle">約 24 万件</td>

</tr>

～略～

</tbody>

</table>

</table-wrap>

</sec>

</body>

本文

14) 表関連情報

13) 画像

セクション

11) セクションタイトル

12) 本文段落

12) 本文段落

64

3.5.3. 文書本文の項目一覧


覧ください。


ページ

body 主要な記事の内容 p.66

p 段落 p.66

sec セクション p.66

label セクションラベル p.67

title 11)セクションタイトル p.67

p 12)段落 p.67

xref 記事内部リンク p.68

inline-formula 数式（文章内） p.70

inline-graphic 外字 p.69

uri 記事外部リンク p.82

disp-formula 数式（枠内） p.69


tex-math TeX 数式 p.69

mml:math MathML 数式 p.69

graphic 画像ファイル p.69

label 式番号 p.69

inline-formula 数式（文章内） p.70

tex-math TeX 数式 p.70

mml:math MathML 数式 p.70

fig 13)図 p.71

label 図標題 p.71

caption 図のキャプション p.71

title 図のキャプションタイトル p.71

p 段落 p.72

graphic 画像ファイル p.72

65


ページ

table-wrap 14) 表関連情報 p.74

label 標題 p.74

caption 表のキャプション p.74

table 表 p.74

thead 表見出し p.75

tr 表見出しの行 p.75

th 表見出しの列 p.75

tbody 表本体 p.75

tr 表本体の行 p.75

td 表本体の列 p.75

table-wrap-foot 表フッター p.75

title 表フッター標題 p.76

p 段落 p.76

fn 脚注 p.76

p 段落 p.76

list 15)リスト p.79

label リストラベル p.79

title リストタイトル p.80

list-item リストアイテム p.80

label リストアイテムラベル p.80

p 段落 p.80

media 映像 p.78


disp-quote 引用文 p.83

p 段落 p.83

boxed-text コラム p.84

p 段落 p.84

68

(2) 記事内部リンク

記事内の項目へ参照するリンクを定義します。

・階層図

・タグの説明

<xref>

記事内部リンク。

・属性


ref-type 参照先の種別 ◎ ref-type=”bibr”

rid 参照先の対応付け ID ◎ rid=”B1”

・文字修飾


sub>,<sup>

・記述例

<body>

<sec>

<label>1.</label>

<title>はじめに</title>

<p>科学の研究情報収集において…可能となった<xref ref-type="bibr" rid="B1"><sup>1)</sup></xref>。

</p>

…

</sec>

</body>

<back>

<ref-list>

<ref id="B1">

<label>1)</label>

<mixed-citation publication-type="journal"><person-group person-group-type="author"><string-name

name-style="eastern" xml:lang="ja"><surname>林</surname><given-names>和弘

</given-names></string-name></person-group>. <article-title xml:lang="ja">理工医学系電子ジャーナル

の動向―研究情報収集環境と事業の変革―</article-title>. <source xml:lang="ja">科学技術動向</source>.

<year>2007</year>, p.<fpage>17</fpage>-<lpage>29</lpage>.</mixed-citation>

</ref>

…

</ref-list>

</back>

<xref> ref-type

rid

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

飾

69

(3) 画像数式・枠内数式

枠内に表示する数式を定義します。

・階層図

・タグの説明

<disp-formula>

数式の宣言

・子要素構成

(<inline-graphic>|<tex-math>|<mml:math>|<graphic>)*

・属性


id 対応付け ID id=”〇〇”

<inline-graphic>

外字

<tex-math>

TeX 数式

<mml:math>

MathML 数式

<graphic>

画像ファイル

・属性



（XLink）

xmlns:xlink="http://www.w3.o

rg/1999/xlink" 設定例参照

xlink:href 画像ファイル ◎ xlink:href="51_184_1.jpg" ファイル名

<label>

式番号

・文字修飾


sub>,<sup>

<disp-formula>

<graphic>

<uri>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J <tex-math>

<uri> <mml:math>

<uri>

<label>

<uri>

id

飾

<inline-graphic>

<uri>

xmlns:xlink

xlink:href

<graphic>

<uri>

xmlns:xlink

xlink:href

70

(4) 数式（文章内）

文章内に表示する数式を定義します。

・階層図

・タグの説明

<inline-formula>

数式（文章内）

・子要素構成

(<tex-math>|<mml:math>)*

・属性


id 対応付け ID id=”〇〇” 任意

<tex-math>

TeX 数式

<mml:math>

MathML 数式

<label>

式番号

・注意

「$$…$$」で TeX 数式を表記することもできます。「$$…$$」で囲んだ文字が TeX 数式ではな

い場合は「$」を「$」と記述してください。

<inline-formula> 凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<tex-math>

<uri> <mml:math>

<uri>

id

71

(5) 図

図を定義します。

階層図：

・タグの説明

<fig>

図

・子要素構成

<label>?,<caption>?,<uri>*,(<disp-formula>|<disp-formula-group>|<disp-quote>|<table-wrap

>|<p>|<list>|<graphic>|<media>)*,<permissions>*

・属性


id 対応付け ID

<label>

図標題

<caption>

図のキャプション

・子要素構成

<title>?,<p>*

<title>

図のキャプションタイトル

・文字修飾


sub>,<sup>

<fig>

<caption>

id

<label>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J <title>

<graphic> xmlns:xlink

<p>

xlink:href

飾

飾

飾

72

<p>

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*

※タグによっては表示が崩れる恐れがあります

・文字修飾


sub>,<sup>

<graphic>

画像ファイル

・属性



（XLink）


rg/1999/xlink"


・記述例

<body>

…

</sec>

<fig id="F1">


<caption><p>日本化学会電子ジャーナル月間アクセス数</p></caption>


</fig>

<sec>

…

</sec>

</body>

73

(6) 表

表を定義します。

階層図：

id <table-wrap>

<label>

<caption>

<table>

<thead>

<tfoot>

<tbody>

<tr>

<th> <td>

<tr>

<th>

<td>

<tr>

<th>

<td>

<table-wrap-foot>

colspan

rowspan

style

align

colspan

rowspan

style

valign

<th>

表の属性

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<fn> id

align

style

valign

<table>,

<thead>,<tfoot>,

<tbody>,<tr>

<td>

<col>

<colgroup>

<col>

<title>

<p>

<title>

<p>

飾

飾

飾

飾

飾

飾

飾

飾

<th> 飾

飾

飾

飾

align

span

valign

<col>

width

style

<p> 飾

74

・タグの説明

<table-wrap>

表関連情報

・子要素構成

<label>?,<caption>?,<uri>*,(<disp-quote>|<list>|<graphic>|<media>|<table>)*,<table-wrap

-foot>*

・属性



・文字修飾


sub>,<sup>

<label>

標題

・文字修飾


sub>,<sup>

<caption>

表のキャプション

・子要素構成

<title>?,<p>*

<title>

表のキャプションタイトル

・文字修飾


sub>,<sup>

<p> (<table-wrap><caption><p>)

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*


<table>

表

・子要素構成

(<col>*|<colgroup>*),((<thead>?,<tfoot>?,<tbody>+)|(<tr>+))

75

<col>

表の縦列属性

<colgroup>

表の縦列属性群

・子要素構成

<col>*

<thead>

表見出し

・子要素構成

<tr>+

<tfoot>

表フッタ

・子要素構成

<tr>+

<tbody>

表本体

・子要素構成

<tr>+

<tr>

表の行

・子要素構成

(<th>|<td>)+

<th>

表見出しの列

・文字修飾


sub>,<sup>

<td>

表本体の列

・文字修飾


sub>,<sup>

<table-wrap-foot>

表フッター

・子要素構成

<title>?,(<p>|<fn-group>|<fn>)+

76

<title> (<table-wrap><table-wrap-foot><title>)

表フッタータイトル

・文字修飾


sub>,<sup>

<p> (<table-wrap><table-wrap-foot><p>)

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*


<fn>

脚注

・文字修飾


sub>,<sup>

<p> (<table-wrap><table-wrap-foot><fn><p>)

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*


77

・記述例

<table-wrap id="T1">

<label>表 1</label>

<caption><p>アンケート送付／回答基礎データ</p></caption>

<table>

<thead>

<tr>

<th/>

<th align="center">送付数</th>

<th align="center">回答数</th>

<th align="center">回答率</th>

</tr>

</thead>

<tbody>

<tr>

<td colspan="4"><hr/></td>

</tr>

…

<tr>

<th align="center">内英文誌<xref ref-type="table-fn" rid="TFN1">*</xref></th>

<td align="right">154</td>

<td align="right">73</td>

<td align="right">47.4</td>

</tr>

…

</tbody>

</table>

<table-wrap-foot>

<fn id="TFN1">

<p>*アンケート送付／回答基礎データ</p>

</fn>

</table-wrap-foot>

</table-wrap>

78

(7) 映像

階層図：

・タグの説明

<media>

映像

・属性


mimetype Mime-type ◎ mimetype=”video/mp4”

xlink:href 映像ファイル ◎ xlink:href="51_184_1.mp4" ファイル名

<media> mimetype 凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

xlink:href

79

(8) リスト

リストを定義します。

階層図：

・タグの説明

<list>

リスト

・子要素構成

<label>?,<title>?,<list-item>+

・属性


list-type 行頭文字 list-type=”〇〇” ※1 参照


※1 行頭文字の属性値

No. 種別用途

1 alpha-lower アルファベット(小文字)

2 alpha-upper アルファベット(大文字)

3 roman-lower ローマ数字(小文字)

4 roman-upper ローマ数字(大文字)

5 order 任意設定

6 bullet 中点

・文字修飾


sub>,<sup>

<label> (<list><label>)

リスト番号

・文字修飾


sub>,<sup>

<list>

<title>

id

<p>

<label>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<list-item>

<label>

<list>

飾

飾

飾

飾

list-type

80

<title>

リスト見出し

・文字修飾


sub>,<sup>

<list-item>

リストアイテム

・子要素構成

<label>?,(<p>|<list>)+

<label> (<list><list-item><label>)

リストアイテムの行頭文字

・文字修飾


sub>,<sup>

<p>

段落

・子要素構成



<fn>|<xref>)*


・文字修飾


sub>,<sup>

・記述例

<body>

…

</sec>

<fig id="F1">


<caption><p>日本化学会電子ジャーナル月間アクセス数</p></caption>


</fig>

<sec>

…

</sec>

</body>

81

(9) 外字

外字を定義します。

・階層図

・タグの説明

<inline-graphic>

外字画像

・文字修飾


sub>,<sup>

・属性



（XLink）


rg/1999/xlink"


・記述例

<p>科学の研究情報収集において<inline-graphic xlink:href="184-1.jpg"/>子ジャーナルの利用は浸透し，…

</p>

<inline-graphic>

<uri>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

xmlns:xlink

xlink:href

82

(10) 記事外部リンク

記事外部のサイトへ遷移する URL を定義します。

・階層図

・タグの説明

<uri>

記事外部リンク

・記述例

<uri>https://….html</url>

<uri>

<uri>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

85

3.6. 後付けの書き方

この章では、後付の書き方について説明します。

3.6.1. 公開画面例

後付けの公開画面です。

図３-7 後付け公開画面

16)引用文献リスト

17)引用文献

17)引用文献

86

3.6.2. 後付けの XML 例

後付の書き方例です。3.6.1 の公開画面の各項目は以下のように記述します。

<back>

<ref-list>

～略～

</ref-list>

</back>

後付け

16)引用文献リスト

<ref id="B1">

<label>1)</label>

<mixed-citation publication-type="journal">

<person-group person-group-type="author"><string-name name-style="eastern"

xml:lang="ja"><surname>林</surname><given-names>和弘

</given-names></string-name></person-group>. <article-title xml:lang="ja">理工医学系

電子ジャーナルの動向―研究情報収集環境と事業の変革―</article-title>. <source

xml:lang="ja">科学技術動向</source>. <year>2007</year>,

p.<fpage>17</fpage>-<lpage>29</lpage>.

</mixed-citation>

</ref>

17)引用文献

<ref id="B2">

<label>2)</label>



xml:lang="ja"><surname>和田</surname> <given-names>光俊

</given-names></string-name>, <string-name name-style="eastern"

xml:lang="ja"><surname>久保田</surname><given-names>壮一

</given-names></string-name>, <string-name name-style="eastern"

xml:lang="ja"><surname>尾身</surname><given-names>朝子

</given-names></string-name></person-group>. <article-title xml:lang="ja">J-STAGE の

現状と利用動向</article-title>. <source xml:lang="ja">情報管理</source>.

<year>2006</year>,vol.<volume>49</volume>, .<issue>2</issue>, .<fpage>

63</fpage>-<lpage>68</lpage>.

</mixed-citation>

</ref>

17)引用文献

</article>

ルート要素(終了タグ)

87

3.6.3. 後付けの項目一覧


覧ください。

表 3-8 後付け項目一覧

要素項目名詳細

ページ

back 後付け p.88

ack 謝辞 p.89

label 謝辞のラベル p.89

title 謝辞の標題 p.89

p 段落 p.89

ref-list 16) 引用文献リスト p.91

ref 引用文献・成果報告 p.92

label 引用文献番号 p.92

mixed-citation 混在引用文献 p.92

person-group 引用文献の人物グループ p.93

string-name 人物名 p.93

surname 姓 p.93

given-names 名 p.93

prefix 前敬称 p.93

suffix 後敬称 p.93

collab グループ著者 p.93

patent 引用文献特許番号 p.94

article-title 論文タイトル p.94

source 出展 p.94

year 年 p.94

volume 巻 p.94

issue 号 p.94

fpage 開始ページ p.94

lpage 終了ページ p.94

publisher-name 発行機関名 p.94

publisher-loc 発行機関場所 p.94

uri URL p.95

pub-id 発行元の識別子 p.95

comment 引用文献へのコメント p.95

date-in-citation 引用文献関連の日付 p.95

88

3.6.4. 後付けの項目一覧

(1) 後付け

謝辞、引用文献を定義します。

・階層図

・タグの説明

<back>

後付け

・子要素構成

<ack>?, <ref-list>?

・記述例

...

<back>

<ack>…</ack>

<ref-list>…</ref-list>

</back>

</article>

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

<back>

<ack>

<ref-list

90

・記述例

...

<back>

<ack>

<p>謝辞：執筆にあたり、○○先生にご助言を頂いた。ここに感謝の意を表します。</p>

</ack>

<ref-list>...

</ref-list>

</back>

...

91

(3) 引用文献・成果報告

引用文献を定義します。

・階層図

・タグの説明

<ref-list>

引用文献リスト

・子要素構成

<ref>*

<back>

<ref-list>

<ref>

<label>

<mixed-citation>

<person-group>

<article-title>

<string-name>

<collab>

<surname>

<given-names>

<prefix>

<suffix>

<patent>

<year>

<source>

<lpage>

<fpage>

<issue>

<volume>

<comment>

<uri>

<publisher-loc>

<publisher-name>

<pub-id>

<date-in-citation>

publication-type

id

xml:lang

content-type

xml:lang

publication-format

person-group-type

name-style

xml:lang

凡例

―：要素線

--：属性線

◆：必須




P

飾

J

飾

飾

飾

飾

飾

飾

<day>

<day>

<year>

content-type

xml:lang

pub-id-type

P

92

<ref>

引用文献・成果報告

・子要素構成

<label>?, <mixed-citation>+

・属性


id ID id=”…”


content-type 種別 content-type=” research-results”

設定例参照【Full-P】

<label>

引用文献番号

・文字修飾


sub>,<sup>

<mixed-citation>

混在引用文献。mixed-citation 内のテキストや空白、句読点はそのまま表示。

・子要素構成

(<article-title>|<comment>|<date-in-citation>|<fpage>|<issue>|<lpage>|<patent>|<person-g

roup>|<pub-id>|<publisher-loc>|<publisher-name>|<source>|<string-name>|<uri>|<volume

>|<year>)*

・属性


publication-type 引用文献区分 publication-type="○○" ※1 参照

publication-format 引用文献形式 publication-format=”○○” ※2 参照

※1 引用文献区分の属性値

No. 区分用途

1 website website

2 journal 雑誌論文

3 book 書籍

4 patent 特許

5 report レポート

6 thesis 学位論文

7 dissertation 学位論文

8 confproc 予稿集

9 commun コミュニケーション

10 wiki wiki

11 blog blog

12 other その他

13 unlinkable リンク対象外コンテンツ

※2 引用文献形式の属性値

No. 形式用途

1 print 印刷

2 online オンライン公開

3 video 動画データ

4 audio 音声データ

93

・文字修飾


sub>,<sup>

<person-group>

引用文献の人物グループ

・子要素構成

(<collab>|<string-name>)*

・属性


person-group-type 著者区分 ◎ person-group-type ="author"

<string-name>

人物名

・子要素構成

(<given-names>|<prefix>|<surname>|<suffix>)*

・属性


name-style 日英区分 name-style ="western"


<surname>

姓

<given-names>

名。姓以外の名前全て

<prefix>

前敬称。教授、師、社長、博士、卿、閣下など

<suffix>

後敬称。Sr.、 Jr.、III、3 世など

<collab>

グループ著者。個人名ではなく団体名の時に使用

・文字修飾


94

<patent>

引用文献特許番号。<mixed-citation>の publication-type 属性が"patent"である時こ

こに記述

・属性


country 国 ◎ country=”US”

圀名をあらわす国際コード ISO 3166-1 の 2

文字コードを記入する。

例：アメリカ：US

イギリス：GB

<article-title>

論文タイトル

・属性



・文字修飾


<source>

出典。引用されている資料が書かれたジャーナル、本、会議要旨集の表題

・文字修飾


<year>

年

<volume>

巻

<issue>

号

<fpage>

開始ページ

<lpage>

終了ページ

<publisher-name>

発行機関名。出版社名など

<publisher-loc>

発行機関場所。発行機関の所在地

95

<uri>

統一資源識別子。ウェブサイトの URL など。

<pub-id>

発行元の識別子。doi を記述する。

・属性


pub-id-type 種別 ◎ pub-id pub-id-type=”doi” doi

<comment>

引用文献へのコメント

・文字修飾


<date-in-citation>

引用文献関連の日付

・子要素構成

<day>|<month>|<year>

・属性


content-type アクセス日、更新日 ◎ content-type =”access-date” access-date：アクセス日

updated：更新日

記述例：

...

<back>

<ref-list>

<ref id="B1">


<person-group person-group-type="author">

<string-name name-style="eastern" xml:lang="ja"><surname>林</surname>

<given-names>和弘</given-names></string-name></person-group>.

<article-title xml:lang="ja">理工医学系電子ジャーナルの動向―研究情報収集環境と事業の変革

―</article-title>. <source xml:lang="ja">科学技術動向</source>. <year>2007</year>,

p.<fpage>17</fpage>-<lpage>29</lpage>.

</mixed-citation>

<ref id="B2">

...

</ref>

...

<ref id="B8">

<label>8)</label>

<mixed-citation publication-type="conf-proc" publication-format="print">


xml:lang="ja"><surname>林</surname>

<given-names>和弘</given-names></string-name>, <string-name name-style="eastern"

xml:lang="ja"><surname>太田</surname>

<given-names>暉人</given-names></string-name>, <string-name name-style="eastern"

xml:lang="ja"><surname>小川</surname>

96

<given-names>桂一郎</given-names></string-name></person-group>.

<article-title xml:lang="ja">売れる電子ジャーナルをめざして：日本化学会の取り組み</article-title>. <source

xml:lang="ja">第 2 回情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集</source>.

<year>2005</year>, p.<fpage>91</fpage>-<lpage>94</lpage>.

</mixed-citation>

</ref>

...

<ref id="B11">

<label>11)</label>

<mixed-citation publication-type="magazine" publication-format="web">

“<article-title xml:lang="ja">英 EMI が「DRM 無し」音楽配信を実施―Apple は DRM 無し楽曲を AAC

256kbps/1.29 ドルで販売</article-title>”. <source xml:lang="en">Impress Watch</source>.

<uri>http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070403/emi.htm</uri> (参照<date-in-citation

content-type="access-date">2008-04-10</date-in-citation>).

</mixed-citation>

</ref>

...

</ref-list>

</back>

</article>

97

4. 参考資料

・J-STAGE3XML データフォーマットガイドライン

・J-STAGE 編集登載クイックガイド（XML 登載サービス）

・記事訂正（公開記事訂正、エラータ記事作成）方法

・J-STAGE 基本操作ガイド学協会向け ‐通常公開編‐別紙 1（記事アップロードフォルダ構成）

・FULL-J XML サンプル（PDF,全文テキスト,XML）

・FULL-P XML サンプル（PDF,全文テキスト,XML）

全文 xml 利用者向けマニュアル 全文 xml 作成手順書 · 2 1.1 2017/9/25 修正...

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全文 xml 利用者向けマニュアル全文 xml 作成手順書 · 2 1.1 2017/9/25 修正...