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J-WID Master の手引き JASRAC 送信部ネットワーク課

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Page 1: J-WID Master の手引き - JASRAC

J-WID Master の手引き

JASRAC 送信部ネットワーク課

Page 2: J-WID Master の手引き - JASRAC

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Ⅰ インタラクティブ配信向け J-WIDMaster による作品検索について

J-WIDMaster は、楽曲の利用方法により作品詳細画面が異なります。よって、

以下の通り、楽曲の利用方法に対応した支分権を選択し、権利確認を行ってく

ださい。

○配信(演奏+録音)

・着信音専用データ(着信メロディデータ/オリジナル音源着信音/動画付着

信音)の配信

・音声データ/演奏情報データの配信

・可視的利用(印刷することができないストリーム)

○配信(演奏+出版)

・可視的利用(ダウンロード/印刷することが可能なストリーム)

○配信(演奏+映画録音)

・動画コンテンツ(着信音専用データを除く)での利用

ヒント! 内国著作物の場合、楽曲毎表示の「管理状況」の下にある文字列で、

選択した支分権が参照できます。

Ⅱ 権利者信託状況について

ご利用楽曲の各権利者が、国内権利者か外国権利者か(「権利者区分」とい

います。)を確認してください。権利者区分は,信託状況の表示で確認できま

す。

国内権利者であれば、以下のとおり記載されています。

・ JASRAC→JASRAC に全支分権および全利用形態を委託している権利者

・ 部分信託→JASRAC から支分権または利用形態を一部除外している権利者

・ 無信託→JASRAC に委託していない権利者

Page 3: J-WID Master の手引き - JASRAC

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外国権利者であれば、以下のとおり記載されています。

・ 演録M→外国の演奏権・録音権団体いずれも所属している権利者

・ 演奏M→外国の演奏権団体のみ所属している権利者

・ 録音M→外国の録音権団体のみ所属している権利者

・ 無信託→外国団体に所属していない権利者

注意!管理状況マークが「消滅」「不明」の場合国内権利者・外国権利者の区

別ができないものもあります。

Ⅲ 管理状況マーク説明

各マークの説明文は、マウスポインターを合わせた時にコメントが表示され

ます。

注意!「〇」印が表示されているからといって、JASRAC 徴収率が 100%であるこ

ととは限りません。

Page 4: J-WID Master の手引き - JASRAC

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Ⅳ 楽曲毎表示について

① 内国著作物の場合(JASRAC 作品コードが全て数字)

まず管理状況は、音声 MIDI データや着信メロディ等、メロディのみを利

用する場合は「Inst 利用」、オリジナル音源着信音や動画付着信音・カラオ

ケ等、詞曲ともに利用する場合は「Vocal 利用」、歌詞のみを利用する場合

は「Text 利用」の枠を参照します。

「送信部分」および「複製部分」が〇であれば、JASRAC が著作権を管理して

います。(JASRAC の許諾だけで利用可能です。)

「送信部分」および「複製部分」が×であれば、インタラクティブ配信につ

いては、JASRAC は著作権を管理していません。

ただし、「注意欄」に未確定のアラートが表示されている場合は、近々に権

利関係が変更になる場合がありますのでご注意ください。

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下表の組み合わせの場合は、JASRAC が著作権を一部管理していることを意味

しています。ご利用の際は、JASRAC の許諾が必要です。

送信部分 複製部分

〇 ×

〇 △

△ △

× △

× 〇

#が付与されている権利者は、インタラクティブ配信について、JASRAC は著

作権を管理しておりません。よって、他の著作権管理団体、音楽出版社、また

は個人管理等、別途当該利用の権利者に許諾を得る必要があります。

信託状況が消滅、PD と表示されていれば、許諾を得る必要はありません。

Page 6: J-WID Master の手引き - JASRAC

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② 外国著作物の場合(JASRAC 作品コードの左から 2 桁目が英字1)

外国著作物については、外国団体の管理方法に準じて、利用形態(詞曲利用、

曲のみ利用、詞のみ利用)にかかわらず管理状況を参照してください。

ただし、一部の作品に限り、JASRAC 作品コード下に「移行先あり」の指定が

ある場合や、原題名の後ろに「/INST/」「/VOCAL/」「/TEXT/」の記載がある場

合がありますので、利用形態に準じた JASRAC 作品コードの管理状況を参照して

ください。

例:■移行先あり→ ***-****-* (I/V=V)

Vocal 利用の場合は、リンク先(移行先)の JASRAC コードを参照してくださ

い。

「送信部分」および「複製部分」が〇であれば、JASRAC が著作権を管理して

います。(JASRAC の許諾だけで利用可能です。)

注意!グレーゾーンの薄色フォントの権利者欄は、検索用として表示している

もので、当該支分権では関係権利者ではありません。(内国・外国著作物に関

わらず)

1 O(オー)と 0(ゼロ)に注意。

Page 7: J-WID Master の手引き - JASRAC

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「送信部分」および「複製部分」が×であれば、インタラクティブ配信につ

いては、JASRAC は著作権を管理していません。

ただし、「注意欄」に未確定のアラートが表示されている場合は、権利関係

が変更になる場合がありますのでご注意ください。

Page 8: J-WID Master の手引き - JASRAC

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下表の組み合わせの場合は、JASRAC が著作権を一部管理していることを意味

しています。ご利用の際は、JASRAC の許諾が必要です。

送信部分 複製部分

〇 ×

〇 △

△ △

× △

× 〇

#が付与されている権利者は、インタラクティブ配信について、JASRAC は著

作権を管理しておりません。よって、他の著作権管理団体、音楽出版社、また

は個人管理等、別途当該利用の権利者に許諾を得る必要があります。

「送信部分」および「複製部分」が〇であれば、JASRAC が著作権を管理して

いますが、「★録音・ビデオ禁止」の表示がある場合は権利者の意向等により

録音利用を禁止・制限されていることを意味しますので、ご注意ください。

信託状況が消滅、PD と表示されていれば、許諾を得る必要はありません。

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Ⅴ 製品からの検索

J-WIDMaster では、作品検索のほかに CD やビデオグラムの製品番号から検索

することが可能です。

製品番号での検索では、例えば「XYZ 00123」は次のいずれのキーワードでも

ヒットするように対応しています。

例:XYZ123、XYZ-123、XYZ 0123

権利関係確認中等の理由で、表示対象外となるものがありますので、時期が

経ってからあらためて検索してください。なお、発売日前の製品は表示されま

せん。

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©2005-2010JASRAC 10

J-WID Master の手引き

2005年6月3日 初版発行

2010年4月1日  二版発行

制作・発行 一般社団法人日本音楽著作権協会 送信部ネットワーク課

                       〒151-8540 渋谷区上原3-6-12                          電話 03-3481-2121(代表)                          FAX  03-3481-2155