212017 JCR News №219

症　　　例：40歳台　男性主　　　訴：腰痛，左下腹部痛既　往　歴：特記事項なし現　病　歴： 20XX年暮れから腰痛を自覚。近医にてブロック注射や鎮痛剤にて加療を

受けていた。翌年2月中旬から左下腹部痛も出現。2月下旬，食事摂取後腹痛が増悪し，翌日腰痛と腹痛を主訴に当院救急外来を紹介受診した。

初診時現症： 呼吸循環状態は安定。左下腹部に圧痛と腫瘤を触知した。血液検査所見： 好中球・CRP・Fibrinogen上昇以外に異常所見なし。 WBC 10,000/μℓ（Neut 79%），CRP 4.1㎎/㎗，FIB 593.5㎎/㎗（正常

値200〜450㎎/㎗）

CT，MRIを呈します。あなたの診断は？

出題者　藤枝市立総合病院　放射線診断科　五十嵐達也，鹿子裕介，紅野尚人，池田暁子同　外科　白川元昭，西山元啓　　　　　　　　　　　

（敬称略）

C．造影CT平衡相

A．腹部単純CT（下腸間膜動脈分岐レベル） B．造影CT動脈優位相

Question 1

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22 2017 JCR News №219

H．単純脂肪抑制T1WI I．T2WI J．造影脂肪抑制T1WI

D．造影CT動脈優位相　冠状断① E．造影CT動脈優位相　冠状断②

G．造影CT 3D画像右前斜位像F．造影CT動脈優位相　矢状断

解答は次々号（221号）に掲載予定です。