昭和53年度研究題目 -...

10
.ゼ E o o一 E E o 一垣 o 1 o o- o 0= o o一 o- E o 一垣 o O ’o o ’0 E 0 o o o ω o 1 0 ω E o .但 三… ω Z o 一〃 昭和53年度研究題目 当研究所ではグループ研究体需1」により,再現性ある特 性を持った材質及び新時代に必要な新しい材質の創製を 効率的に推進するため,昭和53年度においては,既存研 究グループの一音ド編成変えを行い,既15研究グループ及 び超高圧カステーションは下記の研究を行うこととなつ た。 第1研究グループ (複合マグネシウム酸化物1MgO- M・Oy) l1〕焼結に関する研究 12〕拡散に関する研究 :3j欠陥平衡に関する研究 :4:非平衡状態に関する研究 :5〕機械的性質に関する研究 第2研究グループ (複合チタン硫化物1M.TiyS2) [1〕相平衡に関する研究 12〕結晶育成に関する併究 13〕構造及び物性に関する研究 第3研究グループ (複合酸窒化けい素:MS1ON) l1〕Si-Al-O-N系に関する研究 :2j Si-Y-Al-O-N及びSi-Ln-O-N系に関す る研究 13〕薄膜州乍成及び物性に関する研究 14〕気相反応に関する研究 15〕高温X線回折に関する研究 第4研究グループ (酸化スズ:Sη02) [1〕合成に関する研究 12〕ルチル構造Sn02の安定領域に関する研究 :3j欠陥構造に関する研究 141結晶構造に関する研究 [5〕ガス吸着特性に関する研究 11〕 第5研究グループ (ニオブタンタル酸カリウム1 KTal r{Nbx03〕 11〕合成に関する研究 12〕高圧下に関する研究 13〕欠陥構造と物性に関する研究 第6研究グループ (窒化ほう素:BN〕 hBNの合成及び単結晶の育成に関する研究 12〕,高圧力下のcBN合成に関する研究 13〕薄膜に関する研究 14〕hBNの光物性に関する研究 第7研究グループ (酸化チタン:Ti02〕 l1〕合成及び結晶成長に関する研究 ;2〕相の安定性に関する研究 13〕水和物の生成機構及び反応性に関する研究 14〕物性に関する研究 第8研究グループ (ダイヤモンドlC) l1〕高圧力下におけるダイヤモンド合成に関する研究 :2j表面化学に関する研究 13〕薄膜の含成に関する研究 第9研究グループ (アルミノ珪酸塩ガラス: RO-A1203-Si02 Glass〕 11〕ガラス形成過程に関する研究 12〕低温合成に関する研究 13〕ガラス状態及び物性に関する研究 14〕ガラスの耐化学性に関する研究 第10研究グループ (複合ビスマス酸化物1Bi203・Rm0η l1〕イオン置換による合成に関する研究 :2〕 13: [4: ;5〕 単結晶合成に関する研究 相転移に関する研究 高温融体の構造に関する研究 半導体的性質に関する研究

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Page 1: 昭和53年度研究題目 - NIMSpubman.nims.go.jp/pubman/item/escidoc:577501:2/component/...第12研究グループ (淡化ジルコニウム:ZrC) l11 含成に閥一ヨ’る研究

七〇

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一〃

昭和53年度研究題目

 当研究所ではグループ研究体需1」により,再現性ある特

性を持った材質及び新時代に必要な新しい材質の創製を

効率的に推進するため,昭和53年度においては,既存研

究グループの一音ド編成変えを行い,既15研究グループ及

び超高圧カステーションは下記の研究を行うこととなつ

た。

第1研究グループ (複合マグネシウム酸化物1MgO-

          M・Oy)

 l1〕焼結に関する研究

 12〕拡散に関する研究

 :3j欠陥平衡に関する研究

 :4:非平衡状態に関する研究

 :5〕機械的性質に関する研究

第2研究グループ (複合チタン硫化物1M.TiyS2)

 [1〕相平衡に関する研究

 12〕結晶育成に関する併究

 13〕構造及び物性に関する研究

第3研究グループ (複合酸窒化けい素:MS1ON)

 l1〕Si-Al-O-N系に関する研究

 :2j Si-Y-Al-O-N及びSi-Ln-O-N系に関す

   る研究

 13〕薄膜州乍成及び物性に関する研究

 14〕気相反応に関する研究

 15〕高温X線回折に関する研究

第4研究グループ (酸化スズ:Sη02)

 [1〕合成に関する研究

 12〕ルチル構造Sn02の安定領域に関する研究

 :3j欠陥構造に関する研究

141結晶構造に関する研究

 [5〕ガス吸着特性に関する研究

11〕

第5研究グループ (ニオブタンタル酸カリウム1

          KTal r{Nbx03〕

 11〕合成に関する研究

 12〕高圧下に関する研究

 13〕欠陥構造と物性に関する研究

第6研究グループ (窒化ほう素:BN〕

 山 hBNの合成及び単結晶の育成に関する研究

 12〕,高圧力下のcBN合成に関する研究

 13〕薄膜に関する研究

 14〕hBNの光物性に関する研究

第7研究グループ (酸化チタン:Ti02〕

 l1〕合成及び結晶成長に関する研究

 ;2〕相の安定性に関する研究

 13〕水和物の生成機構及び反応性に関する研究

 14〕物性に関する研究

第8研究グループ (ダイヤモンドlC)

 l1〕高圧力下におけるダイヤモンド合成に関する研究

 :2j表面化学に関する研究

 13〕薄膜の含成に関する研究

第9研究グループ (アルミノ珪酸塩ガラス:

          RO-A1203-Si02 Glass〕

 11〕ガラス形成過程に関する研究

 12〕低温合成に関する研究

 13〕ガラス状態及び物性に関する研究

 14〕ガラスの耐化学性に関する研究

第10研究グループ (複合ビスマス酸化物1Bi203・Rm0η〕

 l1〕イオン置換による合成に関する研究

:2〕

13:

[4:

;5〕

単結晶合成に関する研究

相転移に関する研究

高温融体の構造に関する研究

半導体的性質に関する研究

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第11研究グループ  {ゲルマン麺菱塩1M O・Ge()2)        13j 粋;直1物例…及び’角劃1媒に関する研究

 ;至〕 含成及び桐.1平衡に1璃する歪汗究              141 オ勿例…に1繋1する鰍究

 12〕 隷/成・音緯造に縄一号’るf≡肝究                15) 締含一妻竃一rの’l1蟹…r・二1犬工態に牒コする研3莞

 ;3〕 柵転’移1二闘…音’’る研究                       第15研究グループ   (硫駿・燐酸カルシウム:Ca一

 ;4〕 物例三に閑する葎珊究                                  S〇一1-p04一闘20)

第12研究グループ  (淡化ジルコニウム:ZrC)          l11 含成に閥一ヨ’る研究

 ;至〕 含成に閑する拒牙’究                    ;21 化=≡崇自勺化1…猟に閥する鮒ぢ竜

 12〕.瞭寿≡脇育舳二閑一ナる乖汗究           13j榊11構造に閥する莉珊究

 ;3j l1葦】体内一遜一ア・二1犬怠婁と宥勿1{童…に閥する研究           141 ヰ勿例…に1装】する項汗誓毫

 ;4〕篭子放射と表醐犬態に1装1する蘭珊究          超高圧カステーシ雪ン

第13研究グループ  {アルミン駿バリ1)ム BoAl1201g)   i1〕脇111≡力裟綴の大容.ll±化に閥する研究

 ;至〕 単糸吉1;高育成に1瑠する石婿究                12〕 ’艶≡箔J三;’三力多書坐披i術に1斐ヨするのf事竜

 ;2;棚箏衡と締1縞化掌に閥する拒婿究            13〕趨11妻1I…三ソコ0)1言十渕及び趨≡簑1庄カド0)蓄十測システ■ムに

 i3〕糸舖城・長機機〕装1する砺究              1葵け引1珊究

 14jキャラクタリゼーション及び刎i]二に1斐1する研究    無機紘質特別研究

 15〕物杉1…に関’’事’る鮒究                  1玉〕蝿一・戸セラミックス材科に関する研究

繁14研究グループ  {駿化レニウムl Re03)          121 繭1j’熱構造材オ三≡1一σ)焼緒加コニ法に関する研究

 ω単繍1鮮械に閥する研究 12〕 レニ’ウム寒茎王肇…’移ラ亡葺葦を含む’淘〒しい化含牙勿に閑’’…」’る   予 算    12£慧9,玉81フ∫1]=3

  邊汗究                 定員  17C名(舳婿究1繊11ユ名)無機材質研究所機構                 榊1鮒川発杓1〕

                      1嚢董鱗㌶ニニ蟻寡嘉㌶警1!黎総瞭・〕

磁化ユズ {SnO窒〕

ニオヅタンタル駿カI」Iフム1K’1、い・一“b^03〕竃彗イヒ’まう;紫 {B討〕

艘化チタンlTi02〕ダイー㍗モンド(C〕

機合ピスマス謂童化牙坊 {喀12(’.〕3 ・Hm(〕帥j

ケ’ルマン簸瀬{MO・(;芭02)巌{ヒジルコニゥム {ZI・C〕

アルミン鮫パリウムlB甜Al1201引駝≡化レニウム{H巴03〕硫綾・燐艘カ」しシウム {C甜一S04一!・〕O卓・一H20〕

立方品窒化ぽう素(cBN)の研究

第6研究グループ 1953年スペインのマドリードで国際光掌会洲矧機され,

日本からは第二二次大戦後初めて故久・附1] 広教授が螂.蹄

された。会議後欧州言蓄崖1を腱訪されての帰棚報待の[ト1で,

レンズの競欄二〔程にダイヤモンドツールをf姓月して能率

を皿.1二げていることを強識された。発展途.1二にあったカメ

ラ裟界は逸。婦主く襟人に踏切り,これが筆’禽がダイヤモン

ドツールに1装1心を拷つ養っかけとなった。

 この瞬、成ではダイヤモンドは天然0)もののみであった

が,ダイヤモンドの需・婆の増・大に呼応するかのように,

1955隼米湧でダイヤーモンドの人造が遼肢され,ダイヤモ

ンドツールの普及に摘率をかけることとなった。

 ダイヤモンドの人造に勢を得た米屡1GEでは,cBNの人

造に芋兆み,1957年兇寮これに成功した。cBNを月司いたツ

一ルは特殊鋼や焼入鋼の罰珊商1」に妨して,ダイヤモンドツ

ールに鑑’る性能を将することが閉らかにされ,広く佼わ

れるようになったo

 cBNの生滋はアメリカ,繍アフリカ,ソビエト連邦籍

少数の剛こ限られているが,鍛近我国でもfl1三友遜工から

製I至…1が発売を兇るに到っているo製法0)1詳細は各魑とも

秘密を守って1リ1らかにしていない。このようにcBNは燃

に工薬焚巌の段階に入っており,今後I暴]質の向、.1’二・

コストの低■’’ド・応用範腰1の拡大籍を巡って,激烈な競争

が歴i網されるものとj響、われる。

  …・・方cBNに閥する研究は■雌界[ll1多くのところで行われ

ており,筏厩1でも徴ケ所で実施され多くの成梁が発表さ

れている。しかし禽f三喬己のようにcBN研究0)腿史はわ一ダか

12〕

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20隼稽…度に過き“ず,今後の発展のために解決を必嬰とす

る基礎自勺な祠.縄が激多く残されている。cBNの坐産は姦11

度の披術を必饗とし,その附加1償液が衛い。その製1箒]は

各綴の生濃効薬を1妄1めるのに創司’ヨであるなどの兇地から

我魑に適したものである0)で,この研究に一一麟力を入れ

る1必嬰があるものと一留、われる。

 箆6莉冊究グループはBNを対象とした書蕎々の研究を行

っている。この剛こは勿論cBNの合成の研究も含まれて

いるが,禽f;記のごとく今後の発展のためにはより広い藻

盤に立った研究が必嬰な訳である。この範1墾1に入ると一饗三

われる.二二三の罰珊究にっいてここに綴介する。

 CBNの含1荻触媒には種々のものが推案されているが,

その約…月茗機構については不1胴な、1点が多く,この解1明は璽

婁である。この匡1約のため代表自勺な触媒の一っであるMg

を取り.」二げ,蕊槻潮三王1■ドで熱テ只塞分析を行ったo1望11に

2.5万気圧での椥菊係を添す。この灘からMgとBNとの反

応でMg3B2N4が新た1二坐成し,Mg3B2N卑TBNの共!1裂温

度がCBNの伽荻繊域の椴度下i蜘政を支頭己しているとの角奉

釈を’’’…ドすことができた。

 11BNは熟金畳と閥じように」起い蝋糸茜I黒1をf辞ることカギ1丞1聖睦

である。縞■妻1,成長の弼陛に松いてフラックス法でO.2~

0.3mmの凍繍1界{が得られた亡来だ・一・卜分良好な単繍繊とは

いえないが,禰々の実験の責式料として活芦目されている。

その…一一っとしてラマンスペクトルの研究がある。レーザ

ーラマン分光畿を月司いてllBNのラマンスペクトルを言員淀

した縞梁,従来襯測されていなかった低燭波モードのラ

マン線を1州瞭に鰍則できた。このモードは幾なる馴こ鰯

する膜二子・闘の棚坂振動に対応するので圧力の祭多聯を受け

やすい。』BNは常濫で13フテ気圧でwBNに転’移することが

知られている。紹劇ヨ三カステーションの協ツコを得てダイ

ヤモンドアンビルを使って11ブゴ気圧までの圧力のラマン

線に及ぼす影襟を蕎周べた緒梁が1ヌ12である。更に圧力を

..」二げるための準徽を行っているが,このデータが低圧棚

800ゴ13

M9・;L1q.

Mg

董.。ilI.

148け8 1州11.一ill.

      /306±8

  1;・I,iq-

737主ユ

M寓・’I

一十Liq・

  I l・1洲

ρ

超,喪

^T0刈%w B

                   1葎11三≡干、麦二云、、〆

  2   一~1∫省、,

       \N

図1-2・5万気圧下のMg-8-Nの相関係

13〕

から献正棚への転移の機構を誇える際に街プ〕な手掛りを

与えるであろうことは’卜分其月待できる。

 hBNのl1l]には複雑なスペクトルを示す蛍光を発するも

のであることは削二本ニニュースで報告したが,其の後こ

れらの蛍光スペクトルの発光中心に対する同定がかなり

遊膿した。したがって蛍光スペクトルの庄力による変化

を繊測することにより,棚転移の機構や不純物の梱転移

に及ぼす影機響に関する徴重な惰搬を得ることができる

と典月待して準備を遜めている。

 これらの光掌自勺季段は炭繁の場含素撃鉛が光に不透明な

ため適戸1ヨが困燃である。}3Nではこの障害はなく,8Nで

1堺られた縞梁はダイヤモンド含成の場含にも有力な参考

となるであろう。

 その他含成きれたC酬の表衝を各種の手段で襯察して

いるが,この緒梁は上記の講例に上ヒベて含成条件に対し

てより直接的な惰搬を推’傑し,含成条件の改韓に役立っ

ている。

 以.;二CBNの含成に1裟腱するような研究を紹介したが,

広い基盤に丸って種々の角陵から跳めるという.方針で13

破努力をしているσ)で’各{立0)綱1裂裂角翠御圭愛Eカをお願いする

次窮である。

  臓  註〕

 BNは災然には存孜せず,鍛初に黙鉛に似た構遭を有す

る六方[茅11のBNが含1j文され,次にダイヤモンドに似た構遭

の立力■縞の13Nが高圧皿’」ドで含成された。爾者を区腕するた

め前者をhBN,後者をcBNと蓑己した。その後衛圧’’ドでウ

ルツ鉱型のBNができることが1事…らかになり,これをwBN

と喬己す。ウルツ鉱が六方!葦1,であるため紛らわしいと考え

て,hBN,cBN,wBNをそれぞれgBN,zBN,wBNと言已

す人もいるが, ここで“は従来の言己法を1≡縢いることにする。

2,O

1.8

1.6

1.4

1.2

1,O

○蟻棚亙閉ねじれ形圭挨鋤

 11気1」三で52.5㎝’1〕

画繍内変形糠鰯

 い㌻U・旺で1;66㎝リ

0     20    40    60    80    100

      圧力(Kb齪・)

図2.肥N緒晶のラマン箔性モード(2種類)の振動数

   に対する圧カ効桑。 (圧カはほぼ静水圧に近い。)

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酸化スズの研究

 酸化第2スズ (Sn02) は慶好な電導例…をポすことが

1951年に発兇されて以来,その熱的安定性,化学自勺安定

性を活かして透囎電極として広く利用されるようになり,

ガラス表繭..ヒにSn02を被稜したものはNESAガラスと

いう商晶名でよく知られている。我国ではSn02薄膜は透

明篭極として活胴される以漱に,巌繋系や捲線系と同様

な抵抗棄子材料として実用化が兜立止ったために,透閉電

極としての閑途の開発が遅れたが,こ二こ数年,液晶表示

装置の開発に伴って透明電極として,あるいは帯篭1笏止

用透1’凋皮膜として電子工薬界で広く利用されている。

 また,メタン,エタン,プロパン,水素,アンモニヤ,

一駿化炭繋等のガスがSn02表’繭に吸着されると,Sn02

の電気伝導度が著しく増加する現象を不1岬して,これら

のガスの検出索一了・として実用化されている。 Sn02に

Sbをドーブすると,その上ヒ紙抗は低くなり,三nを添棚す

れば圭ヒ抵抗は逆に蕊くなるが,これらの原子と緩換して

いるのか,あるいは格子閥に介着三しているのが判ってお

らず,爾詣’の場含も可能であることが考えられる。しか

しながら,透明電極やガス検脇素子の不安定倣や経年変

化を改醤する研究はあまり行われていない。

 一般に,水溶享夜を電気分解するとき陽極に用いる*導

体の禁制帯舳二綱応する光を照射すると,一光を興賀射しな

い場含に必要とされる平篠縄位よりも低い電位で電気分

解がはじまる。この現象は光増減電気分解と呼ばれ,光

エネルギーを化学エネルギーに変換する現象として,近

年,瀞園きれている。この半鱒体電極としては,f堂潮す

る電解液に対して化掌的に安定であること,特に太陽光

エネルギー変換に箸魔した場合には,禁藷1牒1仙ま太陽光

エネルギー分布内にあることが必嬰であり,Ge,S1,

GaAs,GaP,CdS,Z日Se,Zo02,Ti02,Sn02響を

用いた例があるが,Ti02及ぴSη02を除く半導体は化掌

約に不安定である。最近,CdSnO卑を光増感電解電極と

して使用した例があるが,酸化物以外にスズ酸塩のf焚用

も興味あるものである。

 酸化第1スズ(SnO)は赤色Pb0型馴犬構造の安定な

脊繋色酸化物と,類似構造の赤色酸化物とがあり,後者

は室温下でのカロ圧,カロ熱,強アルカリによる処理等によ

り,箭者の黒竃色SnOに変るため準安定棚であると思わ

れる。このSoOと,蹴述のSn02との閲に,Sη506,Sn304,

Sn203等の中閲駿化物が存在する報告が若平ある。

 王960年頃までに,Sn02にっいて明らかにされたこと

は①S・02の導電性は化掌鐙論比からのずれにj駆1する

駿素欠陥あるいは格子間スズが浅いドナー準位を彩成す

る結果であること,②基礎吸収端は紫外舳二あること,

          第4研究グループ

③ずれの多い淋1・では多二轟圭州抽縄子による強い赤外吸

収をボすが,その吸収の葡碧は了η一概頒域までは延びていな

いことなどであり,これらのことからSH02の透■蓼1電導一性

も一一一・応,定一凶…自勺に説明できた。 しかし対象とする試料か

不純物の多い多紙茅11体薄膜であったために不1胴な一[紅が多

かった。…・方,Sn02の天然鉱物であるスズ沿CASSIT

ERnEの錬繊1…1についての物惟の概究が行われたが多搬

の禽有不純物のために充分な惰搬は得られなかった。

 その後,SnC14蒸気をH20又は02とH2との澆含気体と

反応させる方法や,SnOを酸化きせる気棚法簿によって,

Sn02の箪結≡黒1が育成されるようになった締築,次のこと

が明らかにされてきた。すなわち,Sn02の竃気禽勺特側1は,

その製造法及び470.K以..ヒでの熱処理1緒の雰囎気によっ

て災なるが,蜜澱での羨i麹電子濃度は1O!7~10岬cmヨ,ホ

ール移動度は200om空ノV・seo,此抵流は10…’」2~10oΩomぐら

いであり,趨導渡とホール係数の温度依存惟から30eVと

玉50eVとの二つのドナー準位がある。しかしながら蔦純

痩Sn02緒[飛を奥空畔1で熱処理すると灘竃性は増加し,駿

索11自で熱処王璽すると導電惟は減少することから,Sn02の

導電惟は化学1餐と論比のずれに趨關するものと脅えられる

が,これが酸素空孔によるものか,格子閥スズによるも

のか判らない。更にSn02の表懸層の竃気伝導度はバルク

の篭気伝導度よりも低く,奥空中で熱処理したSn02の表

爾燭の電気伝導度は三〇…5(Ωcm)’…’’り以」二であるのに対し,

バルクの伝鱒度は2(Ω㎝)一程度であり,これは化学餓

論此0)ずれで“は説1測困灘であり,未だに解剛ヨきれていない。

 一プテ,Sn02の電気伝導度の酸棄分圧依存性に縄しては

薄膜や結!茅1]についての報害はすくなく,商純度Sn02焼緒

体では300~630℃の澱度範囲内でPo2竈O-3m洲g以下では

meta1-1ヨke conductivityを示すが,{〕、3珊mHg〉Po2>

                  .し150atmでは籍混電気伝導度はPo’;’苛に比例するといわれ

る。これはP02が増加するにつれ酸素空孔もしくは格子閥

スズの濃痩が減少するためと考えられる。また,So02は

酸一索将1玉50気圧でも定上ヒ組成に逮せず,n型で存在し,噌一

子伝導が支酉己向勺であるといえる。

 以、ヒに摘摘した閥魑一点の解明を圭眼に,組成がSn02近

辺の単結凝1を,気欄法,溶融塩等によって,剤渡し,・

Sn-O系特にSη02頒域の梱平衡関係を…凋らかにし,こ

れらの結釧こついての構造解析から,化挙圭1.圭論比のずれ

の原闘を遺求するとともに,各種ドーパントがSn02の

電気伝灘度に及ぽす影饗を解明し,Sn02の表面分析から

表繭と内部との電気伝導度の差について考察し,S日02表

面への気体分二rの吸制こっいての知兇を得たいo

;4〕

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ニオブタンタル酸カリウムの研究

第5研究グループ KTN,ニオブタンタル酸カリウムは,将通オプトエレ

クトロニクス材料として矢1’1られているが,ここでは半導

青楽約電気伝導特惟を袴・)たときのヰ目転移に伴う伝導機構

の変化,という規象を布珊究の■■’三1発一1烹として,榊事去移をひ

ろい立.場から識ぺようとするものである。

 チタン駿バリ1’ラムの半導体セラミックスに,混度に対

して征の紙抗変化が誘篭転移一1点にあらわれることは矢1コら

れてお’り,われわれもそのキャリアが酸素欠陥に鮨来す

るものであることを示した。ニオブタンタル酸カりウム

KTal....、Nb,03は蕊澱から低混にいたる広い簿1妻冒の言秀電紘

移一1烹をもち,1薔1様に正に変化する抵枕特惚をもつ。しか

しそれにもまして,半馴本向勺篭気伝導機櫛を調べる」’二で

この1渕溶体が有利な一[;1可は,誘蝿特惟の変化と半潮寮的伝

薙の変化とを,1董燃成分をバラメーターとして対応させ

ることができるというところにある。

 ニオブタンタル酸カりウムの一方のエンドメンバーで

あるタンタル酸カりウムKT齪03は大きい易動度をもつ締

退箏導体であり,常誘遜体である。他方のエンドメンバ

ー,ニオブ酸カリウムKNb03は小さい易鋤度をもつづ1三繍

退半導首傘であり,独誘縄体である。王くTNは1輩1溶体として,

この特’凹1を代表向勺によくあらわしているが,他の峠導体

約ぺロブスカイトもすぺて,KTa03型かKNb03塑かに分

かれる。このタイプの違いは何に出来するのであろうか。

 このAB03型駿化物の仏導に関する基礎向勺な1朗1魑を研

究するために,よくキャラクタライズされた.言式料を{乍る

ことから総めなければならない。雰胆目気コントロール,

椴度縮1雌1I籍により,’大型良質0)単繍1茅11を咋成すること,

KTNの全微域にっいて蝋繍1洲乍成を.1式みること,更には

KTa03-N.T.03雛の1謹1漆体単結著11を合成すること,そ

して作成された;1式料については’酸素の欠陥などをよくキ

ャラクタライズすること,などがそれである。

 っぎにこのようにして作成した試料の,棚転移による

半導特惟を調ぺることになるが,その際,常圧での測定

とならんでF糾1匡が…・一つの有力な手段になる。強誘電体を

加圧すると,剤三£’’」」ドでは独誘電特」凹…が失われるが,それ

に伴って半導特惟の非締遇,締退を対応させることがで

きる。ぺロブスカイト型化含物の場合,檎1圧は.上記の効

梁のぽか,1次帳移を2次転’移にさせるなど多彩な働き

をもつ。そこでKTNの圧力効果はむしろ剖王榊婁云移の一・一一

環としてとらえることにした。

 jヨ三力棚概移はエン1・ロビーによる椴痩棚転移より,現

象としては単純である。 しかし,榊妖移現象 (特に1次

転’移)の鮒究それ隻1身,余り遼んでいないように一慾われ

る。例えば榊法移は,蒋遜,ノ混度・圧力の鰐数として2

棚の妾1由〕ニネルギーが等しくなったときに起るとだけ説

閉される。そしてある種の討算は萎女f直向勺にかなり兇薙な

説≡旧を与える。しかしそれならば,遜猟の圧力棉転移に

兇られる」濃騰現象はどう説,咽されるのだろうか。二棚の

≡婁幽エネルギーが簿しくなったことを,構成原子はどの

ようにとらえ,移動するためのどのようなプ〕として感ず

るのであろうか。

 榊章云移にはもちろん,いろいろな形態があって,ある

種σ)結I饗1構造閥では,榊畢云移に伴う原子の動きを推測す

ることが可能であり,あるものでは磯二観向勺には可能でな

い。しかし直繊向勺に1’高低圧二二榊1罰の煩子位綴を対応きせ

縛るものについても,箏実としてはそのように起ってい

ない,と一1恐われるものがある。この場含,箪緒Il:1ヨを用い,

二二椥1男のプヲ位関係を棄周べても衡観的な変化とは対応しな

い。あるいは,対応する総梁が起こりやすいような方向

に,・一一華曲圧を加えてみても,他のツゴ1自]に与えるよりもか

えって転’移が起りにくいという箏実がある。この閲魑は

非鰭に大きいので,τ可能な1畷りの物理測定,伽旺の工夫,

書式料の多様化などにより,総含的に遊めてゆく予定であ

る。

 KTNは雛焼締例…であるので,剤王焼緒とともに,ガラ

ズ添加,あるいはガラスからの析1I二巳によって焼緒体を得

ることが考えられる。これはガラスマトりツクスl1拝での

繍,黎、の1…二;1魑としてとらえてゆきたい。すなわち,ガラス

  締■縞の複含材料の系で,析1一±1結一茅高の特性づけをいか

に系統的に行うか, という閉趣であるo

 複含材料の焼緒f本は,われわれの場含でも工薬材料へ

の珂能惟に一一添近い位綴にあるが,これまで材料材質研

究として,あまり系統自勺になきれなかったoここで“は特

にそ0)久1陥ヰ簿遭に瀞匡1して,構迭…央定・物例…測定を行い

たい。ガラスと緒■1島の反応によって,焼結しやすい欠脇

ペロブスカイトの生成を雌に確認しているが,この現象

が普遜向勺に存夜するか,池の系に纐次弼麦究を遊めてゆく

ことが予定きれているo

 欠陥嫡遭に祷1ヨする,という立端は欠陥のコントロー

ルであり,逆に瑚榊勺な濃度変鋤のないもの,欠陥の少

いものの研究にもつながる。欠陥を敏感にあらわす物惟

として,ある種の磁例1イオンをもつペロブスカイト構造

があ1ヂられるが,欠脇構造で得られた矢1]兇をもとに, こ

の磁気向勺伺…質の確実なデータを縛て,磁帷材料への不1岬

も其月祷されているo

15〕

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炭化ジルコニウムの研究

第12研究グループ

 炭化ジルコニウムとその関連σ)美婆干多.金糧炭イヒ考勿は.全て

0)物質の畔]で最も融一1、,.可の11書1い物慨襟である (融、1汽3,C00

~4,O00℃〕。融.1ねの1義三い物窒迂はそ0)硬度も大きく,

向勺に安定であり、したがって低い澱度頒域にお’いてもf薫

擁董jド!…のある材辛斗といえる。蓼註実には,原’」r’力多き」葦竃,一声’籔

.二〔学,冶.金及び化挙工薬において侠月ヨ瀞蔓の」卜終によつ

術蕾告な条件にヨ肘えf籍る材弓斗カデ饗求きれているたぜ)に,1誉;

温物質の豚究は材料牒1発の重.婆な方1筒の一つと考えられ

ている。

 炭化ジルコニー」ウムの絞きの」劇末1を,埆らかにする」ヨ自勺で

電一一チ・構遙の理1論約な有暦究が行われてきた。現在の縞.…念は,

化合物を作るとき,㈹幡ニチ・は.金属から炭索に移動し,そ

の結果,イオン條の締合が若二’1二兇られるようになる。し

かし,凝壌力の三i三な郷分は遷移.念属のd軌遠と炭棄σ)2P

軌遣の重なりによる金属一淡素闘の強い共夜緒含であり,

金属一金属闘の納合の寄与は小さいとされている。しか

しながら,共衡,イオン件及び金属縞合を合わせて持ち,

価篭子の分布が複雑となるために,;鮒1…質の脚ヲ…1の鰍1月

が不’’’卜分である。他の特狡は無機化合物の印で最も巾広

い不定上ヒの組成傾域が存在するにかかわらず1言1じ結1緋鰭

造をとることである。更に,不定圭ヒ組成の穰度と密接に

関連して,繍[苧1]1キ1に酸素と窒素とを多鐙に漆解させる。

このような事情は,一1雀質に関する]]三.確な知識を得ること

を妨げている。融一[キ可が高いために含肢澱度は1糞1くなり,

純度の良い継成此のコントロールされた化含物を作るこ

とを難しくしている。

 研究の’匡1標として,刃三確なデータを得るためにコント

ロールされた化学組成の化合物を竹≡ることが先ず重一婆で

ある。遷移金属に比較すると,遷移金属炭化物は表面に

おいて酸素との緒合が弱く,酸化されにくい。水索雰屋詞

気中で容易に酸素は除公され漕浄な表繭が得られる。こ

のために,金属としての例1質を特った,強1遡な酸化膜の

ない,かつ焼緒惟の少ない安定した微粒一トをf乍ることが

できよう。更に,無機化合物の1†1で鍛も融一1灯の高い化含

物群の単結晶をガス圧下のフローテングゾーン法によっ

て育成する条件を確立する。予備約実験によれば,高純

度のコントロールされた組成此あるいは定比の単締晶を

育成することは極めて幽難であり,馴寮の不定比組成の

蒸発によってゾーン精製を繰り返す過程で,化学組成が

変化することも,十分に予愁される。lH多甜勿慨の混合比

及び幽暮凍空弓コにおける.線結着;]の熱処理によって定比化

含物に近付づける。得られた単絡芋高について特に炭索,

酸素及び窒索のイヒ学分析を行う。

 物笠」i設■汁の立場から,電子構造と炭素欠損の鰍究を基

礎のi蕎腿として取り..Lげる。遷移金属炭化物は緒■;’高構造

が棚単であり, しかも碩い物質であるという災妹から電

二rづ1犬童婁に僕コづ■る王聾毒命貞勺而珊弓竜カ“なされた。 しかし,=夷葛棄喧勺

狼拠は少ない。一物質の促1…質を{央める婆iプ蔓が電…r状態であ

るので,超低澱」ドでドハース・ファンアルフエン効榮,

電流磁気効梁(磁気紙わt効果,ホール効梁等)州員淀を

コントロールされた単寿鮎畠について行い,共有件金燦、と

しての特質を明らかにする。更に,篭子構造に及ぼす炭

索欠陥,不純物酸索及び窒薬の影饗を研究し,材料とし

ての/’誓1擾…の改稗の指針を得るように努める。

 エレクトロニクス.丁薬において,安定した,エネルギ

ーのそろった1禽≡輝度篭子ビームが必嬰とされている。こ

の実現は陰棚材料の閥魑であり,f二1=事関数が低いのと1責1

時に縞融一点高硬物質であることが1必須の一条件になる。11妻三

蕎荒零勿質のf二1二葛事関数は棚鮒ヒ守勿<炭イヒ牛勿<金属コと’大きくなる。

この化合物で炭化物が鍛も檎≡い融一点を示し,ZrCはイオ

ン衡撃に黄寸して強いという特欧をもっており,陰棚材料

として検討に液する物質である。この理由から,単結総

の電子放射の実験を進め,電子ビーム特性のニウ1場からも

単結■…1ヨの喬乎棚を行う。熱電千放射の輝度は1ヨ擬界があり,

’災に請;輝度ビームをf讐るために電界放射の検養寸も進める。

驚「r・ビームの安産性は直接魯勺には二〔ミッター表櫛の第一・…

欄の化掌舳波と二二次元構造の安定佼に崖有される。安定

した瞥・ア・ビームを得るための最適条件を確立するために,

劇妻目気温度及び竃界強慶の変化による1馴本表i’爵の動自勺

毒乎何面をオージコ=.,電’子分■光等によってf’テう。妊礎の1…』ヨ魑

として,酬本から輿空寺1への篭子放出の弄塁度を決める講

裟唯1を1咽らかにするために増、寿鈷葦,の・表面状態をさまぎま

なプ了法を弄1弓いて総含向勺に棚らかにして行く。触媒との

僕】5璽{二おいて, 気一{本う}一二戸,」漿ニヂ・及o虻イオン0)口吸寿奇j1犬怠婁も

研究する。

 ZrCの研究グループは,微粒・了・の含成,単緒■誌育成,

酬本1大1音11の電子構造と欠陥及び表耐犬態の研究を梱互に

関連を・持たせつつ進め,実際筒1題からの八度を梗度と電

・子・放射におく。

16〕

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アルミン酸バリウムの研究

第13研究グループ 駿化バリウムと酸化アルミニウムとの闘にBaAl1ρig

なる化学武に対応する六方一界,化合物が存在する。1,915℃

に融点を待つBaAl1ρlgは無機材質としては上撒的未周

知の物質である。しかしながら,BaAllρ由ま磁鉛鉱(マ

グネトブランバイト:PbFe!ρ四)型構造及びそれに獺

似した結繊構造を持つ,六方I纂,フェライ1・やβ一アルミ

ナなどを含む化含物灘の代表例の一・つであり,さまぎま

の可能個…を秘めた興昧ある材質である。

BaAliρ四の最近における興昧の中心は,一っは六方I籍フ

ェライトの利用に闘するもので,もう一つは水銀ランプ

の紫外光を可視光にする蛍光体である。飾者は六方駁フ

コニライト単結1祭1潮1薬作製のための単翁舗司基盤としての

BaAl1201gであり, また六方1妻高フェライ 1・と蘭溶体を彩

成して磁気的定数を変化きせるための末端成分である。

  このような背嫌を持つB齪Al…201gを緒編化学的に批え,

単系吉編誇成を行ってその特篠を概究することが新グルー

プの諜魑となる。

  BaAl iρ1維スビネル型構造を持つ燃(S綴と呼ぶ)と

主としてBaとOよりなり附鵬約にAlを含む繍(則欝と呼

ぶ)が交互に璽なり含った繍I黒1構造を持つ。S層にはス

ピネル形成陽イオンが臼在に擬換し,またR綴にはアル

カリ金属,アルカリ土類,希土禰などの陽イオンが綴換

する。このような構造を捲つ化含物は,緒総化学向勺にも

材料工掌的にも多くの興1味をはらんでいる。したがって

基本的な研究プフ向は,各種のラ奮索を綴換したときにB丑Al12

0igの例1筑が変化する様子を調ぺ,これを系統自勺には掘1する

 ことにある。そのためには香目平衡概究が三1・三発一1組となる。

  棚平衡研究においては路一・にIl,H現する結11モ1棚とその緒

馴溝造が興昧の対象となる。..1’二述のR馴まB繧を11籔換する

 イオンの三俸径と術数とにより楴造を変え,その構造変化

 の種繊は現杓1三三種に」火渇■」されている。また綴換イオンに

 よりR燃とS欄との脚鮒簿造も1数種あり,この他1二丁欄

と呼ばれる鰯があって,これらの級含せによりさまざま

の緒淋目が現れる。これらを統一的に理解するための実

験と憾報の整理が望まれる。繁二にこれらの緒釧:圓が持

っ有用な惟質の嘉糊1陸知るために単緒縞が必嬰となるが,

 その禽官段階として1董1液平衡関係の知兇を得ることが談纏

 となる。

  新グループはイットリウムガーネット.瞭結■察コ育成研究

の流れ.を受・けているため,単結1…≡妄育椥こ大きな比璽をか

 けることがw能である。特に1翻溶体単系舗1ヨの育成には浮

遊帯溶融法を応胴した独特の絞術の集械を飾っ。これを

BaA11ρ1汲び各種元繋で綴換したB刮Al1ρ1ρ螂舖浦

成に応月目し,岡時に育成披術の改良発展と緒蕾絨・長の機

構の究閉に努め,特惟を研究するに耐える単緒巨霊]蕎式料を

製作することが新グループの璽一南、とする仕薙の一っであ

る。イットリウムガーネットの研究では籍方的な,しか

もへき1淵性のない結1羅を扱ってきた。新グルーブでは異

プテ側…が大きく,へき1;舳…のある単寿繍jの粛1成に銚戦する

ことになる。得られた錐緒I菱11は充分なキャラクタリゼー

ションを行ってその結I…l1條,紬茂,均」腋,欠陥簿を調

べ,より良い緒■黒1の育成のための備報を得て,これをフ

ィードバックする。これを繰り返して衡晶質娘結I界ヨの粛

成を可能にするのであるが,そのためにエッチング,光

掌鐵1微法,EPMA,X艦咽折,篭子麟微法などの矛法を

活胴する。これらの手法はそれぞれ己父良の余地を有し,

その改良も研究の不可欠な饗索である。

 このようにして蔦晶質化した単緒[翼1は磁例…材斗彗1一,縄予

光掌材料及びイオン伝導材料としての各視一叙から特牲を

和珊究することになる。磁性材料としては将来のミリ波帯

マイクロ波月ヨとしての六方1;竜フェライトの製造カ法の鍵

f共という匿1標がある。跳Allρlgを基盤にする端合とこれ

を混入して固溶体化させる蝪含とが考えられるが重一1章は

後者に綴く。圃溶体化させる場含はへき1;舳1の制御と穣

鰯欠陥の除去が1蕎1魑となる。へき胃舳1は応刷:際して球

又は棒状に加工する1榊牽審となる竈樹轡欠陥は磁気的な

特性を損う。組成の1竃純度化と,繍1熟宥赦披術の改醤及

び絡苧舳1工披術の粥発改良によりこれらの1闘魑に迫るこ

とが具体的な1三1標となる。滋ニヂ・光掌材料としてはこれま

で多絡黒1質の蛍光体としての鰍究が三i三であったが,新グ

ルーブでは,磁性体特惟弄11j≡月の延・長にある磁気光学材料

としての概,叙で特惟を追求することが研究の流れとして

先行するであろう。光学材料としての概、[煮からは蝋辛舖高

中の光敬乱中心の話劃御が1三1標の一・つとなる。長其月的には

各種励起元素を含むBaAl…ρI孫化合物単緒■姜…コの■光学特

性の研究,特にX線励越に関する鰍究に璽、点を’移すこと

になろう。イオン伝導材料としてはアルカリ金属元素が

Baを綴換した形のもの,f列えばβ一アルミナなどが研究

されている。これはR’欝とS層募との構迭良勺な惟質の蓬に

起腰…1しており,各纐の允繋景緊換を行った場含のイオンの

易鋤度カギ輿壬1味の共す、象となるo域証花は㌔1竃亨也に丘二竃いる{匿角翠質

として湧三1ヨされているが,新グルーブではイオンボンブ

としてこの材料を泳農することになろう

 .、」二述の材料としての研究の椥底となる指針は填繍]饗1材

料の胃詞発である。 そしてそ0)ための撚磯及び周辺矢口識の

簾機が萩グルーブの1三1標である。

17i

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外部発表※ 投   稿

題             区1

錨体の教粛にっいて一轡、うこと

X-Ra}Diffmction Prof1一僅昌and E畑olu亡ion証{i呂tor}ofPig哩oniteOrient旺tion Re1品tion畠hip昌of Augite Ex昌o]ut1on La㎜促Ha喧inP…呂eon{te Ho冨t冒

1…:ffect of OWgen on Sintering o壬AINStudy on the Microind喧nt囲tio11ト1齪rdn喧昌彗of Chalcogenide

Sub昌oIidu富Pha昌e Equilibri且1n tlle Sy…1tem Bi203-T102-Nb205Synthe畠1里of M與ckin品wite l〕y V刮ouum D旺posit1on M哩thod

Prepar齪tion of Eu136S1ng1巴CI・yst且1

Chem1cal Tran昌po11t Rate of Tit齪n1u㎜Di呂ulf1d値

The S}・nthe畠i晶of Gl・e1git邊from旺Po-y冨uヨf1de Solut三〇n旺tabout  100目C

M與gnetostrio■on of SmFe03沮nd YF僅1_虻Co〉2Ti〉203in th僅Sp三n Reori僅ntation R僅屋in

以9プ■タン薦菱カりウム0)一吸一く姻…と宍衷自勺圭養妊功

CoO-ZnO-A1203-Cr203-Sn03系スピネル1者]搭f本の封三波と亀走召イ云ミ撃セラミツク毒オ挙ヰ

AStud}・of2-3呂nd2-4Magne昌iwlnadateSpinelSolidSo,u亡ions

ダイヤモンド及びBN砥粒の..ま二災膚勺製遺法

鍛近の趨伝磯材料の面蒋究Flux Grouth o壬Ilm僅nit哩齪nd Pyrophanite und僅r ControりedOxyg僅n Fugacヨ}

Struotur僅Determiη固tion o{aMixed-Lay巴rBi昌mudlT三t丑n旺t肥Bi7Ti4Nb021,by Super-I一ヨ1gh-Resolut1on ElertronMic・oscoPyStructur巴皿nd-nt1がOxidat1on of th巴LaB6く001)Sur壬乱ce

Si3N4{60mol%)一Y203-A一皇03-Si02胆…1成分系の140ぴCにおける棚平衡1剰{系

Th巴rm日1Dヨf壬u豊i、・1ty and Seeb肥ck Coeffioi喧nt of Semioondu-

cting KTa03An l≡:vid岨nce of Sl〕in FloPPi;1g in V5S昌by N{齪gn巴tore畠ista-

no芭Experiment冨A Higトー丁邊mper曲tul・哩Study of the Therm田1Exp刮nsion齪ndthe Ani昌otropy of the Sodium Atom in Low Albit僅Th僅rmion1o,Vork Function of L齪136Sin菖1e Cry…;t…1,s皿ndT11eir Surf品ce呈

S}nthesis ofa New,Mix-L齪yered Bi昌muth T1tonat艘SrBi君丁ヨ7027Surface State畠of LaB6(OOユ)齪目ReveaIed b}Angu1齪r-Re畠olved U]t閉violeポphotoelectronSp巴ctro…≡coPy

Th配F繧brio田tion o壬t旨e Tra帖1uoent ZnO by Sint僅ring

Effect畠ofA1203/N固20Rat≡oon tトeR齪t個o王一〇n]≡:xch曲nge1n Pbo Co帆齪in1ng Opt1oal Gl{ls昌e畠

Sing1芭Crystal Growth of YIG by tトe F-o皿t三ng Z011e乱1Ietトod

Infr曲red Absorption of Gi舶sy S哩Con軸ining Sm晶H Amount…;of Ge,A畠且nd Te共尭寿藷σ)2藻再楚王整■諭

Die Kri昌taH畠truktur von L齪CrS3

I禽一亨絡にお・ける繍I号誌のヰ溝遜

Hel1c田一M與gn哩tic Struoture in CI・B2

ACompo昔itionalF】uctu曲tion齪ndProperti僅昌ofPb(Zr,^「i〕03

一誰≡善三∫・歪σ)利け穐

Thermal Desorpt三〇n Spectra of tト巴0xi〔lized Surf曲ce昌of

Di齪mOndPOWder畠

発  表  省

泉 蓑婁1土炎1・lli言尺 蟹ム皇萎・

S,SHafnω・[111言尺 …≡!、弐隻

S.SHa{η僅r黎嚢づ中  非1」利ヨ・暴圭1.1」ヨ   岳ま

{蓬谷jl1 謡蕃■1.1’ヨ童寒引…多葦一ヲモ

菊地  武

埋r荊姦 葦緒≡壬】・1・f・1…』{ 躯、郵;

坂11二1葦蕃鋤!ll・岬   .蜘勾 英災{i喜含 ・・と雄・モ川 義側

笠谷 光蓼}i発負茗 ■饗’由

寿1i臼・1〃、l1召

員i町喜ヨ{雌舳久好猟1昧   一子一 森=  勢奏j蔓

理rヰ†1協・一貞15

崖薬氷 崖去箆 泉 1i詰=f=4ξ

火力更  手菱I羽  訂斐辺   遺室

・大±家   言葛… 葛刻{・ヨ

    ・i維差惟

大,!1詰泓、歳・1…二1曲奇

11I桐’  r蓼

稽帳  脇狐派 劣爽厘嚢木  災丑箆・火土家  ラ茅貞15

境琶内  繁左権・磯;土也   控迂

{奏亜嬢   {憂・

予茅型予ユ1三孝111-1’ll1・1

主狡…丑】 書ζ典} 言河含  ・と左撞

;’養月隻  護〒.三二  J蔓そ芋」l1董三窄」

川鱗; 」1三香n 1阿…郁  j里三糸己

』ヨI鵡  H三吾… 哩rヰ†旧{…・・一庄撃

理f曲奇  言嵩’…i』 巧≡i亨尺  =ヲ茅タξ

,J.K.WinteザS.Gトo豊e1磧1村一1謡二丘二炎

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上旗」共コ 瑛≡功匙

司…季1j 糸1芭一一・・

1」三ヰ吉   †蓮

燃1

壬昌  司載  言志  勢姜

イヒ{葦孝支葦芋  25  3  (1977)

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J.Non-CI・y彗t.Solid. 27 王157  (王978)

Gyp畠um肛nd Lime No.王52 17(1978)

Act與Cr}’畠t.B33 3437(1977)

井オ司斗零斗=’芦14635(1977)

Solid」Stat僅Commun. 23 王1859  (1977)

Sol1d Sta士e Com㎜un. 24 11769  {1977)

一事」1’湖1jと講1」鰯ヨ 17 1 81 {1978〕

C曲rbon 15 299 (王9?7)

181

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MgOの焼結におよばす陽イオンの添カl1効果

Mg-Femite中の拡敵

MgOの酸素拡敵と1転位

NiO,A1添加NiOの易拡散粒界腐厚きの直1士妾測定

MgOの構造敏感な酸索拡散の原」木1と粒成長

希土類添加BaTi03の構造

「」ン酸三カルシウムの水溶液反応により生成したアバタイトの組成と粒子形態水酸アバタイトの焼結と熱的性質電・・f・回折によるセラミ・ソクスの研究

希土類六ホウ化物単結晶育成,結含,表面及び電十放射への応用水溶液からの多形の結一冒1化一C囲C03とTi02の場合

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窯薬基礎討論会

窯薬基礎討論会

窯業基礎討論会

窯薬基礎討論会

窯薬基礎討論会

窯業基礎討論会

窯薬堪礎討.論会

窯業基礎討論会Dr.G.Wagener記念公開学術確演会京都大7化掌研究所

筑波大学無機合成談話会

2月7目

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2月7日

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2月9日

2月9目

2月23日

★M E M O★

 熊谷大臣当研究所を視察

 3月2日,熊谷大臣は筑波研究学園都市視察の一環と

して,当研究所に来所され,山口所長の案内でADL型高

温高圧単結晶合成装置,酸化物単結晶弓1上装置及び高圧

力実験装置などを観察された。

器 ’ 一  ■

高圧カ実験室において総合研究官福長 脩の説明を受

けられる熊谷大臣

 運 営 会 言簑

 2月27日,第69回運営会議が「昭和53年度予算につい

て,昭和53年度業務計画にっいて」の議題で開催された。

 科学技術週聞

 手斗学技術週閥 (4月17日~23日) にイ半い当研究戸斤は,

4月18日洲,午前10時から午後4時まで所内を一般に公

開いたします。

 研 究 会

 ガラス状態伺r究会(第15回〕,1月24日, 「カルコゲ

ンガラスの構造について」の議題で開催され,討論が行

われた。

 高圧力研究会(第16回),2月20日,「二三の結晶構

造の高圧相転位について」の議題で開催され,討論が行

われた。

 来   訪

 1月23],ウイスコンシン大学 Dr.R.G.Bo㎝が

未訪して所内を兄学した。

 1月24日,□ソ科学技術協力委員会Mr.S.M.Tifomi.of

(科学技術国家委員会副議長)他4名が来訪して所内を

兄掌した。

 1月25日,耐火物製造技術集団研修者10名が来訪して

所内を見学した。

 3月6日,韓国科学財団学術事情視察団 崔1相塞博

士(韓国科学財団副理事長)他5名が来言方して所内を見

学した。

 住所表示変更について

 研究所の住所表示が変更になりましたのでお知らせし

ます。

新表示  茨城県新治郡桜村並木1丁目1番

旧表示  茨城県新治郡桜村大字倉掛学位 授 与

氏  名

君塚 昇

論    文    名

希土類酸化物一鉄一酸化鉄(皿)系の相平衡に関する研究

授与年月日

昭和52年!2月3!日

授与大学名  学  位  名

東京工業大学理学博士

発 行 日

編集・発行昭和53年4月1日 第50号科学技術庁 無機材質研究所NATIONAL INSTITUTE FOR RES EARCHES IN〒300-31茨城県新治郡桜村並木1丁目1番{暮  言舌    0298-51-3351

INORGANIC MATERIALS

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